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妊娠と避妊

ドキュメント内 ユネスコ教育部⾨ (ページ 67-70)

テーマ:

8.1 妊娠と避妊

▶ ペニスの挿⼊を伴わない性⾏動は、望まない妊娠のリスクがなく、HIV などの STI のリスクを低減 するものの、楽しみを味わうことはできるということを知る(知識)

▶ 性的⾏動に関連するリスクを最⼩限に抑え、⾃分の⼈⽣設計を現実のものとするためにさまざまな 選択を⾏っていく⾃由があることを認識する(態度)

▶ 性的⾏動について、⼗分な情報に基づいた選択を⾏う(能⼒)

【性的な楽しみと、⾦銭や商品を交換するといった取引を伴う性⾏動は健康や幸福に悪影響をもたらす 可能性があります】

▶ 取引を伴う性⾏動を定義する(知識)

▶ 取引を伴う性⾏動に関するリスクを述べる(知識)

▶ ⾦銭または物品の取引伴う親密な関係は、⼒関係の不均衡さを増⼤させ、弱者がより弱者となり、

より安全な性⾏動をしようと相談することをできなくされることを認識する(態度)

▶ 取引を伴う性⾏動について、しっかりとしたコミュニケーションを⾏い、いやなことは断る⽅法を

⽰す(能⼒)

学習⽬標(15〜18 歳以上)

【性⾏動を楽しいと感じ、性⾏動を⾏うことで⾃分の健康と幸福に関して責任を持てるようになりま す】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 性的な快楽と責任についての主な内容について述べる(知識)

▶ 多くの⼈に、他⼈との性的接触のない時期もあることを知る(知識)

▶ 良好なコミュニケーションが性的関係を良くする理由を述べる(知識)

▶ 性別にかんする規範や固定観念が、性的な快楽に対する期待や性的な快楽を得ることにどのように 影響するかについて考える(知識)

▶⾃分の体の性的反応を理解することは⾃⾝の体を理解するのに役⽴ち、体が正常に機能していない 場合にそれを⾒つけ、相談することができることにつながることを認識する(知識)

▶ 性的パートナーは両⽅とも、望まない妊娠と HIV などの STI を予防する責任があることを認識する

(態度)

▶ 性的なことに関して相⼿にしてほしいことと、できないことを伝える(能⼒)

【性的なことに関して意思決定を⾏う際には、その前に望まない妊娠や HIV などの STI を防ぐための

⽅法についてあらかじめ考えておかなければいけません】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ HIV などの STI の感染を減らす⽅法や、もし⽣まれながらにして HIV などの STI に感染していた 場合は性的虐待や安全でない性交を減らす⽅法などといった、望まない妊娠や STI の予防といった危 険を回避する上で重要な⽅法について述べる(知識)

▶ ⾦銭や物品の取引が絡む関係は、安全な性交渉をしようと相談する⼒を弱めることを知る(知識)

▶ 意図しない妊娠や HIV などの STI を防いだりうつらないようにする⽅法にはさまざまなものがあ ることを認識する(態度)

▶望まない妊娠を防ぐことや HIV などの STI を防いだりうつらないようにすることについて、リスク を減らす⽅法を考え実践する(能⼒)

キーコンセプト 8:性と⽣殖に関する健康

テーマ:

8.2 HIV とエイズに対する偏⾒、対応、治療、サポート 8.3 HIV を含む STI のリスクを理解し、認識し、減らすこと

8.1 妊娠と避妊 学習⽬標(5〜8 歳)

【妊娠は⽣物学的に⾃然に起こるものですが、計画的に⾏うこともできます】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 卵⼦と精⼦が結合して⼦宮に着床すると妊娠が始まることを知る(知識)

▶ 妊娠と出産は⽣物学的に⾃然に起こることでありますが、⼈間はいつ妊娠するかを計画的に決められ ることを述べる(知識);

▶ すべての⼦供たちは必要とされ、世話をしてもらえ、愛されるべきであることを述べる(態度)

▶ すべてのカップルに⼦供がいるわけではないことを認識する(知識)

学習⽬標(9-12 歳)

【妊娠の主な兆候を理解することが重要です】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 妊娠の⼀般的な兆候を述べる(知識);

▶ 妊娠を確認するためにできる検査について説明する(知識)

▶ 若年での結婚(⾃発的であれ強制的であれ)および若年妊娠と出産による健康上のリスク述べる(知 識)

▶ 若年の意図しない妊娠は健康に悪い影響を及ぼすだけでなく社会的な⾯でも悪影響があることを認識 する(態度)

▶ 妊娠の兆候を感じたときに、親/保護者または信頼できる⼤⼈⾒つけて相談する(能⼒)

【現⾏の避妊⽅法で、妊娠しないようにしたり計画的に妊娠することができます】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 現⾏の避妊薬やコンドームを始めとする避妊⽅法について間違った知識を改める(知識)

▶ 意図しない妊娠には、性交をしないことが最も有⽤であることを説明する(知識)

▶ 望まない妊娠を避けるために、男性⽤コンドームと⼥性⽤コンドーム双⽅の正しい使⽤⼿順を述べる 知識)。(訳者注:⼥性⽤コンドームというのがあるようです。膣内に⼊れるもので⽇本では発売してい ないかもしれないです)

【性別による役割や仲間内の規範が避妊法を⾏うか否かに影響する場合があります】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 性別による役割や仲間内の規範が避妊法を⾏うか否かの判断にどのような影響を与えるかを話し合う

(知識)

▶ コンドームやその他の避妊具を使⽤すると判断することは、性的な関係にあるパートナー双⽅の責任 であることを認識する(態度)(訳者注:あえて男⼥と書いてないのは同姓間の性交渉も含まれるからだ と思います。妊娠に関わる次の⽂章はあえて男⼥と記載がありましたので…)

▶ 妊娠をしないようにすることは男性と⼥性の両⽅の責任であることを認識する(態度)

▶ ⾃分が避妊についてどのように考えていて、その感情について、性別による役割や仲間内の規範がど のように影響するかを考える(能⼒)

学習⽬標(12〜15 歳)

【避妊⽅法にはさまざまなものがあり、それぞれ有効率、有効性、利点と⽋点が異なります】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 望まない妊娠を防⽌する⽅法とそれらの有効性について学ぶ(男性⽤/⼥性⽤コンドーム、避妊薬、注 射薬、インプラント、緊急避妊薬など)(知識)

▶ 望まない妊娠をしやすい弱い⽴場にある⼈がいることを知る(知識)

▶正しい⽅法で常⽇頃から性交を控えていたら、望まない妊娠を防ぐことができるということを述べる

(知識)

▶ コンドームや現⾏の避妊⽅法を普段から正しい⽅法で使⽤していれば、性的に活発な⼈々の望まない 妊娠を防ぐことができるということを述べる(知識)

▶ コンドームを正しく使⽤する⽅法を述べる(能⼒)

▶ 緊急避妊法(合法かつそれが⼿に⼊る場合)は、避妊をしなかった場合、避妊⽅法を誤ったり失敗し た場合、性的暴⾏を受けた場合に望まない妊娠を防ぐことができるということを説明する(知識)

▶ ⾃然な避妊法(訳者注:カレンダー法と呼ばれる⽉経周期を参考にする⽅法や排卵などの症状を参考 にする⽅法など。中には⺟乳育児を継続する⽅法などもある)は現⾏の避妊⽅法ほど信頼できるものでは ないが、現⾏の⽅法ができない場合に、⾃然な避妊法は何もしないよりは良く、専⾨家からのアドバイス を受けながら⾏っても良いことを知る(知識)

▶ 不妊⼿術は永久的な避妊⽅法であると知る(知識)

【⽣殖年齢にあり避妊をすることが必要な⼈は、能⼒や結婚しているか否か、性別、性同⼀性や性的指向 に関係なく、いかなる障壁もなく、避妊⽅法を⽤いることが出来なければなりません】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ (実際には年齢が若いので禁⽌されていたり制限をかけられている可能性があるものの)コンドーム や避妊薬を近くで⼿に⼊れられる場所を考える(知識);

▶ 性的に活発な若者は皆、婚姻の有無、⽣物学的な性別、社会的な性別により、避妊薬やコンドームを

⼿に⼊れることを阻害されてはならないと認識する(態度)

▶ どのようにして避妊のためのものを⼿に⼊れるかを⽰す(能⼒)

【早産や短い期間しかあけないで次⼦を産むことには健康上のリスクがあります】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶ 早産について定義し、それと関連する健康上のリスクを述べる(知識)

▶ ⼦どもを産む間隔を開けることの利点を述べる(知識)

▶ 妊娠を遅らせたり、次⼦との間隔をあけることの重要性を認識する(姿勢)

▶ 妊娠したらどうしたいか、いつ妊娠したいかするかについて述べる(能⼒)

学習⽬標(15〜18 歳以上)

【性的に活発な⼈が妊娠しないようにしたり、⼦どもを産むかどうか、いつ⼦どもを産むかを考えて避妊 を⾏うことは個⼈だけでなく社会にも良い効果をもたらします】

以下のことができるようになることが⽬標です

▶現⾏の避妊⽅法について ひとりひとりにとってそれを使⽤する利点および/または考えうる副作⽤に ついて考える(例:男性および⼥性のコンドーム、避妊薬、注射薬、インプラント、緊急避妊薬)(知識)

▶ 性的に活発な⼈が避妊⽅法として最も有効とされる 1 つの⽅法を選ぶのか、いくつかを組み合わせて 使うのかについて決める際に関わってくる因⼦(リスクと考えている事柄、値段、⼿に⼊れやすさ)につ いて検討する(知識)

ドキュメント内 ユネスコ教育部⾨ (ページ 67-70)