急性骨髄性白血病の
白血球の培養に就て
一例に於
ける
寅.京女子曝.學專門學校病理學数室︵佐藤教授︶@.助教授 安 川
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實 験 例 患者は六十歳の男子にして壊疽性口内炎を漏せる急性骨髄性白血病なり、全自血球藪は五−六萬にして培 養當時の各種白血球の歎量は次の如し。
普池骨髄形成細胞
小型骨髄形成細胞︵.察ζ露逢・夢。・冨︶ 前骨髄細胞︵︾8受信N箸8︶ 申性嗜好骨髄細胞︵密昼・。や思。窯葦。曙§︶ 申性嗜好顎粒白血球︵舅①暮5置碁]9qざN鴇①口︶ モノチ﹂富7ン︵り臼○昌。賊図叶。嵩︶淋巴球︵H噸白嘗。鳶8⇔︶
小圓形細胞
三%
一二%
七二%
○・五% ○・五%三%
三%
一%
本例に於ける前骨髄細胞は原形質の幅篤く、少藪の穎粒を有しオキシダーゼ反磨は陽性のもの多し、核の 性状は全く骨一髄.細胞に一致せるものなり。培養力法
血液をヘパヲンを加へて探直し、之を遠心して其の上部の自血球層に家難胎汁を加へて血漿を凝固せし め、之をリンゲル氏液内にて約二粍大に切り之を人血漿三、家業血漿一の混合血漿血と翼下にて被蓋硝子式 安川n急性骨髄性白血病の一例に於けろ白血球の培養導就て 三五安川H急性骨髄性白血病の一例に於けろ白血球の培養に就て 三六 に培養せb、而して第二日目に培養部に生せる液膿を棄て中質、タイロ嘗ド二等分混合液二滴を之に置きて 之を液膿培地となし爾後二日毎に之を交換せり。斯くして培養後三時問目より十七日間に亘りて其の自血球 の駿育朕況をギームザ染色によりて観察せり。 培 養 所 見 一、二十四時間⋮前骨髄細胞並に骨髄細胞に崩壊困難機をとれるもの極めて多く且多種の退行凝性白あり。 されど骨髄形成細胞がボリプラステン︵℃oぢ菖霧ぎ︶に憂愛して原形質がアメーバ様運動を示すが如きもの拉 に長紡錘形細胞が少籔出現す、其他骨髄形成細胞核より踏張によりて生せる裸核の球朕細胞︵直径三μ︶ の如きもの散見すQ されど此等の新生せる細胞内に骨髄細胞に特有なる頴粒は出現せすして唯アズー川紅様に染まる穎粒 物質が原形質内に現はれたるものあり、余は之等を核の退行憂画せるものが原形質に溺散せるものと認めた 、り。 爾後日を追ふて各培養を観るに一様の礎態を呈せ庵、余は四日−五日間に於て観察せる主なる所見を基 ぐ可し。 骨髄形成細胞より中性嗜好骨髄細胞が分化螢育せるものを見す。 然れども核の構造が頴毒性白血球に見るが如 分葉歌に⋮動態するのみならす核内に○国資︸肖。日暮旦b⇔麟撃 。} ム。諺9ぢが現はれ、唯其の原形質は無声粒にしてポリプラスプンに一致する形態を具ふ。 此の如き細胞の獲態はアメEバ様異動を螢む關係と思はる、帥ち原形質が儒足的突起を出すのみならす
核も亦多様に憂化し、建網の細微なる骨髄細胞は此のアメーバ様運動によりて核網が粗大となりてO蓄。耳? 巨暮冒及び閑鼠。ξ。巨騨江⇔が出現し核小膿不明となるものと考ふ。 此の實験例によりて﹂§寒氏のく。畠。三①9謁の芭≒。を考ふるにアメrバ様運動力が旺盛なる難壁性自血球は その核型が多藪に見えるものにして第[型は第五型よりも幼若なると云ふを意印せすして寧ろアメーバ様蓮 動の旺盛なる型と解繹せんと欲す。 次に生前の血液塗擦抹標本に於て直径三−一四μのOぼ。巳暮冒に富み原形質が極めて少なき軍核球を一%内 外に於て楡出せり、帥ち余は之を千若細胞として分類せるものなり。 之を淋巴球の萎小型と解すべきものなるや否やに鋳て疑問なりしが、本培養試験によりて骨髄形成細胞の核 より球型の核成分が芽出し同時に多少の原形質を有するものと認めたり。時としてアメ書バ様響動をなせる が如く見える核が分離せるものと思はる\ものあり。 此の者は胞膿内に、一−二個のア川トマソ悪阻粒を有しオキシダ︸ぜ反鷹は陰性のものなり。簑亀9ミ.は家 兎の脾臓を培養せしに核片と認む可き小膿が原形質を有し且つ此の者が増殖する憾ありと報ぜりQ 此の骨髄性モノチ王グン或は骨髄形成細胞は直接核欝欝によりて分謄せり、されど此の培養にて間接核分剖 像を槍出すること能はざりき。 長紡錘形細胞︵培養固定標本にては、二六μ愚なるを以て直接に塗抹せる標本にては、三〇μ露なるべし︶ は培養三時問目より出現し、五日の培養に於てフィプロプラスプンに類似の長紡錘形細胞は可なり多かりし も、フィプロプラスプンに⋮漫態するとは考へられざりき。 甚だ稀に培養基に使用せる胎見歴母液内に歯入せるフィプロブラスグンが増殖することあるを以て注意を亜 安川11急性骨髄性白血病の﹁例に族ける白血球り培養に就て 三七
安川員急性骨髄性白血病の一例に於ける白血球の培養に就て ミ八 す。 培養五−六一七日の標本に於てヂンチ・アー川細胞或は亘大回を有する細胞が出現せり、是れ生活力の減退 に俘ひ核の直接分剖の不完全によるものと解繹せり、此の標本に於て骨髄形成細胞或は骨髄性モノチー タンよリメガカリォチ三グンの核に類似のものが成立し得るが如きも其の原形質は夫れとは全く異な れりQ 培養七一九日目の標本に於て微生膣が或る局部の輩核細胞群の内外に偶然混合して増殖せるものありき、此 の微生燈が多藪のモノチーテソ内に喰せらる\ものありき。 此の所見より骨髄形成細胞或は骨髄性モノチ三7ンよリマクロファ﹁グンの性質を有する年歯細胞が出尿得 るものと考ふ。 結 論 骨髄形成細胞並に前骨髄細胞を主成分とせる急性骨髄性白血病の一例の血液を培養せしに次の所見を得 おり。 一、前骨髄細胞は概して退行獲性に陥れり。 二、普癒型の骨髄形成細胞より小型骨髄形成細胞が新生す。 三、骨髄形成細胞は長紡形錘細胞に獲課せしも之より結締織形成細胞に分化するに至らざりき。 四、骨髄形成細胞は直接核輝輝を以て増殖し毬にヂンチ・アール細胞に獲化し骨髄亘嬢核細胞に類似の形 態を採れるものあるも原形質は無顯粒なわ。
五、骨髄形成細胞核より分芽によりて小業形細胞が爽生す其の大さ三μ内外にして此者は本営の生前血液 由甲に検出 せるものなり。 六、骨髄形成細胞核は顧骨性自血球に見るが如き分葉状に墾拙しO頓。冨。8昌♪ヒd琶。冒。菖95とに分化 す。 されど余の培養法にては其の原形質内に中性嗜好顯粒或は酸性嗜好葉書が形成せられざりき。 稿な終 るに臨み佐藤敢授の御指道丁及伊絞閲の勢を深謝す。 女 献 ︶襲、。・6ミミ噌鎧国。ピぎの匿﹂峯。。膳9おミ。 鵠︶貯§野.斜 ロ脳濠嵯掻識︾離霧日O曲HO旨. 。。︶§§曇毯ξ﹂⋮塑ミ§陶§Φ$鼠9ψ曽。7や。ぢN。舅●切自●Q。・HO旨・