FSCMD
7.4 Oracle Net リスナー・リソースの作成および構成 リスナー・リソースの作成および構成 リスナー・リソースの作成および構成 リスナー・リソースの作成および構成
7.4.5 共有サーバーを使用するデータベースのサポート 共有サーバーを使用するデータベースのサポート 共有サーバーを使用するデータベースのサポート 共有サーバーを使用するデータベースのサポート
次の各項では、共有サーバー構成を使用するシングルインスタンス・データベースがOracle
Fail Safeでどのようにサポートされるかを説明します。
7.4.5.1 Oracle8 データベース用の共有サーバー データベース用の共有サーバー データベース用の共有サーバー データベース用の共有サーバー
Oracle Fail Safeでは、共有サーバー構成を使用するシングルインスタンスOracle8データ
ベースをサポートします。ただし、共有サーバー構成が定義されているデータベース初期化 ファイルは自動的には更新されません。
スタンドアロン・シングルインスタンス・データベース、または現在グループ内のリソース であるシングルインスタンス・データベースを構成して、共有サーバーを使用できます。い ずれの場合も、データベース初期化ファイルは次の手順で更新する必要があります。
1. 共有サーバー構成を使用するシングルインスタンス・データベースを含むグループのリ スナー・パラメータを、次のように特定します。
a. データベースが含まれているOracleホーム内のOracle Net構成ディレクトリで、
listener.oraファイルを検索します。
b. listener.oraファイル内でデータベースのSIDを検索し、TCPプロトコルを使用す
るグループの最初のリスナー・アドレスを見つけます。
たとえば、次のlistener.oraファイルでは、太字になっているテキストがグループ の最初のリスナー・アドレスを示します。
LISTENER = (Entries for default Listener) (ADDRESS_LIST =
. . .
Fslvirtualnode = (Entries for Fail Safe Listener) (ADDRESS_LIST=
(ADDRESS=
(PROTOCOL=IPC) (KEY=OFS1) )
注意 注意 注意
注意: データベースを共有サーバー構成用に設定する場合、Oracle Fail Safe で内部操作専用のサーバー接続を引き続き使用できるようにする必要があり ます。そのためには、各クラスタ・サーバー・ノード上のtnsnames.oraファ イルのデータベースに対する、ネット・サービス名エントリの接続データ部
分に(SERVER=DEDICATED)パラメータを指定します。(共有サーバーが
使用されている状態でSERVERパラメータが指定されていない場合、デフォ ルトではリスナーが共有サーバーを使用して接続を確立します。)
Oracle Netリスナー・リソースの作成および構成
(ADDRESS=
(PROTOCOL=IPC) (KEY=805mts.world) )
(ADDRESS=
(PROTOCOL=TCP) (Host=virtualnode) (Port=1521) )
(ADDRESS=
(PROTOCOL=TCP) (Host=virtualnode) (Port=1526) )
)
SID_LIST_Fslvirtualnode = (SID_LIST=
(SID_DESC=
(SID_NAME=OFS1) )
)
c. 行(PROTOCOL=TCP)を含む最初のアドレスをファイル内で検索し、アドレス・
パラメータを1行に書式化します。次に例を示します。
(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(Host=virtualnode)(Port=1521))
2. データベース初期化ファイル(initofs1.oraなど)を更新して、グループのリスナー・パ ラメータを使用します。これには次の手順を実行します。
a. データベース初期化ファイルを開きます。
データベースの初期化パラメータ・ファイルは、次のように共有インターコネクト 上のディスクに存在する場合があるため注意してください。
H:¥OFSDB¥OFS1¥PARAM¥initofs1.ora
クラスタの各ノードのプライベート・ディスク上にこのファイルのコピーがある場 合は、すべてのコピーを更新する必要があります。
b. データベース初期化パラメータ・ファイルで、次のパラメータを含む行を検索しま す。
mts_listener_address
c. mts_listener_addressパラメータの値を、手順1cで書式化したリスナー・アドレス
に置き換えます。
Oracle Netリスナー・リソースの作成および構成
可用性を高めるためのシングルインスタンス・データベースの構成 7-25 この行を次のように置き換えます。
mts_listener_address = "(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=virtualnode) (PORT=1521))"
d. データベース初期化ファイルを保存します。
3. mts_serviceパラメータの値がデータベースSIDであるかどうかをチェックします。
Database Configuration Assistantでは、mts_serviceパラメータの値にデータベース名
が使用される場合があります。その場合、値をデータベースSIDに変更してください。
4. グループ内のリソースを停止してから再起動します。
変更を有効にするには、Oracle Fail Safe ManagerまたはFSCMDコマンドを使用して、
データベースを含むグループをオフラインにしてからオンラインに戻します。これによ り、グループ内のすべてのリソースが一度停止されてから再起動されます。
7.4.5.2 Oracle8i 以上のデータベースのための共有サーバー 以上のデータベースのための共有サーバー 以上のデータベースのための共有サーバー 以上のデータベースのための共有サーバー
Oracle8i以上のデータベースとOracle Fail Safeを使用する環境で共有サーバー構成を使用す
るには、データベース・パラメータ・ファイルを変更する必要があります。
リスナー情報は、共有サーバー構成のLOCAL_LISTENERパラメータまたは
DISPATCHERSパラメータのいずれかに指定できます。
共有サーバー構成で、LOCAL_LISTENERパラメータを使用して完全なリスナー情報を指定 する場合(完全なリスナー情報にはホストとポートの両方の値が含まれる)は、Oracle Fail Safeにより、「リソースをグループに追加」操作中に共有サーバー構成用のデータベース・
パラメータ・ファイルが自動的に更新されます。
グループに追加されたシングルインスタンス・データベースは、共有サーバー・モードで稼 働します。データベース・パラメータ・ファイルをさらに変更する必要はありません。
次の例は、Oracle Fail Safeにより自動的に更新される共有サーバー構成を示します。
dispatchers = "(PROTOCOL=TCP)(DISPATCHERS=1)"
local_listener = "(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=124.7.56.1)(PORT=1521))"
データベースをグループに追加すると、Oracle Fail SafeではLOCAL_LISTENERパラメー タを更新し、そのグループのリスナー情報を使用します。
ただし、共有サーバー構成でDISPATCHERSパラメータを使用して完全なリスナー情報を 指定する場合は、DISPATCHERSパラメータからホストとポートの値を削除する必要があり
ます。Oracle Fail Safeでは、常にLOCAL_LISTENERパラメータをデータベース・パラ
メータ・ファイルに書き込みます。
Oracle Fail Safe Managerを使用してデータベースをグループから削除すると、データベース
初期化ファイルからLOCAL_LISTENERパラメータが削除されます。7.2.5項の指示に従っ て、このパラメータをデータベース初期化ファイルに戻す必要があります。
シングルインスタンス・データベースのセキュリティ要件