1 委
産後 1 ヶ月から I 年 までの母親への育児支援の効果 一 大学の特徴を活かした子育 て支援サロンの 実践 一
0
今 崎 裕 子 平 山 恵 美 子 宮 本 涼 子 天 使 大 学 大 学 院 助 産 研 究 科I 緒言
「世~やか親子2U の主要課題の lつに 「子どもの心の安らかな発達の促進と育児不安の軽減j が挙げられて いる。その背景には、親子の心のIIU題への対比、や一千ともの虐待予防に取り組むことの強化への示唆があると 考える。今回の取り組みの目的は、r:):親の育児や生活への適応状態を把保すること、加えて育児困難の早期
-
発見と r:)税への効!JU10な支援方法を検討することである。そこで、本学の助住専門職大学院と看護栄養学部一般演題
との述携により、助産ケア、小児;(I談、栄養t i : J A
而からの支援という特徴をがiかした 「子育て支援サロン」 を企阿し笑践したので報告する。E 実践内容
母親が出産した施l没との関わりが終了すると忠われる産後
1
ヶ月以降、1 i p
までの1 : ) :
子を対象に 「子育て 支援サロン」を2009ゴ|三日月と201O'lo 3}'Jの2闘IJfl1 l l
1した。そこで、付税の心身のリラックスを1'1的に「アロマ( ポ ス タ ー )
マッサージ」、 「簡単料理!の紹介」、「絵本の読み聞かせ」、「親子で楽しめる手遊び」、「ハープティをH1,ました 茶話会」を実施した。母親がサロンに参加している/1:11、子どもは別室にて助産と小児看護の教員、助産 看 護 ・栄益各学宇|の学生による託児を行なった。今後の子育て支援活動の参考とするためにサロン終了後に参 加動機、感想と今後の要望にl則する 1!~ r.己名自記式アンケートを災施し、 母親iI身が投函できるよう 阿収納を 設
i
位した。倫理的配胤として、参加者にアンケートの目的を説明、学会等での発表や調査以外での使H J
はし ないこと、匿名性とm
否権の保証をし、アンケートの回収をもって調査への同意とした。E 結果
参加した母子の兇の刀齢を表Iに示す。
21可の 「子育て支媛サロン」に参加した母子は大学の近隣有住の 表1 参加l母子の児のJi齢 N=22 22組であった。うちリピーターがI制lいた。また、上の子どもの参 JI齢 I@ll9(人)
加 が1:1',あった。アンケー卜は、延べ22人、 100%の問収率であった。 2ヶ月 1
。
。
2回目(人)
4
。
参 加 の 動 機 (複 数 回 特)は、 「友人 ・知 人 の 約 介 誘い」が11名、
3ヶ月 3
「忠、抜きや気分転換のため
J
3名、 「興味があったJ
3名、その他 「育4ヶ月 5 児 の こ と を色々IHJきたい
J
11'1分のl時間を作って子ともと離れた5ヶJj 5
1
半年を得1
"
前足した」との
l i
n
から かった」なとであった。参加者全s
ヶ月 2 l た。全体の感想として、 「リラックスできたJ 1
気分転換になった」 9ヶ月。
l 安心して預けることができたJ
(6名)との反I師、 「子どもの阪が見れないことが不安だった
J
(1:1',)との感想もあった。さらに今後への要望としては、 「赤ちゃんのためにな ることを企画してほしいJ 1
定期的に開催してほしい」などであった。N 考察
21"1の 「子育て支援サロン」をJJH1l1iし、母親からの反応として 「楽しかったJ1気分転換できたJ1リラッ
「リフレッシュできた」とほぼ全
μ
の参加者が1111科した。「子どもをクスできた」との 1"1科を得た。 子育て,,~,の母親にとって、ひと l侍の心身のリラックスはその後の育児へのモ
チベーションの継続につながると与一える。また、参加lしたり刺から同じ子育てをする母親たちとの交流や育 児方法の支援に|刻するニーズがあることがIYJらかになった。さらに子育て支援サロンに助産自jI看護師 ・栄 養士学生が参加することで、将来の育児支援や子どもの発述支援の担い手としての役制を学習する機会にな
ると考えられる。また大学の専門機能を訴かした地域貢献にも繋がると考える。 V 今後の課題
今後は、サロンの
1 " 1
数を増やすとともに、 付税のニーズに沿ったプログラムを考案する必要がある。ま た、母親の育児状況を把握するための調査方法と内容について検討していきたい。128日本助産学会誌 24,,"3日(2011)
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3月5日(土) 15:00~ 15:35 ポスヲー会場(211+212会議室)
|一般演題(ポスター) 出 産 を 取 り 巻 く 女 性 と 助 産 ケ ア 座 長 亀 田 幸枝 (金沢大学医薬保健研究域保健学系)
妊娠・出産の 「 つらさ 」 の体験と次子出産希望の関連と関連妥因の検討
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大 関 信子 佐藤愛 大 井 け い 子 青 森 県立保 健 大 学I 緒言
少子化問題が深刻化している。母親が次子を望まない迎11
,
1として、社会経済環境要因、子どもの健康や母 親のn
Hi値観などが報告されている。しかし、出産体験に関連する調i併は少ない。そこで本研究は、妊娠 ・出二|
即時の 「つらさ」の体験と次子出産希望との関述、及びI刻述要因をIYJらかにすることを|的とした。本研究 の意義は、日iJlli'f仰が母親の 「つらさ」の体験に対するケアに資する情報を提供することにある。本研究で は、 「つらさ」とは 「母親の主観的認知l及び記憶」と定義する。
E 方法
I 研究デザイン 悶子関連型量的研究
2 対象者 A~;~Iλlで1 歳未満の子 どもをもっ [J 親1800名
3 調査 分析方法 制:診センタ}に来所した母親に手渡しで調査~~:を配布し郵送法にて 1111 収した。 分析 はPASW18を朋いて主に
x
検定を行った。4 内幸子 属性、 子のヰ齢や世l!康状態、出産形態、 夫のサポー トに対する満足度与の他に、妊娠 出産l時 の 「つらさ」の体験は 「大変つらかった」から「全くつらくなかった」までの4件法で聞いた。
5.TVf究
J U
Jllij 平成19年5月~平成22"'1'-4月6
倫Jlli的配慮 大学の研究倫理I I
委μ
会の承認を待た。プライパシーの保護、自由主f志による参加、協力 しなくても不利益を被らないこと、研究結よI!;は学術目的以外に使用しないこと等を文誌にて説明した。E 結 果
一 般 演 題
( ポ ス タ ー )
-初 1(
¥ 500音 33.6%)lijl収し、
回収率 1(
¥
605昔 j産両l64.8%守経産婦35.2%)を分析対象とした。 l 属性 名JIlli'f!l!
a
の平均年齢は30.1ct4.6歳で経産婦31.9ct4.1歳より若かった (p<.OOl)。2.
I
つらさ」の体験 「つらかった」と答えた初産婦は妊娠'*'68%(n= 193)、出産時は79.3%(n=256)で 経産婦より多かったが祈:O~差はみられなかった。 しかし低所得群では、出産が 「つらかった」 と答えた 初 産 婦 が 経産婦 よ り 多 かった (p=.016)。また、第l子 と 第2子 (r=.22.p=工03)、第3子 (=...41.p=.015)の 妊娠中の 「つらさ」の体験に関連がみられた。第I子と第2子の出産l時の 「つらさ」の体験に関連 (r=.27.p<.001)がみられた。
3 次子出産希望次子出産希望の初産婦は94.4%(n=308)で経産
t a t i
の68.6%(n=120)より有窓、に多かった (pく 001)。 次子I.U lli'f希望者のうち、経産婦は和IJ lli'f~1}より妊娠 rl'I
つらかったJ
93.8%(n=181) (p<.OO1)、出産時 「つらかった
J
94.9%(n=243) (pく001)と答えた者が有官、に多かった。次子出産を希望する初産婦 のうち、出産が 「つらかったJ
と答えたのは自然分娩以外の群が多かった (p=.042)。4 関連要因 「つらかった」群と 「つらくなかった」群との
r m
には、職業の有無、子の年齢と健康状態、生まれたときの週数、今Il/l望んだ出産か等に有志差はみられなかった。妊娠中 「つらかった
J
と答えた鮮は 答えなかった群より 「出産体験が不満足だったからJ
(p=.0l9)、また、出産が「つらかった」と答えた群は 答えなかった群より 「出産体験が不満足だったからJ
(p=.047)次子出産を希望しないと答えた人が多かっ守 、
, ~O
N 考察・結論
今回の調査では 「つらさ」の体験と次子I
¥ l
i!(i希盟の直接の|弘JjAはみられなかった。次子WM . f
希望には多く の要因が影響しており更なる調査が必要である。「つらい」と答えた付税は「出産体験が不満足だったから」次子出産を希望しないと答えていた。WJlli'f師は11.¥~i2満足 l廷に対するケアを1ft 嬰視する必要がある。 また、
「つらさ」 の体験に対するケアでは自然分娩以外の出産形態や低所得群の担j 産婦に留昔、する必~ーがある。 そ して、妊娠 ・出産の 「つらさjの体験は第2子、第3子と関連していることから初産の段階で 「つらさ」の体 験を緩和する介入の重要性が示唆された。
No.3.2011129 4
. Jjpn.Acad.Midwif..Vo.l2
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3月5日(土) 15:00-15:35 ポス空 会場(211+212会議室)
|一 般 演 題 ( ポ ス タ ー ) 出 産 を 取 り 巻 く 女 性 と 助 産 ケ ア 座 長 亀 田 幸枝(金沢大学医薬保健研究域保健学系)
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妊婦健診・出産施設の選択理由 と出産満足の関述
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乾 つ ぶ ら1) 島田三恵 子2) 林猪者 11子]) 猪俣理恵、 ]) 1)大分県立看護科学大学2
)大 阪 大 学 大 学 院I 緒言
現在の日本では、大多数の女性が医療施設で妊婦健診を受け出産をしているが、産手
l
のある医療施設は 年々減少している(以生労働省、医療施設静態動態調査)。女性は希望に沿って妊婦健診.111M施設を選択 できるようになったが、その反而いくつかの医療施設から自分に合った医療施設を選択しなくてはならなくでの広域を対象とした調査はないため、こ 1
¥ 由に関して、大分県都市音 I
I が重視する施設の選択耳
t
なった。立;セ
-
の地域での妊婦健診・出産施設の選択理Etl及び転院理性lを明らかにし、分娩の満足との|刻迎を検討すること を目的として本研究を行った。E 方法
平 成21年7.10月 に 大 分 県 都 市 部 (平 成20if出生数 大 分 県10306人のうち大分市4621人、別府"ili1035人) で3カ月児健診を受ける児の母親を対象に、郵送回収による無記名自記式質問
l
紙調査を行なった。調査内容 は、対象の属性、出産施設の選択理由とその決め手になった程度 (各項目を 「とても決め手になった」から[
"
J
なった
、決め手に 「 Hilli
6段階で言 まったく決め手にならなかった」の
「 ならなかったjの2群に分類)、妊
婦健診・出産施設の転院理由、出産満足 (100.'~Xi満点で採点) 等であった。
分析はSPSSverl7.0
J
を用いて、 Spearman!1順位相関、 X2検定を行い、有137水準は5%とした。本研究は大 分県立看護科学大学の倫理委員会の承認を紺て実施した。E 結果
配 布 数955名、 IITI収418名 (43.8%)、有効[jjJ答346名 (828%) であった。年齢は30.9ot4.9歳、初IJi主161名 (46.5%)、経産185名 (535%)、分娩時の妊娠週数は39.0ot1.3迎、 出生体重は3012ot394.6g、出産満足は89.7
ot13.5 (30-100)点であった。
出産施設の選択型III担で決め手となったのは、評判がいい82.7%、医療者の対応がよい75_9%、近い75.1%、 有名73.8%、アメニティ (古¥1豆・食事 ・設備)59.5%、おMのやり方 (自然分娩など)が気に入った51.8%、 赤ちゃんとずっと一緒に過ごせる47.0%、前回のお産がよかった46.1%、大きい病院41.0%、経済的32.9%、女 医がいる 26.7% であった。 初経M別では、おMのやり方について経産婦が有意に理由としていた (p~0.031) 。 選択型l主Iで出産満足と関連があったのは、お産のやり方 (自然分娩など)が気に入った (p<O.OOO)、医療 者 の 対 応 が よ い (p<O.OOO)、 赤 ち ゃ ん と ずっと一緒に過ごせる (p< 0.000)、前回のお産がよかった (p<
0.000)、アメニティ (p~0.004)、経済的 (p~0.005)、女医がいる (p<0.005)、評判がいい (p~0.006) であっ
た。
今回の妊娠中に医療施設を転院したのは98名 (28.4%)で、そのJlli由の内訳は、里帰り 34,'l: (34.7%)、高 度な医療が必要15名(153%)、緊急時の対応が難しい18名 (18.4%)、待ちl時間が長い15名(153%)、自宅か ら迷い20名 (20.4%)、実家から速い13名 (133%)、職場から迷い4名 (4.1%)、交通手段が不使6名 (6.1%)、 前向の出産に不満7名 (7.1%)であった。
U 考察
生活圏から近いことや、有名で司、1'1]のよい施設であることが出産施設を-1;:.性が選択する|療の決め手となっ ているが、医療者の対応や施設の評判、出産に|刻する施設 医療者の方針や、家族とともに児の誕生を祝う 大切なl時間を過ごす空間が快適な環境であることなど、女性が自分自身の望むlJ:I
M
や産後の入院生活につい て、思い浮かべながら出産施設を選択し、これらが出産満足につながっていると考えられる。特に以前の出 産体験を持つ経産婦は、出産についての方針が施設選択の際に重要視されている。また、安全を重視した医療を求めて医療施設を変更していることや、立;性の生活閤から速いこと、長い待 ち附
r m
や交通手段の不便さなと通院の利便性、 11¥j[の方幸|も転院の理由になっている。このことは、友性が 生活圏に近く通院しやすく経済的で、希望するような出産をできる医療施設を探して、出産施設を選択して いると考えられる。130円本助産学会誌 24巷3',;(2011)