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どんな言語環境で利用するか検討する

ドキュメント内 EUR システム設計ガイド (ページ 31-36)

EUR は,英語,中国語(簡体字および繁体字),および日本語の作業環境に対応しています。作業環境に 応じた言語で,画面やメッセージを出力し,データを取り扱います。※1

また,Unicode に対応した入力データを指定することで,作業環境と異なる言語の文字を帳票に出力する こともできます。※2

言語環境(OS のロケール)が異なるサーバに EUR Server - Adapter や EUR Server - Spool Service Adapter 経由でデータを転送するときには,EUR が自動で文字コードを Unicode に変換します。複数の 言語環境で EUR を使用する場合は,すべてのデータを UTF-16 で作成すれば,環境ごとのエンコーディ ングを意識する必要はありません。なお,文字コードを変換しない場合,転送時の効率は上がります。

言語環境ごとにサポートする入力データの文字集合,および各コンポーネント間でファイル転送をする場 合の文字コードの変換規則を次に説明します。

注※1

EUR Designer および EUR Viewer の言語環境については,マニュアル「EUR 帳票出力 EUR Designer/EUR Viewer 編」の「表示言語の切り替え」を参照してください。

EUR Server 製品の言語環境には,次の制限があります。

• 中国語環境の場合,EUR Print Service 以外のコンポーネントは,英語で画面やメッセージを出力 します。

• 帳票管理 GUI サービスは,日本語だけをサポートしています。

• EUR Server - Cipher option は,日本語だけをサポートしています。

注※2

結合文字列には対応していません。

使用する言語に結合文字列が含まれているかは,事前に確認してください。

使用する言語に結合文字列が含まれる場合でも,結合文字列に相当する合成済み文字が存在するとき は,合成済み文字を使用して出力することができます。

1.2.1 サポートする入力データの文字集合

EUR では,Unicode のすべての文字をサポートしています。※1

また,Unicode 以外のマルチバイト文字は,言語(OS のロケール)ごとに,次の文字集合をサポートし ています。

表 1‒1 サポートする文字集合

言語(OS のロケール) 文字集合

英語 ISO8859-15※2

CP1252※3

中国語 GB18030:2000

日本語 JIS X 0213:2004※4

注※1

結合文字列には対応していません。

注※2

UNIX/Linux 環境の場合に対応しています。

注※3

Windows 環境の場合に対応しています。

注※4

出力形式によってサポート範囲が異なります。詳細については,「4.6 EUR で出力できる文字」を参照してください。

1.2.2 ファイル転送時の文字コード変換

EUR Server Service や EUR Server - Adapter などの各コンポーネント間でファイル転送をする場合の,

ファイルの文字コードの変換規則について説明します。

(1) EUR Server - Adapter と EUR Server Service 間

EUR Server - Adapter と EUR Server Service 間でファイル転送を実施する場合の,ファイルの文字コー ドの変換規則を次の表に示します。

表 1‒2 EUR Server - Adapter が Windows 環境で動作する場合のファイルの文字コードの変 換規則

EUR Server -Adapter の動作 環境(コード ページ)

転送するファイル の文字コード

EUR Server Service の動作環境

Windows(コードページ) UNIX/Linux(エンコーディング)

932(日本語 環境)

その他 Shift-JIS EUC UTF-8 特定しない

932(日本語環 境)

Shift-JIS

UTF-8(BOM あ り)

UTF-16(BOM あり)

その他 UTF-8(BOM あ り)

EUR Server -Adapter の動作 環境(コード ページ)

転送するファイル の文字コード

EUR Server Service の動作環境

Windows(コードページ) UNIX/Linux(エンコーディング)

932(日本語 環境)

その他 Shift-JIS EUC UTF-8 特定しない

その他 UTF-16(BOM あり)

上記以外

(凡例)

○:文字コードを「UTF-16(BOM あり)」に変換します。

−:文字コードを変換しません。

表 1‒3 EUR Server - Adapter が UNIX/Linux 環境で動作する場合のファイルの文字コードの 変換規則

EUR Server -Adapter の動作 環境(エンコー ディング)

転送するファイル の文字コード

EUR Server Service の動作環境

Windows(コードページ) UNIX/Linux(エンコーディング)

932(日本語 環境)

その他 Shift-JIS EUC UTF-8 特定しない

Shift-JIS Shift-JIS

UTF-16(BOM あり)

EUC EUC

UTF-16(BOM あり)

UTF-8 UTF-8(BOM あ り)

UTF-8(BOM な し)

UTF-16(BOM あり)

上記以外 UTF-16(BOM あり)

上記以外

(凡例)

○:文字コードを「UTF-16(BOM あり)」に変換します。

△:BOM を付けて転送します。

−:文字コードを変換しません。

重要

EUR Server Service の実行環境と EUR Server - Adapter の実行環境とでエンコーディング が異なる場合で,マッピングデータファイルまたはユーザ定義データファイルの文字コードが

「UTF-16」以外のときは,データファイルの区切り方法に「指定した区切り位置でデータを区 切る」を指定して定義した帳票は使用しないでください。EUR Server - Adapter から EUR Server Service にファイルを転送するときに区切り位置の情報がずれてしまうため,帳票を正 しく出力できなくなります。

EUR Server Service の実行環境と EUR Server - Adapter の実行環境とでエンコーディング が異なる場合は,次のどちらかの帳票を使用してください。

• データファイルの区切り方法に「コンマやスペース等区切り文字でデータを区切る」を指定 して定義した帳票

• 文字コードが「UTF-16」のマッピングデータファイルまたはユーザ定義データファイルを 使用して定義した帳票

(2) EUR Server Service と EUR Server - Spool Service 間

EUR Server Service と EUR Server - Spool Service 間でファイル転送を実施する場合の,ファイルの文 字コードの変換規則を次の表に示します。

表 1‒4 EUR Server Service が Windows 環境で動作する場合のファイルの文字コードの変換 規則

EUR Server Service の動作環境

(コードページ)

転送するファイルの文字コード EUR Server - Spool Service の動作環境(コードペー ジ)

932(日本語環境) その他

932(日本語環境) Shift-JIS

UTF-8(BOM あり)

UTF-16(BOM あり)

その他 UTF-8(BOM あり)

UTF-16(BOM あり)

上記以外

(凡例)

○:文字コードを「UTF-16(BOM あり)」に変換します。

−:文字コードを変換しません。

表 1‒5 EUR Server Service が UNIX/Linux 環境で動作する場合のファイルの文字コードの変 換規則

EUR Server Service の動作環境

(エンコーディング)

転送するファイルの文字コード EUR Server - Spool Service の動作環境(コードペー ジ)

932(日本語環境) その他

Shift-JIS Shift-JIS

UTF-16(BOM あり)

EUC EUC

UTF-16(BOM あり)

UTF-8 UTF-8(BOM あり)

UTF-8(BOM なし)

UTF-16(BOM あり)

上記以外 UTF-16(BOM あり)

上記以外

(凡例)

○:文字コードを「UTF-16(BOM あり)」に変換します。

△:BOM を付けて転送します。

−:文字コードを変換しません。

(3) 注意事項

文字コード変換時に適用される文字コードによって,変換後にファイルサイズが大きくなる場合があります。

ドキュメント内 EUR システム設計ガイド (ページ 31-36)