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ミヤノの強み一業界との比較一

ドキュメント内 T P S   (トヨタ生産システム)と会計評価 (ページ 96-99)

ミヤノと業界全体、最近の利益傾向

図表32および、図表33は、ミヤノと業界全体の他、業界主要メーカーとの、単独ベー スでの利益比較をしているものである。具体的には、工作機械業界での売上高上位3社に 相当する、オークマ株式会社(以下、オークマ)、株式会社森精機製作所(以下、森精機)、

株式会社牧野フライス製作所(以下、牧野フライス)の3社を取り上げ、その決算短信デ ータからの、単独ベース利益率推移を、ミヤノと比較している。

ここでまず、明らかなのが、各社共に、 2006年を境にして、利益率の推移に変化がみら れる、という点である。特に、経常利益の推移変化において、この特徴が、はっきりとあ らわれている。 2002'"'‑'2006年にかけては、工作機械業界全体の業績が伸び続けた時期にあ たる。この時期を、景気上昇局面とよぶ。

その傾向が、はっきりと変わったのが、 2006年以降である。前述したように、業績の下 降傾向は、 2007年の段階で、すでに、はじまっていたことが読み取れるが、その下降度合 いは、翌2008年になって、急速に悪化している。現在のところ、まだその下降が、どこま で続くのかは予断を許さない。この時期を、景気下降局面とよぶ。

なお、当期純利益の推移では、経常利益に比べて、そこまで、はっきりとした傾向の違い がみられない。これは、各社の個別事情が、特別損益において影響してくるため、その差 を見えにくくしているのが要因である。しかし、おおまかな傾向としては、やはり、 2006 年を境に、上昇局面と下降局面に分かれていることが、推測できるのである。

ミヤノと業界全体、また主要3社との利益推移を比較する場合にも、各々の景気局面ご とに、その違いを分析してし、く必要があると考える。ここでは、まず、全体の傾向として、

ミヤノの利益率が、他社に比べ、安定して高く推移していることを指摘しておきたい。

各 社 経 常 利 益 率 推 移

20% 

15% 

10% 

5 %  

0 %  

‑5% 

10% 

15% 

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四告白幽オークマ(単独)

~←四牧野フライス製作所(単独)

図表 3 2

ミヤノ対業界全体最近の利益傾向(経常利益率)

資料出所 : 株式会社ミヤノ平成 18 年 8 月『新株式発行並びに株式売出目論見書~ ,  同 『有価証券報告書~ 64"'65期、同 『半期報告書』第66期

同 平 成20年 11月20日『平成20年度12月期 業績予想及び配当予想の修正に関するお 知らせ』

オークマ株式会社、株式会社森精機製作所、株式会社牧野フライス製作所については、

各社HP決算短信、および平成20年度業績予想修正に関する告知 社団法人日本工作機械工業会『工作機械工業経営状況調査~ 2007年度

95 

各 社 当 期 純 利 益 率 推 移

20% 

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図表33 ミヤノ対業界全体最近の利益傾向(当期純利益率)

資料出所:株式会社ミヤノ平成18年8月『新株式発行並びに株式売出目論見書j, 

同『有価証券報告書j64'"'‑'65期、同 『半期報告書』第66期

同 平 成20年11月20日『平成20年度 12月期 業績予想及び配当予想の修正に関するお 知らせ』

オークマ株式会社、株式会社森精機製作所、株式会社牧野フライス製作所については、

各社HP決算短信、および平成20年度業績予想修正に関する告知 社団法人日本工作機械工業会『工作機械工業経営状況調査j2007年度

2 上昇局面での強さ

まず、景気上昇局面での分析を行う。図表34は、 2002'""''2006年における、各社の経常 利益率の変化を、 X軸に年度、 Y軸に利益率をとって、その回帰曲線を求めたものである。

企の線が、実際の利益率推移、 ・の線が、それをもとに計算した回帰曲線を示す。

10∞ 

値圏帽

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