教 授 准教授 講 師
馬場 広子 山口 宜秀 林 明子
(A・B、C・D、E・F、G・H)
(A・B、C・D、E・F、G・H)
(A・B、C・D、E・F、G・H)
学 年 科目分類 前期・後期 単 位
第 2 学年 必 修 前 期 1 単位
行動目標
(SBOs)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
腎臓、膀胱などの泌尿器系臓器について機能と構造を関連づけて説明できる。
尿の生成機構、尿量の調節機構を説明できる。
体液の調節機構を説明できる。
血液、肺、腎における酸塩基平衡の調節を説明できる。
血液のpH変化と酸素解離曲線との関係について説明できる。
皮膚の構造と働きを説明できる。
皮膚の付属器とそれぞれの働きを説明できる。
体温の調節機構を説明できる。
脳下垂体、甲状腺、副腎などの主な内分泌系臓器の機能と構造を関連づけて説明で きる。
主要なホルモンの分泌機構および作用機構を説明できる。
血糖の調節機構を説明できる。
生殖腺と性ホルモン分泌調節を関連づけて説明できる。
性ホルモンの種類とそれぞれの働きを説明できる。
ヒトの成り立ちとその働きを総合的に関連づけ、ホメオスタシスの維持機構を説明 できる。
1 2 3 4
5 6 7
1、2 1、2 1、2 3、4、5
3、4、5 6、7
8 馬場
〃
〃
〃
〃 林
〃
泌尿器系(1)
泌尿器系(2)
泌尿器系(3)
体液調節、イオンバランス、血圧調 節、酸塩基平衡(1)
体液調節、イオンバランス、血圧調 節、酸塩基平衡(2)
皮膚 体温調節
回 数 担 当 内 容 対応(SBOs)
授業内容
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ 授 業 計 画
― 112 ―
授業で行っている工夫
モデル・コアカリ キュラムとの関連 成 績 評 価 方 法
教 科 書 参 考 書
オフィスアワー 所 属 教 室 教員からの一言
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:
:
あらかじめ目標とするキーワードを提示し、目標を明確にしている。予習や復習に役 立つ講義資料を作成している。
C8 生命体の成り立ち (1)ヒトの成り立ち、(3)生体の機能調節
定期試験の結果に受験態度(小テスト・出席)を加味して総合評価する。
なお、出席不良者に対しては受験停止の措置を講ずることがあるので注意すること。
新しい機能形態学―ヒトの成り立ちとその働き―(小林、馬場、平井編 廣川書店)
入門人体解剖学(藤田著 南江堂)
標準生理学(本郷、広重編 医学書院)
いつでも可。 ただし、要予約。
馬場、山口、林 機能形態学教室 研究1号館202号室
ここで得られる知識は薬理学や病態生理学などに直結します。予習・復習をするだけ で講義のおもしろさは変わりますので、必ず実行してください。
9 10 11 12 13
9、10、11 12、13 12、13
14 14
〃
〃
〃 馬場・山口・林
〃
内分泌系(2)
生殖器系(1)
生殖器系(2)
ホメオスタシス(まとめ)
ホメオスタシス(まとめ)
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ
授
業
計
画
教 授 准教授
伊東 晃 大山 邦男
(C・D、G・H)
(A・B、E・F)
学習目標
(GIO)
生物(ヒト)における生命活動は、生体に摂取された物質あるいは生体を構成する成 分の、化学反応から生じる生体エネルギーにより支えられていると捉えることができ る。当該科目では、生化学Ⅰで学んだ酵素、糖質および脂質の代謝に関する知識をふ まえて、そのエネルギー産生機構を分子レベルで理解する。また、糖質、脂質と並ぶ 重要な生体構成成分の一つであるアミノ酸(タンパク質)の代謝とその調節について、
基本的な知識を学習する。さらに、生化学Ⅰで習得した代謝に関する知識も含めて、
生体内における代謝の総合的な調節機構について学習する。
生化学Ⅱ Biochemistry II
学 年 科目分類 前期・後期 単 位
第 2 学年 必 修 前 期 1 単位
行動目標
(SBOs)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17
代表的な生体内エネルギー運搬体を列挙し、その特性について説明できる。
電子伝達系(酸化的リン酸化)について説明できる。
ATP産生におけるミトコンドリアの役割について説明できる。
電子伝達系および酸化的リン酸化の阻害物質を列挙し、その阻害機構について説明 できる。
還元型補酵素(NADH)のミトコンドリアへの移行機構について説明できる。
タンパク質の消化と吸収について説明できる。
アミノ基の転移・除去(酸化的脱アミノ化)について説明できる。
ケト原性、糖原性アミノ酸を分類し、それらのクエン酸回路中間体との関連性につ いて説明できる。
アンモニアの代謝機構について説明できる。
尿素回路(オルニチン回路)について説明できる。
アミノ酸が関与する特殊な生体成分や生理活性物質の生合成について説明できる。
芳香族アミノ酸の代謝について説明できる。
分枝アミノ酸の代謝について説明できる。
生理活性アミンの生合成経路について説明できる。
アミノ酸の代謝異常により生じる代表的な疾患を挙げ、その病態を概説できる。
各生体成分の代謝系路の相互的関連性について概説できる。
代謝の調節に関して例を挙げて説明できる。
1 2 3
1、2、3 2、3
4 伊東、大山
〃
〃
ミトコンドリアにおける電子伝達系 酸化的リン酸化によるATPの産生 電子伝達系および酸化的リン酸化の 阻害物質
回 数 担 当 内 容 対応(SBOs)
授業内容
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ 授 業 計 画
― 114 ―
授業で行っている工夫
モデル・コアカリ キュラムとの関連
成 績 評 価 方 法
教 科 書 参 考 書
オフィスアワー 所 属 教 室
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1.1年生前期の「生物学」および「細胞生物学」、1年生後期の「生化学Ⅰ」、2年生の
「生化学Ⅱ」および「生化学Ⅲ」さらに3年生の「バイオ医薬品とゲノム情報」を 生物系の関連科目、すなわち基礎から応用までステップアップする講義ととらえ 一貫性を重視し講義の理解度を上げることを工夫している。一方、限られた講義 時間を効率よく利用するために講義の重複部分についても必要・不要等の調整を おこなっている。
2.Webクラスを開設しており、当該講義科目の前にうけた講義に関して理解度チェ ック・復習が可能なように「要点」や「国試問題」等を公開している。
3.Webクラスでは、講義に使用するppt原稿の一部についても公開している。
C9 生命をミクロに理解する
(1)細胞を構成する分子 【アミノ酸】【飢餓状態と飽食状態】
(4)生体エネルギー 【栄養素の利用】(一部)【ATPの産生】【飢餓状態と飽食状態】
(5)生理活性分子とシグナル分子 【ホルモン】(一部)【オータコイドなど】(一部)
【細胞内情報伝達】(一部)
定期試験の成績および出席状況を加味して総合的に評価する。なお、出席不良者に対 しては受験停止の措置を講ずる。
薬学領域 生化学(伊東 晃、藤木博太編集 廣川書店)
ハーパー・生化学(上代淑人監訳 丸善)
ロスコスキー生化学(田島陽太郎監訳 西村書店)
マッキー生化学(市川 厚監修、福岡伸一監訳 化学同人)
原則的にいつでも可。 所属教室 但し、要予約。
伊東 生化学・分子生物学教室 研究2号棟6階 大山 臨床ゲノム生化学教室 研究2号棟6階
4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
5 6 7 7、8 9、10、11
11、15 12、15 13、15 14、15 16、17 16、17
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ドリアへの移行機構 タンパク質の消化と吸収
アミノ酸代謝:アミノ基の転移・除 去反応
アミノ酸代謝と糖代謝との関連 尿素回路
アミノ酸が関与する特殊な生体成分 および生理活性物質の生合成とその 機能
芳香族アミノ酸の代謝 分枝アミノ酸の代謝 生理活性アミンの生合成
生体における様々な代謝の関連性 代謝の総合的調節機構
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ
授
業
計
画
准教授 野口 雅久(A・B、C・D、E・F、G・H)
学習目標
(GIO)
微生物の中には、病気を起こすものから薬を産生するものまでいろいろな微生物が存 在する。微生物学Ⅰでは小さな生き物たちの基本的概念を習得した。微生物によって 引き起こされる病気(感染症)とその治療や予防を理解するには、さらに個々の微生 物の特徴を知ることが必要である。そこで、微生物学Ⅱでは、薬学において大切な細 菌、ウイルス、原虫・寄生虫を中心とした微生物の細胞構造と形態および細胞の機能 や生活史などに関する知識を習得する。さらに、微生物の汚染を予防するために必要 な滅菌と消毒および感染症の治療薬について基本的知識を習得する。
微生物学Ⅱ Microbiology II
学 年 科目分類 前期・後期 単 位
第 2 学年 必 修 前 期 1 単位
行動目標
(SBOs)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17
細菌の構造と増殖機構を説明できる。
細菌の系統的分類について説明でき、主な細菌を列挙できる。
細菌の同定に用いる代表的な試験法について説明できる。
細菌の遺伝子伝達(接合、形質導入、形質転換)について説明できる。
代表的な細菌毒素の作用を説明できる。
グラム陽性菌と陰性菌、好気性菌と嫌気性菌の違いを列挙できる。
腸内細菌の役割について説明できる。
マイコプラズマ、リケッチア、クラミジア、スピロヘータ、放線菌についてその特 性を説明できる。
代表的なウイルスの構造と増殖過程を説明できる。
代表的な動物ウイルスの培養法、定量法について説明できる。
ウイルスの分類法について概説できる。
ウイロイドやプリオンについて説明できる。
主な原虫、寄生虫の生活史について説明できる。
滅菌、消毒、防腐および殺菌、静菌の概念を説明できる。
主な消毒薬を適切に使用する。
抗菌薬を作用点に基づいて分類できる。
代表的な抗菌薬の基本構造を示すことができる。
授業内容
1 2 3 4 5
1 4、5 2、3 6 6 野口
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〃
〃
細菌の細胞構造と増殖機構
微生物の遺伝子伝達(接合、形質導入、形質転換)と毒素に ついて
細菌の染色、分類・同定について 主なグラム陽性菌の特徴
主なグラム陰性菌の特徴
回数 担 当 内 容 対応(SBOs)
2 年 次 必 修 科 目
Ⅱ
3 年 次 必 修 科 目
Ⅲ
1 年 次 必 修 科 目
Ⅰ
4 年 次 必 修 科 目
Ⅳ
1・ 2 年 次 選 択 科 目
Ⅴ
3 年 次 選 択 科 目
Ⅵ
実 習 科 目
Ⅶ 授 業 計 画
― 116 ―