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重篤な有害事象発現例の叙述 被験者番号 報告番号 内容

腹腔内膿瘍(Intraabdominal abscess 乳様突起炎(Mastoiditis

心ブロックに至る除脈(事象は消失)

Bradycardia leading to heart blockcomplete)]

脳腫瘍(Brain tumor

慢性閉塞性肺疾患の増悪(COPD Exacerbation 非心臓性胸痛(Non cardiac chest pain

尿管疝痛を伴う右腎近傍の尿管の1.0cm大の腎結石

1.0 cm kidney stone in R kidney proximal ureteral with ureteral colic 頭頂部の裂傷(Middle upper skull laceration

貧血(Anemia

尿路感染(Urinary tract infection 胸痛、不安、高血圧緊急症

Chest pain)、(Anxiety)、(Hypertensive urgency 左乳房の腺管上皮内癌

Ductal carcinoma in situ of left breast ハチ刺傷に対するアレルギー

Allergic reaction to bee stings

右中指の蜂巣炎(Cellulitis right middle finger 非定型胸痛(Atypical chest pain

肋骨骨折、鎖骨骨折、右気胸、感染

fractured ribs)、(fractured clavicle)、(right pneumothorax)、

Infection

急性コカイン及びヘロイン中毒

Acute cocaine and heroin intoxication 甲状腺機能亢進症(Tyreotoxochosis

下肢の慢性骨髄炎(Chronic osteomyelitis of lower leg

報告書番号:

被験者番号:

腹腔内膿瘍(Intraabdominal abscess)

55 歳白人男性の慢性 C型肝炎患者は P7977−1231(FISSION)試験:IFN 未治療のジェノタイ プ 2 又は 3 の慢性 HCV 感染患者を対象として、12 週間の SOF+RBV 投与と 24 週間の

Peg-IFN+RBV 投与の安全性と有効性を比較検討する第 3 相多施設共同実薬対照ランダム化試験に参

加した。被験者は 20 年12月23日に本試験参加に同意した。Peg-IFNα2a及びRBVを24週投 与する群にランダム化され、週1回のPeg-IFNα2a 180 µg皮下投与及びRBV 1日800 mgの経口投 与を 2月2日に開始し、治験実施計画に沿って24週間の投与を行い 7月19日 に治験薬投与を終了した。

併用薬情報なし。

既往歴は以下のとおり:右足関節疼痛(right ankle pain)及びサルファ剤に対するアレルギー。

8 月 31 日、被験者は腹痛を訴えて救急外来へ現れ、虫垂周囲膿瘍(periappendicular

abscess)疑いにて入院となった。CT 検査の結果、膀胱近傍右側に腹腔内膿瘍(intraabdominal

abscess)が認められた。 9月1日、画像介入下(IR)でドレーンが挿入された。膿瘍は吸

引され、培養の結果、腸球菌、シュードモナス、バクテロイド及び大腸菌が検出された。これら の菌は、ほぼ全ての抗菌剤に感受性があった(pansensitive)。血液培養結果は全て陰性であった。

被験者はゾシン(ピペラシリン/タゾバクタム)による治療を2週間受けた。 9月6日に 本事象は後遺症を残さず消失し、被験者は退院した。治験担当医師は、本事象は被験者の「入 院」のため重篤な有害事象であると判定し、本事象と治験薬との因果関係はないと判定した。

2.7.6.14 - 35

*新薬承認情報提供時に置き換え

翌年* 同年*

同年*

同年*

同年*

報告書番号:

被験者番号:

乳様突起炎(Mastoiditis)

53歳白人男性のC型肝炎患者はP7977−1231(FISSION)試験:IFN未治療のジェノタイプ2又 は3の慢性HCV感染患者を対象として、12週間の SOF+RBV投与と 24週間の Peg-IFN+RBV投 与の安全性と有効性を比較検討する第 3相多施設共同実薬対照ランダム化試験に参加した。被験 者はRBV及びPeg-IFNα2aを24週投与する群にランダム化され、Peg-IFNα2a 180 mcg皮下投与及

びRBV1200 mgの経口投与を20 年2月2日に開始し、 6月17日に治験薬投与を終了し

た。

併用薬の情報なし。

既往歴は以下のとおり:2 型糖尿病、高血圧、喘息、消化不良、左足の神経障害(left foot neuropathy)、過去の経静脈的薬物乱用(previous intravenous drug abuse)。

6月 17日、被験者は投獄された。手紙にて接触したところ、被験者より以下のとおり 入院していたと返信があった:7 月中旬頃に発疹があり、詳細不明の抗生剤点滴及びステロイド 錠剤が投与された。被験者は上腕、体幹及び下腿の汎発性斑状皮疹(diffuse macular rash)のため 入院していた。発疹は境界明瞭な円形の不規則な形状の皮疹で、落屑を伴う紅斑がみられた。

7月 28日、被験者は耳痛を訴えた後、乳様突起炎にて入院した。頚部の CT検査が実施 され(結果提供なし)、更なる治療に関する情報は提供されなかった。被験者は依然として収監 されており、 12月16日釈放予定であった。治験実施医療機関は被験者に対して追加情報 の提供を求めた。被験者は収監されており、通信手段は手紙や電子メールのみであった。本事象 に関する報告時点での転帰は不明であった。治験担当医師は、本事象は被験者の「入院」のため 重篤な有害事象であると判定し、事象発現と Peg-IFNα2a及びRBVとの因果関係はないと判定し た。本事象が併存疾患や介入疾患の進行によるものか、併用薬投与によるものか、又は他の事由 によるものかは不明であった。

*新薬承認情報提供時に置き換え 同年*

同年*

同年*

同年*

報告書番号:

被験者番号:

心ブロックに至る除脈(事象は消失)([Bradycardia leading to heart block(complete)]

60歳白人男性のC型肝炎患者はP7977−1231(FISSION)試験:IFN未治療のジェノタイプ2又 は3の慢性HCV感染患者を対象として、12週間の SOF+RBV投与と 24週間の Peg-IFN+RBV投 与の安全性と有効性を比較検討する第 3相多施設共同実薬対照ランダム化試験に参加し、RBV 1 日800 mgの経口投与及び週1回のPeg-IFN 180 mcg皮下投与を20 年3月8日に開始し、治験 実施計画に沿って24週間の投与を行い、 8月21日に治験薬投与を終了した。

併用薬は以下のとおり:Benicar及びTopiramax。

既往歴は以下のとおり:高血圧、20 年 5 月の頭部外傷、記憶喪失(memory loss)及び間歇

性頭痛(intermittent headaches)を伴うアルコールに関連した事故による転倒。被験者は過去深刻

なアルコール使用者であったが、 1月に使用を中止した。薬物アレルギーの情報なし。

2月 2日にベースライン時の心電図検査が実施され 3月8日に正常洞調律の 第 1度 AVブロックが認められたが、臨床上に重要な所見ではないと評価された。日付不明のあ る日、被験者に意識喪失が起きた(非重篤な有害事象)。 6月 20日の事象発現の前に、

被験者は規定どおり週 1回のPeg-IFNを投与した。 6月21日、被験者はレストランにい て洗面所へ向かっていた。排尿後にひどいめまいを感じ、発汗があった。被験者は意識を失い、

その後自分が洗面台を見上げながら地面に倒れていることに気付いた。被験者はよろめきながら 洗面所を出ると、介助を受けて救急室へ搬送された。加えて頭痛、脱力(weakness)慢性的な息

切れ(chronic shortness of breath)(変化はなし)及び悪心もみられていた。被験者は似たような

経験はなく、胸痛、嘔吐、下痢(diarrhea)及びタール様便/黒色便(tarry/black stools)もなかっ たと報告した。検査の報告では、3 カ所の頭皮の裂傷を皮膚表面接着剤(dermal glue)で閉じ、

脳神経に損傷はなく、血圧109/59及び脈拍は59回/分とあった。CT検査の結果、頭蓋内の異常 は認められなかった。心電図検査の結果、正常洞調律の第 1 度 AV ブロック(first degree AV

block)がみられた。テレメトリーの結果、J点で 5秒の延長がみられたが、急を要する異常では

な か っ た 。 臨 床 検 査 結 果 は 以 下 の と お り ( 括 弧 内 は 基 準 範 囲 ) : ト ロ ポ ニ ン<0.01 ng/ml

(<0.03)、Hb 9.3 g/dL(13.8−18.0)、Hct 28.1 %(39.8−52.0)、MCV 104.5 fL(80.0−97.0)及び

PLT 109 x103/mm3(140−440)。被験者は入院となり、経静脈的な血流の観察及びテレメトリーが

実施された。 6月22日、RBV及びPeg-IFN投与は一時的に中断となった。内科医は、被 験者には失神が起きており、完全房室ブロック(complete heart block)に続発する除脈(非重 篤)がみられると評価した。 6月 25日、Peg-IFN投与約 120時間後、被験者には継続し て約4秒間に 2連拍の完全房室ブロックがみられていた。循環器専門医は、直前のPeg-IFN投与 からの間隔や心ブロック(heart block)の種類から、本事象は Peg-IFN によるものではないと考 えた。被験者にはペースメーカの植込みが行われた。 6月 26日、胸部X線検査の結果、

デュアルチャンバーペースメーカ(the dual-lead pacing device)の設置は、気胸もなく安定してお り、被験者は退院した。退院後に治験薬の投与が再開される予定となった(詳細な追加報告な し) 6月 27日、心ブロックへ至る除脈の事象は、ペースメーカの植込みの後遺症を残 して消失した。 7月3日、RBV及びPeg-IFN投与が再開された 8月15日に被験

2.7.6.14 - 37 * 新薬承認情報提供時に置き換え

同年*

翌々年*

同年* 同年*

同年*

同年*

同年*

同年*

同年*

同年*

同年* 同年*

者は治験実施計画に沿い、Peg-IFN の最終投与を受けた。 8月 21日に被験者は治験実施 計画に沿い、RBV 投与を終えた。治験担当医師は、本事象は被験者の「生命を脅かす事象、入 院」のため重篤な有害事象であると判定し、心ブロックの本事象と RBV 及び Peg-IFN との因果 関係はないと判定した。また本事象と併存疾患の進行や併用薬との因果関係もないと判定した。

本事象と因果関係が考えられる可能性として、心疾患が疑われる介入疾患の進行を挙げた。

* 新薬承認情報提供時に置き換え 同年*

報告書番号:

被験者番号:

脳腫瘍(Brain tumor)

57歳白人女性のC型肝炎患者はP7977−1231(FISSION)試験:IFN未治療のジェノタイプ2又 は3の慢性HCV感染患者を対象として、12週間の SOF+RBV投与と 24週間の Peg-IFN+RBV投 与の安全性と有効性を比較検討する第 3相多施設共同実薬対照ランダム化試験に参加した。被験 者はRBV及びPeg-IFNα2aを24週投与する群にランダム化され、RBV 1日800 mgの経口投与及 び週1回のPeg-IFNα2a 180 mcg皮下投与を20 年3月14日に開始し、 4月19日に治験 薬投与を終了した。

併用薬の情報なし。

既往歴は以下のとおり:軽度のうつ病、慢性逆流性食道炎(chronic reflux esophagitis)。腫瘍 や頭痛、視野の異常に関連した家族歴は有していない。

3月 19日、被験者は疲労を訴えた。 3月30日、被験者は悪心及び軽度のうつ 病を報告した。 4月 10日、報告された副作用に変化はなく、これらは標準治療に対して 発現の可能性が予期された副作用であった。 4月 18日、RBV及び Peg-IFNα2aは減量さ れた。 4 月 20 日、被験者の母親が死亡し、治験薬投与を継続する事ができなかった。

5月16日、被験者はWeek 4後来院のためクリニックに現れた。本来院が事象発現前の最 終来院となった。 5月 30日の朝、被験者は失神のため救急室へ来院した。臨床検査や診 断検査に関する報告なし。治療に関する情報や本件の詳細な追加情報なし。 5月 31日に 実施されたCT検査の結果、脳幹の腫瘍(a tumor in the brainstem)が認められた。確定診断は脳 腫瘍との報告であった。被験者は治験薬投与を開始する以前に、ベースライン CT 画像や頭部ス キャニングを行ったことはなかった。臨床検査や診断検査に関する他の報告なし。被験者はセカ ンドオピニオンを得るために他病院へ行った。治験担当医師は、他病院からの臨床検査値や他の 検査結果を入手する事が出来ず、被験者家族との接触を失った。 6月4日、脳腫瘍全摘の ため頭部外科手術が実施された。 6月(日付不明)、被験者は再出血のため再手術を受け た。 6月 20日、被験者は脳腫瘍のため死亡し、剖検は行われなかった。治験担当医師は、

本事象は被験者の「死亡」のため重篤な有害事象であると判定し、RBV 及び Peg-IFNα2aとの因 果関係はないと判定した。本事象と因果関係が考えられる可能性として、介入疾患(脳腫瘍)を 挙げた。

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* 新薬承認情報提供時に置き換え 同年*

同年* 同年*

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