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デフォルトの復元オプション

[ ユーザーの確認を求めることなくテープのデータを上書きする ] このオプションは、テープ デバイスにバックアップする場合にのみ有効です。

3.4.2 デフォルトの復元オプション

各 Acronis エージェントには、独自のデフォルトの復元オプションがあります。エージェントがインス トールされると、デフォルトのオプションは、ドキュメントでデフォルトの設定と呼ばれる、あらかじめ 定義された値になります。復元タスクを作成する場合は、デフォルトのオプションを使用するか、この タスクのみで固有なカスタムの値でデフォルトのオプションを上書きできます。

あらかじめ定義された値を変更して、デフォルトのオプション自体をカスタマイズすることもできま す。新しい値は、後でこのコンピュータで作成するすべての復元タスクに対してデフォルトで使用さ れます。

デフォルトの復元オプションを表示して変更するには、コンソールを管理対象のコンピュータに接続 し、上部のメニューから[オプション]→[デフォルトのバックアップと復元のオプション]→[デフォルトの 復元オプション]を選択します。

使用可能な復元オプション

使用可能な復元オプションのセットは次の項目によって異なります。

 エージェントが動作する環境(Windows、Linux、ブータブル メディア)

 復元するデータの種類(ディスク、ファイル)

ディスク バックアップから復元されるオペレーティング システム(Windows、Linux) 次の表は、使用可能な復元オプションを示しています。

エージェント for Windows

エージェント for Linux ブータブル メディア

(Linux ベースまたは PE

ベース) ディスクの復

ファイルの 復元 (ディスクの バックアップ

も含む)

ディスクの復

ファイルの 復元 (ディスクの バックアップ

も含む)

ディスクの復

ファイルの 復元 (ディスクの バックアップ

も含む) 復元の前後に実行するコマ

ンド (138ページ)

+ + + + PE のみ PE のみ

復元の優先度 (140ページ) + + + + - - ファイル レベルのセキュリティ (140ページ):

セキュリティ設定付きでファ イルを復元する

- + - + - +

138 Copyright © Acronis, Inc.

エラー対応 (143ページ):

処理中にメッセージやダイ アログを表示しない(サイレ ント モード)

+ + + + + +

エラーが発生した場合は再 試行する

+ + + + + +

その他の設定 (144ページ):

復元されたファイルに現在 の日時を設定する

- + - + - +

復元前にバックアップ アー カイブをベリファイする

+ + + + + +

復元後にファイル システム を確認する

+ - + - + -

復元処理で必要な場合、自 動的にコンピュータを再起 動する

+ + + + - -

復元後に SID を変更する Windows の復元

- Windows

の復元

- Windows

の復元

-

通知:

電子メール (140ページ) + + + + - - Win ポップアップ (141ペー

ジ)

+ + + + - -

イベントのトレース:

Windows イベント ログ (142ページ)

+ + - - - -

SNMP (143ページ) + + + + - -

処理の前後に実行するコマンド

このオプションは、Windows と Linux オペレーティング システム、および PE ベースのブータブ ル メディアで有効です。

このオプションによって、データ復元の前後に自動的に実行されるコマンドを定義できます。

処理の前後に実行するコマンドを使用する方法の例:

 Checkdisk コマンドを起動し、復元の開始前または終了後に論理ファイル システムのエラー、

物理エラー、または不良セクタを見つけて修復します。

「pause」などのユーザーの入力を必要とするような対話型のコマンドはサポートされません。

再起動を伴う復元の場合、復元後に実行するコマンドは実行されません。

処理の前後に実行するコマンドを指定する手順は、次のとおりです。

1. 次のオプションをオンにして、処理の前後に実行するコマンドの実行を有効にします。

[復元の前に実行する]

Copyright © Acronis, Inc. 139

[復元の後に実行する]

2. 次のいずれかを実行します。

[編集]をクリックして、新しいコマンドまたはバッチ ファイルを指定する

 既存のコマンドまたはバッチ ファイルをドロップ ダウン リストから選択する 3. [OK]をクリックします。

復元前に実行するコマンド

復元処理を開始する前に実行するコマンド/バッチ ファイルを指定する手順は、次のとおりで す。

1. [コマンド]フィールドにコマンドを入力するか、またはバッチ ファイルを選択します。「pause」な

どのユーザーの入力を必要とするような対話型のコマンドはサポートされません。

2. [作業ディレクトリ]フィールドで、コマンド/バッチ ファイルを実行するディレクトリのパスを指定し

ます。

3. [引数]フィールドで、必要に応じて、コマンドを実行する際の引数を指定します。

4. 処理内容に応じて、次の表で説明するオプションから、適切なオプションを選択します。

5. [コマンドのテスト]をクリックして、コマンドが正しいかどうかを確認します。

チェックボックス 選択内容

[コマンドの実行 に失敗した場合、

復元タスクを失敗 させる]

オン オフ

オフ

[コマンドの実行 が完了するまで 復元を行わない]

オン オン

オフ

結果 デフォルト

コマンドが正常に実行された後 にのみ復元を実行します。コマ ンドの実行に失敗した場合、タ スクを中止します。

コマンドの実行の失敗ま たは成功にかかわらず、

コマンドの実行後に復元 を実行します。

コマンドの実行結果に かかわらず、コマンドの 実行と並行して復元を 実行します。

復元後に実行するコマンド

復元の完了後に実行するコマンド

/

実行可能ファイルを指定する手順は、次のとおりです。

1. [コマンド]フィールドにコマンドを入力するか、またはバッチ ファイルを選択します。

2. [作業ディレクトリ]フィールドで、コマンド/バッチ ファイルを実行するディレクトリのパスを指定し

ます。

3. [引数]フィールドで、必要に応じて、コマンドを実行する際の引数を指定します。

4. コマンドの実行の成功が非常に重要である場合は、[コマンドの実行に失敗した場合、バックア ップ タスクを失敗させる]チェックボックスをオンにします。コマンドの実行に失敗した場合、タス クの実行結果は[失敗]として設定されます。

このチェックボックスがオフになっていると、コマンドの実行結果はタスクの実行の失敗または成 功に影響しません。コマンドの実行結果は、[ダッシュボード]に表示されるログまたはエラーと警 告を確認することによって追跡できます。

140 Copyright © Acronis, Inc.

5. [コマンドのテスト]をクリックして、コマンドが正しいかどうかを確認します。

再起動を伴う復元の場合、復元後に実行するコマンドは実行されません。

復元の優先度

このオプションは、Windows および Linux オペレーティング システムの両方で有効です。

このオプションは、ブータブル メディアから起動した場合には使用できません。

システムで実行されるプロセスの優先度によって、そのプロセスに割り当てられる CPU やシステ ムのリソース量が決まります。復元処理の優先度を下げると、他のアプリケーションのためのリソー スを増やすことができます。復元の優先度を上げると、復元を実行するアプリケーションに割り当て るリソースを増やすようにオペレーティング システムに要求することによって、復元の処理速度が 上がる場合があります。ただし、その効果は、全体的な CPU の使用率およびディスク入出力速 度、ネットワーク トラフィックなどのその他の要素に依存します。

デフォルトの設定 - [通常]

復元処理の優先度を指定する手順は、次のとおりです。

次のいずれかを選択します。

[低] - より多くのリソースをコンピュータ上で動作する他のプロセスのために残し、復元処理が

占有するリソースを最小限にします。

[通常] - 他のプロセスと同等のリソースを割り当て、標準の速度で復元処理を実行します。

[高] - 他のプロセスからリソースを取り上げることによって、復元の処理速度を最大にします。

ファイル レベルのセキュリティ

このオプションは、Windows ファイルのファイル レベルのバックアップからの復元のみで有効で す。

このオプションでは、ファイルに対する NTFS のアクセス許可をファイルと共に復元するかどうかを 定義します。

デフォルトの設定 - [セキュリティ設定付きでファイルを復元する]

ファイルに対する NTFS アクセス許可がバックアップ中 (128ページ)に保持されていた場合、アク セス許可を復元するか、ファイルを復元するフォルダから NTFS アクセス許可を継承するかを選択 できます。

通知

Acronis Backup & Recovery 10 には、電子メールまたはメッセージング サービスによって復元の 完了をユーザーに通知する機能があります。

電子メール

このオプションは、Windows および Linux オペレーティング システムで有効です。

このオプションは、ブータブル メディアから起動した場合には使用できません。

このオプションによって、タスクの完全なログと共に、復元タスクの正常終了、失敗、またはユーザー による操作が必要な場合について通知する電子メールを受け取ることができます。

Copyright © Acronis, Inc. 141 デフォルトの設定 - オフ

電子メールによる通知を設定する手順は、次のとおりです。

1. [電子メールによる通知を送信する]チェックボックスをオンにして、通知を有効にします。

2. [電子メール アドレス]フィールドに、通知の送信先の電子メール アドレスを入力します。複数

のアドレスをセミコロンで区切って入力することもできます。

3. [送信する通知]で、次の中から適切なチェックボックスをオンにします。

[バックアップが正常に終了した場合] - バックアップ タスクが正常終了した場合に通知を送 信します。

[バックアップが失敗した場合] - バックアップ タスクが失敗した場合に通知を送信します。

[ユーザーによる操作が必要な場合]チェックボックスは常にオンです。

4. 電子メール メッセージにバックアップに関連するログ エントリを含める場合は、[すべてのログ を通知する]チェックボックスをオンにします。

5. [追加の電子メール パラメータ]をクリックし、次のように追加の電子メール パラメータを設定し

て、[OK]をクリックします。

[差出人] - メッセージの送信元となるユーザーの電子メール アドレスを入力します。このフ

ィールドが空白の場合、差出人アドレスには宛先アドレスが使用されます。

[暗号化を使用する] - メール サーバーへの暗号化された接続を選択できます。SSL 暗号

化または TLS 暗号化のいずれかの種類を選択できます。

一部のインターネット サービス プロバイダでは、送信が許可される前に受信メール サー バーによる認証が要求されます。その場合は、[受信メール サーバーにログオンする]チェ ックボックスをオンにして POP サーバーを有効にし、次の設定を行います。

[受信メール サーバー(POP)] - POP サーバーの名前を入力します。

[ポート] - POP サーバーのポートを設定します。デフォルトでは、ポートは 110 に設定

されます。

[ユーザー名] - ユーザー名を入力します。

[パスワード] - パスワードを入力します。

[指定した送信メール サーバーを使用する]チェックボックスをオンにして SMTP サーバー を有効にし、次の設定を行います。

[送信メール サーバー(SMTP)] - SMTP サーバーの名前を入力します。

[ポート] - SMTP サーバーのポートを設定します。デフォルトでは、ポートは 25 に設

定されます。

[ユーザー名] - ユーザー名を入力します。

[パスワード] - パスワードを入力します。

[電子メールのテスト メッセージを送信する]をクリックし、設定が正しいかどうかを確認します。

メッセンジャー サービス(WinPopup)

このオプションは、Windows および Linux オペレーティング システムで有効です。

このオプションは、ブータブル メディアから起動した場合には使用できません。

このオプションによって、復元タスクの正常終了、失敗、またはユーザーによる操作が必要な場合に ついて、ポップアップウィンドウによる通知を受け取ることができます。

デフォルトの設定 - オフ