決算
6 1 7 1 8 1 9 1 0 1 1 1 2 1 3 1 4 1 5 1 6 1 7 1 8 1 9 1 0 1 1 1 2 1 3 1 4 1 5 1 6 1 7 1 8 1 9 1 0 1 1
期 期 持 期 期 時 期 期 期 期 期 期 持 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期
~962~963~964~965~966~967~968~969~970~971~972~973~974þ7Þ
│ー 生産
1
台当り減価償却費 ー 販売1
台当り減価償却費 + 減価償却費合計額l
図表
1 5
トヨタ自動車工業4 5 " " ' ‑ ' 7 1
期 生 産 ・ 販売1
台 当 り 減 価 償 却 費 推 移 資料出所:毎期の、 トヨタ自動車工業 『有価証券報告書』により筆者が作成さらに、図表
1 5
は、 生産あるいは販売 l台あたりの減価償却費がどのように推移して いるかを示したものである22)。これによると、減価償却費自体は増加しているにもかかわ らず、1台あたりにかかる減価償却費 (設備投資)は徐々に減少していることがわかる。 これは、閉じ設備(投資)から生み出せる台数が増加していることを意味しており、図表1 1
、図表1 2
とあわせて、T P S
による生産性向上を如実にあらわす数値といえる。5 3
企業価値を、「いかに同じ投資から、どれほど高い結果を生み出すか」という点に置くと するならば、この図表 15のグラフのクロスするラインこそが、 iTPSが企業価値を高める システムである」ということを象徴しているといえる。
トヨタ自動車工業輔期 ‑ 7 1 期
フリーキャ
yシュフロー・借入金返済・設儲投資推移
業金額
1 ; 、
2∞ 6
年物価水準換算額 単位:子円2 5 0
,0 0 0
,0 0 0
AHU
︽川川
u v
nu u
n u
nH u nH V
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n u n u n u
︽HUEd ‑
1 0 0
,0 0 0
,0 0 0 5 0
,0 0 0
,0 0 0
‑ 5 0
,0 0 0
,0 0 0
決算期
1963
I
1964I
1965口借入金返済額(マイナスは借入) + フリーキャッシュフロー
+ 山手i I 益
口設備投資相当額(当期固定資産ー前期固定資産) + 借入金(長期)
図表 1 6
トヨタ自動車工業4 6 " ' 7 1
期フリーキャッシュフローと投資先推移 資料出所 :毎期の、 トヨタ自動車工業『有価証券報告書』により筆者が作成さらに、そのようにして生産性を上げた結果として得た資金(フリー・キャッシュ・フ ロー)を、どのように活用(投資)してきたかという点にも注目したい。図表 11の従業 員数増加の他、図表 16で、フリー・キャッシュ・フローと借入金返済、設備投資額の推 移をみる。
これによれば、 67期までは、営業利益が増加するに従い、フリー・キャッシュ・フロー も増える傾向にあるが、それにも増して設備投資額が増えている。 70年代に入りいったん 減少するが、その後の不況時にもかなりの投資がみられる。その一方、借入金は減り続け ている2九 図 表7で示した、利益の増大、キャッシュの増大からの積極的投資、という構 図が成立するのである。
3 ジャスト・イン・タイム、「在庫低減
J
の威力は危機の時期に顕在化する 図表 17は、棚卸資産回転期間および、原材料、仕掛品、製品それぞれの回転期間をあ らわしている。 1960年代前半には、原材料が投入されてから、製品が販売されるまで約40 日聞かかっていたのが、 1970年代前半には、約4分の lの10日間にまで短縮している24)。 大幅な「リードタイム短縮Jである。短時間で造ることがもたらす財務的効果は、先に図表 10で示した総資本回転率への寄 与と、それによる、キャシュ・フローの改善の他、余計な在庫を持たないことで倉庫代等 の経費を省き、造らないことで原材料や人件費を減らすことによる原価低減、資金を借り た場合の支払利息の節約、製品の陳腐化による売れ残り、値下げなどに対するリスク(評 価損・廃棄損リスク)の回避等がある25)。
さらに、これらの回転の速さ、不要な在庫を持たない身軽さは、環境変化への適応力を 強める。図表8の通り、第一次石油危機以降の利益低下を最小限に留め、その後の回復を 早めたのは、「変化への適応力」があってこそであるといえる。
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トヨタ自動車工業 4 6 期 ‑ 7 1 期棚卸資産回転期間推移
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