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新エネルギー導入可能性

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(2) エネルギー消費構造調査による新エネルギー導入可能性 

本市のエネルギー消費構造は、エネルギー源別では電力や石油製品の割合が高く、消費 部門別では運輸部門が最も高いことから、電力やガソリン・軽油の消費量軽減を中心とし た新エネルギー導入が考えられます。 

電力の消費動向では家庭用の消費量が増加傾向にあることから、民生家庭部門における 新エネルギー導入推進が考えられます。 

 

(3) 新エネルギー賦存量調査による新エネルギー導入可能性 

新エネルギーの賦存量・利用可能量の推計結果によると、発電利用・熱利用ともに太陽 エネルギーが最も多くなっていることから、「太陽光発電」「太陽熱利用」の導入可能性が 考えられます。

バイオマスエネルギーの中では、 「木質資源」の賦存量・利用可能量が比較的多くなって いることから、林地残材や製材残材等を利用した電力・熱利用に向けた取組を検討してい くことが考えられます。

 

(4) アンケート調査による新エネルギー導入可能性 

地球温暖化問題に対する関心度や新エネルギーに対しての認知度・関心度が高いことか ら、今後も継続的な情報提供が重要であるとともに、市民・事業者との協働での取組(例.

エコ・ワット・プロジェクト、廃食用油の一般家庭からの回収、住民共同発電への取組等)

を進めていくことで、知るステップから行動するステップへ促していくことが重要です。 

今後、本市が導入していくことがふさわしい新エネルギーとしては、市民・事業者とも に「太陽」「廃棄物」「クリーンエネルギー自動車」等が上位に挙げられており、バイオマ スエネルギーの中では「廃食用油(BDF) 」「木質系の未利用資源」「農業残渣」が上位に挙 げられています。こうした市民や事業者の意向を踏まえた上で、新エネルギー導入を推進 していくことが重要です。 

 

(5) エネルギー関連情報調査による新エネルギー導入可能性 

「太陽光発電」「太陽熱利用」「風力発電」「廃食用油(BDF)」「クリーンエネルギー自動 車」「天然ガスコージェネレーション」「小水力発電」及び「バイオマスエネルギー(直接 燃焼・メタン発酵・燃料製造(木質ペレット))」が実用段階にあることから、これらの新 エネルギーについては、需要先の確保や事業性等を検討した上で、短期〜中期の間での導 入可能性が高いものといえます。 

 

 

7.2 新エネルギー導入可能性の総合評価 

本市の新エネルギー導入可能性をまとめると、 「可能性が高く、直ちに導入が可能」なも のとして、 「太陽エネルギー(太陽光発電・太陽熱利用)」 「クリーンエネルギー自動車」 「水 力エネルギー」が挙げられます。  

また、 「可能性は高いが、調査・検討が必要」なものとして、 「廃食用油」 「木質資源」 「風 力エネルギー(小型・ハイブリッド型)」が挙げられます(表 7.2‑1)。 

 

表 7.2‑1 新エネルギー導入可能性のまとめ 

エネルギー区分  エネルギー種別  総合評価

供給サイド 太陽エネルギー:太陽光発電  ◎ 

 :太陽熱利用  ◎ 

 風力エネルギー(風力発電):大型  × 

 :小型(ハイブリッド型)  ○ 

 バイオマスエネルギー:農業資源(農業廃棄物)  △ 

 :畜産資源(畜産廃棄物)  △ 

 :木質資源  ○ 

 :し尿・浄化槽汚泥  × 

 :廃食用油    ○ 

需要サイド クリーンエネルギー自動車  ◎ 

 天然ガスコージェネレーション  △ 

 燃料電池  △ 

再生可能エネルギー 水力エネルギー  ◎ 

*総合評価 

◎:導入可能性が高く、直ちに導入が可能(短期:1 年以内) 

○:導入可能性は高いが、調査・検討が必要(中期的:1〜3 年程度) 

△:導入可能性はあるが、調査・検討が必要(中長期的:3 年以上) 

×:現時点では導入可能性が低く、調査・検討の必要もない

 

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