使用例:
装置内部に保存されているファイルをプライマリーブートイメージに指定する方法を示します。
# configure terminal
(config)# boot image c:/switch-image.had primary (config)#
SDカード内のファイルをプライマリーブートイメージに指定する方法を示します。
# configure terminal
(config)# boot image d:/switch-image.had primary (config)#
装置内部のファイルをプライマリーブートイメージに指定し、イメージファイルの情報を示す方法を 示します。
# configure terminal
(config)# boot image check c:/switch-image.had ---
Image information --- Version: 2.00.00
Description: APRESIA Systems, Ltd. Gigabit Ethernet L2 Switch (config)#
boot config
目的 ブート構成ファイルを指定します。
シンタックス boot config URL [primary | secondary]
パラメーター URL:startup-config ファイルの URL を入力します。以下のいずれかの形 式を使用します。
• c:/URL:装置内部に保存されているファイルを指定します。
• d:/URL:SDカードにあるファイルを指定します。
primary:プライマリー設定ファイルに指定します。
secondary:セカンダリー設定ファイルに指定します。
デフォルト なし
コマンドモード グローバル設定モード デフォルトレベル レベル:15
使用上のガイドライン primary または secondary パラメーターを指定しない場合は、プライマ リー設定ファイルとして実行します。
プライマリーとセカンダリーの設定ファイルが読み込めず、装置内部に有 効な設定ファイルがない場合には、デフォルト設定で起動します。
使用例:
装置内部に保存されているファイルをプライマリー設定ファイルとして指定する方法を示します。
# configure terminal
(config)# boot config c:/switch-config.cfg primary (config)#
SDカード内のファイルをプライマリー設定ファイルとして指定する方法を示します。
# configure terminal
(config)# boot config d:/switch-config.cfg primary (config)#
show boot
目的 装置のブート情報を表示します。
シンタックス show boot [unit UNIT-ID]
パラメーター unit UNIT-ID:表示する装置のボックス ID を指定します。本装置では使 用しません。
デフォルト なし
コマンドモード すべてのコマンドモード デフォルトレベル レベル:1
使用上のガイドライン 「apresia-loader.conf」ファイルが保存されている SD カードを挿入した 場合は、このファイルのブート情報も表示されます。
使用例:
装置で起動時に使用する構成情報とイメージ設定を表示する方法を示します。
# show boot Unit 1 (Configured)
Primary boot image: /c:/image1.had Primary boot config: /c:/config1.cfg Secondary boot image: No valid boot image.
Secondary boot config: No valid boot config.
*(SD Card)
Primary boot image: /d:/apresia-software.had
Primary boot config: /d:/apresia-startup-config.txt
Note: * indicates the used boot information.
#
erase boot
目的 装置内部のブート情報を消去します。
シンタックス erase boot パラメーター なし デフォルト なし
コマンドモード 特権実行モード デフォルトレベル レベル:15
使用上のガイドライン ブート情報が削除された状態では、ブート情報が書き込まれた SD カード が挿入されていなければ、起動時に内部の有効なブートイメージや設定 ファイルを検索して起動を試みます。ファイルの破損による起動失敗な ど、意図しない動作になる恐れがありますので、ご注意ください。
使用例:
装置のフラッシュからブート情報を消去する方法を示します。
# erase boot
Erasing the boot information in FLASH... Done.
#
show startup-config
目的 startup-configファイルの内容を表示します。
シンタックス show startup-config パラメーター なし
デフォルト なし
コマンドモード 特権実行モード デフォルトレベル レベル:15
使用上のガイドライン 現在の装置起動時の設定内容を表示するコマンドです。
使用例:
startup-configファイルの内容を表示する方法を示します。
# show startup-config
#---
# APLGM220GTSS Gigabit Ethernet L2 Switch
# Configuration
# # Firmware: Build 2.00.00
# Copyright(C) 2021 APRESIA Systems, Ltd. All rights reserved.
#---
# Date: Thu Jul 15 23:00:30 2021
# PORT
interface port 1/0/1 interface port 1/0/2 interface port 1/0/3 interface port 1/0/4 interface port 1/0/5 interface port 1/0/6 interface port 1/0/7 interface port 1/0/8 interface port 1/0/9 interface port 1/0/10
CTRL+C ESC q Quit SPACE n Next Page ENTER Next Entry a All
configure replace
目的 現在のrunning-configを、指定した設定情報で置き換えます
シンタックス configure replace {{tftp: //location/filename | ftp:
//username:password@location:tcpport/filename} | flash: FILENAME} [force]
パラメーター tftp: :TFTPサーバー上の設定ファイルの設定情報を反映します。
//location/filename:設定ファイルのURLを指定します。
ftp: : FTPサーバー上の設定ファイルの設定情報を反映します。
//username:password@location:tcpport/filename:FTP サーバー上の設定 ファイルのURLを指定します。
flash: :装置内部やSDカードの設定ファイルの設定情報を反映します。
FILENAME:適用する設定ファイルを指定します。
force:確認せずに直ちに置き換えを実行します。省略した場合は、置き 換えを実行するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。
デフォルト なし
コマンドモード 特権実行モード デフォルトレベル レベル:15
使用上のガイドライン 指定した設定ファイルの設定情報を使用して現在の running-config を置 き換えるコマンドです。現在のrunning-configは消去されます。
使用例:
TFTPサーバーから「config.cfg」をダウンロードし、running-configを置き換える方法を示します。
# configure replace tftp: //10.0.0.66/config.cfg This will apply all necessary additions and deletions to replace the current running configuration with the contents of the specified configuration file, which is assumed to be a complete configuration, not a partial configuration. [y/n]: y
Accessing tftp://10.0.0.66/config.cfg...
Transmission start...
Transmission finished, file length 45422 bytes.
Executing script file config.cfg ...
Executing done
#
FTPサーバーから「config.cfg」をダウンロードし、running-configを確認なしで置き換える例を示 します。
# configure replace ftp: //User:[email protected]:80/config.cfg force Accessing ftp: //10.0.0.66/config.cfg...
Transmission start...
Transmission finished, file length 45422 bytes.
Executing script file config.cfg ...
Executing done
#
設定ファイル「config.cfg」の設定情報を使用して、running-configを確認なしで置き換える例を示 します。
# configure replace flash: config.cfg force Executing script file config.cfg ...
Executing done
#
show config differences
目的 2つの設定情報の内容を比較し、その差分を表示します。
シンタックス show config differences SOURCE-URL DESTINATION-URL
パラメーター SOURCE-URL:比較元のオリジナル設定情報(設定情報 1)が記録されている URLを指定します。URLの形式は以下のパラメーターで表されます。
• startup-configの場合、startup-configの情報を比較に使用します。
• running-configの場合、running-configの情報を比較に使用します。
• flash: [PATH-FILE-NAME]の場合、指定した設定ファイルの情報を比較 対象とします。例えば、c:/primary.cfgと入力します。
DESTINATION-URL:オリジナルと比較する設定情報 (設定情報 2)が記録さ れているURLを指定します。URLの形式はSOURCE-URLと同じです。
デフォルト なし
コマンドモード 特権実行モード デフォルトレベル レベル:15
使用上のガイドライン 2つの設定情報(設定情報1、設定情報2)の内容を比較し、その差分を表示 します。
設定情報2 にない設定が設定情報1に含まれている場合は、各行の前にプ ラス記号(+)が挿入されます。
設定情報1 にない設定が設定情報2に含まれている場合は、各行の前にマ イナス記号(-)が挿入されます。
使用例:
2つの設定情報を比較し、その差分を表示する方法を示します。
# show config differences startup-config running-config Config differences:
+interface vlan 1 + ipv6 enable +interface vlan 2
+ ip address 192.168.2.20/24 -interface vlan 1
- description INTERFACE VLAN 1 -interface vlan 2
- ip address 192.168.2.20/25
#
4 ファイル操作
本章では、装置内部のファイル操作に関連するコマンドについて説明します。
装置の CLI からファイル操作コマンドを使用して、ファイルのコピーや削除、名前変更の処理などを 実行することができます。起動から最初にログインしたユーザーのカレントディレクトリーはルート ディレクトリー「c:/」です。
本装置では、装置本体の起動に使用するブートイメージや、起動時の動作パラメーターを定義する起 動時設定ファイルの他に、各種機能を実行するために使用するシステムファイルがあります。以下の ファイルはシステムファイルの一部で、copy コマンドなどの一部のファイル操作コマンドでカレント ディレクトリーによらずエイリアスとして使用することができます。
• running-config:現在の装置の動作パラメーターを定義する設定ファイル
• aaa-local-db :AccessDefender のローカルデータベース
• https-certificate:SSLサーバー証明書
• https-private-key:SSLサーバーの秘密鍵
システムファイルは、各設定コマンドや copy コマンドなどを使用して上書きや複製を行うことは可能 ですが、ファイルの移動や名前変更を行うことはできません。ファイルの削除は、一部のシステム ファイルで専用のコマンドを使用することで実施することができます。
ブートイメージや設定ファイルは、システムファイル以外のファイルの中で、boot コマンドにより指 定したファイルが使用されます。boot コマンドで指定した情報はシステムファイルの一つであるブー トローダーに書き込まれ、ブートローダーに登録されたブートイメージと設定ファイルはシステム ファイルと同様に削除することができなくなります。