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シェルコンクリートの品質調査結果

第6章 青森港防波堤消波工事における

6.3 シェルコンクリートの品質調査結果

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シェルコンクリート(SS50%)および普通コンクリート(SS0%)の配合を表-6.8に,使用 するコンクリート材料の種類および主な性質を表-6.9に示す.

表-6.8 コンクリート配合

生コン工場 記号 水セメント比 W/C(%)

細骨材率 s/a(%)

単位量(kg/m3) C×(%) W C S① S② G① G② SS Ad 青森太平洋

生コン

SS0%

64.4 40.9 143 223 625 162 708 478 0 1.0 SS50% 38.7 160 249 359 0 708 478 363 1.2 青森カイハツ

生コン

SS0%

64.2 45.5 150 234 640 223 643 434 0 1.0 SS50% 39.5 163 254 361 0 693 467 368 1.2

表-6.9 種類および主な性質

使用材料 種類および主な性質

青森太平洋生コン㈱ 青森カイハツ生コンクリート㈱

セメント(C)

太平洋セメント社製 高炉セメント B 種

密度:3.04g/cm3

宇部三菱セメント社製 高炉セメント B 種

密度:3.04g/cm3

細骨材(S)

①つがる市牛潟町産山砂(80%) 表乾密度:2.58g/cm3

②平内町内童子産砕砂(20%) 表乾密度:2.70g/cm3

①つがる市牛潟町産山砂(70%) 表乾密度:2.58g/cm3

②青森市滝沢産砕砂(30%) 表乾密度:2.62g/cm3 シェルサンド(SS) 平内町産

表乾密度:2.63g/cm3

平内町産

表乾密度:2.63g/cm3

粗骨材(G)

①北斗市峩朗産 2005 砕石(60%) 表乾密度:2.70g/cm3

②平内町内童子産 4020 砕石(40%) 表乾密度:2.73g/cm3

①下北郡尻屋産 2005 砕石(60%) 表乾密度:2.70g/cm3

②平内町内童子産 4020 砕石(40%) 表乾密度:2.73g/cm3

AE 減水剤(Ad)

ポゾリス 78S

多目的 AE 減水剤標準型(Ⅰ種) 変形リグニンスルホン酸系化合物

ポゾリス 78S

多目的 AE 減水剤標準型(Ⅰ種) 変形リグニンスルホン酸系化合物

123 6.3.1 品質の日変動

シェルコンクリートおよび普通コンクリートのスランプと空気量の日変動を表-6.10と表 -6.11に,材齢 7 日および材齢 28 日における圧縮強度の日変動を表-6.12と表-6.13にそれ ぞれ示す.

生コン工場によって異なるが,工事全体においては,シェルコンクリートのスランプと空 気量の日変動は普通コンクリートに比べて,若干大きい傾向がみられた.

一方,圧縮強度の日変動については,材齢 7 日と 28 日共に,シェルコンクリートの方が 普通コンクリートよりも小さい傾向がみられた.

表-6.10 スランプの日変動

変動係数(%)

シェルコンクリート 普通コンクリート 生コン工場 青森太平洋生コン 10.5 4.5

青森カイハツ生コン 5.3 7.8 全 体 8.4 6.4

表-6.11 空気量の日変動

変動係数(%)

シェルコンクリート 普通コンクリート 生コン工場 青森太平洋生コン 9.7 6.0

青森カイハツ生コン 9.1 5.2 全 体 10.0 6.4

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表-6.12 圧縮強度(σ7)の日変動

変動係数(%)

シェルコンクリート 普通コンクリート 生コン工場 青森太平洋生コン 4.1 2.7

青森カイハツ生コン 4.7 4.7 全 体 4.5 5.3

表-6.13 圧縮強度(σ28)の日変動

変動係数(%)

シェルコンクリート 普通コンクリート 生コン工場 青森太平洋生コン 2.8 2.1

青森カイハツ生コン 2.8 2.7 全 体 2.9 4.3

125 6.3.2 品質の時間変動および経時変化

シェルコンクリートおよび普通コンクリートのスランプと空気量の時間変動および経時 変化を表-6.14と表-6.15にそれぞれ示す.

シェルコンクリートのスランプの時間変動は,生コン工場および荷卸時において,普通コ ンクリートに比べて若干大きい傾向にあり,経時変化については,普通コンクリートに比 べて若干小さい傾向がみられた.

一方,シェルコンクリートの空気量の時間変動については,生コン工場では普通コンクリ ートと同程度であるが,荷卸時では普通コンクリートに比べて大きい傾向にあり,経時変 化については大きな差はみられなかった.

シェルコンクリートの品質の時間変動は,日変動と同様に,普通コンクリートに比べて大 きくなる傾向がみられた.この原因としては,シェルサンドの粒度分布の変動より,形状 自体のばらつきが要因として挙げられるが,生コン工場のシェルコンクリートに対する扱 いが普通コンクリートに比べて不慣れなことも大きな要因として考えられる.しかし,シ ェルコンクリートのスランプおよび空気量は全て規格値を満足していたことなどを考慮す ると,シェルコンクリートの品質については問題の無い結果と判断できる.

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表-6.14 スランプの時間変動および経時変化

生コン工場 試験場所

時間変動 経時変化

平均変動係数(%) 平均変化量(cm) シェルコクリート 普通コンクリート シェルコクリート 普通コンクリート 青森太平洋

生コン

生コン工場 16.4 14.6

-1.7 -1.0 荷卸時 10.8 9.1

青森カイハツ 生コン

生コン工場 13.7 13.2

-1.4 -2.7 荷卸時 9.6 5.6

平 均 生コン工場 15.1 13.9

-1.6 -1.9 荷卸時 10.2 7.4

表-6.15 空気量の時間変動および経時変化

生コン工場 試験場所

時間変動 経時変化

平均変動係数(%) 平均変化量(%) シェルコクリート 普通コンクリート シェルコクリート 普通コンクリート 青森太平洋

生コン

生コン工場 6.8 7.6

-0.3 0.0 荷卸時 8.0 5.8

青森カイハツ 生コン

生コン工場 3.8 3.7

-0.6 -0.9 荷卸時 7.1 3.6

平 均 生コン工場 5.3 5.7

-0.5 -0.5 荷卸時 7.6 4.7

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