• 検索結果がありません。

性暴⼒

ドキュメント内 ユネスコ教育部⾨ (ページ 42-46)

テーマ:

3.3 性暴⼒

3.1 社会的性の構造と性の役割 学習⽬標(5〜8 歳)

【⽣物学的な性別と社会的な性の違いを理解することが重要】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 社会的な性と⽣物学的な性を定義し、それらがどのように異なるかを述べる(知識)。

▶ ⽣物学的な性と社会的な性についてどのように感じているかを伝える(能⼒)

【家族、個⼈、仲間、地域が(⽣物学的な)性と社会的な性に関する情報を提供してくれます】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ (⽣物学的な)性と社会的な性に関してどこから情報を得るかを知っている(知識)。

▶(⽣物学的な)性と社会的な性についての考えは情報をどこから得るかによっても変わることを認識す る(態度)

学習⽬標(9-12 歳)

【社会的規範、⽂化的規範と宗教的信念は性的な役割に影響を与えるものの1つです】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 性的な役割について述べる(知識)

▶ 社会的規範、⽂化的規範、宗教的信念が性的な役割にどのように影響するかについて例を挙げて述べ る(知識)

▶ 性的な役割に影響する⾊々な要因があることを認識する(態度的)。

▶ 性的な役割についての考えに影響を与える社会的、⽂化的、宗教的な信念について述べる(能⼒)

【ひとりひとりが性別という観点で⾃⾝のことを考えたり表現したりすることは、かけがえのないもの であり尊重されるべきものです】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 性同⼀性について述べる(知識)

▶ ⽣物学的な性と性同⼀性が同じにならない⼈がいること、それはどのようなことかを説明する(知識)

▶ 誰もが性同⼀性を持っていることを認める(態度)

▶ ⾃⼰の性同⼀性について良く知り、他者の性同⼀性を尊重する(能⼒)

学習⽬標(12〜15 歳)

【性的な役割と規範が⼈⽣に影響を与えます】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 性的な規範が同⼀性、欲望、習慣、⾏動をどのように形成するかを知る(知識)

▶ 性的な規範が⼈々の選択や⾏動に対して、どのような有害な影響や悪い影響を与える可能性があるか を知る(知識)

▶ 性的な規範に関する信念は社会が形成することを認識する(態度)

▶ 性的な役割やその性別に期待されることは変えて⾏けることを認識する(態度)

▶ ⽇頃から家庭、学校、地域で、性的な役割に良い影響を与える⾏動を実践する(能⼒)

【恋愛関係は、性的な役割や性別に関する固定観念に悪影響を受ける可能性があります】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 性的な規範(男性らしさと⼥性らしさに関わる規範の両⽅)と性別に関する固定観念が恋愛関係に与 える影響について考える(知識)

▶ 性的な規範や性別に関する固定観念が、間違った関係性や暴⼒といかに強く関連しているかを説明す る(知識)

▶ 有害な性的な役割や性別に関する固定観念が、⼈間関係に与える影響を認識する(態度)

▶ ⼈間関係を通して、性的な役割や性別に関する固定観念に疑問を持つ(能⼒)

学習⽬標(15〜18 歳以上)

【⾃分⾃⾝や他者がもつ、性別に関する偏⾒に向かい合うことが重要です】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 男性、⼥性、様々な性的指向や性同⼀性をもつ⼈、それぞれに対する性別に関する偏⾒について例を

⽤いて述べる(知識)

▶ ⾃分⾃⾝と他⼈がもつ性別に関する偏⾒は他⼈を傷つける可能性があることを認識する(態度)

▶ ⾃分がもつ性別に関する偏⾒について批判的に吟味し、地域社会の中にある性別に関する偏⾒につい て考える(能⼒)

▶ ⾃分⾃⾝や他者がもつ性別に関する偏⾒と向き合う⽅法を⽰す(能⼒)

【ホモフォビアおよびトランスフォビアは、多様な性的指向や性同⼀性を持つ⼈々を傷つけます】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ ホモフォビアとトランスフォビアについて述べる(知識)

▶ どのような社会的規範がホモフォビアとトランスフォビアに関わるかを考え、どのような結果になる か考える(知識)

▶ すべての⼈々が⾃分が愛したい⼈を愛し、暴⼒・無理強い・差別を受けることがあってはならないこ とを認識する(態度)

▶ ホモフォビアまたはトランスフォビアといった嫌悪を持たれたことがある⼈々へどのようなサポート ができるかを⽰す(能⼒)

3.2 男⼥の平等、男⼥に関する固定観念、先⼊観

学習⽬標(5〜8 歳)

【すべての⼈は、性別に関係なく、平等に価値があります】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 性別のために⼈々がどのように不公平かつ不平等に扱われるかを知る(知識)

▶ 家庭・学校・地域社会で性別間の関係性をより公平かつ平等にする⽅法を説明する(知識)

▶ 性別が異なる⼈々に対して不公平で不平等な扱いをすることは間違っており、⼈権を侵害するという 認識する(態度)

▶ 性別に関係なく、他⼈の⼈権を尊重することが重要であることを認識する(態度)

学習⽬標(9-12 歳)

【性別による不平等や⼒の差というものは、家族・友情・⼈間関係・地域社会・社会に存在する】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 性別に関する不平等について述べる(知識)

▶ 性別に関する不平等が、家族・友情・地域・社会において⼒の違いにどのように関わっているかを説 明する(知識)

▶ 性別に関する不平等や⼒の違いによって引き起こされる(GBV などの)悪い結果について述べる(知 識)

▶ 誰もが性別に関する不平等を克服する責任があるという信念を育む(態度)

▶ 家庭、学校、地域社会での関係性を通じて、男⼥平等を促進する⽅法を⽰す(能⼒)

【性別に関する固定観念は、先⼊観や不平等さにつながる可能性があります】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 性別に関する固定観念と先⼊観について述べる(知識)。

▶ 性別に対する固定観念や期待が、⼈々の⽣き⽅に対して良い⽅向にも悪い⽅向にも強い影響を与える ことを認識する(知識)

▶ 性別による違い、特に周りから期待されている内容と異なる性別と異なる態度を取った場合、不当に 扱われたり不平等に扱われることがあることを認識する(態度)

▶ 性別に関する役割の平等性について考え、結果として不公平になったり、良くない結果となる状況に どのようにして⽴ち向かうかを述べる(能⼒)

学習⽬標(12〜15 歳)

【性別に関する固定観念や先⼊観は、男性・⼥性・多様な性的指向や性同⼀性を持つ⼈々がどのように扱 われるか、どのような選択があるかということについて影響を与えます】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 男性・⼥性・多様な性的指向や性同⼀性を持つ⼈々に対して社会が抱く理想像について社会的規範が どのように関わっているかを考える(知識)

▶ 性別に関するあらゆる形の先⼊観について例を挙げて述べる(知識)。

▶ すべての⼈々を平等に扱うことの重要性を認識する(態度)

▶ 性別の規範に準じていない⼈に対する先⼊観は、健康についての知識を含めた様々な選択を⾏うにあ たり悪影響を与える可能性があることを認識する(知識)

▶ 性別に関する先⼊観なしで⼈々と向き合えるようになる(能⼒)

▶ ⾃分の価値観が信念や性別に対する先⼊観にどのように影響するかを考える(能⼒)

【男⼥平等は、性的な⾏動や⼈⽣設計について公平な意思決定をすることに貢献します】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 性的な関係における男⼥平等とはそのようなものかを説明する(知識)

▶ 性別に関する役割が性的⾏動、避妊薬の使⽤、⼈⽣設計に関わる意思決定にどのように影響するかを 挙げる(知識)

▶ 男⼥の役割をより平等にすることによって、性的な関係性がいかに健全になるかについて考える(知 識)

▶なぜ、 男⼥平等がより健全な性的関係の⼀部であるかについて述べる(態度)

▶ 男⼥平等に基づいた関係性を構築する(能⼒)

学習⽬標(15〜18 歳以上)

【男⼥平等でないこと、社会的規範、⼒の違いは性⾏動に影響を与え、性⾏為の強要、虐待、GBV につ ながることがあります】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 男⼥平等でないことや⼒の差がどのように性的⾏動や性⾏為の強要、虐待、GBV を引き起こすかを知 る(知識)

▶男⼥平等でないことや⼒の差が、性的⾏動や安全な⾏動や安全な選択(コンドームの使⽤、SRH のサ ービスを利⽤するなど)をする能⼒に影響しうることを認識する(態度)

▶ 性⾏為の強要、虐待、GBV を受けた場合には助けを求めるほか、他⼈がそのような⽬にあった場合に はその⼈が助けを求められるように援助する(能⼒)

3.3 性暴⼒

学習⽬標(5〜8 歳)

【GBV とは何かを知り、助けを求めるべき場所を知ることが重要です】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ GBV とは何かを述べ、さまざまな場所(学校、家庭、公共の場所など)で起こりうることを認識する

(知識)

▶ 性別に関する考え⽅や先⼊観が、(差別や暴⼒も含め)他の⼈にどのように接するかに影響すること を理解する(知識)

▶ GBV はいかなるものであれ、間違っているということを理解する(態度)

▶ 学校内外での暴⼒も含めた GBV を誰かが受けているということを知ったときに、信頼できる⼤⼈に どのように伝えるかを学び、伝える(能⼒)

学習⽬標(9-12 歳)

GBV はいかなるものであれ、間違っており、⼈権を侵害します】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ GBV の例(いじめ、セクハラ、⼼理的暴⼒、家庭内暴⼒、レイプ、FGM / C、CEFM、同性愛嫌悪の 暴⼒など)を挙げ、GBV が起こりうる場所(学校、家庭、公共の場所、インターネット環境など)知る

(知識)

▶ あらゆる性別に関わる暴⼒は⼈権の侵害であることを認識する(態度)

▶ ⾃⾝または他⼈が性暴⼒を受けているか、性暴⼒を受ける恐れがある場合、信頼できる⼤⼈を⾒つけ、

そのことを伝える⽅法を述べる(能⼒)

【性別に対する先⼊観が暴⼒と差別を起こし得る】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 性別に関する先⼊観がいじめ、差別、虐待、性暴⼒をどのように起こすかを説明する(知識)

▶ 性的虐待と GBV は⼒や⽀配関係に基づく暴⼒であり、⾃⾝の性的欲求を制御できないことによるも のではないということを説明する(知識)

▶ 男⼥平等でないことや性的な役割に対する固定観念が性暴⼒を来たすことを認識する(態度)

▶ 男⼥平等をどのように伝え、男⼥差別や GBV にどのように⽴ち向かうかについて述べる(能⼒)

学習⽬標(12〜15 歳)

【成⼈、若者、地位のある⼈々によるあらゆる形態の GBV は⼈権の侵害です】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 性的虐待および GBV(親密なパートナーからの暴⼒やレイプを含む)は、性的欲求を制御できないこ とによるものではなく、⼒関係や⽀配関係を利⽤した暴⼒であることを認識する(知識)

▶ GBV を認識し、減らすための⽅法を考える(知識)

ドキュメント内 ユネスコ教育部⾨ (ページ 42-46)