第 7 章参考文献
9.5 事故が生じた時の対応
学内で事故にあった時,あるいはその場に遭遇した時は,あわてないで状況を判断し,可能であれ ば応急手当をした後,保健管理・総合相談センター保健管理部門に連絡するか,119番で救急車を呼 んでください.
命のリレー
介護を要する人⇒その場にいた人⇒救急車での搬送⇒ 医師の診察治療 ⇒ 応急手当 ⇒ 救急処置 ⇒ 専門治療
応急手当が必要な状態
意識障害 ⇒ 気道閉鎖 ⇒ 呼吸停止 ⇒ 心肺停止
応急手当
1.周囲の安全の確保
倒れている場所が安全かどうかを確認して,危険な場所ならただちに安全な場所に移動する.
2.意識の確認
肩を軽くたたきながら,「大丈夫ですか?」または「もしもし」と呼びかける.
呼びかけに対して目を開けたり,何らかの反応があれば意識があります.
3.助け,AED,119 番
意識がなければ,近くの人に助けを求めて,「AEDを持ってきて」「119番をダイヤルして 救急車を呼んで」と大きな声で呼びかける.
4.口中の異物
親指を上の歯に人差指を下の歯に当て,口を開ける.異物(食物,吐物,血液など)がない か口の奥までよく見る.傷病者の頭を動かさないようにする.
異物がなければ気道を確保する.
5.異物の除去
傷病者の顔を横に向け,指にハンカチやガーゼを巻き付け,異物をかき出す.血液やだ液な どの場合,口の中をよくふき取る.(その他,背部叩打法,ハイムリック法)
6.気道の確保
片手を額に当て,もう一方の手の人差指と中指の2本を顎先に当て,これを持ち上げ,気道 を確保する.
7.反応の確認
反応(呼吸・咳・動き)が確認できないときは,心臓マッサージを行う.
8.心臓マッサージ(胸骨圧迫)の実施
反応がなければただちに胸骨圧迫を行う.テンポは1分間に100回以上を目安にする.
9.AED(自動体外式除細動器)の使用
心停止の一病態である心室細動の状態になった場合には,電気的除細動を行って,調律的拍 動を回復する必要があります.そのためには,AEDを使用します.AEDは現在,工学部構 9.5 事故が生じた時の対応
第9章
内の8箇所に設置されています.それらの設置場所は,各エレベーター内や各建物玄関付近 に掲示されていますので,十分確認をしておいて下さい.また,毎年,AEDの講習会が開 催されますので,AEDの取扱方法などについて,学ぶことができます.
第 6 部
付録
付 録
85
各学科の教育理念(目的)と目標
工学部の教育理念・目標や教育方針(第1章を参照)に基づいて各学科で定めた教育理念(目的)
と目標を示す.