第3章 応急対策計画
第6節 災害情報の広報活動
災害の発生した場合や、発生するおそれのある場合、市民に正確な情報を迅速に提供し、
混乱防止や適切な判断による行動が取れるように県及び防災関係機関と連携して、迅速な 広報活動を行います
項 目 主管部 頁
1 災害発生前の広報
事務局 関係各部
統括部
【風水害等-3-6-1】
2 災害発生後の広報 【風水害等-3-6-2】
3 広報の手段 【風水害等-3-6-2】
4 広報の種類 【風水害等-3-6-3】
5 報道機関への発表と資料の収集 事務局 【風水害等-3-6-3】
1 災害発生前の広報
---事務局、関係各部、統括部 災害発生のおそれがある場合、次に掲げる項目を主に広報を実施します。
1 気象情報に関する情報 ① 気象・注意報など
2 危険地域に関する情報 ① 急傾斜地、浸水想定地域等の危険回避の情報 ① 避難準備に関する情報
② 避難場所、避難経路の情報 ③ 注意事項
4 ライフラインの状況 ① 電気、ガス、水道、電話、下水道等の状況 5 その他必要な情報
3 避難に関する情報
内 容 ・ 広 報 事 項
2 災害発生後の広報
---事務局、関係各部、統括部 災害発生後広報は、災害応急対策活動の状況を中心に広報活動を実施しますが、災害の 状況により、適宜必要な項目について行います。
1 ① 災害の概要(規模、範囲など)
① 避難勧告、指示、警戒区域の設定
② 避難場所、避難経路の情報
③ 注意事項(携行品、連絡先の表示)
① 応急救護所の開設状況
② 医療機関の受入れ情報
①
② 道路情報(交通規制など)
③ 交通機関の運転状況
① 応急対策の実施状況
② 救援物資の情報(食料、飲料水、生活物資)
① 安否に関すること
② 遺体収容関係
③ 市長のメッセージ
④ その他必要な事項 7 その他必要な情報
内 容 ・ 広 報 事 項 浸水、がけ崩れ等の被害状況
2 避難に関する情報
4 医療・救護に関する情報
5 ライフライン等の状況
ライフラインの状況(電気、ガス、水道、電話、下水道等の状況)
6 応急対策の状況
3 広報の手段
---事務局、関係各部、統括部 市民に行う災害広報の手段は、災害の状況により次の手段を有効に活用して実施します。
1 2 3 4 5 6 7
8 その他の手段
防災行政用無線(同報系:屋外子局、個別受信機)
広報車両、消防車両、警察車両
広報紙(「広報あやせ」臨時号を含む。)
チラシ、パンフレット
集配郵便局等を媒体とした広報
新聞、テレビ、ラジオ等の報道関係機関による広報
綾瀬市ホームページ、災害時用ブログ、あやせ安全・安心メール及び緊急速報メー ル
4 広報の種類
---事務局、関係各部、統括部
(1)市民に対する広報
市民に対する広報は、「3 広報の手段」を有効に活用して行います。
(2)外国籍市民に対する広報
必要に応じ英語等で表現し、状況によってはその他の言語による表現をボランティ ア等の協力を得て行います。
(3)障がい者に対する広報
視覚障がい者に対しては、可能な限り防災行政用無線(固定系)で放送を行います。
また、可能な範囲で点字による広報を行います。
聴覚障がい者に対しては、綾瀬市ホームページ、災害時用ブログ、あやせ安全・安 心メール、緊急速報メールを活用した文字による広報を行います。
実施については、ボランティア団体等と連携を密にして、必要な情報提供を行いま す。
5 報道機関への発表と資料の収集
---事務局 災害対策本部が取りまとめた災害情報等は、総務対策部を通じて、適宜報道関係機関に 発表します。
(1)情報の発表
報道関係機関への対応は、専任の担当を置くこととし、情報の提供方法、情報内容 等のマニュアルを作成し、常に統一した情報提供を行い、情報の混乱を防止します。
(2)災害写真等の収集
総務対策部は、必要に応じて被害状況、災害対策活動等の災害写真の撮影等を行い、
広報資料などに使用します。
また、報道機関が撮影した写真や情報を収集します。
◎ 関係資料
防災行政用無線広報文例【2-4】
災害時には、効果的な応急対策活動を行うために、迅速かつ的確に被害の全体像を把握 するとともに、県や防災関係機関へ迅速に報告、伝達を実施します。
主 管 部 頁
1 災害情報の収集及び報告 【風水害等-3-7-1】
2 被害調査 【風水害等-3-7-6】
3 家屋の被害認定調査 総務対策部 【風水害等-3-7-7】
項 目
関係各部
1 災害情報の収集及び報告
---関係各部 災害の発生した場合や発生するおそれのある場合において、市や防災関係機関が実施す る災害応急対策を円滑に進めて行くため、被害状況や被災者の状況等の情報を迅速・的確 に収集するため、次により情報収集・集約を行います。
(1)市の被害調査
綾瀬市災害対策本部規則に基づき、災対各部及び各統括部が人員・車両等を活用し、
被害状況調査を行います。
また、市民・自主防災組織、防災関係機関、企業等からの災害情報は、総務対策部 が集約し、災害対策本部において整理したものを神奈川県、防災関係機関及び被災者 に対し、情報提供を行います。
(2)市民・事業所等の協力
災害が発生した場合や発生するおそれのある異常な現象を発見した市民、事業所等 は、直ちに最寄りの市行政機関、警察官(大和警察署)に通報するものとします。
また、通報を受けた関係者(市及び防災関係機関)は、その事項を直ちに所管機関 に報告するものとします。