57
図表 30 RAPの作成手続き
公会計総局によってファランドールという予 算編成システムによって自動集計する
○
○
○
○
○
○
○
○
PAPと異なる場合、予算局と国家近代化総 局の承認を得る必要がある
○
○
原則:ある年度の年次業績計画書、修正予 算法、年次業績報告書間の充当関係の修
○ 正はない
補足 予算
会計 統制 部 財務 局長 と プロ グラ ム責 任 者
公会計総局によってファランドールという予 算編成システムによって自動集計する
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PAPと異なる場合、予算局と国家近代化総 局の承認を得る必要がある
○
○
原則:ある年度の年次業績計画書、修正予 算法、年次業績報告書間の充当関係の修
○ 正はない
補足 予算
会計 統制 部 財務 局長 と プロ グラ ム責 任 者
P1.プログラム・アクシオン間の支出の移用・流用関係の確認
・予算法でとられた通りのプログラムとアクシオンの間の充当 関係の確認
P2.移用・流用関係の説明
・移用・流用関係の状況についてPAPとの差異について説明を 行う。
P3.会計データ集計方法 の検討
・コスト分析会計実施のために使用するデータの収集方法の 検討を行う。
P4.会計データ集計の実行
P5.会計データの調整作 業の実施
・経費の執行年度の確認、データ集計結果の予算会計統制部 による確認等
P6.コスト計算・分析の実施
P7.コスト計算・分析結果を経済財政産業省へ送信
・予算局と国家近代化総局に送信
P8.コスト計算・分析結果について経済財政産業省と意見交換
・予算局と国家近代化総局から意見を提出
P9.予算管理システムへコスト計算・分析結果を入力
P10.コスト計算・分析結果のコスト計算 ・分析結果の承認
(出典)MINEFI(2007a)より新日本監査法人が作成
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4.3.1 PAPとRAPに基づく管理
PAPとRAPは基本的には対の関係にあり、同じ項目で構成されている。ただし、
「主要なオペレータの実績についての報告」は、RAPのみで報告されている。こ の二つの書類を通じて、業績指標とコスト分析会計について計画値と実績値が対 比され、予実分析や経年分析が行われる。これらの分析を通じてPDCAサイクル が実践され、翌年度の計画に反映されることとなっている。
図表 31 PAPとRAPの関係
年次業績計画書における戦略方針の説明 支出額の説明 プログラム及びアクシオンの説明
成果に係る目標と指標の説明 最初の1ユーロからの証明
プログラムとアクシオンのコスト分析
年次業績計画書における戦略の総括 支出実績の説明 プログラム及びアクシオンの概要説明
目標と指標による実績・成果の説明 最初の1ユーロからの支出額の説明 主要なオペレータの実績についての報告
フルコスト分析
年次業績計画書(PAP) 年次業績報告書(RAP)
年次業績計画書で説明され た内容が、年次業績報告書 で評価・分析される。
年次業績報告書における分 析結果は、次年度の年次業 績計画書に反映される。
(出典)新日本監査法人が作成
PAPとRAPの各項目については下図の通りである。
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図表 32 PAPとRAPの各項目の内容
プログラムとアクションについての発生主義によるフルコスト分析が行われる。
⑦フルコスト分析
プログラムからの予算支出(補助金等)を受けて行政サービスを提供する「オペ レーター」と呼ばれる各種の法人について実績が報告される。
⑥主要なオペレーター(行政サービス提供 組織)の実績について
年次業績計画書において実施された「最初の1ユーロからの証明」についての検 証が行われる。
⑤最初の1ユーロからの支出額の説明
プログラムに対して付された定性的な目標及び指標によって把握される業績に ついて、実績値の記述、目標値との対比・評価、必要に応じてそれらの差異につ いての分析についての説明が行われる。
④目標と指標による実績・成果の説明
年次業績計画書で述べられたプログラムの内容(背景、現状分析、政策介入の 方法、方向性等)及びその構成要素であるアクションの内容説明が行われる。
③プログラム及びアクションの概要説明
対象年度における支出許容費及び債務負担行為額の消費実績の金額が、アク ションごと、及び予算の費目ごとに、表形式で提示される。また、流用や繰越の 金額も明示される。
②支出実績の説明
プログラムの成果を総合的に検討し、その結果が記述される。
①年次業績計画書における戦略の総括
具体的な記載内容 記載項目
プログラムとアクションについての発生主義によるフルコスト分析が行われる。
⑦フルコスト分析
プログラムからの予算支出(補助金等)を受けて行政サービスを提供する「オペ レーター」と呼ばれる各種の法人について実績が報告される。
⑥主要なオペレーター(行政サービス提供 組織)の実績について
年次業績計画書において実施された「最初の1ユーロからの証明」についての検 証が行われる。
⑤最初の1ユーロからの支出額の説明
プログラムに対して付された定性的な目標及び指標によって把握される業績に ついて、実績値の記述、目標値との対比・評価、必要に応じてそれらの差異につ いての分析についての説明が行われる。
④目標と指標による実績・成果の説明
年次業績計画書で述べられたプログラムの内容(背景、現状分析、政策介入の 方法、方向性等)及びその構成要素であるアクションの内容説明が行われる。
③プログラム及びアクションの概要説明
対象年度における支出許容費及び債務負担行為額の消費実績の金額が、アク ションごと、及び予算の費目ごとに、表形式で提示される。また、流用や繰越の 金額も明示される。
②支出実績の説明
プログラムの成果を総合的に検討し、その結果が記述される。
①年次業績計画書における戦略の総括
具体的な記載内容 記載項目
出典:MINEFI(2007d)、MINEFI (2007e)より新日本監査法人が作成
4.3.2 PAPとRAP上の業績指標
本項では、PAPやRAPで示されている業績指標の例を紹介する。業績指標は、
プログラムの戦略に基づき設定がなされている。以下では、「創造」「鉱山の財 務的負債」「企業の発展」の3つのプログラムについて戦略と業績指標の例を示す。
(1)「創造」プログラムの事例
「創造」プログラムは、「文化」のミッシオンに含まれている。戦略と業績指標 は以下の通りである。
図表 33「創造」プログラムの戦略概要
芸術的な活動は、フランスの魅力を高めるものである。「創造」プログラム は、創作、製作、普及の全ての活動を支援することによって文化の多様化や復 興を志向している。成果を改善するための目的は下記の4つに分かれる。
1) 改革および創造の多様性の促進
2) 創造への確固とした経済的基盤および職業的基盤の付与 3) 管轄区域全体における文化的場所での大衆の参加者数の増加 4) フランスおよび海外での文化的作品・製品のより一層の普及
(出典)MINEFI(2007g)
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図表 34「創造」プログラムの業績指標
目標1:改革および創造の多様性の促進
-指標1.1:創作活動について指導を受け、習得し、援助を受ける対象者(機関)の見直し
-指標1.2:援助を受ける芸術チームの見直し(合意及びプロジェクトへの援助)
-指標1.3:補助金を受けている製作組織の綱領(programming)への創造の設置
-指標1.4:売れ行きが鈍いセクターにおいて出版された新刊書の数 目標2:創造への確固とした経済的基盤および職業的基盤の付与
-指標2.1:オペレータの財政的バランス
-指標2.2:芸術面の雇用の保証
-指標2.3:補助金を受けている組織との合意への努力
-指標2.4:補助金の要求への処理方法の最適化
目標3:管轄区域全体における文化的場所での大衆の参加者数の増加
-指標3.1:補助金を受けている場所への参加
-指標3.2:補助金を受けている場所の有料参加のレベル
-指標3.3:公立学校による補助金を受けている場所への参加 目標4:フランスおよび海外での文化的作品・製品のより一層の普及
-指標4.1:領土の普及の努力(territorial outreach effort)
-指標4.2:独立した文化的商取引の市場シェア
-指標4.3:文化産業の輸出の支援の有効性
(出典)MINEFI(2007g)
上記の2つの図表から分かるように、戦略で4つの目的を定め、その4つの目的ご とに指標を定める構造になっている。
(2)鉱山の財務的負債プログラムの事例
次に、「鉱山の財務的負債」プログラムの戦略及び業績指標に関して紹介する。
図表 35「鉱山の財務的負債」プログラムの戦略概要
"鉱山の財務的負債"プログラムは、鉱夫の権利の保障や災害時の補償を実施し、
採掘活動をコストと安全性の面から最適に行うことを目的としている。プログラム の戦略は3つの側面を持つ。①技術的側面、②採掘による災害の補償、③社会的保 障である。
(出典)MINEFI(2007h)