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MICROSAR Gateway – ゲートウェイ ECU 用のベーシックソフトウェア

ドキュメント内 MICROSAR (ページ 75-79)

> ドメインコントローラー(ボディコントローラーなど)

> セントラルゲートウェイ(セントラルダイアグアクセス、通信アプリケーション用など)

21.3 機能

> 異なるプロトコルレベルでのルーティング

> PDUルーティング(インターフェイスレベル):

> メッセージおよびPDUレベルでの効率的なイベントベースのルーティング

> 各種のバッファー処理のサポート(Last-is-best、FIFO、プライオリティーベース)

> 「コンテナ内PDU」(SoAdおよびIpduM)のルーティング

> サポートされるネットワーク:Ethernet、CAN、LIN、FlexRay

> 上位TPルーティング

> 異なる転送プロトコル間のルーティング

> 時間ベースのフロー制御および帯域幅管理による伝送のセグメント化

> 専用のバッファー処理:「オンザフライルーティング」、「要求キュー」、「バッファー共有」

> サポートされるネットワーク:Ethernet、CAN、LIN、FlexRay

> PDUセクションルーティング(記述ベースのルーティング)

> スタートビット、ターゲットビット、および長さで定義される、PDU内のデータセクションの効率的なルーティング

> 様々な送信制御(周期的な送信、データ変更時の送信、タイムアウトへの反応、最小Tx間隔など)

> サポートされるネットワーク:ネットワークに依存しないルーティング

> シグナルベースルーティング

> 圧縮解除されたデータシグナルのルーティング

> 様々な送信制御(周期的な送信、データ変更時の送信、タイムアウトへの反応、最小Tx間隔など)

> 変換を実行するためのオプション(エンディアン、シグナル長、シグナルの内容)

> サポートされるネットワーク:ネットワークに依存しないルーティング

図 46: 異なるプロトコルレベルでのルーティング

> 拡張可能なベーシックソフトウェア(プラグインアーキテクチャー)

> ユーザー独自のソフトウェアをデータフローに効率的に統合(AUTOSAR準拠のComplex Device Driver (Cdd) で実装)

> 設定ツールでのCddの設定

> Cddをベーシックソフトウェアに統合するためのテンプレートの生成

> Cddはインターフェイス上位、PDUルーター下位、PDUルーター上位に統合可能

> ユーザーのソフトウェアを制御フローに統合するためのコールアウト(多くの場合はデータに影響を及ぼすオプションも含まれます)

> ゲートウェイの最適化

> 遅延イベントキャッシング:COMレベルでの受信イベントの効率的な処理

> タイミングドメイン:COMレベルでの送信イベントの効率的な処理

> 記述ベースのルーティング:データセクションの効率的なルーティング

> 動的ルーティング

> 診断ルーティングの学習:診断応答の受信などから学習したECUの状態に基づく診断要求のルーティング

> AUTOSARのメタデータ機能を使用してCAN IDの一部をルーティングするなど、CAN IDに基づくルーティング

> ミラーリング

> 内部CANまたはLINチャンネルの診断用CANへのミラーリング

> 複数のCAN/LINネットワークと、1つのFlexRay(A+Bチャンネル)ネットワークの、診断用Ethernetへのミラーリング

> NMのコーディネーション

> ビルド後:ECU全体をリプログラムせずにゲートウェイ設定を更新可能。ビルド後の動作についての詳細は、「MICROSARバリアントハンド

リング」のセクションをご覧ください。

21.4 設定

ゲートウェイには、多岐にわたる設定が必要になることが少なくありません。そのため、ベーシックソフトウェアを自動車メーカーから提供された入 力データに従い、自動的にパラメーター化できることが特に重要になります。ベクターの設定ツール、DaVinci Configurator Pro は、以下のよう な多様な方法による自動的なパラメーター化をサポートします。

> AUTOSAR System Extract (.arxml) による設定:AUTOSARで定義されたデータ形式では、ルーティング情報の明示的な指定が可能で

す。この情報をDaVinci Configurator Proに読み込み、ソフトウェアの設定に変換します。

> ネットワークファイルの拡張による設定:一般に独自のネットワークファイル(.dbc/.ldf/.fibex)には、ルーティング情報を指定する機能があり

ません。ただし、DaVinci Configurator Proでは、各種の補助的な属性を解釈したり、規則を評価(シグナルの命名に同じものがないかな ど)するなどして、ルーティング情報を導出することが可能です。

> 独自データ(.xlsなど)による設定:ベクターのツールチェーンには、ファイルを別途追加してルーティング情報を定義するオプションも用意され

ています。このファイルを用いて、ベクター指定のXML形式(VSDE:Vector System Description Extension)のネットワークファイルに 記録されているメッセージとシグナルの関係を定義できるため、ルーティング関係の指定が可能になります。VSDEファイルは独自のルーテ ィング設定をツールチェーンに統合するのに特に適しています。これには、独自ファイルをVSDEファイルに転送する、変換ルーチンの実装 が必要です。

> スクリプト機能:上記の方法をスクリプトソリューションと組み合わせることもできます。DaVinci Configurator ProのオプションWF

(Workflow) を使用すれば、自分のプロジェクト専用のスクリプトを作成し、プログラミングでそれを使用して、ルーティング情報を補うことが できます。

これらの方法で生成されるソフトウェア設定は、その1回のプロセスでしか使用できないものではありません。入力ファイルのネットワーク記述が変 更された場合、ソフトウェア設定を自動的に更新させることができます。

図 47: DaVinci Configurator Proでゲートウェイ用ベーシックソフトウェアを自動設定するためのオプション

DaVinci Configurator Proでは、パラメーターを自動設定するだけでなく、手動で設定することもできます。詳しくは、ベクターまでお問い合わせ ください。

21.5 プロジェクトサポート

ゲートウェイ ECU の場合、それに対する要求が自動車メーカー固有仕様とアプリケーション仕様にまたがるケースがとりわけ多く、通常の製品で それらに完全に対応することは一般に不可能です。しかし、ベクターは次の 2 段階のアプローチを通じ、お客様のプロジェクトにおけるこれらの要 求に効率的に対応します。

> まず、MICROSAR Gatewayはプラグインの形で数多くの拡張機能をサポートします。これを使用することにより、お客様での独自開発ソフ

トウェアや、サードパーティーのサプライヤーから調達したソフトウェアを統合できます。

> さらにオプションの1つとして、ベクターがお客様と共同し、プロジェクトの要求に対処するサービスも用意されています。これにより、リリース

サイクルに拘束される製品からのアプローチよりも、お客様の要求をはるかに柔軟に実装することが可能になります。共同プロジェクトの一環 として、お客様の要求に沿った製品拡張の実装も承ります。

図 48: 最適な開発サポートのための3階層のアプローチ

ドキュメント内 MICROSAR (ページ 75-79)

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