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1.3 寛容性、仲間意識、相⼿に敬意を⽰すこと 1.4 継続的な関係性と⼦育て
1.1 家族
学習⽬標(5〜8 歳)
【世界中には様々なかたちの家族が存在します】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ さまざまな家族のかたちについて述べられる(例:両親が 2 ⼈、ひとり親、⼦どもが家族の養い⼿の 家族、保護者が家族の養い⼿の家族、⼤家族、核家族、⾮伝統的な家族)(知識)
▶ 様々なかたちの家族を尊重する(態度)。
▶ 様々なかたちの家族を尊重する⽅法。(能⼒)
【家族は皆、それぞれ必要とされており、それぞれの役割を持っています】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 家族のみんなが必要としていることと役割を知る(知識)
▶ 家族のみんながさまざまな⽅法でお互いを思いやっていることに感謝する(相⼿が求めていなくても)
(態度)
▶ 家族に⾃分がどうしてほしいか、⾃分になにができるかを伝える(能⼒)。
【ジェンダー不平等ということは家族の役割と責任に反映されることが多い】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 家族の中で男性と⼥性の役割と責任の違いを述べる(知識)。
▶ これらの違いが、それぞれがの家族のメンバーができることとできないことにどのような影響を与え るかを述べる(知識)。
▶ ジェンダー不平等が家族内の役割と責任に影響を与えるということを理解する(態度)。
▶ 家族における男⼥それぞれの役割と責任について⾃分の考えを述べる(能⼒)。
【家族のメンバーが⼦どもに価値観を教えるのに重要です】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 価値観が何であるかを定義する(知識);
▶ ⾃分と⾃分の家族が⼤切にしている価値観について述べる(知識);
▶ 家族の価値観が⼦どもの価値観に影響することを知る(態度)。
▶ ⾃分の価値観を表現する(能⼒)。
学習⽬標(9-12 歳)
【親/保護者および他の家族は、⼦どもが⾃⾝の価値観を持つことを⼿助けし、⼦どもがものごとを決め
る際の⼿助けと助⾔をする】以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 親/保護者および他の家族が⼦どもの決めたことをサポートする⽅法を説明する(知識);
▶ 両親/保護者および家族は⼦どもがものごとを決める際に影響を与えることを知る(態度)。
▶ 家族と⼀緒に考えて出した答えについて考える(能⼒)
【家族はそれぞれの役割と責任を果たすことでジェンダー平等の実現に貢献します】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 家族の中のみんなのそれぞれの役割、権利、および責任を知る(知識)
▶ 家族というものがそれぞれの役割と責任を通じてジェンダー平等に貢献できる⽅法を述べる(知識)。
▶ 家族の中の誰もが、家族内でのジェンダー平等を推進できること認識する(態度)。
▶ 家族内で公平に役割と責任を果たしていくことを表明する(能⼒)。
【健康と病気は、家族構造、家族ができること、家族の責任といったことに影響を与える可能性がありま
す】以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 健康と病気が家族のみんなの役割と責任にどのように影響するかを説明する(知識)
▶ 健康と病気により家族の機能に影響が及ぶ可能性があることを認識する(態度)。
▶ 病気の影響を受けた家族への共感の気持ちを表す(能⼒)。
学習⽬標(12〜15 歳)
【⼤⼈になるということは、⾃分⾃⾝に対しても他⼈に対しても責任をもつことです】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 成⻑に伴って⾃分⾃⾝にも他者にも新しい責任が出てくるので、それを⾒つけそれについて考える(知 識)。
▶成⻑と共に、これまで⼤切にされ、過ごしてきた家族という世界が、友⼈や仲間たちまで広がっていき 新たに⼤切なものが出来てくるということを認識する(態度)。
▶ 新しい責任と関係と向きあい、受け⼊れる(能⼒)
【親/保護者と⼦どもの間の対⽴や誤解は、⻘年期にはよくあることで、だいたいのものは乗り越えられ
ます】以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 親/保護者と⼦どもの間でよくある対⽴や誤解について述べる(知識);
▶ 親/保護者との対⽴または誤解を解決する⽅法を説明する(知識);
▶ 両親/保護者との対⽴や誤解は⻘年期にはよくあることであり、通常は解決できることを認識する(態 度)。
▶ 親/保護者との対⽴や誤解を解決するようにする(能⼒)。
【愛、協⼒、ジェンダー平等、お互いを思いやり助け合うことで家族は正常に機能し良好な関係性が出来
上がる】以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 正常な家族がどのように機能しているかを知る(知識)
▶ 良好な家族機能のために必要な要素(訳者注:上記の愛、協⼒、男⼥平等、お互いを思いやり助け合 うこと)が正常な家族機能になぜ必要かを知る(態度);
▶ 正常な家族として機能するために⾃分が何をできるかを考える(能⼒)
学習⽬標(15〜18 歳以上)
【性的関係や性に関する健康上の問題は家族関係に影響を与える可能性があります】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 例えば、HIV 感染があること、妊娠したこと、結婚したこと、親から決められた結婚を断った、性的 暴⾏を受けた、誰かと(同意のもとで)性的関係を持っているなどといった、⼈に知られたくないような 情報を家族が広めた場合に、家族の中での役割や関係がどのように変化するかを考える(知識);
▶ 性的関係や性に関する健康上の問題について他の⼈に話したり、話を広めた場合に、相⼿の⽴場や⼈
との関係性がどのように変化するかを考える。(能⼒)
【性的関係や性に関する健康上の問題についての他⼈に知られた場合に、当⼈や家族が相談することが
できる⽀援体制があります】以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 性的関係や性に関する健康上の問題について周りに知られてしまった若者に対して、兄弟姉妹・家族 や保護者・更に広い範囲の家族がどのような⽀援をできるかを述べる(知識)
▶ 家族はお互いを尊重しあい、⽀え合うことでこの問題を乗り越えることができることを知る(態度)。
▶ ⾃分⾃⾝または助けを必要としている家族に、信頼できて有⽤な社会的な⽀援を活⽤する(能⼒)
1.2 友情、愛、恋愛関係 学習⽬標(5〜8 歳)
【友情にはさまざまな種類があります】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 友⼈とはなにかを述べる(知識)
▶ 友⼈を⼤切にする(態度)
▶ ジェンダー、障がい、健康状態は友⼈になるには関係がないことを知る(態度)。
▶ 多様な種類の友情をもつ(能⼒)
【友情は、信頼、共有、尊敬、共感、結束に基づいています】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 友情の主な要素(信頼、共有、尊敬、⽀援、共感、結束など)を述べる(知識)。
▶ 友情の主な要素に基づいた友情を作ろうとすること(態度)。
▶ 友⼈に信頼、尊敬、理解を⽰し、共有する⽅法が分かる(能⼒)。
【愛にはさまざまな種類があり(友⼈同⼠の愛、両親同⼠の愛、恋愛など)、愛情表現にもさまざまな形 があります】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ さまざまな愛のかたちと、愛情表現があることを知る(知識)。
▶ 愛はさまざまな⽅法で表現できることを認識する(態度)。
▶ 友⼈に愛を伝える(能⼒)。
【関係には健全なものも不健全なものもある】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 健全な関係性と不健全な関係性についてそれぞれの特徴を述べる(知識)
▶ 性的な関係には良いものと悪いものがあることを知る(知識)
▶ 友情には健全なものと不健全なものがあることを認識する(態度)
▶ 健全な友情を結び、育む(能⼒)
学習⽬標(9-12 歳)
【友情や愛情は⾃分に⾃信を持つことにつながる】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 友情と愛情の良いところを述べる(知識)
▶ 友情と愛情は気持ちを良い⽅向に持っていくことを知る(態度)。
▶ 友情と愛を、⼈が喜ぶような⽅法で伝える(能⼒)。
【⼦どもたちが思春期になると、友情と愛情は形を変えて表現される】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 友情と愛情が成⻑に伴ってかたちを変えていくことを述べる(知識);
▶ 友情と愛情を他の⼈に伝えるには多くの⽅法があることを知る(態度)。
▶ 年⻑になるにつれて友情と愛情の表現を年齢に⾒合ったものに変えていく(能⼒)。
【関係性が不平等だと⼈間関係に悪影響を与える】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 不平等な関係性(例:ジェンダー、年齢、経済的地位、⼒の違いなど)が⼈間関係にどのような影響 を与えるかを知る(知識);
▶ より公平な役割分担が健全な⼈間関係に貢献することを学ぶ(知識)
▶ 平等な関係性が健全な⼈間関係を形成する⼀部であることを認識する(態度)。
▶ 公平な関係性を築く(能⼒)
学習⽬標(12〜15 歳)
【友⼈は互いに良い影響も悪い影響も与える】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 友⼈がお互いに与える影響についてポジティブなものとネガティブなものを⽐較する(知識)
▶ 友⼈は⾃分の⾏動にポジティブにもネガティブにも影響を与えることができることを知る(態度)
▶ 友⼈からネガティブな影響を受けない術を知る(能⼒)
【さまざまな種類の関係がある】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ さまざまな種類の関係について知る(知識)
▶ 愛、友情、⼼酔、性的魅⼒に対して抱く感情を区別する(知識)
▶ 親密な関係が時として性的な関係にどのように発展するかについて考える(能⼒)。
▶ それぞれの関係性の中で感情をコントロールする⽅法を説明する(能⼒)
【恋愛関係は、不平等性や⼒の違いに強く影響される可能性があります(例:ジェンダー、年齢、経済⼒、
社会的地位や健康状態)】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 不平等性と⼒の違いが恋愛関係にどのような悪影響を与えるかを考える(知識)
▶ジェンダーに関わる社会規範やステレオタイプが恋愛感情に与える影響について再考する(知識)
▶ 不平等性や⼒の違いが関係性の中でどれだけ悪影響を及ぼすかを認識する(態度)
▶ 関係性の中で平等性と⼒のバランスについて疑問を持つ(能⼒)