Acronis Backup & Recovery 10 Advanced Server Virtual Edition では、ホストから仮想コンピュ ータをバックアップすることができます。
準備
Windows 2008 Server x64(すべてのエディション)または Microsoft Hyper-V Server 2008 の場 合:
エージェント for Hyper-V を Hyper-V ホストにインストールします。
統合サービス (57ページ)は、ゲスト システムにインストールする必要があります。
VMware ESX/ESXi の場合:
エージェント for ESX/ESXi を ESX または ESXi ホストにインストールします。 このエージェ ントは仮想アプライアンスとして提供されます。
VMware Tools (57ページ) は、ゲスト システムにインストールする必要があります。
仮想コンピュータのバックアップ
エージェントがホストにインストールされ、必要なサービスがゲストにインストールされたら、次の操 作を実行できます。
各仮想コンピュータにエージェントをインストールすることなく、サーバーに存在する 1 つまたは 複数の仮想コンピュータをバックアップする。
仮想コンピュータを、仮想コンピュータ用のエージェントがインストールされた同じサーバーまた は別の仮想化サーバー上にある、同じ仮想コンピュータ、別の仮想コンピュータ、または新しい 仮想コンピュータにリカバリする。 仮想コンピュータ バックアップに保存された仮想コンピュー タ設定は、バックアップ内容を新しい仮想コンピュータにリカバリするときにデフォルトで提示さ れます。
仮想コンピュータの個々のディスクとボリュームをバックアップおよびリカバリする。
バックアップ中、仮想コンピュータはオンライン(稼動)、オフライン(停止)、または一時停止にするか、
3 つの状態を切り替えることができます。
このコンピュータへのリカバリ中は、仮想コンピュータをオフライン(停止)にする必要があります。 コ ンピュータはリカバリ前に自動的に停止します。 手動によるコンピュータの停止 (145ページ)を選 択することもできます。
仮想コンピュータのバックアップとコンピュータのボリュームのバックアップ
仮想コンピュータをバックアップすると、コンピュータのすべてのディスクとコンピュータ構成がバック アップされます。 このソースの種類では、複数のコンピュータをバックアップできます。 これは、負 荷を統合した場合などのように、仮想ディスク サイズに関しては小規模だが多数のレガシー サー バーが存在するような状況で役立ちます。 コンピュータごとに別個のアーカイブが作成されます。
仮想コンピュータ内のボリュームのバックアップは、物理コンピュータのボリュームのバックアップと 同じです。 このソースの種類では、コンピュータを選択してから、バックアップするディスクやボリュ
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ームを選択します。 これは、オペレーティング システムやデータベース サーバーなどのアプリケ ーションが仮想ディスクで実行されているが、同じコンピュータに追加された大容量物理ディスクに データベースなどのデータが保存されている状況で役立ちます。 仮想ディスクと物理ストレージに 対して異なるバックアップ方針を使用できます。 仮想コンピュータ構成もバックアップされます。
制限
1 つ以上のパススルー ディスク(仮想コンピュータに接続されたローカルまたは SAN-LUN の物 理ディスク)を使用する Hyper-V 仮想コンピュータは、ホストからバックアップできません。 このよう なコンピュータまたはそのディスクをバックアップするには、エージェント for Windows またはエー ジェント for Linux をコンピュータにインストールします。
独立ディスクまたは物理互換モードで接続された RDM ディスクを含むオンライン(実行中)の
ESX/ESXi 仮想コンピュータを、ホストからバックアップすることはできません。 このようなコンピュ
ータまたはそのディスクをバックアップするには、コンピュータを停止するか、エージェント for Windows またはエージェント for Linux をコンピュータにインストールします。
仮想コンピュータのバックアップと物理コンピュータのバックアップ
仮想コンピュータ全体またはそのボリュームのバックアップは、標準のディスク バックアップ (427 ページ)になります。 Acronis Backup & Recovery 10 エージェント for Windows または Acronis Backup & Recovery 10 エージェント for Linux では、ボリュームのマウント、バックアップからの 個々のファイルのリカバリ、およびバックアップから物理コンピュータへのディスクとボリュームのリカ バリを実行できます。
同様に、仮想コンピュータ用のいずれかのエージェントを使用して、エージェント for Windows また はエージェント for Linux で作成した物理コンピュータのバックアップから新規または既存の仮想コ ンピュータにディスクまたはボリュームをリカバリできます。 したがって、物理コンピュータから仮想 コンピュータ、または仮想コンピュータから物理コンピュータへの移行が可能になります。
ゲスト オペレーティング システム
次のゲスト オペレーティング システムがサポートされます。
Microsoft Windows プラットフォーム
Microsoft Windows 2000
Microsoft Windows XP
Microsoft Windows Server 2003
Microsoft Windows Server 2003 R2
Microsoft Vista
Microsoft Windows Server 2008
Microsoft Windows Server 2008 R2
Microsoft Windows 7 Linux プラットフォーム
ゲスト HDD
次の仮想ディスク構成がサポートされます。
パーティション スタイル: MBR
ボリュームの種類: ベーシック ディスクとダイナミック ボリューム
Copyright © Acronis, Inc. 57 ダイナミック ボリューム(Windows の LDM と Linux の LVM)は、物理コンピュータの場合と同じ 程度にサポートされます。 LDM/LVM を保持するときは、リカバリ前に LDM/LVM 構造を作成す る必要があります。 これを実行するには、ブータブル メディア (430ページ)またはその ISO イメ ージを使用してターゲット仮想コンピュータを起動し、Acronis Disk Director Lite を使用して LDM を再構成するか、Linux コマンド ライン ツールを使用して LVM を再構成する必要があります。
もう 1 つの方法は、ダイナミック ボリュームをベーシック ボリュームとしてリカバリすることです。
トラブルシューティング
エージェント: エージェント for Hyper-V
問題: ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)のエラーにより、オンライン仮想コンピュータの バックアップが失敗します。 このエラーはアプリケーション イベント ログで確認できます(イベント ID = 8193)。
原因: 次のレジストリ キーがないため、この問題が発生します。
HKEY_CLASSES_ROOT\Wow6432Node\CLSID\{F2C2787D-95AB-40D4-942D-298F5F757874}
解決策: このキーをレジストリに追加します。 これを行うには、次のスクリプト(xxx.reg)を作成して 実行します。
[HKEY_CLASSES_ROOT\Wow6432Node\CLSID\{F2C2787D-95AB-40D4-942D-298F5F757874}]
@="PSFactoryBuffer"
[HKEY_CLASSES_ROOT\Wow6432Node\CLSID\{F2C2787D-95AB-40D4-942D-298F5F757874}\
InProcServer32]
@=hex(2):25,00,73,00,79,00,73,00,74,00,65,00,6d,00,72,00,6f,00,6f,00,74,00,25,\
00,5c,00,53,00,79,00,73,00,57,00,4f,00,57,00,36,00,34,00,5c,00,76,00,73,00,\
73,00,5f,00,70,00,73,00,2e,00,64,00,6c,00,6c,00,00,00
"ThreadingModel"="Both"
2.11.1 Hyper-V 統合サービスのインストール方法
Hyper-V
統合サービスをインストールする手順は、次のとおりです。
1. ゲスト オペレーティング システムを実行します。
2. [アクション]→[統合サービス セットアップ ディスクの挿入]を選択します。
3. サーバーは、セットアップ ディスクの ISO イメージをコンピュータに接続します。画面の指示に 従ってください。
2.11.2 VMware Tools のインストール方法
VMware Tools
をインストールする手順は、次のとおりです。
1. VMware Infrastructure または vSphere クライアントを実行します。
2. ESX サーバーに接続します。
3. 仮想コンピュータを選択し、ゲスト オペレーティング システムを実行します。
4. 仮想コンピュータを右クリックし、[Install/Upgrate VMware Tools] を選択します。
5. 画面の指示に従ってください。
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