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第3章 応急対策計画

第1節 気象情報等の受理・伝達

(2)警報、注意報の地域細分

警報及び注意報は、二次細分区域(原則として市町村)単位で発表されます。

府県 予報区

一次細分 区域

市町村等を まとめた

地域

二次細分区域

神奈川県 東部 横浜・川崎 横浜市、川崎市

湘南 平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、大和市、海老名市 座間市、綾瀬市、寒川町、大磯町、二宮町 三浦半島 横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町

西部 相模原 相模原市

県央 秦野市、厚木市、伊勢原市、愛川町、清川村

足柄上 南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、

開成町

西湘 小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町

※ 市町村等をまとめた地域とは、二次細分区域ごとに発表する警報・注意報の発表 状況を地域的に概観するために、災害特性や防災関係機関等の管轄範囲などを考慮 してまとめた区域です。

(3)注意報・警報の種類及び発表基準

気象業務法に基づき、横浜地方気象台が発表する注意報・警報の発表基準は、次 のとおりです。

綾瀬市

府県予報区 神奈川県 一次細分区域 東部 市町村等を

まとめた地域 湘南

警報

大雨 (浸水害) 雨量基準 1時間雨量 45mm (土砂災害) 土壌雨量指数基準 136

洪水

雨量基準 1時間雨量 45mm

流域雨量指数基準 引地川流域=15、目久尻川流域=11

複合基準 1時間雨量 25 ㎜かつ流域雨量指数 引地川流域=11 指定河川洪水

予報による基準 ―

暴風 平均風速 25m/s

暴風雪 平均風速 25m/s 雪を伴う 大雪 降雪の深さ 24 時間降雪の深さ 20cm

注意報

大雨 雨量基準 1時間雨量 30mm 土壌雨量指数基準 81

洪水

雨量基準 1時間雨量 30mm

流域雨量指数基準 引地川流域=12、目久尻川流域=9

複合基準 1時間雨量 15 ㎜かつ流域雨量指数 引地川流域=11 指定河川洪水

予報による基準 ―

強風 平均風速 12m/s

風雪 平均風速 12m/s 雪を伴う 大雪 降雪の深さ 24 時間降雪の深さ 5cm

雷 落雷等により被害が予想される場合

濃霧 視程 100m

乾燥 最小湿度 35% 実効湿度 55%

低温 夏期:最低気温 16℃以下が数日継続 冬期:最低気温-5℃以下

霜 最低気温 4℃以下 発表期間は原則として 4 月 1 日~5 月 20 日 着氷・着雪 著しい着氷(雪)が予想される場合

記録的短時間大雨情報 1時間雨量 100mm

(4)土砂災害警戒情報

大雨による土砂災害発生の危険度が高まった時、市長が避難勧告等を発令する際の 判断や住民の自主避難の参考となるよう、県と横浜地方気象台が共同で発表する防災 情報です。

「土砂災害警戒情報」が発表された場合、市は土砂災害の危険性が高い避難行動要

○土砂災害警戒判定メッシュ情報

土砂災害警戒判定メッシュ情報は、土壌雨量指数及び降雨の実況・予測に基づい て、土砂災害発生の危険度を5km四方の領域(メッシュ)毎に5階級表示した情 報で、解析時刻、1時間先予測、2時間先予測を分布図で表示するもので、土砂災 害発生の危険度の高い地域をおおよそ把握できることができます。

○土砂災害緊急情報

土砂災害緊急情報は、大規模な土砂災害が急迫している状況において、市町村が 適切に住民への避難指示に判断等を行えるよう、河道閉塞や火山噴火に起因する土 石流等については国土交通省が、地滑りについては県が緊急調査を行い、市町村に 被害の想定される区域・時期の情報を提供するものです。

(5)水防活動用の注意報及び警報

気象等の状況により洪水、津波又は高潮のおそれがあると認められる場合に行う水 防活動の利用に適合する(水防活動用)警報及び注意報は、一般の利用に適合する特 別警報、警報及び注意報をもって代えます。

区分 代替注意報 区分 代替警報

水防活動用気象注意報 大雨注意報 水防活動用気象警報 大雨警報又は大雨特別警報 水防活動用津波注意報 津波注意報 水防活動用津波警報

津波警報又は津波特別警 報(大津波警報の名称で発

表)

水防活動用高潮注意報 高潮注意報 水防活動用高潮警報 高潮警報又は高潮特別警報 水防活動用洪水注意報 洪水注意報 水防活動用洪水警報       洪水警報

(6)河川の水位情報(はん濫警戒情報)

大雨による河川溢水災害の危険が高まった時、市長が避難勧告等を発令する際の判 断や市民の自主避難の参考となるよう、県が発表する防災情報です。本市においては、

目久尻川及び蓼川において発表されます。

「目久尻川はん濫警戒情報」あるいは「蓼川はん濫警戒情報」が発表された場合、

市長は当該河川の浸水想定区域内に存する避難行動要支援者施設に個別に情報の伝達 を行います。

(7)火災気象通報・火災警報 ○火災気象通報

横浜地方気象台は、県内の気象状況が火災の予防上危険であると認めた場合は、県 防災行政通信網により、市長へ通報します。

 実効湿度が55%以下で、最小湿度が35%以下になる見込み。

 毎秒12メートル以上の平均風速が予想されるとき。

 (降雨、降雪時においては、通報を行わない場合がある。)

○火災警報

市長は、市域の気象状況が火災の予防上危険であると認めるときは、火災警報を発 令します。

 実効湿度が55%以下であって、相対湿度が35%以下で最 大風速7メートルを超える見込み。

 上記に準ずる気象状況で、火災の予防または警戒上、特に危 険であると認められる場合

 平均風速15メートル以上が1時間以上連続して吹く見込 み。

(8)火災警報の伝達

消防本部では、火災警報の発令時には防災行政用無線及び消防車両により実施しま す。

2 気象情報の受理伝達体制

--- 県から通報される予報及び警報等は、消防本部及び防災主管課が受理します。

県警察本部 各警察署

県災害対策課

綾瀬市消防本部 防災主管課

放送 NTT東日本㈱東

京虎ノ門セン ター

NHK横浜放送局

県水防本部 [河川課]

NHK報道局

気象情報 提供会社

(財)気象業務支 援センター

メール

関係各部

防災行政用無

防災行政用無

(1)勤務時間内における措置

消防本部及び防災主管課は、警報等を受理した場合、必要に応じて速やかに関係各 部長へ通報します。伝達を受けた関係各部は、必要な措置を講じます。

(2)勤務時間外における措置

消防本部は、警報等を受理した場合、緊急を要する情報については、速やかに関係 各部へ通報し、伝達を受けた関係各部は、必要な措置を講じます。

※ 災害警戒本部及び災害対策本部設置時は、事務局から関係各部へ伝達します。

市は、台風、豪雨等により災害が発生するおそれがある場合は、洪水等による水害を警 戒、防御し、これによる被害を軽減するために水防法(昭和24年法律第193号)第3 条に規定する、市の区域内の水防の責任を果たすため必要な活動を行います。

主 管 部 頁

1 水防体制 【風水害等-3-2-1】

2 水防活動 【風水害等-3-2-2】

3 重要水防区域 【風水害等-3-2-2】

4 取水堰 環境経済部 【風水害等-3-2-4】

5 河川水位の観測 消防本部

防災主管部 【風水害等-3-2-4】

6 水防警報 消防本部 【風水害等-3-2-5】

項       目

消防本部

1 水防体制

---消防本部

(1)水防責任

市は、区域内の水防が十分に行われるよう次の事項の体制整備を確立します。

1 2 3 4

水防体制の確立

情報、通信連絡系統の確立

水防時における的確な水防活動の実施 平常時における河川、堰等の巡視

(2)水防体制

水防体制については、警戒活動等を実施する水防活動及び災害警戒本部の二段階で 対応し、全市的な対応が必要と認めるときは、災害対策本部を設置して応急対策を実 施します。

水 防 活 動

警 戒 本 部