• 検索結果がありません。

25.8 25.8 25.8コントロール方法の選択

写真 6. 「現場で使っている言葉」を活用

4.  丸三工業丸社長より官学への希望

2.5  その他

 ダイセンは

1999

年に

ISO9001

を取得し、自社の品質保証体制を確立した。「お客様に満 足と喜びを与えよう」との基本理念をもとに、「品質」、「コスト」、「納期」の継続的な改善 をすることにより顧客満足の向上を図るとの品質方針を立てている。そして、品質方針補 足事項として、「品質方針を達成するため、年度品質目標を設定し、各部門で方針管理を行 う。方針管理では目標値を明確に設定して実行し、達成実績を評価する」、「顧客要求事項 実現のため、品質マネジメントシステムの継続的な改善を実施する」などの掲げ、製品の 品質保証を積極に行っている。

  表

1

に、ダイセンの品質保証体系図を示した。

       

表1.ダイセン品質保証体系図 

営業課 システム

技術課 部品課 製造課

〔インプット〕

品質マニュアル 基本理念

品質方針 品質方針管理規定 顧客ニーズ、規制要求

品質目標 〔アウトプット〕

品質目標・達成計画

〔インプット〕

引合 ○ 営業管理規定 製品に対する要求仕様

注文書

○ 営業管理規定 〔アウトプット〕

引合報告書、受注書

顧客要求仕様書

見積書受領 ○ 営業管理規定 引合検討会議議事録

見積書

注文書 受注 ○ 営業管理規定

契約修正

○ 設計管理規定 工程管理規定

〔インプット〕

設計計画書 ○ 設計管理規定 引合報告書、受注書

顧客要求仕様書

引合検討会議議事録

基本設計 設計管理規定 〔アウトプット〕

設計計画書

設計管理規定 顧客要求仕様書

設計審査・検証の記録

本設計 ○ 設計管理規定

設計検証 ○ 設計管理規定

  生 〔インプット〕

  産 ○ 工程管理規定 顧客要求仕様書

 プ準 引合検討会議議事録

 ロ備 ○ 工程管理規定 〔アウトプット〕

 セ QC工程図

 ス 検査・作業手順書

〔インプット〕

○ 購買管理規定 図面、部品構成表

特殊工程管理規定 顧客要求仕様書

〔アウトプット〕

材料・部品 ○ ○ 購買管理規定 部品手配書

注文書

○ 検査・試験管理規定 図面

購買管理規定 購買品

〔インプット〕

図面

加工 ○ 工程管理規定 顧客要求仕様書

QC工程図

中間検査 ○ 検査・試験管理規定 検査・作業要領書

購買品

組立 ○ 工程管理規定 素材

〔アウトプット〕

中間検査 ○ 検査・試験管理規定 検査記録

設計妥当性確認の記録

○ 工程管理規定 トレーサビリティー記録

妥当性確認 ○ 設計管理規定 最終製品

○ 検査・試験管理規定

出荷 出荷 ○ 工程管理規定

  付 〔インプット〕

  帯 受注書

  サ ○ 付帯サービス管理規定 顧客の立会要求

 プ│  営業管理規定 〔アウトプット〕

 ロビ 試運転完了確認書

 セス 作業報告書

 ス

製品

主要なインプット/アウトプット 主要規定類

顧客志向

管理責 任者

部門目標「主要プロセスのDI活動計画」

顧客 経営者 業務部 供給者

顧客要求仕様書

引合検討会議(工程能力等確認)

見積書

品質保証 営業技術部 製造技術部

引合検討会議(生産計画に関連したコミュニケーション)

設計審査

QC工程図 製造設備、計測器、

作業、検査手順決定

受理

供給先決定

発注 受け入れ検査

最終検査

不適合品 次のページ 出荷判定

付帯サー ビス 付帯サー

ビス

(出所:ダイセン社内資料)

営業課 システム

技術課 部品課 製造課

〔インプット〕

不適合品発生処置報告書 クレーム発生処置報告書

異常発生 クレーム発生処置/報告 不適合品処置/報告 不適合品管理規定 〔アウトプット〕

是正処置報告書

データ分析管理規定 予防処置報告書

是正処置・予防処置 管理規定

〔インプット〕

内部品質監査規定 内部品質監査実施計画通知書

内部品質監査チェックリスト

〔アウトプット〕

内部品質監査報告書

是正処置要求・回答書

〔インプット〕

マネジメントレビュー管理規定 是正処置報告書

予防処置報告書 内部品質監査報告書 是正処置要求・回答書

〔アウトプット〕

品質改善会議議事録

〔インプット〕

マネジメントレビュー管理規定 品質改善会議議事録 顧客のニーズ

〔アウトプット〕

マネジメントレビュー会議議事録 マネジメントレビュー改善指示・報告書

〔インプット〕

教育訓練管理規定 年間教育訓練計画書 スキルアップ計画書

〔アウトプット〕

教育訓練報告書 品質保証

営業技術部

管理責任

主要なインプット/アウトプット

主要規定類

顧客 経営者 業務部 供給者

是正・予 防処置実 施判断 前ページより

是正処置・予防処置

内部品質監査

品質改善会議

マネジメントレビュー会議 品質マネジメントシステムの継続的改善

教育・訓練プロセス 製造技術部

表1.ダイセン品質保証体系図(続き)

3.ダイセン ものづくり 技術まとめ 

 以上述べたように、ダイセン ものづくり 技術は、「発泡樹脂成形品の製造」、「発泡樹 脂自動成形機の設計・製造」、「発泡樹脂成形用金型の設計・製造」、「発泡樹脂成形工場の プラント設計及び施行」の

4

つの分野に分けられる。しかし、中心となる技術は、「発泡樹 脂成形品の製造」を基にして開発し、現在国内で

45%のシェアを誇る「発泡樹脂自動成形

機の設計・製造」技術であろう。この技術の中には、原料ビーズの発泡サイロでの発泡条 件、熟成サイロでの熟成条件、原料ビーズが金型に送られてからのスチーム加熱条件、金 型上にどのようにして原料ビーズを均一に送り込む送粒方法のノウハウなどの、長年ダイ センが積み上げてきたさまざまな技術が集積されているのである。この技術をもとに「発 泡樹脂成形用金型の設計・製造」や「発泡樹脂成形工場のプラント設計及び施行」へと業 務の広がりを見せた。

 このような点から、ダイセンが創業間もない早い時点で、単なる「発泡樹脂成形品の製 造」のメーカーから、成形機メーカーへと経営の方向を修正し、他社の追従を許さない技 術を長年にわたり蓄積してきた企業努力が、今日のダイセンの地位を築いたと考えること ができる。このように、業界におけるオンリーワン技術を蓄積することが、企業の発展と 存続に結びついた成功企業の事例である。

 なお、ダイセンを訪問時に、メッセージを載せて欲しいとに要望があったので、以下に 記載した。

4.ダイセンからのメッセージ 

 日本の発泡樹脂業界は、当社とほぼ同じ

40

数年程度です。梱包の緩衝材で始まり、その 市場は家庭用電気製品生産の中国移転と共に、市場は縮小し、第一期は終了しました。

 しかしながら、発泡樹脂の特徴として、軽量・断熱・遮音(防音)・緩衝・廉価・等があ り、この機能を生かした新しい分野で、黎明期を迎えています。建設材料分野では、道路 の土盛りの替わりに、発泡樹脂を敷き基礎作り、ユニットバスの一体成形(結露防止)、空 調機器では結露と断熱のための機能部品、自動車バンパー等など各分野で新しい使い方が 広がってきています。

 この業界は、限りない可能性を秘めた商品で、新しい分野の開拓に努力しています。こ の分野に興味をもたれた皆様からの連絡をお待ちしています。

       ダイセン株式会社

      〒508-0014 中津川市駒場町

2

番地

25

号      

TEL  0573-66-0555

     

FAX  0573-66-3276

     

E-mail:[email protected]

[1]ハイテク匠の会 H.P.:

http://www.industry-gifu.or.jp/takumi/30com/30dais/dais_te/dais_te.htm

3.1-(K)徳田工業株式会社 

1.徳田工業(株)発展の経過 

会社概要 

社     名 徳田工業株式会社  

所  在  地 岐阜県各務原市金属団地 209   創     業 昭和 23 年 6 月 1 日  

会 社 設 立 昭和 44 年 6 月 1 日   代表取締役会長 徳田  周作   代表取締役社長 徳田  泰昭   資  本  金 30 百万円   従 業 員 数 150 名   売     上 120 百万円    

会社沿革 

1948 年 岐阜市加納愛宕町にて徳田木型製作所として個人創業   1955 年 川崎重工・マスターモデル(FRP)の制作をてがける   1956 年 木型‑石膏型‑樹脂型と一貫した型制作を確立  

1964 年 岐阜県金属工業団地に工場を移転  

1966 年 自動車内装品のウレタン発泡型、バキューム型の制作を手掛ける  1969 年 株式会社に改組。社名を徳田木型工業株式会社とする  

1978 年 岐阜県可児工業団地に可児工場設立   1985 年 本社第2、翌年可児第2工場を設立  

1990 年  本社新社屋完成。社名を徳田工業株式会社と変更  1995 年  航空機5軸プロファイラによる部品加工開始  1996 年  全社ネットワークの構築完了 

1998 年 創業50周年記念式典開催 

1999 年 VRテクノジャパン内にデジタルエンジニアリング研究所 

徳田工業株式会社(以下徳田工 業)は、岐阜市加納愛宕町で、徳 田木型製作所として個人創業。

1

955年には、航空機用木型(マス ターモデル)の製作を手がけ、航 空機などの木型メーカーとして発 展した。

1966

年には、自動車用内装品の ウレタン発砲型、バキューム型の 製作を手がけ、自動車工業関係に も業務を拡大した。

このように、元々工業用モデル などの試作業者だった同社が

IT

化・3 次元化に踏み切ったのは、

IT

化が進み従来型の試作業務が なくなるという危機感からであ る。実際同社は、航空機・自動車 メーカーや自動車部品メーカーな ど向けに工業用モデルを供給して きたが、需要は次第になくなり、

RP

(ラピッド・プロトタイピング)

に置き換わってきた。ディスプレ イ上で仮想試作を行うことによ り、実物を使った試作をなくすケ ースまで出てきことから、同社は

「試作メーカーとしてもバーチャ ルな世界を追求しないと生き残れ ない」と考え、同社の顧客である 航空機・自動車メーカーの

3

次元

CAD

のデータを受け取れるシス テムを構築したのである。

社内運用体制として、1999 年6 月に VR テクノプラザ内にデジタ

生産品目  航空機関係

実大模型、風洞試験用模型 マスターモデル、各種治工具、部品 自動車関係

マスターモデル

石膏型・樹脂型・金型及び各種治工具設計製作 ラピッドプロトタイピング・システムによる 試作品・モデル製作

CADモデリング・NCデータ作成 バーチャルリアリティデータ作成 デジタルデータによる立体地形模型 その他鋳造用諸機械木型及び 各種精密木製品

主な取引先  池田物産株式会社

株式会社イノアックコーポレーション 川崎重工業株式会社

新明和工業株式会社 太平洋工業株式会社 東海化成工業株式会社 トヨタ自動車株式会社 日本飛飛行機株式会社 扶桑精工業株式会社 フタバ産業株式会社 三井屋工業株式会社 三菱重工業株式会社 三菱自動車工業株式会社 三ツ星ベルト株式会社