FSCMD
7.3 シ シングルインスタンス シ シ ングルインスタンス ングルインスタンス ングルインスタンス Oracle データベースのグループへの データベースのグループへの データベースのグループへの データベースのグループへの 追加
7.3.3 Oracle データベースの構成データ データベースの構成データ データベースの構成データ データベースの構成データ
Oracle Fail Safe Managerには、可用性が向上するようにシングルインスタンスOracleデー
タベースを構成する際に役立つ「リソースをグループに追加」ウィザードがあります。ウィ ザードで表示されるページは、現在グループに含まれている仮想アドレスの数と、クラスタ 内のノード数によって異なります。
1つのグループに1つの仮想アドレスが含まれる構成が典型的ですが、複雑な構成では複数 の仮想アドレスが含まれる場合もあります。「リソースをグループに追加」ウィザードを使 用して典型的な構成を実行するには、次のデータが必要です。
■ サービス名、インスタンス名、データベース名およびデータベース初期化パラメータ・
ファイルのファイル指定などのシングルインスタンスOracleデータベースの識別情報
■ データベースのSYSDBA(通常SYSまたはINTERNAL)アカウントとパスワード 複数の仮想アドレスが含まれているグループにデータベースを追加する場合は、クライアン トがデータベースへのアクセスに使用する仮想アドレスを指定するように要求されます。
次の項では、シングルインスタンス・データベースの構成要件について詳細に説明します。
7.3.3.1 ノードの選択 ノードの選択 ノードの選択 ノードの選択
データベースをグループに追加する際に、クラスタが3つ以上のノードから構成されている 場合は、図7-1に示すように、選択済ノードのリストを指定して、データベースの可能所有 者となるノードを指定するように求められます。特定のノードをデータベースの可能所有者 として指定しない場合は、そのノードを「選択済ノード」リストから選択して、左矢印をク リックします。
2.6.7項では、「可能所有者ノード」リストの概念の詳細を説明します。
シングルインスタンスOracleデータベースのグループへの追加
可用性を高めるためのシングルインスタンス・データベースの構成 7-11 図
図 図
図7-1 全ノードが使用可能な場合の「ノードの選択」ウィザード・ページ全ノードが使用可能な場合の「ノードの選択」ウィザード・ページ全ノードが使用可能な場合の「ノードの選択」ウィザード・ページ全ノードが使用可能な場合の「ノードの選択」ウィザード・ページ
シングルインスタンス・データベースをグループに追加する際に、クラスタが2つ以上の ノードで構成されており、そのうちの1つ以上のノードが使用できない場合、どのノードを データベースの可能所有者とするのかを指定するように求められます。このような場合、図 7-2に示すように、ウィザード・ページには使用できないノードとその理由が表示されます。
図 図 図
図7-2 使用できないノードがある場合の「ノードの選択」ウィザード・ページ使用できないノードがある場合の「ノードの選択」ウィザード・ページ使用できないノードがある場合の「ノードの選択」ウィザード・ページ使用できないノードがある場合の「ノードの選択」ウィザード・ページ
シングルインスタンスOracleデータベースのグループへの追加
7.3.3.2 仮想アドレス 仮想アドレス 仮想アドレス 仮想アドレス
図7-3に示すように、シングルインスタンス・データベースを追加する対象のグループに複 数の仮想アドレスが含まれている場合、クライアントがグループ内のデータベースにアクセ スするときにグループ内のどの仮想アドレスを使用するかを尋ねる「リソースをグループに 追加」ウィザードが表示されます。仮想アドレスが1つしか含まれていないデータベースを 追加する場合には、このページは表示されません。
図 図 図
図7-3「データベース仮想アドレス」ウィザード・ページ「データベース仮想アドレス」ウィザード・ページ「データベース仮想アドレス」ウィザード・ページ「データベース仮想アドレス」ウィザード・ページ
Oracle Fail Safeでは、1つのグループに複数の仮想アドレスがサポートされます。グループ
内のすべてのデータベースは同じ仮想アドレスを使用する必要があり、グループにデータ ベースを追加する前に仮想アドレスがグループに追加される必要があります。グループの作 成順序は、次のとおりです。
1. グループを作成します。
2. グループに1つ以上の仮想アドレスを追加します。
3. グループに1つ以上のシングルインスタンス・データベースを追加します。
たとえば、グループに2つの仮想アドレスを持つデータベースが含まれ、2番目のデータ ベースをそのグループに追加する場合、2番目のデータベースは、グループに構成されてい た最初のデータベースと同じ仮想アドレスを使用する必要があります。Oracle Fail Safe
Managerは、グループに追加したすべてのシングルインスタンス・データベースで同じ仮想
アドレスが使用されていることを確認します。
複数の仮想アドレスを持つグループ内にリソースを構成する方法の詳細は、4.7項を参照し てください。
シングルインスタンスOracleデータベースのグループへの追加
可用性を高めるためのシングルインスタンス・データベースの構成 7-13
7.3.3.3 データベース識別情報 データベース識別情報 データベース識別情報 データベース識別情報
図7-4に示すように、「リソースをグループに追加」ウィザードでは、可用性が高まるように 構成されるシングルインスタンス・データベースを一意に識別する、データベース識別情報 を入力する必要があります。
図 図 図
図7-4「データベースの識別情報」ウィザード・ページ「データベースの識別情報」ウィザード・ページ「データベースの識別情報」ウィザード・ページ「データベースの識別情報」ウィザード・ページ
Oracle Fail Safeでは、(たとえば、tnsnames.oraファイルを更新する場合)このデータを使
用してデータベースがクラスタ内に構成されます。また、ユーザーが入力したデータが MSCSに渡されます。データはMSCSに登録されて、データベースがオンラインまたはオフ ラインになるとき、あるいはIs Aliveポーリングが実行されるときに使用されます。Oracle
Fail Safeでは、次の情報が要求されます。
■ サービス名
これはネット・サービス名ネット・サービス名ネット・サービス名ネット・サービス名です。この名前は、Oracle Fail Safe Managerのツリー・
ビューとMSCSのツリー・ビューに表示されます。クライアント・アプリケーションで は、この名前を接続要求に指定します。
Oracle Netサービス名にドメイン名を指定しない場合、7.4.3.1項で説明するように
Oracle Fail Safeによってドメイン名が選択され、ネット・サービス名に追加されます。
■ インスタンス名
これはデータベース・インスタンスの名前であり、SIDとも呼ばれます。
シングルインスタンスOracleデータベースのグループへの追加
■ データベース名
これは、初期化パラメータ・ファイル内でデータベースの識別に使用されるdb_name パラメータです。データベース名は、データベースの作成時に(たとえば、CREATE
DATABASE SQL文内で)使用された名前です。
■ 初期化パラメータ・ファイルの名前と場所
Oracleデータベースの起動時には、初期化パラメータ・ファイルを使用してデータベー
ス名、メモリーの割当量、制御ファイル名、各種の制限事項、およびその他のシステ ム・パラメータが指定されます。
通常は、どのクラスタ・ノードがデータベースのホストであるかにかかわらずパラメー タ・ファイルにアクセスできるように、パラメータ・ファイルはクラスタ・ディスク上 に配置します。ただし、データベースが稼働するように構成されたすべてのクラスタ・
ノードの同じ場所に初期化パラメータ・ファイルを置くことが確実な場合は、各ノード のプライベート・ディスクにファイルのコピーを配置することも可能です。また、ホス トになっているノードに応じてデータベースに異なるパラメータを設定するために、各 ノードのプライベート・ディスクにパラメータ・ファイルを配置することもできます。
ノード間でメモリー量または処理能力に差がある場合は、このような方法が有効です。
Database Configuration Assistantを使用して作成したOracle9i以上のデータベースでこ
の方法を行う場合は、7.3.3.3.2項に示す注意事項を参照してください。
7.3.3.3.1 パラメータ・ファイルと、パラメータ・ファイルと、パラメータ・ファイルと、パラメータ・ファイルと、SPFILEを使用するを使用するを使用するを使用するOracle9i以上のデータベース以上のデータベース以上のデータベース以上のデータベース Oracle
Fail Safeでは、「パラメータ・ファイル」フィールドでテキスト初期化パラメータ・ファイ
ル(PFILE)を指定する必要があります。バイナリ・サーバー・パラメータ・ファイル
(SPFILE)を、可用性が高まるように構成されたOracle9i以上のデータベースとともに使用
する場合は、SPFILE=<SPFILE-location>パラメータを使用して、PFILE内でSPFILEの位置 を指定します。たとえば、PFILEに次のようなパラメータを含めることが可能です。
SPFILE=I:¥%Oracle_Home%¥admin¥oradb¥pfile¥spfileoradb.ora remote_login_password=none
(Oracle Fail Safeで使用するPFILE内にSPFILEを指定する場合、そのSPFILEをエクスポー
トする際には次の事項に注意する必要があります。ファイル指定なしでCREATE PFILE
FROM SPFILEコマンドを使用すると、Oracle Fail Safeで使用するPFILEが上書きされま
す。このため、SPFILEをエクスポートするPFILEには必ず一意のファイル名を指定してく ださい。サーバー・パラメータ・ファイルの詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参 照してください。)
注意 注意 注意
注意: 可用性が高まるようにデータベースを構成した後、必要に応じて初期 化パラメータ・ファイルを移動できます。この操作の実行方法の詳細は、
「Oracle Fail Safe Managerのヘルプ」を参照してください。