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イ ギ リ ス 労 働 省 刊

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イ ギ リ ス 労 働 省 刊 ﹁ 海 外 労 働 事 情 ﹂ ( 一 九 六 四 年 一 月 )

ー ー カ ナ ダ に お け る 見 習 工 制 度 お よ び 職 業 訓 練 ‑

國 枝 芳 夫 訳

カナダにおける見習工制度および職業訓練は﹁一九六〇年技能および職業訓練援助法﹂(↓①oげ巳o鎗碧伽くo$二〇口毘

↓話ぎぎσq︾ωω凶ω雷poΦ︾oけoh一〇8)によって規制されている︒この法律はそれ以前の一九三九年青年訓練法および一九四

二年の職業訓練調整法に代ってできたものである︒この法は労働省の所管に属し﹁カナダにおける技能および職業訓練﹂

という訓練の実施状況に関する四半期毎の報告書が発行されている︒この法律の管理にあたって︑労働大臣は使用者・労

働者・教育家・農業・旧軍人および婦人を代表する諸団体から選出された二三名の委員(これは審議会の議長が任命す

る)から成る﹁全国技能および職業諮問審議会﹂(乞印二〇ロ亀↓①9巳o舘きα︿oo舞一8舘︾α<δo量Ooロロoεの助言を受

ける︒審議会は特殊の問題を調査するために小委員会を設ける︒最近失業者に対する訓練の問題を研究するために小委員

会が設けられた︒州ならびに産業の労使双方を代表する﹁見習工訓練諮問委員会﹂(﹀薯器暮一8ω包b目田ぎ一ロαq>創くδoq

Oo日巳#oΦ)技能教育機関・産業および州を代表する﹁全国技能教育諮問委員会﹂(窯嚢︒甑8舘︾傷誌ωoqOoヨヨ葺oo8

↓ooげ昌oぎαq89国山ロo舞一〇口)および﹁州相互間技能および職業通信教育委員会﹂(一暮o〒℃﹃o<ヨ99↓ooゲロ一〇巴o昌α<oom・

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自自箪Oo凌o︒・Uo巳Φ昌800⊆屋800日巳富o①)は諮問委員会を通じて労働大臣に答申する︒

見習工訓練諮問委員会はその一九六二年一一月一四日に開かれた第一四回会合で︑見習工制度とその他の技能的および

職業訓練制度との統合をもっとすすめること︑および各州間の見習工試験制度を拡大することを勧告した︒そしてこの試

験に合格することは連邦訓練協定に参加している九つの州において技能習得者として共通に認められ︑通用すべきである

と勧告した︒

一九六〇年法は連邦政府に対して︑その目的のため議会が可決した予算の限度内において︑各州の訓練計画に財政その

他の援助を与える権限を付与した︒この援助は六年間つづけられる︒一九六〇年法以前の法律では連邦政府による各州の

訓練計画に対する援助は各訓練計画に対し割当限度はあるが訓練計画全体の費用の五〇%までと規定している︒現法では

各州政府は一九六三年三月までは技能および職業訓練計画の資金費用の七五%︑それ以後は各計画別割当制限なしで五

〇%の援助を連邦政府から受けられる︒年間延べ生徒訓練日数が成人人口の七%をこえる失業多発州において失業者に対

する職業訓練を実施する場合は︑その州は訓練費用の七五%を支給される︒

一九六一年から六二年の間にあらゆる州はさらに多数の訓練を行い︑資金援助を得た︒この期間に合計二六︑八八七人

が訓練を受けた︒見習工制度を含むその他すべての種類の訓練は︑いずれも割当限度なしに︑訓練計画費用の五〇%の援

助を受ける︒中等学校の訓練計画に対しても援助が与えられるが︑これには割当限度がある︒連邦政府のために直接行う

訓練︑ならびに軍人に対して行われる訓練には特別規定が適用される︒このいずれの場合もこの種の訓練を行う州はその

訓練計画の費用全額を連邦政府から償還される︒

各種形式の訓練に対する連邦政府の財政援助に関する条件および規定は﹁見習工訓練協定﹂(︾娼冒①口菖oΦ↓冨冒ぢαq

︾oq器ΦヨΦ葺)ならびにごく最近の﹁技能および職業訓練協定﹂(↓Φoげ巳09碧α<08自8鎮⇒巴巳昌σq>σq器o目Φ暮)(こ

れは一九六一年四月から一九六七年四月まで有数で︑現在全部の州が署名している)に示されている︒

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イギ リス労働 省刊 「海外労働事情」

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各州はそれぞれ︑技能あるいは職業訓練について独自の型︑方法および基準をもっている︒一般的に云って︑訓練は教

育制度の三つの段階で行われる︒ずなわち︑中等学校コース︑中等学校終了後コース︑およびその他の職業又は産業訓練

である︒学校在学中に就学年令児童を雇うことは法律によって制限されている︒

中等学校は四年または五年間の教育期間をもち︑一三才又は一四才から大体一八才までの生徒を受持つ︒教科ははっき

りした職業目的をもって企画され併せて︑数学︑科学︑英語および社会等の科目を教える︒教科は広範囲にわたり動力機

械︑建築︑建設︑電気施設︑金属作業︑印刷および農業等を含んでいる︒理工系の学位を得るための大学コースよりもそ

の範囲が狭い技能教育では︑個人をして機械又は科学技能工︑およびその他これに類する職務につけるように訓練するの

が目的である︒この技能学校へ入学するためには志望者は中等学校を卒業していなければならない︒各種の技能ならびに

経営および会計の分野で四五以上のコースがある︒最後に︑自己の職業技能を向上しようと欲する新規学校卒業者又は成

人のために就職前訓練制度がある︒このコースはその期間が六カ月からニカ年となっている︒たとえば動力機械︑建設︑

電気施設︑金属作業および各種のサーヴィス業等については広い訓練か行われる︒このコースはパートタイムや通信教育

の生徒もまた受けることができる︒

見習工訓練制度は職場における実際の経験とその職種に関連した組織的な理論教育とを結合させたものである︒見習工

訓練計画が存在しないプリンスエトワード島を除くすべての州において︑教育の対象となる職種は︑普通︑熟練建築職お

よび自動車機械技能職が入っている︒訓練が終ると各州の労働省によって修了証書が授与される︒各会社は州法の適用を

受けない企業見習工制度を実施している︒多くの見習工がこの制度によって訓練されている︒

熟練印刷職種では見習工制度は団体協約によって規制されている︒

次に︑各州における個々の見習工制度に関する立法の例をナンタリオおよびブリティシュ・コロンビアの例によって述

ぺれば以下の通りである︒

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ナソタリオ

﹁一九二八年見習工制度法﹂(↓げo諺b冒oロ菖ooω匿b︾o叶oh一〇N◎︒)およびその改正法は︑見習工のすべての契約は労働

省令にもとずいて設けられた︒産業労働委員会の承認を得なければならない旨を規定している︒労働省の三名の役員(そ

のうち一名が議長となる)から成るこの委員会は要請があった場合には労使の意見を確認し︑かつ前記見習工制度法が規

定する要件を説明するために使用者および労働者と協議すであろう︒

見習工制度法に関する日常業務の管理は労働省の見習工制度局によって行われる︒この局の最も重要な役目は産業内︑

特に見習工制度法が指定した職種における見習工制度および既存の見習工訓練制度に対する関心を高めることである︒見

習工制度法にしたがって結ばれた以外の見習工契約は承認されない︒しかし公認厚生計画によって訓練を受けている退役

軍人は︑必要がある場合は︑この法の適用から除外される︒

本委員会の担当機関である見習工制度局は指定職種を確定し︑見習工として必要な資格条件を決定することに関し責任

をもつ︒この局は見習工の契約条項の登録︑見習訓練の進み具合の監督︑時間および作業条件の統制︑修了証書の発行又

は更新︑各指定職種毎に登録料と証書発行料および使用者と労働者の費用分担律の決定などの業務を行い︑州における技

能学校(一九六一年に二八の技能学校が開設されていた)の間接許可ならびに監督に対して責任をもつものであろう︒

各指定職種毎に︑又は幾つかの諸種グループ毎に州諮問委員会(H︾HO︿一昌O一餌一﹀α<一ωO﹃団OOH巨日一什什OOω)が任命される︒

これらの委員会は使用者によって訓練される見習工の入職年令および人数に関係する事項に対し決定を下す︒またこの委

員会は必要ある場合には州内の特定地域に地方諮問委員会を任命する︒一九六一年現在五つの州諮問委員会と七二の地方

見習工制度委員会が存在した︒

(5)

指定職種

一九六二年にはつぎに示すような指定職種が認められていた︒即ち︑煉瓦工︑大工︑電気工︑石工︑ペンキ塗工および

装飾工︑左官︑鉛管工︑板金工︑スチーム据付工︑自動車修理工︑理髪師︑美容師︑および冷房または冷蔵機関係技能工

又はその据付工である︒これらの指定職種に対しては規定された数に達する使用者および労働者の要求があれば職種を追

加することができるが︑この決定は見習工制度局長が行う︒また︑労働大臣は必要に応じて職種の追加を勧告することが

できる︒使用者および労働者を代表する団体がそれぞれの意見を述べる機会を与えられる前に︑指定職種の見習工制度に

関す惹いかなる要件をも変更することは許されない︒同様に︑指定職種に関係する使用者ならびに労働者は見習工に関す

る要件の改正を文書によって提出することができる︒

イギ リス労働 省刊 「海 外労働事情」

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入職年令︑賃金その他の労働条件

法律で認められた見習工制度の最少期間はニカ年で︑年令一六才に達するまで見習工となることは許されない︒平均見

習工期間は四力年である︒特別の場合には見習工期間を五年間に延長することができる︒見習工契約書は見習工本人︑そ

の親または法律上の保護者又はこれらの者が不可能な場合は将来の使用者の事業所の存在する地区の裁判所判事が署名す

る︒正当な理由がある場合には︑契約書は契約当事者全部の同意によって停止することができるし︑また委員会はそれを

取消すことができる︒場合によっては見習工訓練を受けなかった年少者は見習工契約を結ばずに三ヶ月間委員会指定職種

に雇われることはできない︒これと同様の規定が理髪および美容業における成人の雇用にも適用される︒

見習工の賃金ならびに労働条件は一般見習工制度規則によって管理される︒

委員会の承認を条件として︑見習工の時聞当り最低賃金は州諮問委員会が決定する︒但し州諮問委員会が存在しない場

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2S

合はこの例外となる︒その場合には使用者は直接委員会に相談する︒見習工の賃金は成人労働者の賃金に対する率で表示

されている場合((この場合は見習工の賃金は熟練労働者(ジャーニイマソ)の賃金の動きにつれて動く))を除き︑見習

工全期間中一定にとどまる︒見習工契約の当事者は文書をもって見習工制度局長に対して見習工賃金の改正を申請するこ

とができる︒この申請にもとづき委員会はその判断によって見習工の賃金を変更もしくは修正することができる︒見習工

の労働時間はその職種における熟練労働者(ジャーニイマン)の労働時間と同一であって︑見習工が行う超過勤務はその

者の見習工の必要時間の短縮はしない︒一九六一年〜六二年間に合計一︑四四二人の見習工に対して修了証書が交付され

たが︑その内訳は指定建設職種七三三︑自動車修理五八七︑理髪二二︑美容九六︑冷房および冷凍装置据付四となってい

る︒適格証明書(技能証明書)は自動車修理業見習工三︑二七五人︑理髪業見習者七〇五人︑および美容二︑四二一人に

対して交付されている︒この適格証明書は指定自動車修理工と理髪師については義務制である︒

使用者による見習工訓練に加えて︑州も指定職種について見習工のために全日制の教育クラスを実施している︒一九六

一年〜六二年間に二︑五九六人の見習工がこの昼間クラスに入学したが︑そのうち一︑三六三人は指定建築職種で一︑二

一四人が自動車修理職種であった︒指定職種の内︑理髪師と美容師に登録した見習工に対しては前記の昼間教育クラスは

行われていない︒

ニ九五五年見習工制度および技能者資格法﹂(︾b寓魯二〇①ω窪b餌巳↓昌帥伽㊦ω日①ロ.ωO爵嵩ゆo鉾oロ︾〇一〇{一霧α)および

その改正法の規定は大体において先に述べたオソタリオにおける法律の規定に類似している︒この法は労働大臣の管括下

にあるが︑労働大臣は﹁州見習工制度委員会﹂(℃﹃o<ヨ9亀︾b冒8菖oΦω試層Oo旨自洋①①)必要な場合は監査委員会およ

び見習工制度局長の勧告を受ける︒この法にもとずいて結ばれた以外の見習工契約書は無効である︒三ヵ月(州委員会の

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イギ リス労働省刊 「海 外労働事 清」

Z9

判断によって三ヶ月以上になることもありうる)の試用期間を除いて︑年少者を見習工契約にょうずに指定職種に雇用す

ることはできない︒指定の職種で適格証明を得ようとするためには︑見習工は試験を受けなければならない︒指定資格証

明は指定されただけにしか発行されない︒

州審議会の副議長(=①葺Φ葛導Oo<震ロ自圃口Oo巨oεは指定職種の訓練に必要な見習工期間・教育基準および資

格︑資格証明を発行する要件︑見習工の試験︑指定職種における見習工定員数ならびに見習工の賃金と労働条件見習工契

約当事者の任務と義務︑および各職種における見習工制度を維持するため使用者および労働者からの分担金徴集に関する

規則を決定する︒

この法によって認められた指定職種はつぎの通りである︒自動車整備︑煉瓦積み︑大工・指物︑電気作業︑ガラス作

業︑宝石︑石版︑機械︑金属︑鋳造︑塗装・装飾︑左官︑鉛管・蒸気据付︑冷却︑板金︑造船︑看板書き・ペンキ画描

き︑電気器具サーヴィス︑鉄板加工︑理髪および時計修理である︒

見習工制度局局長は法の施行に必要な諸規則を実施する責任を負う︒その任務は締結された見習工制度契約の登録︑な

らびに発行された適格証明の記録の保管︑州見習工制度委員会に対して勧告する職種諮問委員会委員の任命︑見習工制度

の普及および見習工制度設置に関する措置︑さらに大臣に対する年次報告書の提出等を含んでいる︒

見習工予備訓練(津①1︾噂寓o昌萬oΦωげ昼↓鑓団巳口αq)

産業における契約見習工制度に入る準備をしようと欲する若い青年男女約六ヶ月間のコースを利用することができる︒

この訓練は産業における実際の条件とできるだけ似かよった条件の下で手先の技能を習得することに重点がおかれてい

る︒このコースは見習工に入るために必要な実施および理論教育を結合したものである︒この技能教育は政府が所有する

職業学校で行われる︒このコースの志願者に対する選考は︑見習工制度局技能者資格局ならびに文部省の官吏から成る合

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!

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同委員会によって行われる︒選考は志願者の教育的背景を中心として行われる︒その選択は産業が最も受け入れ易い年令

層から行われる︒この予備訓練を受けた生徒は見習工予備契約にしたがって州の見習工委員会へ登録される︒これらの者

は産業に入る時に見習工として使用者に雇用される︒広い範囲の職種にわたっ予備訓練コースが設けられ︑一九六二年に

は二二三存在した︒

見習工相談員(﹀"冒Φ口二〇〇ω三bOoロロωΦ一一自ω)は︑学校卒業見込者に対して見習工制度および見習工予備訓練制度につ

いて説明するために州内の中等学校を訪問する︒その相談は場合によっては学校の年次職業相談計画にもとずき︑時によ

って個人と直接に行われる︒産業関係局(H昌ユロωけ円陣餌一力①一蝉叶一〇昌o蔭HW属缶口Oび)は登録見習工訓練の進み具合について日常の

調査を行い︑その報告を見習工制度局長に提出する︒訓練に関する問題は見習工相談員に問合わされる︒

見習工訓練制度の重要な部分は契約済見習工に対する技能訓練クラスに関する規定である︒産業における急速な技術発

展の結果︑より高度の理論的訓練を行う必要性が次第に増加しつ玉ある︒この要請に答えるために見習工制度局は一九六

二年にバンクーバーおよび五つの他の都市に技能訓練クラスを設けた︒一九六二年中に五八六人の契約済見習工に対して

合計九八︑三四三延べ時間の昼間授業が与えられ︑一︑五六八人の契約済見習工に対して二二七︑=九延べ時間の夜間

訓練授業が与えられた︒

第一会見習工制度会議

カナダにおける第一︑回見習工制度会議がブリティシュ・コロンビア州任命委員会の委員長を議長として一九六二年一〇

月にバンクーバーで開かれた︒この会議はブリティシュ・コロンビア労働省が主催して開かれたもので州政府︑使用者お

よび労働者団体の代表者三〇〇人以上が参加した︒州労働大臣が述べたこの会議の目的はつぎの通りである︒

O見習工訓練制度の原則を明確にすること︒

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イギ リス労働 省刊 「海外労働事清」

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⇔州における見習工訓練に関して︑労働者と使用者が強力できる分野を見出すこと︒

⇔将来の協力計画を立てること︒

この会議において連邦労働省技能職業訓練局の副局長は︑見習工制度は明日の仕事に対して今日の若い青年男女を訓練

する必要を充すように計画されなけれぽならないと述べた︒訓練には五つの重要な部面がある︒即ち︑技能を開発する基

礎訓練︑変貌する生産方式に即応する短期間の再訓練︑熟練工に対する訓練︑技能工に対する訓練および監督者のための

訓練である︒今日見習工として入るために必要な資格要件は以前よりも高くなっていて︑多くの会社は高等学校卒業者で

ないと若者を訓練するために受入れない︒したがって︑生活の糧を保障するためには︑高等学校の課程と同じものを見習

工計画の実地の見習工訓練の中で︑あるいは政府が後援する訓練機関等の場において︑高等学校の卒業者でない者に対し

て実施しなければならないであろう︒短期間の技能訓練および見習工に対するフォローアップ訓練は見習工訓練制度のも

っとも重要なものであって︑その重要性は熟練工の一般長期訓練につぐものである︒技能工の訓練については︑見習工訓

練計画は﹁才能のある見習工﹂が技能訓練所へ入る資格が得られるように︑あるいは働いて技能者の地位へ昇進すること

ができるように十分弾力的なものでなければならない︒これと同様の原理が監督者になり得る者の訓練に対しても用いら

れるべきであり︑すでに若干の見習工訓練計画では監督者のための基礎訓練を実施している︒最低年令に関する規定は別

として︑見習工に入る年令は各使用者が決定すべき事柄であって︑最高年令に対する規定を設けてこの年令を越えた者は

訓練を受けられないとすることは非現実的であろう︒

この会議の終りに︑ブリティシュ・コロンビア州における人的能力に関するその他の問題を研究するたあに︑これと同

様の会議を開くことが決定された︒その結果︑使用者︑組織労働者および政府の三者を代表する合同会議計画委員会は継

続されることとなった︒

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