Recovery 10 ストレージ ノード
2.1 基本的な概念
Acronis Backup & Recovery 10 のグラフィカル ユーザー インターフェイスとドキュメントで使用さ れる基本的な概念について理解しておいてください。詳しい知識のあるユーザーは、手順が示され たクイック スタート ガイドとしてこのセクションを利用してください。詳細については、コンテキスト ヘルプをご参照ください。
オペレーティング システムでのバックアップ
1. コンピュータのデータを保護するには、管理対象のコンピュータ (432ページ)になるコンピュータ に Acronis Backup & Recovery 10 エージェント (423ページ)をインストールします。
2. グラフィカル ユーザー インターフェイスを使用してコンピュータを管理できるようにするには、エ ージェントと同じコンピュータまたは操作元になる任意のコンピュータに Acronis Backup &
Recovery 10 管理コンソール (424ページ)をインストールします。スタンドアロンの製品エディ ションの場合、コンソールはエージェントと共にインストールされるため、この手順をスキップして ください。
3. コンソールを起動します。システムの起動に失敗した場合にコンピュータのオペレーティング シ ステムを復元できるようにするために、ブータブル メディア (430ページ)を作成します。
4. コンソールを管理対象のコンピュータに接続します。
5. バックアップ計画 (428ページ)を作成します。
バックアップ計画を作成するには、少なくとも、保護するデータと、バックアップ アーカイブ (427 ページ)を保存する場所を指定する必要があります。これらを指定すると、タスクが手動で開始さ れるたびにデータの完全バックアップ (427ページ)を作成する 1 つのタスク (426ページ)で構 成される最小限のバックアップ計画が作成されます。複雑なバックアップ計画は、スケジュール により実行され、完全バックアップ、増分バックアップ、または差分バックアップ (37ページ)を作 成し、バックアップのベリファイ (430ページ)や古くなったバックアップの削除(アーカイブのクリ ーンアップ (423ページ))などのアーカイブ保守処理を実行する、複数のタスクから構成される 場合があります。バックアップ処理は、前後に実行するバックアップ コマンド、ネットワーク帯域 幅の調整、エラー対応、通知オプションなどのさまざまなバックアップ オプションを使用してカス タマイズできます。
6. [バックアップの計画およびタスク]ページを使用して、バックアップ計画とタスクに関する情報を
表示し、それらの実行を監視します。操作ログを参照するには、[ログ]ページを使用します。
7. バックアップ アーカイブを保存する場所は、格納域 (431ページ)と呼ばれます。格納域の情報 を表示するには、[格納域]ページに移動します。さらに特定の格納域に移動すると、アーカイブ やバックアップを表示して、それらの手動操作(マウント、ベリファイ、削除、内容の表示)を実行 することができます。また、復元するデータが含まれているバックアップを選択することもできま す。
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次の図は、前述の概念を示しています。詳細については、「用語集」をご参照ください。
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ブータブル メディアを使用したバックアップ
ブータブル メディアを使用してコンピュータを起動し、簡単なバックアップ計画と同じ方法でバックア ップ処理を設定して実行することができます。この方法は、起動に失敗したシステムからファイルや 論理ボリュームを取り出す場合、オフラインのシステムのイメージを作成する場合、またはサポート されていないファイル システムをセクタ単位でバックアップする場合に役立ちます。
オペレーティング システムでの復元
データ リカバリの場合は、管理対象のコンピュータで復元タスクを作成します。格納域を指定してア ーカイブを選択したら、バックアップの作成日時、またはより正確に、作成が開始された時刻を参考 にバックアップを選択します。ほとんどの場合、データはその時点まで戻されます。
このルールに当てはまらない例:
トランザクション ログを含む 1 つのバックアップからデータベースを復元する場合(1 つのバックアップには 複数の復元点があるため、さらに選択を行うことができます)。
スナップショットなしで作成されたファイル バックアップから複数のファイルを復元する場合(各ファイルは、バ ックアップに実際にコピーされた時点まで戻されます)。
また、データの復元先も指定します。復元処理は、前後に実行する復元コマンド、エラー対応、通知 オプションなどの復元オプションを使用してカスタマイズできます。
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次の図は、オペレーティング システム(オンライン)でのデータ復元を示しています。復元処理が行 われている間は、コンピュータでバックアップを行うことはできません。必要な場合は、コンソールを 別のコンピュータに接続し、そのコンピュータで復元処理を設定することができます。この機能(リモ ートの並列復元)は Acronis Backup & Recovery 10 で初めて導入されたもので 、以前の
Acronis 製品には備わっていません。
ブータブル メディアを使用した復元
オペレーティング システムが配置されているボリュームなど、オペレーティング システムによってロ ックされたボリュームを復元するには、エージェントの一部であるブータブル環境に再起動する必要 があります。復元が完了すると、復元されたオペレーティング システムが自動的にオンラインになり ます。
Copyright © Acronis, Inc. 35 コンピュータの起動に失敗した場合や、ベアメタル状態のディスクにデータを復元する必要がある場 合は、ブータブル メディアを使用してコンピュータを起動し、復元タスクと同じ方法で復元処理を設 定します。次の図は、ブータブル メディアを使用した復元を示しています。