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インタビュー調査によるデータ収集

ドキュメント内 JAIST Repository https://dspace.jaist.ac.jp/ (ページ 107-110)

4.5 N 市シニア合唱団-女性部福祉活動の事例分析

4.5.2 インタビュー調査によるデータ収集

活動の参加者5名に対し、後日、個別にインタビューを行った。

仮説モデルの構成要素、項目(A)~(F)を、それぞれ文中に示した。表4-9-4-13に示す

表4-9 N市シニア合唱団 参加者I氏

[I氏 女性76歳]

・こんな(A)しっかりした人(メディエーター)が引っ張ってくれるなら、と参加した。

(E)顔も広くこの人についていったら何とかなると思った。

  県大会にも連れて行ってくれた。

(B)1か月1回お腹から声を出すのは楽しい。

(A)先生の関係する音楽会など、前は行かなかったが聴きに行くようになった。

(B)先生のお話・説明が良い、知識を得たい。

(D)シニアコーラスは充実感・はりあいがある。

(F)慰問の歌で泣いてくれると、すごく良かったと思う。

  (C)喜んでくれると充実感がある。

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表4-10 N市シニア合唱団 参加者F氏

表4-11 N市シニア合唱団 参加者O氏

[F氏 女性81歳]

(A)元気でいないことには、皆に迷惑がかかる。特に子どもに。

  90までは一人で暮らす。

(E)先生が「この世に音痴の人はいない、練習すればできる。」と上手に教えてくれる。

・昔から音楽は好きだったが、(A)合唱コーラスをよく聴くようにしている。

(B)市民合唱団はレベルが高くシニアコーラスに参加した。

  合唱技術はもっと欲しい。

(D)慰問の前には20-30分必ず声を出してから本番に行く。

  (F)皆が知っている曲をいっしょに歌ってと言うと、手をたたいて   いっしょに歌ってくれる。(C)高齢の方が歌うと懐かしい。

  (B)(F)本職の人のようにレベルが高くなくても発表で聴く人が喜んでくれる。

  (C)(E)(F)聴いてくれるのは有り難い。先生のおかげ。

  (C)じっと耳をすませて聴いてくれると「来てよかったな」と感じる。

[O氏 女性84歳]

・音楽経験はなかった、音楽は嫌いだった。

  昭和8年生まれ、兄弟が7人と多く、音楽じたい楽しんだことはなかった。

  (A)先生に会って、「ふるさと」や昔の歌が楽しいものだと思い始めた。

(A)懐かしい曲を歌う時、小さい時とか色々ふり返り、何か思い出す。

(E)いやいや女性部をやっていたが、(女性部長が)色々していただいて   (D)合唱やノルディック・食育も、和気あいあいで楽しんでいる。

  (E)女性部長は気兼ねなく冗談も言いやすい。相談も受けてくれる。

(B)先生の話、知識がとてもステキ、作詞者の話などしてから、稽古に入る。

  お話の根本から始まったら、歌も内容が変わってくる。

(A)先生の他でやる講座(地域での生涯学習)もなるべく行くようにしている。

・合唱の皆はもともと親しいけど、(D)合唱は休みなくいらっしゃる。

(D)最初はどうなることかと思ったが、皆さん上手になられて。

  だんだん(先生の)満点が出るようになった。

(C)女性部をやめても合唱団は続けて行きたい。

(F)発表時、聴いている方がいっしょに歌ったり、手拍子をしてくれると、

  (C)自分も涙が出る。

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表4-12 N市シニア合唱団 参加者G氏

表4-13 N市シニア合唱団 参加者U氏

[G氏 女性80代]

(A)合唱に参加するようになってから、その日は用事が入らないようにして   休まないようにしている。

(B)歌詞を暗記するようになった。家でも知らない間に歌っている。

  (C)唱歌なら季節の歌が自然に出てくる。秋なら紅葉、鶯の声がしたら早春賦。

(F)発表では皆真剣に聴いてくれて気持ちが良い。

(D)皆さんが知っている歌を皆で選曲するので、一体になるようなところはある。

(D)今のグループは、和気あいあいでまとまっていて良い。雰囲気が良い。

  (B)歌が上手くなったなと思う。(D)練習している時にハーモニーが綺麗になった。

(E)先生は忙しいのに時間割いていただき、気さくにやっていただいている。

[U氏 女性75歳]

・音楽経験はあったが(ピアノ)合唱参加は、役員だったから強制的に・・

  (A)(B)老人クラブは入るまでは嫌だったが、自分を延ばすためにも、

  もっと早く入っておけば良かった。

・合唱に参加してから月に1回の練習だが慰問に行くようになった。

  (F)月に1回の練習だけでは、熱が入らないが、発表の場があるから熱心にできる。

  それに向けてがんばらないと。3年で10か所以上行っていると思う。

  (B)(F)発表の場があるのは良いこと。これが励みになり、練習する。

(B)(E)楽譜は持つだけ、口は歌詞を暗記で、が基本、先生の教えることに応えたい。

  (B)慰問は3-4曲、アンコールが入ると5曲、全部覚えないと、大変。

(D)グループの合唱に対する姿勢が変わってきた。ただ入って歌うだけじゃなく、

  歌詞を覚えにゃいかん、となった。(B)皆、歌詞を覚えてくるようになった。

  ボケ防止にもなる。「私はよう覚えん、口パクでいこう」と言っていた人たちも   いっしょうけんめい覚えてくる。

  (D)最近、もう「口パク」という言葉は聞かなくなった。これは進歩。

(D)(E)グループのまとまりはある。女性部長の力か。

  (D)助け合って車何台かに分かれて乗り、慰問に行くから   人間どうしのコミュニケーションはできてくる。

  (F)慰問をやめましょう、などと言う人は誰もいない。

・最初は男性部の反発もあったが、(D)女性部の熱心さに、

  男性部もだんだん協力してくれるようになってきた。

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合唱団の立ち上げとまとめ役、活動補助という市との交渉などにも尽力し、女性部をまと めるA氏に、聞き取りを行なった。表4-14に示す。

表4-14 N市シニア合唱団 女性部長A氏

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