使用例:
システムログを有効にする方法を示します。
# configure terminal (config)# logging on
WARNING: The command takes effect and the logging buffered is enabled at the same time.
(config)#
logging buffered
目的 装置のローカルバッファーに記録するシステムログを設定します。デフォ ルトに戻す場合には default logging buffered コマンドを使用します。
バッファーへの記録を行わない場合は、no形式を使用します。
シンタックス logging buffered [severity {SEVERITY-LEVEL | SEVERITY-NAME}]
[discriminator NAME] [write-delay {SECONDS | infinite}]
default logging buffered no logging buffered
パラメーター severity:記録するログを重大度(Severity)で指定します。
SEVERITY-LEVEL:ログの重大度を 0~7 のレベルで指定します。指定した レベルと同じか、より重要度が高いログがバッファーに記録されます。重 要度はシステムログ個別に設定されており、0 が最も重要度の高いレベル です。
SEVERITY-NAME: ロ グ の 重 大 度 を 重 大 度 名 で 指 定 し ま す 。 重 大 度 名 は emergencies、alerts、critical、errors、warnings、notifications、 informational、debugging があり、それぞれレベル値 0(emergencies)~
7(debugging)に対応します。
discriminator NAME:適用するdiscriminatorを指定します。
write-delay:ローカルバッファーのシステムログを SRAM に周期的に書き
込む間隔を指定します。
SECONDS:write-delay間隔を0〜65535秒です。
infinite:SRAMへの周期的書き込みを無効にします。
デフォルト ローカルバッファーへの記録:有効 重大度レベル:informational(6)
discriminator:なし write-delay:0秒 コマンドモード グローバル設定モード デフォルトレベル レベル:12
使用上のガイドライン システムログが有効の場合、システムログメッセージはローカルバッ ファーに記録されます。ローカルバッファーに書き込まれた内容を元に、
コンソールポートやsyslogサーバーへのログの出力を行います。
本コマンドでは、ローカルバッファーに記録するシステムログを重要度、
あるいはdiscriminatorを使用して選別します。
ローカルバッファーのログは SRAM に定期的に保存され、次回の再起動時 にメッセージをリストアできます。
使用例:
重大度レベルが3(errors)よりも高いシステムログをローカルバッファーに書き込む方法を示します。
# configure terminal
(config)# logging buffered severity errors (config)#
logging server
目的 ログを送信するsyslogサーバーを登録します。登録したsyslog サーバー を削除するには、no形式を使用します。
シンタックス logging server {IP-ADDRESS | IPV6-ADDRESS} [severity { SEVERITY-LEVEL | SEVERITY-NAME}] [facility {FACILITY-NUM | FACILITY-NAME}]
[discriminator NAME] [port UDP-PORT]
no logging server {IP-ADDRESS | IPV6-ADDRESS}
パラメーター IP-ADDRESS:syslogサーバーのIPアドレスを指定します。
IPV6-ADDRESS:syslogサーバーのIPv6アドレスを指定します。
severity:送信するログを重大度(Severity)で指定します。
SEVERITY-LEVEL:ログの重大度を 0~7 のレベルで指定します。指定した レベルと同じか、より重要度が高いログを送信します。
SEVERITY-NAME: ロ グ の 重 大 度 を 重 大 度 名 で 指 定 し ま す 。 重 大 度 名 は emergencies、alerts、critical、errors、warnings、notifications、 informational、debugging があり、それぞれレベル値 0(emergencies)~
7(debugging)に対応します。
facility:ファシリティー値を指定します。使用するファシリティー値は ファシリティー番号もしくはファシリティー名で指定します。指定しない 場合はlocal7(23)を使用します。
FACILITY-NUM:ファシリティー番号(0~23)で指定します。
FACILITY-NAME:ファシリティー名で指定します。使用できるファシリ
ティー名は kern、user、mail、daemon、auth1、syslog、lpr、news、
uucp、clock1、auth2、ftp、ntp、logaudit、logalert、clock2、 local0、local1、local2、local3、local4、local5、local6、local7 が あり、それぞれファシリティー番号0(kern)~23(local7)に対応します。
discriminator NAME:適用するdiscriminatorを指定します。
port UDP-PORT:syslog サーバーの宛先 UDP ポート番号を 514、または
1024〜65535で指定します。指定しない場合、514を使用します。
デフォルト なし
コマンドモード グローバル設定モード デフォルトレベル レベル:12
使用上のガイドライン 本コマンドでは、ログを送信するsyslogサーバーを登録します。
使用例:
重大度レベルが 4(warinigs)よりも高いログを syslog サーバー(20.3.3.3)に送信する方法を示します。
# configure terminal
(config)# logging server 20.3.3.3 severity warnings (config)#
logging source-interface
目的 syslogサーバーと通信を行うインターフェースを指定します。デフォルト
の設定に戻すには、no形式を使用します。
シンタックス logging source-interface INTERFACE-ID no logging source-interface
パラメーター INTERFACE-ID:syslog の通信を行う VLAN インターフェースを指定しま す。
デフォルト なし
コマンドモード グローバル設定モード デフォルトレベル レベル:12
使用上のガイドライン 本装置では本設定を使用しません。
使用例:
syslogサーバーと通信を行うインターフェースにVLAN 100を指定する方法を示します。
# configure terminal
(config)# logging source-interface vlan100 (config)#
logging console
目的 コンソールポートへのログの出力を有効にします。デフォルト設定に戻す には、noコマンドを使用します。
シンタックス logging console [severity {SEVERITY-LEVEL | SEVERITY-NAME}]
[discriminator NAME] no logging console
パラメーター severity:出力するログを重大度(Severity)で指定します。
SEVERITY-LEVEL:ログの重大度を 0~7 のレベルで指定します。指定した レベルと同じか、より重要度が高いログを出力されます
SEVERITY-NAME: ロ グ の 重 大 度 を 重 大 度 名 で 指 定 し ま す 。 重 大 度 名 は emergencies、alerts、critical、errors、warnings、notifications、 informational、debugging があり、それぞれレベル値 0(emergencies)~
7(debugging)に対応します。
discriminator NAME:適用するdiscriminatorを指定します。
デフォルト 無効
コマンドモード グローバル設定モード デフォルトレベル レベル:12
使用上のガイドライン 本コマンドは、コンソールポートにログを出力する機能を有効にします。
使用例:
重大度レベルが3(errors)よりも高いログをコンソールポートに出力する方法を示します。
# configure terminal
(config)# logging console severity errors (config)#
logging discriminator
目的 システムログを選別するためのdiscriminatorを作成します。
シンタックス logging discriminator NAME [facility {drops STRING | includes STRING}] [severity {drops SEVERITY-LIST | includes SEVERITY-LIST}]
no logging discriminator NAME
パラメーター NAME:discriminatorの名前を指定します。
facility:機能区分でのフィルタリングを行います。
STRING:機能名を 1 つ以上指定します。機能名は SYS、PORT、STP、LAC、
FDB、LLDP、ACL、QOS、PORTSEC、DHCP、DHCPV6、STORM_CTRL、SSH、CLI、
SNMP、ALARM、AAA、DEVICE、RADIUS、DOT1X、MAC、CFG、FIRMWARE が使用 可能です。複数の機能名を使用する場合は、機能名と機能名の間を空白を 入れずにコンマで区切ります。
includes:条件に一致しないログを制限します。
drops:条件に一致するログを制限します。
severity:重大度でのフィルタリングを行います。
SEVERITY-LIST:重大度レベルのリストを指定します。
デフォルト なし
コマンドモード グローバル設定モード デフォルトレベル レベル:12
使用上のガイドライン discriminator は、システムログを重大度と機能区分のいずれか、もしく は両方を使用してフィルタリングを行うためのプロファイルです。作成し
た discriminator は、ローカルバッファーやコンソールポートの出力、
syslogサーバーへの出力の設定で使用することができます。
機能区分と重大度で、それぞれ合致する条件と、アクションを定めます。
アクションにはincludes と drops があり、includes の場合は条件に合致 しないシステムログを制限します。逆に drops の場合は、条件に合致する システムログを制限します。
使用例:
discriminator を作成する方法を示します。この例では、「buffer-filter」という名前で定義された、
STP機能での重大度レベル1、4、5、6のシステムログ以外を制限するプロファイルが作成されます。
# configure terminal
(config)# logging discriminator buffer-filter facility includes STP severity includes 1-4,6
(config)#
command logging enable
目的 コマンドロギング機能を有効にします。コマンドロギング機能を無効にす る場合は、no形式を使用します。
シンタックス command logging enable no command logging enable パラメーター なし
デフォルト 有効
コマンドモード グローバル設定モード デフォルトレベル レベル:12
使用上のガイドライン コマンドロギング機能は、実行されたコマンドを記録します。
show logging コマンドを使用して表示されるコマンド文字列部分は、最大
255文字です。
使用例:
コマンドロギング機能を有効にする方法を示します。
# configure terminal
(config)# command logging enable (config)#
show logging
目的 装置のシステムログを表示します。
シンタックス show logging [all | [REF-SEQ] [+ NN | - NN] | sram]
パラメーター all:すべてのログを最新のメッセージから表示します。
REF-SEQ:表示を開始する参照シーケンス番号を指定します。+ NN や- NN を省略した場合、指定のシーケンス番号から最新のログまで表示します。
+ NN:参照シーケンス番号のログの後に発生したログを表示します。NN に は表示するログの数を指定します。参照インデックスを省略した場合は、
最も古いログを起点として表示します。「+」演算子と NN 演算子の間には スペースが必要です。
- NN:参照シーケンス番号のログの前に発生したログを表示します。NN に は表示するログの数を指定します。参照インデックスを省略した場合は、
最も新しいログを起点として表示します。「-」演算子と NN 演算子の間に はスペースが必要です。
sram:SRAM内のすべてのログを表示します。
デフォルト なし
コマンドモード 任意のコマンドモード デフォルトレベル レベル:1
使用上のガイドライン ローカルバッファーの各ログは、シーケンス番号に関連付けられます。ロ グが記録されると、1 から始まるシーケンス番号が割り当てられます。
シーケンス番号は、100000に達すると1に戻ります。
パラメーターを指定せずにコマンドを実行した場合、最新のメッセージか ら最大200のエントリーが表示されます。
使用例:
ローカルバッファー内のログを表示する方法を示します。
# show logging
Total number of buffered messages:6
#6 2016-03-03 14:49:36 INFO(6) "exit" executed by 15 from Console
#5 2016-03-03 14:49:35 INFO(6) "configure terminal" executed by 15 from Con sole
#4 2016-03-03 14:49:29 INFO(6) Successful login through Console (Username: 1 5) #3 2016-03-03 14:49:27 INFO(6) Logout through Console (Username: 15)
#2 2016-03-03 14:49:27 INFO(6) "logout" executed by 15 from Console
#1 2016-03-03 14:49:22 INFO(6) "clear logging" executed by 15 from Console
#
起点となるシーケンス番号を指定してローカルバッファー内のログを表示する方法を示します。この 例では、シーケンス番号3のログから最新のエントリーまでを表示します。
# show logging 3
Total number of buffered messages:7
#3 2016-03-03 14:49:27 INFO(6) Logout through Console (Username: 15)
#4 2016-03-03 14:49:29 INFO(6) Successful login through Console (Username: 1 5) #5 2016-03-03 14:49:35 INFO(6) "configure terminal" executed by 15 from Con sole
#6 2016-03-03 14:49:36 INFO(6) "exit" executed by 15 from Console
#7 2016-03-03 14:49:40 INFO(6) "show logging" executed by 15 from Console
#
ローカルバッファー内のログを選択して表示する方法を示します。この例では、シーケンス番号3の ログに続く計2個のログだけが表示されます。
# show logging 3 + 2
Total number of buffered messages:8
#3 2016-03-03 14:49:27 INFO(6) Logout through Console (Username: 15)
#4 2016-03-03 14:49:29 INFO(6) Successful login through Console (Username: 1 5)
#
clear logging
目的 装置のシステムログを削除します。
シンタックス clear logging パラメーター なし
デフォルト なし
コマンドモード 特権実行モード デフォルトレベル レベル:12
使用上のガイドライン 本コマンドでは、装置のローカルバッファー、SRAM に保存されたシステム ログを削除します。