2.6 フェイルオーバー フェイルオーバー フェイルオーバー フェイルオーバー
2.6.7 リソースの「可能所有者ノード」リスト リソースの「可能所有者ノード」リスト リソースの「可能所有者ノード」リスト リソースの「可能所有者ノード」リスト
「可能所有者ノード」リスト
「可能所有者ノード」リスト「可能所有者ノード」リスト
「可能所有者ノード」リストは、指定されたリソースの実行が許可されているすべてのノー ドから成ります。リソースの実行が許可されるノードは、次のように定義されます。
■ 特定のリソースのDLLがノード上にインストールされていること
■ そのノードが「可能所有者ノード」リストから除外されるように指定していないこと さらに、必須ではありませんが、指定のノード上で実行を許可されるリソースはすべて、そ のノード上で実行されるよう構成されている必要があります。そのように構成されていない 場合、そのリソースを含むグループはノードにフェイルオーバーしますが、リソースの再起 動はできなくなります。リソースは、次のいずれかを実行すると可能所有者ノードで実行さ れるように構成されます。
フェイルオーバー
■ そのノードをグループの可能所有者ノードとして現在含んでいるグループに、リソース を追加します。
特定のリソース・タイプをグループに追加する際の詳細は、そのリソースの可用性を高 める構成方法について説明している章を参照してください。
– 可用性を高めるためのシングルインスタンス・データベースの構成 – 可用性を高めるためのOracle HTTP Serverの構成
– 可用性を高めるための汎用サービスの構成
■ 「グループの検証」コマンドを実行します。
リソースをグループに追加した後でノードがそのグループの可能所有者ノード可能所有者ノード可能所有者ノード可能所有者ノードになった 場合、「グループの検証」コマンドが、そのノード上でグループを構成するよう要求し ます。「グループの検証」コマンドによって、グループのすべての可能所有者ノードが そのグループ用に構成されます。「グループの検証」コマンドの詳細は、6.1.2項を参照 してください。
前述したように、ノードを「可能所有者ノード」リストから除外する指定が可能です。たと えば、4つのノードから成るクラスタがあり、各ノードにはOracleデータベースと、Oracle
Fail Safeのデータベース・リソースDLLがインストールされているとします。4つのノード
すべてを、リソース用の可能所有者ノードに指定する方法もあります。ただし、ノード3に はデータベース・インスタンスとそれ以外の作業負荷を両方とも実行するための、十分なメ モリーがないと仮定します。ノード3は、データベース・リソース用の「可能所有者ノー ド」リストから除外することにします。
リソースをグループに追加する際に、そのリソース用の「可能所有者ノード」リストを指定 してください。可用性を高めたリソース用の「可能所有者ノード」リストは、次のいずれか のプロパティ・ページを使用して調整できます。
■ リソースの「一般」プロパティ・ページ
リソースの「一般」プロパティ・ページでは、リソースの「可能所有者ノード」リストへ の変更によって、そのリソースが属しているグループがどのような影響を受けるかは示さ れません。このプロパティ・ページを使用してリソースの「可能所有者ノード」リストを 変更する場合には、グループ内のリソースのいずれも、それらの「可能所有者ノード」リ ストに共通のノードを持たないという状態にならないよう注意してください。
■ リソースを含むグループの「ノード」プロパティ・ページ
「ノード」プロパティ・ページには、グループの「可能所有者ノード」リストが表示さ れます。ただし、「可能所有者ノード」リストは、実際にはグループの属性ではありま
せん。Oracle Fail Safeでは、グループ内の各リソースの「可能所有者ノード」リストの
共通点を検出することによって、グループの「可能所有者ノード」リストに表示される ノードが決定されます。このプロパティ・ページを使用して、可能所有者ノードを1つ 削除した場合にグループの可能所有者ノードとなるノードが存在しなくなるかどうかを
フェイルオーバー
クラスタの概念 2-21 2つのノードから成るクラスタでは、すべてのリソースの「可能所有者ノード」リストに両 方のノードが含まれるのが普通です。フェイルオーバー機能を使用するには、少なくとも 2つのクラスタ・ノードがリソースの可能所有者ノードである必要があります。
図 図 図
図2-12「ノード」プロパティ・ページ「ノード」プロパティ・ページ「ノード」プロパティ・ページ「ノード」プロパティ・ページ 注意
注意 注意
注意: クラスタに新規のノードを追加し、そのノードにはOracle Fail Safeま
たはMSCS DLL(あるいはその両方)がインストールされているとします。
このノードは、インストールされているDLLでサポートされるリソースの可 能所有者になります。リソースがまだ、そのノード上での可用性が高まるよ うに構成されていない場合、グループはそのノードにフェイルオーバーし、
リソースを再起動することはできません。
ただし、「グループの検証」コマンドを実行すると、特定グループ内のリソー スが、そのグループの可能所有者となっている各ノードで実行するように構 成されているかどうかが、Oracle Fail Safeによってチェックされます。グ ループ内のリソースが実行するように構成されていない可能所有者ノードが 検出されると、Oracle Fail Safeがそれを構成します。
このため、新規のノードが可能所有者としてリストされた各グループについ ては、「グループの検証」コマンドを実行することを強くお薦めします。「グ ループの検証」コマンドは、6.1.2項で説明します。
フェイルオーバー