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ユーザインタフェースのデザイン

第 4 章 プロトタイプシステムの開発と初期形成的評価

4.4 ユーザインタフェースのデザイン

74 第4章 プロトタイプシステムの開発と初期形成的評価

図 4-3 プロトタイプ(マイクロブログ)

第4章 プロトタイプシステムの開発と初期形成的評価 75

3 種類のチェックリストを準備した.それぞれの情報の詳細度はチェックリストで チェックする際の最初のデフォルト値として設定し,利用途中で,情報の詳細度を 変化させることができるユーザインタフェースを設けた.各チェックリストでは,

最初に選んだチェックリストのタイプが反映されるように Cookie を利用し,利用 途中で,on/off のボタン(図 4-4,図 4-5,図 4-6)をクリックすることで,チェ ックリストのチェック項目毎の詳細度の変更ができるようにした.また,改善提案 のための参考情報として掲載している,「改善の視点」と「改善例」についても,

表示の on/off ができるようにした(図 4-7).但し,「改善の視点」と「改善例」

については,当初のチェックリストのデザインには含んでおらず,後述する専門家 レビュー後に追加した内容である.この状態も Cookie として保存されるので,次 回チェックリストを利用する際も同じ表現形態となる.また,形成的評価のため,

利用者がクリックした on/off ボタンについては,随時 Web サーバ側のログに残る 仕組みを構築し,ユーザ行動の分析やユーザインタフェースの改善に役立てた.

(2) 3x3のマトリックス型のポータルサイトの入口

図 4-1 で示した通り,3x3 で合計 9 個所の入り口をポータルサイトに設け,縦方 向は利用者のフロー理論に関する知識の多寡,横方向は利用者の教授経験・教材設 計経験の多寡を指標としている.合計 9 個所の入り口に,5 種類の活動を配置した.

この配置は初期設定であり,入り口の数や活動の配置については今後の形成的評価 を通して修正・改善していくこととした.初期段階での設計としては以下のデザイ ン方針に基づき活動を構成した(図 4-1).

(A) フロー理論に関する知識がない利用者に関しては,まず,「フロー理論入門」

教材を学習し,フロー理論に関する必要最小限の知識を身に付けることを 推奨する.

(B) 利用者の知識と経験の差により,チェックリストの詳細版,通常版,簡易 版と変化させる.最も知識があり,経験が豊富な場合はチェックリストの 簡易版の利用を推奨する.

(C) 教材設計経験あるいは教授経験が少ない初心者に関しては,フロー理論入 門教材だけでは,不足と考え,フロー経験実例集の活動を設け,より具体 的にフロー経験とはどのようなものかを理解してもらう活動を追加する.

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(3) チェックリストの情報の詳細度の切替

3つの表現形式を持つチェックリストに関しては,利用中に,利用者が意図的に,

情報の詳細度を切り替え可能なボタンを設け,随時,詳細版,通常版,簡易版と内 容の詳細度を切り替えられる仕組みを設けた.

図 4-4 プロトタイプ(チェックリスト(詳細版))

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図 4-5 プロトタイプ(チェックリスト(通常版))

図 4-6 プロトタイプ(チェックリスト(簡易版))

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図 4-7 プロトタイプ(チェックリスト(改善の視点と改善例))

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