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森林の放射性物質による汚染への対応

3. 木質バイオマスの供給

3.3 放射性物質への対応

3.3.1 森林の放射性物質による汚染への対応

【現状】

・本県の森林面積のうち約半分が、放射性物質による汚染によって追加被 ばく線量の基準、年間

1mSv(空間線量率 0.23μSv/h

に相当)を超え ています。

・森林の空間線量率は徐々に低下していますが、森林の再生には森林内に おける放射性物質の低減させることが必要です。

【対応】

・生活圏内の森林除染については、平成

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日で県から出され た「福島県農林地等除染基本方針(森林編)」を参照・遵守します。

・森林内の放射性物質の動態については、時間の経過とともに変化するこ とが予想されます。継続的に実施・公開される調査結果を確認するだけ ではなく、自ら作業場所における空間線量率を計測し、状況を把握しま す。

[解説]

県で取りまとめた「森林の放射性物質による汚染状況調査(中間報告、平成

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月)」において、現状でも、県内の森林面積のうち、約

50%が 0.23μ Sv/h

以上であり(図 3-11)、震災当初と比較し、空間線量率は低下しているも のの、森林の再生のためには森林整備などによる森林内の放射性物質の低減化 が必要です。

なお、生活圏内の森林除染については、平成

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月に原子力災害対策本部 より示された「森林の除染の適切な方法等の公表について※」の中で、以下の 目標に即した空間線量率の引き下げを除染の基本方針とし、暫定的に、住居等 近隣の森林における除染を最優先に行い、住民の被ばく線量の低減を図ること とされています。

※ http://www.kantei.go.jp/jp/singi/genshiryoku/dai21/21_09_gensai.pdf

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また、福島県から「福島県農林地等除染基本方針(森林編)(平成

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日)」(http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/231205sinrin.pdf)が公 表されています。本方針は、県内において実施される森林等の除染に関して、

県の基本的な考え方をまとめたものであり、市町村の除染実施計画策定と除染 の実施にあたっての目安として位置づけています。これは、市町村が除染実施 計画に基づき国有林の除染を求めるにあたっての目安になるものです。

[参考 1]

国有林における除染の取り組み

国有林を管轄する関東森林管理局では、放射性物質の除染を円滑に実施する ことを目的とし、平成

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月に林野庁関東森林管理局の組織として森林放射 性物質汚染対策センター(以下、「国有林除染センター」という。)を設置しま した。

(http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/seibi/jyosennnikannsurutorikumi.html)

国有地についても市町村が立てる除染実施計画に沿って除染事業を行うこと となり、国有林除染センターは、特措法に基づき汚染状況重点調査地域(※)

として指定された市町村において、当該市町村と連携を図りながら、森林にお ける除染事業を実施します(図 3-10)。

※汚染状況重点調査地域:

平均的な放射線量率が0.23μSv/h以上の地域を含む市町村を、地域内の事故由来放射 性物質による環境の汚染の状況について重点的に調査測定をすることが必要な地域と して、指定するもの。

図 3-10 森林放射性物質汚染対策センターと市町村の連携図

[参考 2]

森林の除染技術に関する取り組み

福島県林業研究センターでは森林の除染技術に関する試験を行っています

(図 3-12)。

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図 3-11 福島県の森林の汚染状況

【出典】福島県(平成2412月)、森林の放射性物質による汚染状況調査(中間報告)について

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図 3-12 福島県林業研究センターにおける除染実証事業

【出典】内閣府原子力被災者生活支援チーム、(独)日本原子力研究開発機構等

(平成244月)、平成23年度「除染技術実証試験事業」の結果概要 http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2012/siryo12/siryo1-3.pdf

【出典】福島県(平成2412月)、森林の放射性物質による汚染状況調査(中間報告)について

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