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ドキュメント内 九州大学学術情報リポジトリ (ページ 115-118)

こ の 実 験 で は 、 プ リ ズ ム カ ッ プ リ ン グ に よ り 導 波 モ ー ド が 励 起 し 、 導 波 モ ドが さ れ る 入 射 角 か ら 伝 搬 定 数 Gを 求 め る 。 こ の 0の 値 を 用 い 式 (5.24)に基づきュー

ト ン ・ ラ プ ソ ン 法 な ど の 数 値 計 算 に よ り 屈 折 率 お よ び 膜 厚 の 値 を 決 定 す る 。

Fig.5.11に 示 す よ う に 、 基 板 と 導 波 層 か ら な る 2層 型 の 導 波 路 に プ リ ズ ム に よ る カ ッ プ リ ン グ で 導 波 光 を 励 起 す る 場 合 を 考 え る 。 外 部 か ら プ リ ズ ム に 光 を 照 射 す る と 、 光 は 屈 折 角 epで プ リ ズ ム 底 而 に 達 し そ こ で 全 反 射 す る 。 反 射 す る 際 、 光 は プ リ ズ ム 底 面 に お い て エ バ ネ ツ セ ン ト 波 と し て 外 部 に か な り し み だ し て い る 。 プ リ ズ ム

と 導 波 路 と の 間 の 距 離 を 波 長 オ ー ダ ー 以 下 ま で 小 さ く す る と 、 こ の エ パ ネ ッ セ ン ト 波 は 導 波 路 内 ま で 十 分 に し み だ す こ と に な る 。 こ の と き 、 エ パ ネ ツ セ ン ト 波 のz方 向 へ の 伝 搬 定 数 spが 導 波 光 の 伝 搬 定 数 Oと一致 し て い る と 、 光 は 導 波 路 ヘ 移 行 し 導 波 光 が 励 起 さ れ る こ と に な る 。 こ こ で sp

p=s=konpsinθp (5. 29)  で あ る 。 よ っ て 、 プ リ ズ ム に よ る カ ッ プ リ ン グ で 導 波 光 を 励 起 し 、 そ の 際 の

e

pから

0を 知 る こ と が で き る 。 最 低 次 の 導 波 モ ー ド (m=0)だ け で な く 、 高 次 の 導 波 モ ー ド に 関 す る 日 の 値 を 2つ以上得ることができれば、 2変 数 数 値 計 算 に よ り 屈 折 率 と 膜 厚とを同時に決定できる。

室墜

Fig.5.12に 測 定 系 を 示 す 。 プ リ ズ ム で カ ッ プ リ ン グ す る 場 合 、 導 波 路 と プ リ ズ ム と の 閣 の 空 気 の ギ ャ ッ プ 層 を 波 長 以 下 の 厚 さ に す る た め プ リ ズ ム は 導 波 路 に か な り の力で押しつけられる。 L B膜 の 場 合 、 力 学 的 強 度 が 小 さ い た め プ リ ズ ム を 押 し つ け る こ と に よ り 膜 が 壊 れ て し ま う 危 険 性 が あ る 。 よ っ て 、 プ リ ズ ム に 屈 折 率 が 既 知 で あ る ア ラ キ ン 酸 カ ド ミ ウ ム の 累 積 膜 を 61層 累 積 し ギ ャ ッ プ 層 と し 、 さ ら に そ の 上 に 導 波 層 と し て フ ェ ニ ル ピ ラ ジ ン 誘 導 体 と ア ラ キ ン 酸 と を 交 互 に 200層累積したも の を 試 料 と し て 用 い た (Fig.5.  13)。 こ の 試 料 に レ ー ザ 光 を 入 射 し 、 そ の 際 の 反 射 光 強 度 を 入 射 角 の 関 数 と し て 測 定 し た 。 導 波 光 が 励 起 さ れ た 場 合 、 入 射 光 の エ ネ ル ギ ー が 導 波 路 へ 移 行 す る た め 反 射 光 強 度 は 大 き く 減 少 す る 。 よ っ て 、 反 射 光 強 度 が 極 小 値 を 示 す 入 射 角 の 値 か ら Oを 評 価 し 、 。 の 値 か ら 屈 折 率 と 膜 厚Wとを数値計算し た。レーザ光源としては He-Ne およひ~Ar レーザを用い、 458 nm......633  nmの 種 々 の 波 長 で屈折率を求めた。

L B膜 の 屈 折 率 を 評 価 す る 場 合 、 屈 折 率 に 異 方 性 が あ る こ と に 注 意 し な け れ ば な らない。 L B膜 の 対 称 性 を Ccr:JVと す る と 、 そ の 屈 折 率 は 膜 の 法 線 を 光 軸 と し 光 軸 方 向の屈折率neと そ れ と 垂 直 方 向 の 屈 折 率n。からなる屈折率楕円体で表すことがで きる。 T Eモ ー ド を 励 起 す る よ う に s偏 光 の レ ー ザ 光 を 入 射 し た 場 合 に は 、 導 波 光 に対する L B膜 の 屈 折 率 は 入 射 角 に よ ら ずn。であるので、 T Eモ ー ド の 導 波 光 の 測 定により n。は独立に評価できる。 T Mモ ー ド を 励 起 し た 場 合 に は 、 以 下 に 示 す 屈 折 率 楕 円 体 の 式 で 表 さ れ る よ う に 、 入 射 角

e(

導波路内における)に依存して導波光に 対する L B膜 の 屈 折 率n(θ)は変化する。

1  sin 

cos 

(5.30) 

2 2

ne(e)  ne  no 

よって、本研究ではT Eモードを用いた実験から n。と膜厚Wを決定した後、 T Mモ ードの実験より ne ( 

)および0を求め、式(5.31)を用いて neを決定した。

‑111 ‑

入/4plate 

polarizer  laser 

photodiode 

θ‑2θ  stage 

electrometer 

Fig.5.12  Experimental  set  up  for refractive  index measurements with m‑line  method. 

cadmium a r a c h i d a t e  l a y e r   as gap l a y e r  

←‑ noncentrosymmetric LB f i l m  

F i g.5.13SafTIPIe  f or  d e t ermi flat i o n of  re fraet iv e iTIdex  of h e t er o‑Y  ty pe  C12PPy LB  f ilm  w ith  the m‑l i n e method . 

‑112 ‑

誼塁

4BB nms偏 光 レ ー ザ 光 を 入 射 し た 際 の 反 射 光 強 度 を プ リ ズ ム 内 で Fig. 5.14~こ、

反 射 光 強 度 に 3つ の 極 小 値 が 存 在 し 2次 の 導 波 光 が 励 起 さ れ た こ と を 示 し の 屈 折 角

e

pに 対 し て プ ロ ッ ト し た も の を 示 す 。

l 0 そ れ ぞ れ 高 角 度 側 か ら ているが、

ている。

632.8  nmに お い て 514.5  nm

496.5  nm 476.5  nm

波 長457.9 nm

同様の実験を、

ロー 図中の実線は、

そ の 結 果 をFig.5.15に示す。

行 い 屈 折 率 の 波 長 分 散 を 求 め た 。

レ ン ツ モ デ ル に お い て 固 有 振 動 数ωの 振 動 子 が 席 折 率 の 分 散 を 支 配 し て い る と 仮 定

(5.31 )  し た 際 に 得 ら れ る セ ル マ イ ヤ ー の 分 散 公 式 、

D'λ λλ

=c+ 

︿

ωD

4 n u

一ω

2 =  

D'は 物 質 に よ り 決 ま る 定 数 D

C

P ー勺>:;

(̲ l..ーに

に よ り フ ィ テ ィ ン グ し た も の で あ る 。

分 子 が 膜 中 で 法 線 方 向 に 配 向 し て い る こ と に 起 因 屈折率の値は、

λは波長である。

e n。に比べ常に大きな{直を示している。

して、

こ の 屈 折 率 の 値 を 用 い て 導 波 路 デ バ イ ス の 設 計 を 行 う 。 次の節では、

w a v e l e n g t h   =  488 nm 

‑ . 

.  . 

50  54 

I n c i d e n t  a n g l e  /  d e g .  

45 

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