第2章 高齢者を取り巻く状況
第2節 重点目標
(2)安心できる介護サービスの充実
①介護サービスの充実
②介護サービスの質的向上
(3)生活支援体制の整備
①生活環境の整備
介護を必要とする高齢者に対して、適切なサービスができるよう、在宅サービス・施設サー ビスのサービス提供基盤の充実を図ります。
また、認知症高齢者やひとり暮らし高齢者の増加等を踏まえ、住み慣れた地域での生活が継 続できるよう、身近なところで利用できる地域密着型サービスの計画的な整備を進めます。
さらに、介護保険財政の円滑な実施のため、健全な財政運営に努めます。
介護サービスに携わる人材の養成と研修体制の充実を図るとともに、事業者間の連携・調整 を行い、苦情やトラブルを未然に防止し、利用者が安心してサービスを受けることができるよ う、介護サービス事業者の資質の向上に努めます。
高齢者をはじめ、すべての市民が安心して社会生活ができるよう、道路や公園、公共施設 をはじめとする生活基盤のバリアフリー化等の整備促進や、高齢者にやさしい住まいづくり を推進します。
また、高齢者が医療機関等への通院や買物などの外出が円滑に行えるよう、交通手段の確 保を図ります。
さらに、消防、警察、民生委員、各種福祉ボランティア団体などと連携を図り、高齢者の 防犯、防災意識の啓発を行うとともに、災害等の緊急時の救済、援助体制づくりを行います。
②相談・支援体制の充実
③認知症高齢者への支援
地域包括支援センターを中心として、民生委員やボランティアなど地域社会の協力を得て、
高齢者の実態把握や安否確認、虐待防止などに取り組むとともに、高齢者やその家族が抱え るさまざまな悩みや問題に対する総合的な相談・支援を行います。
また、ひとり暮らしや寝たきり、認知症などの介護が必要な状態になっても、住み慣れた 地域で暮らし続けることが可能となるように、地域での見守り、交流、ボランティア活動の 活性化など、地域全体で要援護高齢者の権利を擁護し、安心できる生活を支える地域ケア体 制の整備・充実に努めます。
地域包括支援センターや関係機関等の連携を強化し、早期段階から保健・医療・福祉サー ビスを継続的に提供する体制づくりを進め、認知症高齢者のケアに努めるとともに、相談・
支援体制の充実を図ります。
また、認知症高齢者が、可能な限り在宅で暮らすことができるよう、在宅サービスの提供 を促進するとともに、認知症により意思能力・判断能力が不十分な高齢者に対して、成年後 見制度や日常生活自立支援事業などにより、日常生活を援助します。
さらに、認知症介護の専門的知識を持つ「認知症介護アドバイザー」の活用により、認知 症に対する正しい理解と認知症高齢者に関する介護知識の普及・啓発に努めます。