行動目標
(SBOs)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
免疫系の成り立ちとその異常に基づく疾患について説明できる。
代表的なアレルギー・免疫に関する疾患を挙げることができる。
自己免疫疾患(全身性エリテマトーデス、関節リウマチなど)の病態生理と適切な 治療薬について説明できる。
アナフィラキシーショックの病態生理と適切な治療薬について説明できる。
後天性免疫不全症の病態生理と適切な治療薬について説明できる。
臓器移植に関連した病態生理と適切な治療薬について説明できる。
呼吸器系の成り立ちとその異常に基づく疾患について説明できる。
呼吸機能検査法とその意義について説明できる。
閉塞性気道疾患(気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫)の病態生理と適切な治療薬 について説明できる。
肺炎と肺結核の病態生理と適切な治療薬について説明できる。
眼に関する代表的な疾患を挙げることができる。
緑内障の病態生理と適切な治療薬について説明できる。
白内障の病態生理と適切な治療薬について説明できる。
耳鼻咽喉に関する代表的な疾患を挙げることができる。
メニエール病、アレルギー性鼻炎、花粉症、副鼻腔炎、中耳炎について概説できる。
薬疹の発症機序、病態、および治療法を述べることができる。
授業内容
1 2、3
1、2 2、3 平野
俊彦
〃
免疫系の成り立ち、アレルギーの種類、および代表的 な自己免疫疾患の病態生理と治療薬
全身性エリテマトーデス、関節リウマチの病態生理と 治療薬
回 数 担 当 内 容 対応(SBOs)
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ
授
業
計
画
教科書の内容を基本とし、板書によってその十分な補足説明を行っている。
C−14(1)、C−14(3)、C−14(4)
出席状況と定期試験により評価する。
病態生理と薬物治療(平野俊彦ら共著 TMS社)
臨床薬物治療学(アークメディア社)
わかりやすい疾患と処方薬の解説(アークメディア社)
平野俊彦 月〜金の在室中はいつでも可。
臨床薬理学教室(医療薬学研究棟2階2121−2号)
平野俊彦 臨床薬理学教室(医療薬学研究棟2階2121−2号)
図表を多く使った教科書を講義に用います。担当者は薬剤師であり医師ではありませ んが、臨床研修や臨床研究の経験を生かし、臨場感のある講義を意識しています。
分かりやすい解説の工夫を心がけます。しかしそれでも分からない所は、放置せず質 問にきてください。
授業で行っている工夫 モデル・コアカリ キュラムとの関連 成 績 評 価 方 法 教 科 書 参 考 書
オフィスアワー
所 属 教 室 特 記 事 項
教員からの一言
:
:
:
:
:
:
:
:
: 4 5 6、7
8 9 10、11
12 13
4、5 6 7、8
9 10 11−13
14、15 16 平野
俊彦
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
アナフィラキシーショック、後天性免疫不全症候群(AIDS)
の病態生理と適切な治療薬
臓器移植に関連した病態生理と適切な治療薬
呼吸器系の成り立ちと呼吸機能検査および閉塞性肺疾 患について
慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息の原因、症状、病態、
および治療薬
肺炎、肺結核の原因、症状、病態、および治療薬 緑内障と白内障の病態生理および治療薬
めまい、メニエール病、副鼻腔炎、中耳炎の病態生理 および治療薬
薬疹の発症機序、病態、および治療法
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ 授 業 計 画
― 179 ―
教 授 田野中浩一(A・B、C・D、E・F、G・H)
学習目標
(GIO)
薬の効き方Ⅲでは、生理活性物質概論、薬の効き方ⅠおよびⅡの内容に加えて、循環 器(利尿を含む)、血液系、呼吸器、悪性腫瘍に作用する薬物について薬理作用、作 用機序、医療用途(適用症状)についての基礎的な知識の習得を目標に学習する。細 胞内情報伝達系を含めた薬物の作用機序や適用を理解するだけでなく、薬物の主な(特 徴ある)副作用に関する基礎的な知識も習得する。薬剤師としての職能に直結する重 要な科目であり、機能形態学、生化学、微生物学など広範囲の知識およびそれらを応 用して考える能力が要求される。
行動目標
(SBOs)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26
血管の構造・生理機能および利尿を含めた血圧調節について説明できる。
代表的な高血圧治療薬を挙げ、薬理作用およびその作用機序、主な副作用について説明できる。
代表的な利尿薬を挙げ、薬理作用およびその作用機序、主な副作用について説明できる。
代表的な低血圧治療薬を挙げ、薬理作用およびその作用機序、主な副作用について説明できる。
心臓の構造・生理機能、細胞内情報伝達を含めた心臓の収縮・弛緩の機序および刺激伝導系を説明できる。
代表的な虚血性心疾患治療薬を挙げ、薬理作用およびその作用機序、主な副作用について説明できる。
強心薬を含めた代表的な心不全治療薬を挙げ、薬理作用およびその作用機序、主な副作用について説明できる。
強心配糖体を含めた代表的な抗不整脈薬を挙げ、薬理作用およびその作用機序、主な副作用について説明できる。
代表的な動脈硬化症治療薬を挙げ、薬理作用およびその作用機序、主な副作用について説明できる。
血小板の構造および血小板凝集の機序について説明できる。
代表的な末梢循環改善薬(抗血小板薬を含む)を挙げ、薬理作用およびその作用機序、主な副作用について説明できる。
血液凝固および線溶作用について説明できる。
代表的な血液凝固阻害薬を挙げ、薬理作用およびその作用機序、主な副作用について説明できる。
代表的な血栓溶解薬を挙げ、薬理作用およびその作用機序、主な副作用について説明できる。
代表的な血液凝固促進薬(止血薬)を挙げ、薬理作用およびその作用機序、主な副作用について説明できる。
血球分化について説明できる。
赤血球・白血球減少症について説明できる。
代表的な貧血治療薬を挙げ、薬理作用およびその作用機序、主な副作用について説明できる。
代表的な白血球分化促進薬を挙げ、薬理作用およびその作用機序、主な副作用について説明できる。
呼吸器の構造、機能、反射を説明できる。
呼吸興奮薬、鎮咳薬、去痰薬の作用機序および適用を説明できる。
気管支喘息の発症機序、その治療薬の作用機序について説明できる。
細胞増殖の機序、悪性腫瘍の種類について説明できる。
アルキル化薬および核酸代謝拮抗薬について作用機序、適用、代表的な副作用について説明できる。
抗生物質あるいはアルカロイド由来の抗悪性腫瘍薬の作用機序、適用、特徴ある副作用について説明できる。
ホルモン由来抗悪性腫瘍薬、分子標的薬の作用機序、適用、特徴ある副作用について説明できる。
薬の効き方Ⅲ Pharmacology III
学 年 科目分類 前期・後期 単 位
第 3 学年 必 修 後 期 1 単位
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ
授
業
計
画
講義資料として予めプリントを配布し、次回の講義で重要なポイントを予習できるよ うにする。特に、機能形態学、生化学、有機合成化学など他の講義との関連を重視し た薬物に関する総合的な理解が出来るように進める予定である。講義、教科書および プリントから、各自がノートを作成し、独自のテキストとして実習などで活用できる ようにする。
C13 薬の効くプロセス
薬の効き方Ⅰ:循環器系に作用する薬、呼吸器系に作用する薬
薬の効き方Ⅱ:代謝系に作用する薬(脂質異常症治療薬)、腎に作用する薬、血 液・造血系に作用する薬
C14 薬物治療
疾病と薬物治療(抗悪性腫瘍薬)
定期試験成績および授業出席状況で評価を行う。なお、出席不良の学生に対しては、
定期試験での受験停止の措置を講ずる。
新薬理学(第3版)(向後、竹尾編 愛智出版)
New薬理学(第4版)(南江堂)
薬理学実習の実際とデータの見方(南山堂)
医療薬学病態と薬物治療Ⅰ−Ⅲ(東京化学同人)
新しい機能形態学 −ヒトの成り立ちとその働き−(小林、馬場、平井編、廣川書店)
田野中 17:30〜19:00 分子細胞病態薬理学教室 ゼミナール期間および水曜日を除く
分子細胞病態薬理学教室 研究2号館504
毎回、出席を取り、出席回数が全講義回数の2/3に達しない者は定期試験の受験資 格を与えない。
原則として遅刻を認めない。
適宜、補講を実施する。
非常に多くの薬物が登場し、いずれも臨床で用いられるものです。「生理活性物質概 論」と「薬の効き方」は暗記科目ではありません。その薬物の臨床用途、作用機序、
副作用などを総合的に考える(知識を使いこなす)科目です。情報量が非常に多いの で、必ず復習してください。
授業で行っている工夫
モデル・コアカリ キュラムとの関連
成 績 評 価 方 法 教 科 書 参 考 書
オフィスアワー 所 属 教 室 特 記 事 項
教員からの一言
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: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
1、2 2−4 5、6 6、7 8 9 10、11 12−15 16−19
20 21 22 23、24
25 26 田野中
〃
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高血圧および低血圧治療薬1 高血圧および低血圧治療薬2 虚血性心疾患および心不全治療薬1 虚血性心疾患および心不全治療薬2 抗不整脈薬
動脈硬化症治療薬 末梢循環改善薬 血液に作用する薬物1 血液に作用する薬物2 呼吸器系に用いられる薬物1 呼吸器系に用いられる薬物2 呼吸器系に用いられる薬物3 抗悪性腫瘍薬1
抗悪性腫瘍薬2 抗悪性腫瘍薬3
回 数 担 当 内 容 対応(SBOs)
授業内容
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ 授 業 計 画
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