教 授 教授(客員)
林 正弘 原 博
(A・B、C・D、E・F、G・H)
(A・B、C・D、E・F、G・H)
学 年 科目分類 前期・後期 単 位
第 3 学年 必 修 後 期 1 単位
講師紹介
本田 一男 昭和大学薬学部薬理学教室教授横浜 重晴 沢井製薬株式会社研究開発本部 常務取締役開発本部長 安藤 剛 独立法人医薬品医療機器総合機構生物系審査第一部 小清水美希 独立法人医薬品医療機器総合機構健康被害救済部調査課 園部 尚 静岡県立大学名誉教授 教育研究部知財コーディネータ
行動目標
(SBOs)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
古典的な医薬品開発から理論的な創薬への歴史について概説できる。
医薬品開発を計画する際に考慮すべき因子を列挙できる。
医薬品開発の標的となる代表的な生体分子を列挙できる。
医薬品と標的生体分子の相互作用を、具体例を挙げて立体化学的観点から説明でき る。
代表的なスクリーニング法を列挙し、概説できる。
医療医薬品で日本市場および世界市場での売上高上位 10 位に入る医薬品を列挙で きる。
ジェネリック医薬品の社会的役割について概説できる。
非臨床試験の目的と実施概要を説明できる。
臨床試験の目的と実施概要を説明できる。
医薬品の販売承認申請から、承認までのプロセスを説明できる。
市販後調査の制度とその意義について説明できる。
治験に関してヘルシンキ宣言が意図するところを説明できる。
医薬品創製における治験の役割を説明できる。
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ
授
業
計
画
初回に本講義の概要を解説する。各講義担当者は、出きる限り理解しやすい資料を配布 し、必要に応じて練習問題に回答させ、理解を深めるようにしている。さらに、最終回 では全体の講義のまとめを行い、知識を整理し、問題解決能力の醸成に努めている。
C17 医薬品の開発と生産(1)医薬品開発と生産の流れ、(2)リード化合物の創 製と最適化、(3)バイオ医薬品とゲノム情報、(4)治験
出席状況および試験により総合評価する。
使用しない
日本薬学会編:スタンダード薬学シリーズ8「医薬品の開発と生産」(東京化学同人)
林 正弘 いつでも可。但し、要事前連絡。 教授室 原 博 いつでも可。但し、要事前連絡。 教授室 林 正弘 薬物動態制御学教室 研究1号館3階301教授室 原 博 薬学入門教育研究室 医療薬学研究棟4階
「時間割」
後期火曜日2限と3限に1101講義室にて行う。2限は女子EFGH、3限は男子ABCD。
授業で行っている工夫
モデル・コアカリ キュラムとの関連 成 績 評 価 方 法
教 科 書
参 考 書
オフィスアワー 所 属 教 室 特 記 事 項
:
:
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:
1回目 2回目 3回目 4回目 5回目
9月15日 9月29日 10月 6日 10月13日 10月20日 回数 月 日
原 青 柳 本 田 横 浜 未 定 担 当
10回目 11回目 12回目 13回目 14回目
12月 1日 12月 8日 12月15日 12月22日 1月12日 回数 月 日
園 部 横 浜 岡 田 豊 田 林(正)
担 当 6回目
7回目 8回目 9回目
10月27日 11月10日 11月17日 11月24日 回数 月 日
小清水 安 藤 安 藤 園 部 担 当 14
15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
治験(第Ⅰ、Ⅱ、およびⅢ相)の内容を説明できる。
代表的な薬害について、その原因と社会的背景を概説できる。
薬害を回避するための方策について述べることができる。
医薬品の品質管理の意義と薬剤師の役割について説明できる。
GLP、GMP、GCP、GQP、GVP、GPSPについて概説できる。
組換え体医薬品の特色と有用性を説明できる。
代表的な組換え体医薬品を列挙できる。
組換え体医薬品の安全性について概説できる。
ヒトゲノムの構造と多様性を説明できる。
ゲノム情報の創薬への利用について、代表例を挙げて説明できる。
ゲノム創薬の流れについて説明できる。
医薬品の創製における知的財産権について概説できる。
1 1 1 2 2 1 2 1 1 1
1〜25 1 2〜5
6、7 8〜14 15、16 17、18 19〜24 25 1〜25 原 博
青柳 栄 本田 一男 横浜 重晴 安藤 剛 小清水美希 園部 尚 豊田 裕夫 岡田 弘晃 林 正弘
レギュラトリーサイエンスの概念と講義概要 医薬品創製の歴史
医薬品開発と生産の流れの概要・医薬品開発のコンセプト 医薬品市場と開発すべき医薬品、ジェネリック医薬 品の役割と現状
治験の意義と業務、医薬品の承認 医薬品の副作用による健康被害問題
医薬品の製造と品質管理(CMCを含む)、規範(GLP、
GMP、GCP、GQP、GVP、GPSP)の概略と意義 バイオ医薬品とゲノム情報
特許
レギュラトリーサイエンスの今後の課題と展望
回数 担 当 内 容 対応(SBOs)
授業内容
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ 授 業 計 画
― 171 ―
准教授 高木 教夫(A・B、C・D、E・F、G・H)
学習目標
(GIO)
医薬品の作用する過程を理解するために、代表的な薬物の作用、作用機序、体内での 運命、医療用途、および主な副作用に関する基本的知識を修得する。薬の効き方Ⅱで は、生理活性物質概論、薬の効き方Ⅰの内容に加えて、中枢神経系、消化管に作用す る薬物、炎症治療薬について学習する。薬剤師としての職能に直結する重要な科目で あり、機能形態学、生化学、免疫学、微生物学などで修得した広範囲の知識と効果的 に連動させ、それらを応用して考える能力が要求される。
薬の効き方Ⅱ Pharmacology II
学 年 科目分類 前期・後期 単 位
第 3 学年 必 修 前 期 1 単位
行動目標
(SBOs)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
中枢神経系の構造および神経伝達物質とその受容体を含めて生理機能を説明できる。
中枢神経系の主要な疾患の主症状と病態を説明できる。
代表的な全身麻酔薬を挙げ、薬理作用、機序、適用、主な副作用について説明でき る。
代表的な催眠薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。
代表的な統合失調症治療薬を挙げ、薬理作用、機序、適用、主な副作用について説 明できる。
代表的なうつ病・躁病治療薬および抗不安薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用 について説明できる。
代表的なてんかん治療薬、中枢性筋弛緩薬を挙げ、薬理作用、機序、適用、主な副 作用について説明できる。
代表的なパーキンソン病治療薬、アルツハイマー病治療薬を挙げ、薬理作用、機序、
適用、主な副作用について説明できる。
代表的な中枢興奮薬、抗めまい薬、脳循環代謝改善薬を挙げ、薬理作用、機序、適 用、主な副作用について説明できる。
代表的な鎮痛薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。
消化管の構造、機能、神経支配、ホルモンの作用、オータコイドの作用について説 明できる。
代表的な消化薬、胃機能調整薬を挙げ、薬理作用、機序、適用、主な副作用につい て説明できる。
代表的な胃・十二指腸潰瘍治療薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説 明できる。
その他の消化性疾患に対する代表的治療薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用に ついて説明できる。
代表的な制吐薬、催吐薬を挙げ、機序、主な副作用について説明できる。
代表的な瀉下薬、止瀉薬を挙げ、機序、主な副作用について説明できる。
代表的な肝臓疾患治療薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。
代表的な膵臓疾患治療薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。
炎症の経過について説明できる。
代表的な非ステロイド性抗炎症薬を挙げ、薬理作用、機序、適用、主な副作用につ いて説明できる。
代表的なステロイド性抗炎症薬を挙げ、薬理作用、機序、適用、主な副作用につい て説明できる。
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ
授
業
計
画
○毎回、講義の最初に進行予定範囲とキーワードを示し、何を学ぶか目標を明確にし ている。
○機能形態学、生化学などで得た知識を可能な限り復習し、これら知識と病態、そし て薬の効くプロセス(薬の効き方)を連動させて考え、応用力を養えるよう努めて いる。
○教科書等に未掲載の最新の作用機序や副作用情報、および新薬に関する情報は講義 用補助プリントに随時反映させ、提供・解説している。
C13 薬の効くプロセス(2)【中枢神経系に作用する薬】、【化学構造】
C13 薬の効くプロセス(3)【消化器系に作用する薬】、【代謝系に作用する薬】、
【炎症・アレルギーと薬】、【化学構造】
定期試験成績および授業出席状況で総合評価する。出席不良者は定期試験の受験資格 を失うことがある。
新薬理学(第3版)(向後、竹尾編 愛知出版)
補助プリントを配布
New 薬理学(第5版)(加藤、田中編 南江堂)
高木 原則的にいつでも可 分子細胞病態薬理学教室 研究2号館504号 高木 分子細胞病態薬理学教室
授業で行っている工夫
モデル・コアカリ キュラムとの関連 成 績 評 価 方 法 教 科 書 参 考 書 オフィスアワー 所 属 教 室
:
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: 22 23 24
代表的な抗リウマチ薬を挙げ、薬理作用、機序、適用、主な副作用について説明で きる。
代表的な高尿酸血症・痛風治療薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説 明できる。
上記の薬物のうち代表的なものについて基本構造を示すことができる。
授業内容
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
1、2 3、24 4、24 5、24 6、24 7、24 8、24 9、24 10、24 11−14、24 15−18、24 19−21、24
22、24 23、24 高木
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中枢神経系作用薬1:中枢神経系の構成と機能 中枢神経系作用薬2:全身麻酔薬
中枢神経系作用薬3:催眠薬
中枢神経系作用薬4:統合失調症治療薬
中枢神経系作用薬5:抗うつ薬、抗そう薬、抗不安薬 中枢神経系作用薬6:抗てんかん薬、中枢性筋弛緩薬 中枢神経系作用薬7:パーキンソン病治療薬、
アルツハイマー病治療薬 中枢神経系作用薬8:中枢興奮薬、抗めまい薬、
脳循環代謝改善薬 中枢神経系作用薬9:鎮痛薬
消化管作用薬 1:消化管の構造と機能、消化薬、胃機 能調整薬、胃・十二指腸潰瘍治療薬 消化管作用薬 2:制吐薬、催吐薬、瀉下薬、止瀉薬、
肝臓・膵臓疾患治療薬
抗炎症薬 1:炎症の経過、非ステロイド性抗炎症薬、
ステロイド性抗炎症薬 抗炎症薬2:抗リウマチ薬 高尿酸血症・痛風治療薬
回数 担 当 内 容 対応(SBOs)
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ 授 業 計 画
― 173 ―