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2.1 価値観とセクシュアリティ 2.2 ⼈権とセクシュアリティ
2.3 ⽂化、社会とセクシュアリティ
2.1 価値観とセクシュアリティ 学習⽬標(5〜8 歳)【価値観とは、ある重要な問題について個⼈、家族、地域で抱いている強い信念です】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 価値観の定義を述べる(知識)
▶ 平等、尊敬、受容、寛容などの個⼈の価値観に関わる要素を述べる(知識)
▶ 価値観や信条が⼈⽣や⼈との関係性における選択にどのように関わるかを説明する(知識)
▶ 個⼈、仲間、家族、地域で異なる価値観を持っている可能性があることを認識する(態度)。
▶ ⾃分の価値観を⼈に伝える(能⼒)。
学習⽬標(9-12 歳)
【家族や地域で得た価値観や姿勢が、私たちが性とセクシュアリティについて学ぶものの源となってお り、私たちの個⼈的な⾏動と意思決定に影響を与えます】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 性別やセクシュアリティについて何をどのように学ぶかを伝える価値観や姿勢がどのようなところか ら来ているかを知る(例:親、保護者、家族、地域)(知識)
▶ 親/保護者が⼦供たちに⾃分の価値観を教える⽅法を、例を⽤いて⽰す(知識)
▶ どのような性的役割が期待されているかということや男⼥平等に影響する価値観について述べる(知 識)
▶ 家族や地域の価値観や態度が⾏動や意思決定に影響することを認識する(態度)
▶ 家族から学んだ価値をもとに⾏動する(能⼒)
学習⽬標(12〜15 歳)
【個⼈の価値観、信念、姿勢を知り、それらが他者の権利にどのように影響しどのように表明されるかを 知ることは⼤切です】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ セクシュアリティや⽣殖に関する健康に関わる問題に関する⾃分の価値観を述べる(知識)
▶ 個⼈的な価値観が⾃分の意思決定や⾏動にどのように影響するかを⽰しす(知識)
▶ 個⼈的な価値観が他者の権利にどのような影響を及ぼす可能性があるかを考える(知識)
▶ ⾃分とは異なる価値観、信念、姿勢を受け⼊れ、敬意を払うことの重要性を認識する(態度)。
▶ ⾃分の価値観を守る(能⼒)
学習⽬標(15〜18 歳以上)
【⾃分の価値観、信念、姿勢を知ることが重要で、それにより⾸尾⼀貫した性的⾏動をとれるようになり ます】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ セクシュアリティと⽣殖に関する健康について、⾃⾝の価値観と相容れない⾏動について⾃分の価値 観と⽐較検討する(知識)
▶ それぞれの価値観がどのような性的⾏動につながるかを考える(態度)。
▶ 価値観に基づいた性的⾏動をする(能⼒)
【⼦どもは成⻑するにつれて独⾃の価値観を作り出すが、それが両親/保護者と異なることもあります】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ セクシュアリティについて⾃⾝が持っている価値観と親/保護者が持っている価値観の違いを述べる
(知識)
▶ 時として⾃⾝の価値観と両親/保護者の価値観は異なる場合があることを認識する(態度)
▶ 価値観の違いによる家族との軋轢を乗り越える⽅法を⽰す(能⼒)
2.2 ⼈権とセクシュアリティ 学習⽬標(5〜8 歳)
【誰もが⼈権を持っています】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ ⼈権について定義する(知識)
▶ 誰しもに⼈権があり、尊重されるべきであることを知る(態度)
▶ 他⼈の⼈権を⽀援すると伝えること(能⼒)
学習⽬標(9-12 歳)
【権利について知ることは重要であり、⼈権は法律および国際協定で規定されています】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ ⼈権の定義を思い出し、それがどのようにみんなに適⽤されるかを知る(知識)。
▶ 普遍的な⼈権と⼦どもの権利について述べている法律と国際協定の名前が⾔える(知識)
▶ 法律および国際協定(例:世界⼈権宣⾔および⼦どもの権利条約)で述べられている⼦どもの権利を 認識する(知識)
▶ ⼈権を⼤切にし、⼈権がすべての⼈に適⽤されることを認める(態度)
▶ 享受できる⼈権を活⽤する(能⼒)
学習⽬標(12〜15 歳)
【すべての⼈の⼈権には、セクシュアリティと⽣殖に関する健康に影響を与える権利が含まれています】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 性と⽣殖に関する健康に影響を与える⼈権について述べる(知識)
▶ これらの権利に関するその地域および/または国際的な法律について話し合う(知識)
▶ これらの権利が侵害されることを知る(知識)
▶ 社会には、⼈権侵害を受けやすい⼈がいることを認識する(態度)
▶ 性と⽣殖に関する健康に関連する権利を含む、すべての⼈々の⼈権を尊重する気持ちを⽰す(能⼒)
学習⽬標(15〜18 歳以上)
【性および⽣殖に関する健康に影響を与える⼈権関わる国内外の法律や国際協定があります】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 以下のことに関わる国内外の法律や政策を学ぶ:CEFM、FGM / C、性分化疾患の⼦供に対する強制 的な外科的介⼊、強制的な避妊術、性同意年齢(訳者注:性⾏為について同意が得られるとされる年齢の 下限)、男⼥平等、性的指向、性同⼀性、妊娠中絶、レイプ、性的虐待、性的な⼈⾝売買。また、性と⽣
殖に関わる健康についての権利を⽀援する⼈や場所へたどり着けるかということや⽣殖に関わる権利に ついても学ぶ(知識)
▶ 性と⽣殖に関わる権利に影響を与える⼈権侵害について知る(知識)
▶ 性と⽣殖に関わる健康に影響を与える⼈権を評価します(態度)
▶ 性と⽣殖に関わる健康に影響を与える⼈権を守る国内外の法律を⽀持する(能⼒)
【性と⽣殖に関する健康に影響を与える⼈権を知り、広めていくことが重要です】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ ⼈権について、友⼈、家族、学校、地域社会に広めていく⽅法を考える(知識);
▶ 性と⽣殖に関する健康に影響を与える⼈権を推し進め、妊娠出産を差別・強制⼒・暴⼒がない状況下 で選択していくことを啓蒙していくことの重要性を知る(態度)
▶ 性と⽣殖に関わる健康に影響を与える⼈権を広めていくために⾏動する(能⼒)
2.3 ⽂化、社会とセクシュアリティ 学習⽬標(5〜8 歳)
【⾃分⾃⾝や⾃分の気持ち、⾃分の体について勉強する情報源はたくさんあります】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ ⾃分⾃⾝、⾃分の気持ち、⾃分の⾝体を理解するのに役⽴つ情報源(家族、⼈、仲間、地域社会、ソー シャルメディアを含むメディアなど)を述べる(知識)
▶ 家族や地域社会を通して学んだ価値観や信念に基づいて、⾃分⾃⾝と⾃分の気持ち、⾃分の体を理解 していっていることを理解する(態度)。
▶ 信頼できる⼤⼈を⾒つけ、⾃分の気持ちや⾃分の体についてわからないことがあったら質問できるよ うにしておく(能⼒)
学習⽬標(9-12 歳)
【⽂化、宗教、社会はセクシュアリティの理解に影響します】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ ⽂化、宗教、社会がセクシュアリティの理解にどのように影響するかについて例を挙げて述べる(知 識)
▶⼤⼈になるための通過儀礼の慣習について、地域や⽂化による違いを述べる(知識)
▶ 時間が経つにつれて変化したセクシュアリティに関連する⽂化的、宗教的、または社会的な信念につ いて述べる(知識);
▶ セクシュアリティに関するさまざまな信念があることを認識する(態度)。
▶ セクシュアリティとすべての⼈の⼈権に関連するさまざまな習慣に対して敬意を持つ(能⼒)
学習⽬標(12〜15 歳)
【社会的、⽂化的、宗教的要因により、性的⾏動でも受け⼊れられるものと受け⼊れられないものがあ り、さらにこれらは時代とともに変遷していきます】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 社会的および⽂化的規範を定義する(知識)
▶ 社会の性的⾏動に影響を与える社会的および⽂化的規範を挙げ、それらが時間とともにどのように変 遷してきたかを調べる(知識)
▶ 社会的および⽂化的規範は時間の経過とともに変化する可能性があることを認識する(態度)。
▶ 性的⾏動に影響を与える社会的および⽂化的規範に疑問を持つ(能⼒)
学習⽬標(15〜18 歳以上)
【社会的・⽂化的な規範が性的⾏動にどのように影響するかを認識し、⾃分の考えを持つ】
以下のことができるようになることが⽬標です
▶ 性的⾏動と性に関わる健康に、ポジティブな影響とネガティブな影響を与える社会的および⽂化的規 範を⽐較検討する(知識)
▶ 性的⾏動に関して⾃分⾃⾝の考えをもつことの重要性を認識する(態度)
▶ その場所で重んじられている社会的および⽂化的規範について学び、それらがセクシュアリティおよ び性的⾏動に関する個⼈の信念および感情にどのように影響するかを知る(能⼒)