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MAC アドレステーブルコマンド

ドキュメント内 TD ApresiaLightGM200 シリーズ Ver CLI マニュアル (ページ 171-178)

MAC アドレステーブルは、イーサネットスイッチが持つトラフィック転送用のデータベースです。イー サネットスイッチは、ユニキャストフレームを受信するとそのフレームの宛先 MAC アドレスを MAC ア ドレステーブルに照会し、該当するエントリーが存在する場合は MAC アドレステーブルのポート情報 に従って対象ポートに転送します。また、フレームを受信したポートと送信元 MAC アドレス、VLAN な どの情報を学習し、MACアドレステーブルにその情報を保管します。

MAC アドレステーブルの制御に関するコマンドとそれに対応するパラメーターの一覧を以下の表に示し ます。

コマンド コマンドとパラメーター mac-address-table

aging-time

mac-address-table aging-time SECONDS no mac-address-table aging-time mac-address-table

learning

mac-address-table learning interface INTERFACE-ID [,|-]

no mac-address-table learning interface INTERFACE-ID [,|-]

mac-address-table aging destination-hit

mac-address-table aging destination-hit no mac-address-table aging destination-hit

mac-address-table static

mac-address-table static MAC-ADDR vlan VLAN-ID {interface INTERFACE-ID [,|-] | drop}

no mac-address-table static {all | MAC-ADDR vlan VLAN-ID [interface INTERFACE-ID] [,|-]}

multicast filtering-mode

multicast filtering-mode {forward-all | forward-unregistered | filter-unregistered}

no multicast filtering-mode show

mac-address-table

show mac-address-table [dynamic | static] [address MAC-ADDR | interface INTERFACE-ID | vlan VLAN-ID]

clear mac-address-table dynamic

clear mac-address-table dynamic {all | address MAC-ADDR | interface INTERFACE-ID | vlan VLAN-ID}

show mac-address-table aging-time

show mac-address-table aging-time

show mac-address-table learning

show mac-address-table learning [interface INTERFACE-ID [,|-]]

show multicast filtering-mode

show multicast filtering-mode [vlan VLAN-ID]

各コマンドの詳細を以下に説明します。

mac-address-table aging-time

目的 MAC アドレステーブルのエージングタイムを設定します。デフォルトの設 定に戻すには、no形式を使用します。

シンタックス mac-address-table aging-time SECONDS no mac-address-table aging-time

パラメーター SECONDS:MACアドレステーブルの学習したエントリーの有効期間を0また

は 10~1000000 秒の範囲で指定します。0 に設定すると、MAC アドレス

テーブルのエントリーはタイムアウトされません。

デフォルト 300秒

コマンドモード グローバル設定モード デフォルトレベル レベル:12

使用上のガイドライン 本パラメーターを0 に設定した場合、ポートのリンクダウンやclearコマ ンドでの手動操作以外では学習したエントリーは削除されません。

使用例:

エージングタイム値を200秒に設定する方法を示します。

# configure terminal

(config)# mac-address-table aging-time 200 (config)#

mac-address-table learning

目的 物理ポートで MAC アドレス学習を有効にします。学習を無効にするには、

no形式を使用します。

シンタックス mac-address-table learning interface INTERFACE-ID [,|-]

no mac-address-table learning interface INTERFACE-ID [,|-]

パラメーター interface INTERFACE-ID:対象となる物理ポートをポートインターフェー スで指定します。

デフォルト 有効

コマンドモード グローバル設定モード デフォルトレベル レベル:12

使用上のガイドライン 本コマンドで MAC アドレスの学習が無効になったポートでは、イーサネッ トスイッチの最も基本的な機能の一つであるアドレス自動学習が行われな くなります。

使用例:

ポート1/0/5のMACアドレス学習を無効にする方法を示します。

# configure terminal

(config)# no mac-address-table learning interface port 1/0/5 (config)#

mac-address-table aging destination-hit

目的 宛先MACアドレスによる更新機能を有効にします。無効にするには、no形 式を使用します。

シンタックス mac-address-table aging destination-hit no mac-address-table aging destination-hit パラメーター なし

デフォルト 無効

コマンドモード グローバル設定モード デフォルトレベル レベル:12

使用上のガイドライン MAC アドレステーブルで学習したエントリーは、該当する MAC アドレスを 送信元アドレスとしたフレームを受信した場合に更新されます。本オプ ションを有効にすると、該当する MAC アドレスを宛先アドレスとしたフ レームが送信された場合もエントリーの更新が行われます。

使用例:

宛先MACアドレスによる更新機能を有効にする方法を示します。

# configure terminal

(config)# mac-address-table aging destination-hit (config)#

mac-address-table static

目的 MAC アドレステーブルにスタティックアドレスを追加します。エントリー をテーブルから削除するには、no形式を使用します。

シンタックス mac-address-table static MAC-ADDR vlan VLAN-ID {interface INTERFACE-ID [,|-] | drop}

no mac-address-table static {all | MAC-ADDR vlan VLAN-ID [interface INTERFACE-ID] [,|-]}

パラメーター MAC-ADDR:スタティックエントリーのMACアドレスを指定します。

vlan VLAN-ID:エントリーのVLANをVLAN IDで指定します。

interface INTERFACE-ID:対象のインターフェースを指定します。以下の パラメーターのいずれかを使用できます。

• port:指定したイーサネットポートに関連する設定を行う場合に指定し

ます。複数指定できます。

• port-channel:指定したポートチャネルに関連する設定を行う場合に指

定します。

drop:対象を宛先とするフレームをドロップする場合に指定します。この エントリーはユニキャストMACアドレスのエントリーのみ指定可能です。

all:すべてのスタティックMACアドレスを削除する場合に指定します。

デフォルト スタティックアドレスの設定なし コマンドモード グローバル設定モード

デフォルトレベル レベル:12

使用上のガイドライン 本コマンドでは、MAC アドレステーブルのスタティックエントリーを作成 あるいは削除します。ユニキャスト MACアドレスとマルチキャストMACア ドレスの両方を登録することができます。

使用例:

MACアドレステーブルのスタティックエントリーを作成する方法を示します。

# configure terminal

(config)# mac-address-table static FC6D.D106.CE01 vlan 4 interface port 1/0/1 (config)#

ポートチャネルでMACアドレステーブルのスタティックエントリーを作成する方法を示します。

# configure terminal

(config)# interface range port 1/0/5-6

(config-if-port-range)# channel-group 2 mode on (config-if-port-range)# exit

(config)# mac-address-table static FC6D.D106.CE02 vlan 4 interface port-channel 2 (config)#

multicast filtering-mode

目的 マルチキャストフィルタリングモードを設定します。デフォルトの設定に 戻すには、no形式を使用します。

シンタックス multicast filtering-mode {forward-all | forward-unregistered | filter-unregistered}

no multicast filtering-mode

パラメーター forward-all:すべてのマルチキャストフレームをフラッディングしま す。

forward-unregistered:登録済みのマルチキャストフレームはマルチキャ ストテーブルに基づいて転送します。未登録のマルチキャストフレームは フラッディングします。

filter-unregistered:登録済みのマルチキャストフレームはマルチキャ ストテーブルに基づいて転送します。未登録のマルチキャストフレームは フィルタリングされます。

デフォルト forward-unregistered コマンドモード VLAN設定モード デフォルトレベル レベル:12

使用上のガイドライン マルチキャストフィルタリングモードは、マルチキャストフレームの転送 の動作モードを決定します。forward-all の場合は、マルチキャストテー ブルの登録状況によらず、VLAN に基づいてフレームをフラッディングしま す。forward-unregisteredやfilter-unregisteredの場合は、マルチキャ ストテーブルに登録されているマルチキャストグループのフレームはマル チキャストテーブルに基づいて転送されます。未登録のマルチキャストグ ループのフレームは、forward-unregisterd の場合はフラッディングさ れ、filter-unregisteredの場合は転送を行いません。

使用例:

VLAN 100でマルチキャストフィルタリングモードを設定して未登録をフィルタリングする方法を示し

ます。

# configure terminal (config)# vlan 100

(config-vlan)# multicast filtering-mode filter-unregistered (config-vlan)#

show mac-address-table

目的 MACアドレステーブルの情報を表示します。

シンタックス show mac-address-table [dynamic | static] [address MAC-ADDR | interface INTERFACE-ID | vlan VLAN-ID]

パラメーター dynamic:ダイナミックエントリーのみ表示します。

static:スタティックエントリーのみ表示します。

address MAC-ADDR:表示する48ビットMACアドレスを指定します。

interface INTERFACE-ID:特定のインターフェースの情報を表示する場合 に指定します。指定しない場合は、すべてのインターフェースに関連する 情報が表示されます。以下のいずれかのパラメーターで指定します。

• port:指定したイーサネットスイッチポートに関連する情報を表示する

場合に指定します。

• port-channel:指定したポートチャネルに関連する情報を表示する場合

に指定します。

vlan VLAN-ID:VLAN IDを指定します。

デフォルト なし

コマンドモード 任意のコマンドモード デフォルトレベル レベル:1

使用上のガイドライン インターフェースを指定すると、転送インターフェースが指定のインター フェースと一致するユニキャストエントリーが表示されます。

使用例:

MACアドレステーブル全体を表示する方法を示します。

# show mac-address-table

VLAN MAC Address Type Ports

---- --- --- --- 1 FC-6D-D1-06-CE-7D Static CPU

1 FC-6D-D1-BC-08-44 Dynamic Port1/0/1 1 FC-6D-D1-77-70-B8 Dynamic Port1/0/1 Total Entries: 3

#

すべてのスタティックMACアドレステーブルエントリーを表示する方法を示します。

# show mac-address-table static

VLAN MAC Address Type Ports

---- --- --- --- 1 FC-6D-D1-06-CE-7D Static CPU

4 FC-6D-D1-0A-12-F4 Static Port1/0/1 Total Entries: 2

#

clear mac-address-table dynamic

目的 MACアドレステーブルのダイナミックエントリーをクリアします。

シンタックス clear mac-address-table dynamic {all | address MAC-ADDR | interface INTERFACE-ID | vlan VLAN-ID}

パラメーター all:すべてのダイナミックエントリーをクリアします。

address MAC-ADDR:指定したダイナミックエントリーをクリアします。

interface INTERFACE-ID:ダイナミックエントリーをクリアするインター フェースを指定します。以下のいずれかのパラメーターで指定します。

• port:指定したイーサネットスイッチポートに関連する情報を消去する

場合に指定します。

• port-channel:指定したポートチャネルに関連する情報を消去する場合

に指定します。

vlan VLAN-ID:VLAN IDを指定します。

デフォルト なし

コマンドモード 特権実行モード デフォルトレベル レベル:12

使用上のガイドライン 本コマンドではダイナミックエントリーのみがクリアされます。スタ ティックエントリーをクリアするには設定を削除する必要があります。

使用例:

ダイナミック MAC アドレステーブルから MAC アドレス 00:08:00:70:00:07 を削除する方法を示します。

# clear mac-address-table dynamic address 00:08:00:70:00:07

#

show mac-address-table aging-time

目的 MACアドレステーブルのエージングタイムを表示します。

シンタックス show mac-address-table aging-time パラメーター なし

デフォルト なし

コマンドモード 任意のコマンドモード デフォルトレベル レベル:1

使用上のガイドライン 本コマンドでは、MAC アドレステーブルのエージングタイムを表示しま す。

使用例:

MACアドレステーブルのエージングタイムを表示する方法を示します。

# show mac-address-table aging-time Aging Time is 300 seconds.

#

ドキュメント内 TD ApresiaLightGM200 シリーズ Ver CLI マニュアル (ページ 171-178)