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FD 実施経費報告書

ドキュメント内 FD FD (ページ 195-198)

第9章  工学部の FD 活動

第5節  FD 実施経費報告書

第6節  来年度の課題 

・授業外学習時間の確保(単位制度の実質化) 

溝上(2008)は、「授業・授業外学習による学習タイプと汎用的技能との習得の関連」において、

2006 年 10 月から 2007 年 2 月にかけて、日本国内の威信ある主要国立大学 10 大学の学生を対象 に、勉強や宿題をする(1 週間あたりの時間数)の分析を行っており、「授業以外で、1日1時間 も学習していない学生が6割近くもいる」ことを明らかにしている。 

表1  講義(質問1〜10)、演習・実習・

実験(質問1〜14)についての平成 20 年度、21年度、22年度の3ヵ年におけ る回答平均値

注)演習・実習・実験の質問9・10は、評価点 の算出方法が H20〜22 で異なるため比較でき ない

増減 H20 H22 H22-H20

1 4.7 4.8 0.1

2 2.2 2.6 0.4

3 3.8 4.1 0.3

4 4.0 4.3 0.3

5 4.0 4.3 0.3

6 4.0 4.2 0.2

7 3.9 4.1 0.2

8 3.6 3.8 0.2

9 3.7 3.9 0.2

10 3.8 4.1 0.3

1 4.9 5.0 0.1

2 2.7 3.1 0.4

3 4.2 4.3 0.1

4 4.2 4.4 0.2

5 4.3 4.5 0.2

6 4.4 4.5 0.1

7 4.3 4.5 0.2

8 4.3 4.4 0.1

9 4.2 2.7 ―

10 4.1 2.4 ―

11 4.1 4.0 -0.1 12 4.3 4.3 0.0 13 4.2 4.2 0.0 14 4.3 4.4 0.1

回答平均値

演習 実験 実習 講義

質問 分類

部  局 FD研修・FD活動の内容 経費の用途

(購入物・旅費謝金等) 執行額(千円) FD活動の効果 (簡潔に)

農学部 両面有孔ボード 88

農学研究科 アルミ角パイプ脚 55

143 計 

セミナー(農学部公開講演会)の実施

191

【データソース】  秦由美子代表  平成 16-18 年度科学研究費補助金研究基盤(B)(一般) 『大 学における学生の質に関する国際比較研究−教育の質保証・向上の観点から−』(課題番号 17330165). 最終報告書. Pp.2-11. (2008 年 3 月 31 日). 

上記の報告、さらに山口大学での学生への調査等を踏まえて、大学設置基準で定められている 単位制度の趣旨に沿って、大学の教室内での学習と教室外での学習を合わせた 1 単位 45 時間の学 習時間を実質化することを早急に進める必要がある。現在、教学委員会で検討中の「学生生活ノ ート(仮称)」も有効な手段の一つであると考えられる。 

・適正な成績評価 

大学教育センターでは、組織的FDの推進及び各教員の授業改善に資するため、「成績分布共有 システム」を公開している。たとえば、2010 年度の前期前半 月 7〜8 に開講された「11 英語 TOEIC 準備」を抽出すると、獣医学科は1クラス授業(C教員)であるが、生物資源環境科学科と生物 機能科学科は2クラス授業(生資(1-45)、生資(46-)、A教員)、(生機(1-40)、生機(41-)、B教 員)として開講されている。C教員のクラス(生機(41-)・獣医)は全員が「S」評価であるのに 対して、生物機能科学科の生機(1-40)が受講するB教員のクラスは「S」評価は 8.3%であること から、生物機能科学科の学生がB・C教員のクラスで評価が大きく異なっている。各生徒の詳細 な成績は把握していないが、C教員のクラスの学生 10 名がB教員の 40 名よりきわめて優秀な成 績を収めているとは考えられないことから、B教員とC教員で評価が大きく異なることが推察さ れる。生物資源環境科学科については、A教員のクラスは「S」評価は 68.2%であり、B教員の クラスより高評価の学生が著しく多いことがわかる。 

このように、授業「2010 年度 前期前半 月 7〜8 TOEIC 準備」だけを抽出・比較しても、担当 教員(A・B・C教員)間で評価が大きく異なることから、適正な成績評価の検討が望まれる。 

文責  平成22年度  FD担当教員(農学部、農学研究科、医学系研究科(農学)) 教授  山本  晴彦、内線5833、E-メールアドレス:[email protected]

図1  授業「2010 年度 前期前半 月 7〜8 TOEIC 準備」におけるクラス別(担当教員別)

のS(秀)、A(優)、B(良)、C(可)の比率(%) 

0 20 40 60 80 100 生資(1-45)

A教員 生資(46-)・

生機(1-40)  B教員 生機(41-)・

C教員獣医

C A B

S

評価比率(%)

学科

(学籍番号)

S 秀

S 秀

S秀

A 優

優 B

C 可

第 11 章  人文科学研究科の FD 活動 

  今年度の大学院人文科学研究科の FD 活動としては、当研究科の所属教員が人文学部のそれと重 なることから、人文科学研究科の FD 研修会、大学教育機構主催の FD 研修会・講演会への参加、教員 間授業公開(ピア・レビュー)については、人文学部のそれと合同の実施となる。ただし、学生によ る授業評価アンケートについては、人文学部で実施しているようなマークシート方式のものを採用せ ず、研究科独自の記述方式のものによって実施した。教員授業自己評価入力については、全学的に実 施している方式に準拠して実施した。 

 具体的活動内容に関しては、第 4 章「人文学部の FD 活動」を参照されたい。 

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第 12 章  教育学研究科の FD 活動 

第1節  授業公開 

  実施していない。

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