第31表 国語施策についての母親の意見(%)
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この表から,次のことがわかる。
(1>全体としてはギよい」が多く, 「わるい」が少ない。
② 「よい」は,学歴が低く,年齢が若い履ほど多く,反対に「わるい」
は,学歴が高く,年齢が高い腰ほど多くなる傾向がある。とくに44〜55 才の年齢膠では,「わるい」が「よい」よりも多い。
③ 義務教育の学歴層は,Fよい」「わるい」の意見がはっきりしている。
〈4)「子どもが園るからわるい」は, 大学高専の学歴履・44〜55才の年齢 層・長子が高校以上の層に,より多く見られる。
(5)「自分が困るからわるい」は,義務教育の学歴層・27〜43才の年齢 層・長子が小学校高学年の層に,より多く見られる。
(6)長子が中学生の層では「よい」 「わるい!の意見がはっきりしてい て, 「よい」が他の層より多く,しかも「子どものためにょいことだ」
の意見が,より多く見られる。
「わるい」とする意見の理由のうち,注意すべきものを摘記すると,「自分が 学生時代に苦心したことが役に立たなくなった感じがする」 「小さい時覚えた ものはなかなか変えられない」「 一入・今日・お父さん のようなよく使われる 書き方ができなくなったのは割りきれない」「子どもが戦前の本を読めない」な
どである。
3 会社員の意見
(質問〕(母親の場合と同じ)
男女合わせて,事務員80名のうち,無iL 54名(67。5%),同じく工員50名の うち,無讐37名(74%)で,無関心の者が著しく多かった。無関心というより 一62一
も,答えられないといったほうが適切かもしれない。つまり意見がないのであ る。とくに女子は,答えた者が事務員21名徳1名,工員20名中ゼ狸であった。
第32表 国語施策についての 会社員の意見(実数)
「………… d癩丁丁…司
答えた者を実数で類別す ると,第32表のとおりで
….
ヨヨある.この表にeeする限
学歴別では,もともと被調査者が,事務員は大学高専に,工員は義務教育に かたよっているのであるが,いずれも「よい」が多い。また年齢刷では,事務 員の「わるい」3名はみな44〜55才の層,工員の「わるい」1名は34〜43才の 麟である。
E 名づけ漢字についての知識と意見
面接調査における質問と答えとの集計結果を抜粋してみると,次のようにな
る。
1 子どもの名づけに使える漢字が制限されていることを知っているか 〔質問).戦争後になって,名前に使える漢字の海温が制限されていること を知っていましたか。(調査票83.3)
この質閣に対して「知っていた」と答えた人を学歴別・年齢別に集計する と,第33表のようになる。
第33表 名づけ漢字が制限されていることを知っていた人(%)
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1εiヰr・菊テ高 29
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26
40 64 100
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781 85 1001 94
全 体
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ハOQ︾55ドDn◎rq︾
5
31 U3 X2
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60
55
この蓑から,次のことがわかる。
(1)全体として,学歴の高い層がよく知っているが,他の質問と比べて,
年齢による反応のちがいが特徴的である。
一63一
(2)i日中・新高と義務教育との学歴層では,29〜43才の年齢層がよく知っ ている。
(3)大学・高専の学歴層ではだいたいよく知っているが,もっとも若い年 齢層に知らない人が幾分いる。
(4)子どもの名づけの必要性にせまられて知った人が多いと考察される。
(繁雑になるので,ここにはいちいち示さないが,調査票83.4の質問に 対する答えには,その傾向が著しく児られた。→67ページ参照)
2 名づけ漢字の制限についての意見
〔質問〕名前に使える漢字の範囲がきまっていることについて,どう思い ますか。(調査票83.5)
この質問に対する答えを類慰して,学歴測・年齢鯛に集計すると,第34表の ようになる。
第34表 名づけ漢字の制限についての意見(%)
酸薯1場霧i藷舗1副麟杢川治陽1霧許膨白骨
きまっているほう がよい
きまっているのは わるい
どちらともいえな い・わからない
40 14 46
50 i3 i37 1 I
60 13 27
45 13 41
45
Is I
il 50
134143
E
14
1︐︐1 1
52 14
46 1 34
L
57 44
18i17
…
25 39 1
37 13 49
この表から,次のことがわかる。
(1>「わるい」の意見は少ない。
(2)「よい」と「どちらともいえない。わからない」は,ほぼ同数である。
(3)29〜43才の年齢層と大学高専の高い学歴層とには,「どちらともいえ ない・わからない」が少なく,意見のはっきりしている人が多くなって いる。
(4)「わるい」の意見には,学歴差はないσ ㈲ 学歴の高いほど「よい」の意見が多い。
(6)学歴の低いほど「どちらともいえない・わからない」が多い。