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第 75 回日本矯正歯科学会大会の開催にあたり 公益社団法人日本矯正歯科学会 清水 理事長 典佳 第 75 回日本矯正歯科学会大会は 田中栄二大会長 堀内信也事務局長 黒田晋吾名誉事務局長のもと 平成 28 年 月 7 日 ( 月 ) から 9 日 ( 水 ) の 3 日間にわたり 徳島市のアスティ

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第75回日本矯正歯科学会大会の開催にあたり

公益社団法人日本矯正歯科学会 理事長

清水 典佳

第 75 回日本矯正歯科学会大会は、田中栄二大会長、堀内信也事務局長、黒田晋吾名誉事務局長のもと、

平成 28 年 11 月 7 日(月)から 9 日(水)の 3 日間にわたり、徳島市のアスティとくしま及び徳島文理大学

むらさきホールにて開催される運びとなりました。主管校である徳島大学大学院医歯薬学研究部口腔顎顔

面矯正学分野の先生方には多大なるご尽力をいただき、深く感謝いたします。徳島での開催は昭和 62 年の

第 46 回大会以来 28 年ぶりで、昭和 60 年に開通したばかりの大鳴門橋を渡り、徳島に入ったのが懐かしく

思い出されます。

これまでの多くの大会は大きなイベント会場を有する場所で開催されておりましたが、第 71 回大会は

岩手県盛岡市にて、第 72 回大会は長野県松本市にて開催され、盛会に終わりました。今回も徳島市という

ことで交通の便や宿泊施設の心配もありましたが、主管校の先生方のご努力と会員皆様の協力のもと、素晴

らしい大会が開催されるものと確信しております。

本大会は「矯正歯科治療の安定性と効率バランスを追及する」をメインテーマとして開催されます。11月

7 日夕方の生涯研修セミナー、サテライトセミナーから始まり、8 日、9 日には本大会のメインテーマに準

じた「歯科矯正用アンカースクリューを用いた治療後の長期安定性」「理学療法と矯正歯科治療」「マルチ

ブラケットシステム治療の効率性と安定性」という 3 つの興味深い臨床セミナーが開催されます。特別講演

ではノーベル物理学賞を受賞した中村修二先生による青色 LED 発明についてご講演をいただくことになっ

ており、きっと会員の皆様は講演を楽しみにしていることと思います。また、「女性の社会進出―医療現場

で働く女性へのメッセージ」と題して矯正医のみならず各方面で活躍している女性による討論形式のシン

ポジウムが開催され、今後一層の活躍が期待される仕事を持つ女性に関し有意義なメッセージが得られる

ものと思います。

大会最後の JOS フォーラムでは、各委員会からの JOS アップデートと共に「2020 年開催の 9th IOC

大会の成功のために」と「埋伏歯牽引の保険導入」に関するホットトピックスを用意しております。JOS

フォーラムでは会員にとって重要な情報を提供するようにしておりますので、帰りを急ぐ気持ちを少し抑

えて、是非ご参加いただければ幸いです。

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第75回日本矯正歯科学会大会開催のご挨拶

第 75 回日本矯正歯科学会大会 大会長

田中 栄二

このたび、第75回日本矯正歯科学会大会を徳島市で開催させて頂くことになり、大変光栄に存じますと

ともに、 このような機会を与えて下さいました石川博之前理事長ならびに清水典佳理事長はじめ本学会役

員および日本矯正歯科学会会員の皆様に深く感謝を申し上げます。

本大会では、メインテーマを「矯正歯科治療の安定性と効率バランスを追求する-Seeking the best

balance between stability and efficiency in orthodontics-」とさせていただきました。近年、医療の

世界では、生命科学が目覚ましい進歩を遂げ、さまざまな新しい医療技術が導入され、さらに安心・安全な

医療に向けての制度が日々進歩普及しております。矯正歯科治療の安定性と効率バランスの追求すること

は、新しい時代の発展に向けて重要且つ不可欠であると考えます。そこで、本大会では新しい時代の発展に

向けて、矯正歯科医療の大きな革新となるような機会となることを期待しております。

特別講演では、2014年度ノーベル物理学賞受賞者であり、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授で

ある、中村修二先生に「高効率青色LEDの発明と将来の固体発光光源」について、青色LEDの発明に至った

経緯とノーベル賞をはじめとする権威ある数々の賞を受賞するに至った歩みを、今後の時代を担う若手研究

者への熱いメッセージとともに、お話ししていただきます。教育講演では、徳島大学藤井節郎記念医科学セ

ンター顧問・徳島大学名誉教授の松本俊夫先生に「メカニカルストレスと骨」についてお話をいただきます。

お二人ともに、世界に先駆けた発明・発見を果たした高名な研究者ですので、若手研究者の方々にとっては

最先端研究に触れる良い機会となると思います。

シンポジウムでは、テーマを「女性の社会進出-医療現場で働く女性へのメッセージ」とし、女性医師・歯

科医師としてご活躍されている4名の先生方に「働く女性の立場」からご講演いただきます。さらに、矯正歯

科治療経験者代表として女優・水野真紀さんを招いてのパネルディスカッションも企画しています。臨床セ

ミナーでは「歯科矯正用アンカースクリューを用いた治療後の長期安定性」、

「理学療法と矯正歯科治療」、

「マ

ルチブラケットシステム治療の効率性と安定性」と題して、矯正臨床に関する温故知新について、会員の皆

様とともに考える機会になるものと期待しております。その他、スタッフ&ドクターセミナー、JOSフォー

ラム等、興味深い内容を企画致します。

会場は徳島市の「アスティとくしま」「むらさきホール」で、懇親会は特別に、鳴門市の「大塚国際美術館」

にて行う予定です。秋の徳島は、豊かな海・山・川・里の幸に恵まれ、県全体の8割を占める自然の紅葉も

見事です。どうぞ3日間の大会期間を存分に楽しんでいただければ幸いです。

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6. 年会費の受付

年会費未納の方は総合受付の「年会費受付」で納入して下さい。 11月8日(火) 9:00~17:00 11月9日(水) 9:00~14:30

7. 生涯研修カード

日本歯科医師会の生涯研修につきましては、日本歯科医師会の会員 IC カードによる読み取りを致しますので、必ず 会員カードをご持参の上、総合受付までおいで下さい。

8. 認定医研修ポイントカード

日本矯正歯科学会の認定医研修ポイントは、ID カードで機械・事務処理を行いますので、認定医の先生は必ず ID カー ドをご持参の上、「認定医研修ポイント登録受付」にてポイントの登録を行って下さい。 第75回学術大会(10ポイント) 受付日時: 11月8日(火) 9:00~17:00 11月9日(水) 9:00~14:30 受付場所:総合受付 生涯研修セミナー(5 ポイント) 受付日時: 11月7日(月) 16:00~18:15 受付場所:講演会場入口 JOS フォーラム(5 ポイント) 受付日時: 11月9日(水) 13:45~16:00 受付場所:講演会場入口

9. カメラ ・ ビデオ撮影について

全ての講演においてカメラ・ビデオ撮影は禁止致します。学術・症例展示および症例報告において「撮影可」の表示 がある演題のみ撮影可能です。

10. クローク

会場入口付近にございます。9 日午前は混み合うことが予想されますので、時間に余裕を持ってお預け下さい。

11. 呼び出し

会場内での呼び出し、メッセージは緊急の場合のみ「総合案内」で受け付けます。

12. 駐車場

大会中は混雑の原因となりますので、車でのご来場はご遠慮下さい。 その他、IDカード登録が必要なプログラム (※認定医研修ポイントは加算されません) 指導者講習会 受付日時:11月9日(水)10:45~12:00 受付場所:講演会場入口

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13. 宿泊案内

総合受付付近に近畿日本ツーリスト㈱がサービスカウンターを設けます。 宿泊・交通・観光などの手配にご利用下さい。

14.「矯正保険診療に関する相談コーナー」医療問題検討委員会

矯正保険診療に関する相談コーナーを11月9日(水)9:30~11:00、多目的ホール2内に設けます。 ご質問などがございましたら、お気軽にお立ち寄り下さい。

15.「専門医に関する相談コーナー」専門医委員会

専門医審査の新規及び更新に関するコーナーを11月8日(火)12:00~13:00、9日(水)12:00~13:00、 多目的ホール2内に設けます。 ご質問などございましたら、お気軽にお立ち寄り下さい。 相談コーナーは事前予約制ではございませんので会場へ直接お越し下さい。

16.専門医更新症例審査に関するお知らせ

11月8日(火)10:00に合否を発表し、10:00~10:30に合否保留症例の修正を認めます。

2. 発表される方へ

共通事項 1) 患者さんのプライバシー保護のためカメラ・ビデオ撮影は原則禁止です。「撮影可」の表示のあるもののみ撮影可能と いたしますので、必要な発表者は、「撮影可」の表示をパネルまたは机に掲示して下さい。患者さんのプライバシー保護 には十分ご配慮下さい。 2) 展示物はすべて複製したものを展示して下さい。展示物の紛失、破損が生じても責任は負いかねます。

1. 学術展示

(1) 展示は11月8日(火)、9日(水)で、1日ごとの入れ替えは行いません。 (2) 11月8日(火)9:00~10:00に搬入し、11月9日(水)16:00~17:00に撤去して下さい。 搬入時の受付はございません。 画鋲は各展示パネルに用意します。粘着テープ類は使用できません。 また、定刻以降に展示物が残っている場合は大会事務局で処分します。 (3) 展示は下図の要領に従って下さい。 A. 演題番号は大会本部で用意します。 B. 展示発表には貼り付け可能面が幅120cm×高さ180cmのパネルを用意します。右上部の幅90cm×高さ 26cmの範囲に演題名、所属、発表者氏名をご自分で用意の上、掲示して下さい。また、演者の顔写真2L 版(カ ラー)をパネル上部の演題名の左に添付して下さい。(詳細図参照) C. 展示には申請にしたがって机(幅120cm×奥行45cm×高さ70cm)を用意してあります。机使用の場合、 貼り付け面はタイトルも含めて幅120cm×高さ140cm になりますのでご注意下さい。なお当日、机の追 加はできませんのでご了承下さい。

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無料シャトルバス時刻表

乗降場所 徳島駅 (ホテルクレメント) ⇩ 会 場 (アスティとくしま) 鳴門駅 ⇩ 会 場 (アスティとくしま) 会 場 (アスティとくしま) ⇩ 徳島駅 (ホテルクレメント) 会 場 (アスティとくしま) ⇩ 大塚国際美術館 大塚国際 美術館 ⇩ 徳島駅 (ホテルクレメント) 運 賃 無 料 乗車時間 約 20 分 約 40 分 約 20 分 約 40 分 バス停 から 会場まで 約1分 時 間 8日、9日 8日 9日 8日 7 30、45 40 8 00、15、30、45 15、30 9 00、15、30、45 10 11 12 13 30 14 00、30 15 00、30 16 00、30 00、30、45 00 17 00、30、45 15、20、25、30、35 18 00 19 20 30 ※上記スケジュールは目安となります。当日の天候・交通事情により、随時運行となる場合がございます。 ※バス乗り場はP.10をご確認下さい。なお、鳴門駅発のバスはJR鳴門駅前バスロータリーから出発いたします。 ※ シャトルバスの運行本数には限りがございます。定員に達した場合、次の便または路線バスをご案内することがございますので、 予めご了承の程お願い申し上げます。 ※大塚国際美術館から徳島駅行のバスは同時に複数本運行予定です。

バス時刻表

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バス時刻表

路線バス時刻表

乗降場所 徳島駅(③番乗り場) ⇩ 会 場 (文理大学前) 徳島駅 (⑤番乗り場) ⇩ 会 場 (文理大学西口) 会 場 (文理大学前) ⇩ 徳島駅 会 場 (文理大学西口) ⇩ 徳島駅 バス名 / 路線番号 山城町 (ふれあい健康館)行 南部循環線 (左回り) (あいさい広場)行R55 バイパス線 徳島駅前行 南部循環線 (右回り) (徳島駅前)行R55 バイパス線 9、22、23 9、22 運 賃 210 円 乗車時間 約15 分 バス停 から 会場まで 約 5 分 約15 分 約 5 分 約15 分 時 間 平日 6 55 7 25、45 02、22、52 8 15、50 12、47 7 9 20ア 10、55 40 22 10 30 40 07、47 11 5、40 27、57 22 12 15、50 37 22 13 25 10 12、47 14 00、35 22、57 52 15 10、45 00 17、42 32 16 00、35 20、55 32 07、42 42 17 5、55 35 50 07、37 17 18 35 10 27 02、42 19 15 47 17 20 10 37 21 00 ※徳島駅9:20発のバスはアスティとくしま行となります。 ※上記スケジュールは目安となります。当日の天候・交通事情により、随時運行となる場合がございます。 ※臨時路線バスを運行予定です。詳しくは大会HPをご確認下さい。

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11月7日(月)

16:15-18:15

生涯研修セミナー

講演会場Ⅱ(徳島文理大学むらさきホール)

p105

矯正歯科医療における歯科衛生士の役割・アップデート

矯正治療時の患者さんと術者の予防意識を一致させる

~矯正治療期間は、予防の絶好のチャンス~

小森 朋栄 ‌‌日本歯科大学東京短期大学‌非常勤講師、井荻歯科医院、ふじた矯正歯科クリニック

MFT指導における歯科衛生士の役割

橋本 律子 ‌‌大野矯正クリニック‌歯科衛生士 座長 新井 一仁 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌卒後教育委員会‌委員長 末石 研二 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌卒後教育委員会‌委員

18:15-20:15

サテライトセミナー 2

講演会場Ⅱ(徳島文理大学むらさきホール)

p113

先天性多数歯欠如症例について基礎的・臨床的観点から考察する

先天性多数歯欠如症例への集学的アプローチ

須田 直人 ‌‌明海大学歯学部歯科矯正学分野‌教授

多数歯欠損症 ―原因遺伝子探索とinvivo機能解析―

泰江 章博 ‌‌徳島大学病院矯正歯科‌講師

先天性多数歯欠損症例への歯科矯正用アンカースクリューの応用

横関 雅彦 ‌‌横関矯正歯科クリニック‌院長 座長 吉田 教明 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌学術委員会‌副委員長 川元 龍夫 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌学術委員会‌委員

18:30-20:30

サテライトセミナー 1

講演会場Ⅰ(アスティとくしま1 階多目的ホール 1)

p109

咬合の長期安定性について

8020達成者の咬合調査から矯正治療後の長期安定のために生かせること

茂木 悦子 ‌‌東京歯科大学歯科矯正学講座‌客員教授

“Stability”のために治療開始前に考えること

高橋 滋樹 ‌‌高橋矯正歯科医院‌副院長

オキシタラン線維の咬合の安定性における役割を考察する

中島 一記 ‌‌福岡歯科大学成長発達歯学講座矯正歯科学分野‌助教 座長 末石 研二 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌学術委員会‌委員 黒江 和斗 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌学術委員会‌委員 大会プログラム 11月 7日 講演要旨 学術展示 症例展示 口 演 症例報告 Academic Exhibits Case Exhibits 著者索引

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11月7日(月)

10:00-18:00

専門医更新用症例審査

多目的ホール 3(アスティとくしま1階)

10:00-19:00

認定医新規申請者症例審査

第 4・5・6 会議室(アスティとくしま2階)

10:00-19:00

指導医更新用症例審査

第 2 特別会議室(アスティとくしま3階)

14:00-16:00

社員総会

第 1 特別会議室(アスティとくしま3 階) 11月 7日 大会プログラム 講演要旨 学術展示 症例展示 口 演 症例報告 Academic Exhibits Case Exhibits 著者索引

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11月8日(火)

9:15-9:25

開会式

講演会場Ⅰ(アスティとくしま1 階多目的ホール 1)

9:25-11:25

臨床セミナー 1

講演会場Ⅰ(アスティとくしま1 階多目的ホール 1)

p85

歯科矯正用アンカースクリューを用いた治療後の長期安定性

開咬と反対咬合の治療を通して考える垂直と水平的限界点

本吉 満 ‌‌日本大学歯学部歯科矯正学講座‌総合歯学研究所臨床研究部門‌准教授

歯科矯正用アンカースクリューを用いた歯の圧下における安定性、

およびその留意点について

加来 真人 ‌‌広島大学病院口腔健康発育歯科矯正歯科‌准教授

歯科矯正用アンカースクリューを用いた歯の水平的移動とその安定性

~臼歯遠心移動に関して~

渡邉佳一郎 ‌‌徳島大学大学院医歯薬学研究部口腔顎顔面矯正学分野‌助教

ガミースマイルを伴う上顎前突症における歯科矯正用アンカースクリューによる改善と

その安定性について

宮澤 健 ‌‌愛知学院大学歯学部歯科矯正学講座‌成人矯正歯科特殊診療科‌教授 座長 宮澤 健 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌理事、愛知学院大学歯学部歯科矯正学講座‌成人矯正歯科特殊診療科‌教授 上岡 寛 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌学術委員会‌委員、岡山大学大学院医薬学総合研究科歯科矯正学分野‌教授

9:30-11:25

臨床セミナー 2

講演会場Ⅱ(徳島文理大学むらさきホール)

p91

理学療法と矯正歯科治療

歯科矯正治療における低出力レーザー応用の可能性

清水 典佳 ‌‌日本大学歯学部歯科矯正学講座‌教授

振動刺激による歯周組織の賦活化 ~矯正学的歯の移動の促進効果に関する研究~

千葉 美麗 ‌‌東北大学大学院歯学研究科‌口腔機能形態学講座‌口腔生理学分野‌講師

高周波・電磁波照射の歯周組織再生療法への応用

湯本 浩通 ‌‌徳島大学病院歯科‌講師

Accelerationoftoothmovementandpreventionofrootresorptionby

ultrasound

Tarek‌El-Bialy,‌BDs,‌MSc,‌PhD,‌ABO,‌FRCD(C) ‌ ‌‌ Professor,‌Department‌of‌Dentistry,‌University‌of‌Alberta 座長 清水 典佳 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌理事長、日本大学歯学部歯科矯正学講座‌教授 谷本幸太郎 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌学術委員会‌委員、‌ 広島大学大学院医歯薬保健学研究科‌応用生命科学部門(歯科矯正学)‌教授 大会プログラム 11月 8日 講演要旨 学術展示 症例展示 口 演 症例報告 Academic Exhibits Case Exhibits 著者索引

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11月8日(火)

11:40-13:10

ラウンド・テーブル・ディスカッション

RTD会場(アスティとくしま3 階第1特別会議室)

p117

1. 3Dバーチャルモデルの有用性

久保田隆朗 ‌‌ユアーズ矯正歯科

2. 口蓋型歯科矯正用アンカースクリューを用いた臨床

斉宮 康寛 ‌‌神宮前矯正歯科

3. 矯正医、口腔外科医の連携をさらに深めるために

山口 芳功 ‌‌草津総合病院

4. 健診で得られる疫学データの歯科矯正医療への応用を考える

里見 優 ‌‌さとみ矯正歯科クリニック

5.

痛みの心理学-こころの痛みとからだの痛み-龍野 耕一 ‌‌たつの矯正歯科クリニック

6. 矯正用ブラケット撤去方法について

佐藤 俊仁 ‌‌さとう矯正歯科

7. ブラキシズムと上部消化管疾患等との関連性

永山 邦宏 ‌‌鹿児島大学医学部・歯学部附属病院‌矯正歯科

8. 矯正患者における永久歯先天性欠如について

関谷 利子 ‌‌鶴見大学歯学部歯科矯正学講座

11:45-13:15

日本歯科矯正器材協議会共催企画

講演会場Ⅰ(アスティとくしま1 階多目的ホール 1)

p131

企業プレゼンテーション

(お弁当付 先着 350 名)

13:25-15:15

シンポジウム

講演会場Ⅱ(徳島文理大学むらさきホール)

p79

女性の社会進出−医療現場で働く女性へのメッセージ

輝いて美しく -女性医療人へのエール-

水田 祥代 ‌‌学校法人福岡学園‌理事長、第‌23回日本歯科医学会総会‌会頭、九州大学‌名誉教授

女性歯科医師の活躍について

高田 淳子 ‌‌厚生労働省医政局歯科保健課‌歯科口腔保健専門官

矯正治療に、女性らしさを活かして・・・

田渕 雅子 ‌‌愛知学院大学歯学部歯科矯正学講座‌准教授

女性矯正歯科医の開業を阻む2つの壁

野村 泰世 ‌‌のむら矯正歯科‌院長 11月 8日 大会プログラム 講演要旨 学術展示 症例展示 口 演 症例報告 Academic Exhibits Case Exhibits 著者索引

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11月8日(火)

パネリスト ‌水野 真紀 ‌‌女優 座長 野村 泰世 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌常務理事、のむら矯正歯科‌院長

15:30-17:00

特別講演

講演会場Ⅰ(アスティとくしま1 階多目的ホール 1)

p75

高効率青色LEDの発明と将来の固体発光光源

中村 修二 ‌‌カリフォルニア大学サンタバーバラ校‌材料物性工学科‌教授 座長 田中 栄二 ‌‌徳島大学大学院‌医歯薬学研究部‌口腔顎顔面矯正学分野‌教授

9:00-17:00

認定医新規申請者症例展示

第 4・6 会議室(アスティとくしま2 階)

10:00-17:00

認定医更新用症例報告

第 5 会議室(アスティとくしま2 階)

p305

10:00-17:00

専門医新規申請者症例審査

第 2 特別会議室(アスティとくしま3階)

10:00-17:00

学術展示/症例展示

多目的ホール 2(アスティとくしま1 階)

p139 / p281

10:00-17:00

商社展示

アスティとくしま1 階~3 階

11:00-17:00

専門医更新用症例展示

多目的ホール 3(アスティとくしま1階)

11:00-17:00

指導医更新用症例審査

第 2 特別会議室(アスティとくしま3階)

19:00-20:30

懇親会

大塚国際美術館システィーナ・ホール 大会プログラム 11月 8日 講演要旨 学術展示 症例展示 口 演 症例報告 Academic Exhibits Case Exhibits 著者索引

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11月9日(水)

9:00-11:00

臨床セミナー 3

講演会場Ⅰ(アスティとくしま1 階多目的ホール 1)

p97

マルチブラケットシステム治療の効率性と安定性

スタンダードエッジワイズ装置を基本に据えた矯正歯科治療と臨床教育

齋藤 功 ‌‌新潟大学大学院医歯学総合研究科歯科矯正学分野‌教授

アレキサンダーディシプリンに基づいた矯正臨床の安定性と効率バランス

小川 晴也 ‌‌小川矯正歯科‌院長

ストレートワイヤーエッジワイズシステムーMcLaughlinシステムのエッセンスと臨床

二宮 隆 ‌‌医療法人‌アイデアルアーチ‌二宮矯正歯科医院‌院長

ゼロベース・バイオプログレッシブ法における治療の効率性と安定性

石山 隆文 ‌‌石山矯正歯科クリニック‌院長 座長 齋藤 功 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌常務理事、新潟大学大学院医歯学総合研究科歯科矯正学分野‌教授 二宮 隆 ‌‌医療法人‌アイデアルアーチ‌二宮矯正歯科医院‌院長

9:00-11:00

口演

口演会場(アスティとくしま3 階第 1 特別会議室)

p134

座長 谷本幸太郎 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌学術委員会‌委員 高橋 一郎 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌学術委員会‌委員 上岡 寛 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌学術委員会‌委員

11:00-12:00

スタッフ&ドクターセミナー

講演会場Ⅰ(アスティとくしま1 階多目的ホール 1)

p103

個人の強みを活かした組織づくりと接遇

福永由里子 ‌‌一般社団法人‌信頼される企業育成‌代表理事 座長 居波 徹 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌認定医・専門医制度改革検討委員会‌委員、いなみ矯正歯科‌院長

11:00-12:00

指導者講習会

指導者講習会会場(アスティとくしま3 階第 1 特別会議室)

p123

認定医の取得、更新を目指す方、また、その指導者へ

山田 一尋 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌認定医委員会‌委員長

基本研修および臨床研修におけるアウトカム

末石 研二 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌管理指導医委員会‌委員長

臨床研修施設の新規申請、研修機関からの実態報告、および実地調査

新井 一仁 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌卒後教育委員会・(兼務)研修機関検討委員会‌委員長 11月 9日 大会プログラム 講演要旨 学術展示 症例展示 口 演 症例報告 Academic Exhibits Case Exhibits 著者索引

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11月9日(水)

大会プログラム 11月 9日 講演要旨 学術展示 症例展示 口 演 症例報告 Academic Exhibits Case Exhibits 著者索引

13:00-14:00

教育講演

講演会場Ⅰ(アスティとくしま1 階多目的ホール 1)

p77

メカニカルストレスと骨

松本 俊夫 ‌‌徳島大学藤井節郎記念医科学センター‌顧問 座長 森山 啓司 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌常務理事、東京医科歯科大学大学院‌医歯学総合研究科‌顎顔面矯正学分野‌教授

14:00-16:00

JOSフォーラム

講演会場Ⅰ(アスティとくしま1 階多目的ホール 1)

p129

Ⅰ.理事長挨拶

清水 典佳 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌理事長

Ⅱ.各賞表彰式

清水 典佳 ‌‌公益社団法人日本矯正歯科学会‌理事長

Ⅲ.JOSインフォメーション・アップデート

(1) 学術委員会:

公益社団法人日本矯正歯科学会 学術委員会委員長 齋藤

(2) 認定医委員会:

‌公益社団法人日本矯正歯科学会 認定医委員会委員長 山田 一尋

(3) 専門医委員会:

公益社団法人日本矯正歯科学会 専門医委員会委員長 府川 俊彦

(4) 認定医 ・専門医制度改革検討委員会:

公益社団法人日本矯正歯科学会 認定医‌・専門医委員会委員長 澤 秀一郎

(5) 編集委員会:

‌公益社団法人日本矯正歯科学会 編集委員会委員長 宮脇 正一

(6) 倫理裁定委員会:

公益社団法人日本矯正歯科学会 倫理裁定委員会委員長 中村 芳樹

(7) 国際渉外委員会:

公益社団法人日本矯正歯科学会 国際渉外委員会委員長 森山 啓司

Ⅳ.JOSホット・トピックス

(1) 第9回国際矯正歯科会議(9th IOC) 2020 大会 その成功に向けての道程

‌ ‌‌小野 卓史 9th‌IOC‌2020大会準備委員会‌委員長

(2) 医療問題検討委員会報告

‌ ‌‌宮澤 公益社団法人日本矯正歯科学会 医療問題検討委員会‌委員長 司会:森山 啓司 公益社団法人日本矯正歯科学会‌常務理事

16:00

閉会式

講演会場Ⅰ(アスティとくしま1 階多目的ホール 1)

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11月9日(水)

9:00-16:00

専門医更新用症例展示

多目的ホール 3(アスティとくしま1階)

9:00-16:00

専門医新規申請症例展示

第 2 特別会議室(アスティとくしま3階)

9:00-16:00

認定医新規申請症例展示

第 4・6 会議室(アスティとくしま2 階)

9:00-16:00

認定医更新用症例報告

第 5 会議室(アスティとくしま2 階)

9:00-16:00

指導医更新用症例展示

第 2 特別会議室(アスティとくしま3階)

9:00-16:00

学術展示/症例展示

多目的ホール 2(アスティとくしま1 階)

p139 / p281

9:00-16:00

商社展示

アスティとくしま1 階~3 階 11月 9日 大会プログラム 講演要旨 学術展示 症例展示 口 演 症例報告 Academic Exhibits Case Exhibits 著者索引

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大会プログラム 講演要旨 学術展示 症例展示 口 演 症例報告 Academic Exhibits Case Exhibits 著者索引

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AE-004

Effect of unilateral nasal obstruction on morphology of jaw-closing

muscles in growing rat

TANG Huan1, YONEMITSU Ikuo1, IKEDA Yuhei1, MIYAZAKI Mutsumi1, SHIBATA Shunichi2,

ONO Takashi1

1Department of Orthodontic Science, Graduate School of Medical and Dental Sciences, Tokyo Medical and Dental University, Tokyo, Japan,

2Department of Maxillofacial Anatomy, Graduate School of Medical and Dental Sciences, Tokyo Medical and Dental University, Tokyo, Japan

AE-005

Comparison of micro-osteoperforation and corticision on the rate of

orthodontic tooth movement in rats

TSAI Chi-Yang1, HSIEH Hsueh-Yin1, YANG Teng-Kai2, CHONG See-Yen2

1Department of Orthodontics, Taipei Medical University, 2Department of Dentistry, Taipei Medical University Hospital

AE-006

Analysis of force on brackets generated by NiTi archwires in leveling

phase using FEM

TUAN Nguyen Anh, HAMANAKA Ryo, YAMAOKA Satoshi, SUMI Mayumi, OZAKI Hiroya, TOMINAGA Junya, KOGA Yoshiyuki, YOSHIDA Noriaki

Department of Orthodontics and Dentofacial Orthopedics, Nagasaki University Graduate School of Biomedical Sciences AE-007

Investigation of anchorage condition in orthodontics by three-dimensional

finite element analysis

LIN Ting-Sheng1, CHEN Chih-Yu2, CHEN Jui-Hsieh1

1Department of Biomedical Engineering, I-Shou University, 2Department of Dentistry, E-Da Hospital

AE-008

Effectiveness of myostatin targeting siRNA and ActRIIB-Fc fusion protein in

skeletal muscle mass

BAYARSAIKHAN Od1, KAWAI Nobuhiko2, MORI Hiroyo2, KINOUCHI Nao2, TANAKA Eiji2

1Department of Orthodontics and Dentofacial Orthopedics, Tokushima University Graduate School of Oral Sciences, 2Department of Orthodontics and Dentofacial Orthopedics, Institute of Biomedical Sciences, Tokushima University Graduate School

AE-009

Fluoride release/recharge ability and cytotoxity of a layered double

hydroxide contained restorative system

HUNG Chih-Ying1,2, LIN Dan-Jae2,3, YU Jian-Hong1,2, UAN Jun-Yen4

1Department of Orthodontics, China Medical University Hospital Medical Center, Taichung, Taiwan, 2School of Dentistry, China Medical University,Taichung, Taiwan,

3Department of dental hygiene, China Medical University, Taichung, Taiwan,

4Department of Material Science and Engineering, National Chung Hsing University, Hsinshu, Taiwan

AE-010

Antimicrobial and physical characteristics of orthodontic primers

containing antimicrobial agents

AHN Sug-Joon, CHUNG Shin-Hye, LIM Bum-Soon Department of Orthodontics, Seoul National University

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第75回日本矯正歯科学会大会 大会プログラム 講演要旨 学術展示 症例展示 口 演 症例報告 Academic Exhibits Case Exhibits 著者索引

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特別講演

11月8日(火)15:30~17:00 講演会場Ⅰ(アスティとくしま 1階 多目的ホール1)

高効率青色LEDの発明と将来の固体発光光源

中村 修二

(カリフォルニア大学サンタバーバラ校‌材料物性工学科‌教授) 略 歴 1973年 徳島大学工学部電子工学科入学 1979年 徳島大学大学院工学部修士課程卒業 同年 日亜化学工業(株)入社 受 賞 1996年 仁科記念賞 1997年 大河内記念賞 1998年 ランク賞(英国)C & C 賞 IEEE ジャックモートン賞(米国) 2000年 本田賞 カールツアイス賞 (ドイツ) 2002年 ベンジャミンフランクリンメダル(米国) 2006年 ミレニアム技術賞 (フィンランド) 2008年 プリンスアストオリアス賞(スぺイン) 2009年 ハーヴェイ賞 (イスラエル) 2014年 ノーベル物理学賞 (スウェーデン) 文化勲章 2015年 チャールズスタークドレイパー賞(米国) グローバルエネルギー賞(ロシア) ノーベル物理学賞受賞発表後の翌日から一斉に、日本のほぼ全てのマスメデイアの報道(新聞、テレビ)は、「赤崎・ 天野氏、青色 LED の開発」、「中村氏、その量産化技術の開発」と紹介してきた。ノーベル賞発表直後の10月8日のテレ ビ放送は、全部そのように紹介して、私は怒り、TV のデイレクターに文句を言った。私は、これはマスメデイアだけの 問題だと思っていたが、そうではなかった。今年の2月ぐらいに、ある新聞社の記者が、独立行政法人新エネルギー技術 総合開発機構(NEDO)、独立行政法人科学技術振興機構(JST)のウェブサイトも同様だよと、連絡を受けた。調べてみる とそのようになっていた。そこで他を調べると、日本学術会議、文部科学省のウェブサイト、応用物理学会誌の誌も同 様であった。全て直接、文句を言って、3 ~ 4月ぐらいには全て、変更していただいた。ただ応用物理学会誌だけはその ままである。応用物理学会誌では東大の偉い先生方がそのように三人の業績を述べ、お祝い文を載せている。 このように、日本の産官学の方たちは、ノーベル物理学賞がどのような業績に授与されるか、全く理解されてない。 ノーベル物理学賞とは「物理学における発見、あるいは発明に授与する」とアルフレッドノーベルの遺志によりはっきり、 定義されているのである。また、このような、間違った三人の業績の紹介は、新聞社の記者に言わせると、2005 ~ 2006年ぐらいに、そのような、通達がどこからか来て、広まってきたとのことである。それ以来、ノーベル賞発表まで そのように、報道し、扱ってきたとのことである。その通達を広めた根源は、誰なのか?ぜひ新聞社の方に解明してい ただきたい。私の力には限界がある。 私は1993年11月の高効率青色発光ダイオード発明以来、今日まで、数々の国際的権威のある賞を受賞しているが、 受賞理由は、全て「青色 LED の発明あるいは開発」である。一度も「量産化技術の開発」では受賞してない。日本の産官学 の主張が正しいなら、私はノーベル物理学賞で初めて「量産化技術の開発」で受賞したことになる。しかも過去、誰もその ような受賞理由でノーベル物理学賞を受賞した人はいない。今回のノーベル物理学賞の発表以来、連日連夜、マスメデ イアを筆頭に学術関係者等がそのように広めたので、日本の隅々まで私の業績は「量産化技術の開発」になってしまった。 例えば、最近、中学、高校の教科書、あるいは、科学のポスターを作っている業者がそのように、連絡してきて、それ を訂正させるのに一か月間もメールのやり取りをしなければならなかったのである。このような間違った報道に関して、 上記の産官学の人たちは一切責任を取らず、やりっぱなしである。 参照科学論文付きで、どうやって、青色 LED が開発されてきたか述べるので、「赤崎・天野氏、青色 LED の開発」、 「中村氏、その量産化技術の開発」が正しいかどうか、皆さん自身で判断していただきたい。 また、青色 LED を用いた白色照明は、睡眠障害を起こすことが指摘され、日本では青色 LED の光が直接、目に入る のを防ぐ眼鏡がはやった。最近、紫色 LED を用いた白色照明が開発された。これは、青色光は、蛍光体の発光から来る ので、ブロードなスペクトルの光で、光のピーク強度が弱く、青色光による、健康への障害が、大きく軽減される。最近 では青色半導体レーザーを使用した、白色光源も自動車のヘッドランプに使用されている。青色半導体レーザーを光源に 使用すると、方向性を持った非常に光密度の高い光源を作れる。これら、最近の白色照明についても、述べたいと思う。

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第75回日本矯正歯科学会大会 大会プログラム 講演要旨 学術展示 症例展示 口 演 症例報告 Academic Exhibits Case Exhibits 著者索引

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教育講演

11月9日(水)13:00~14:00 講演会場Ⅰ(アスティとくしま 1階 多目的ホール1)

メカニカルストレスと骨

松本 俊夫

(徳島大学藤井節郎記念医科学センター‌顧問) 略 歴 1974年 東京大学医学部卒業 1977年 東京大学医学部第 1内科 医員 1978年 アメリカ合衆国エール大学内科内分泌部門 研究員 1982年 東京大学医学部第 4内科 助手 1987年 東京厚生年金病院内科 医長 1988年 東京大学医学部第 4内科 講師 1996年 徳島大学医学部第 1内科 教授 2004年 徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部 生体情報内科学 教授(〜 2014年) 2006年 徳島大学医学部長・大学院医科学教育部長(〜 2009年) 2012年 徳島大学 副理事(〜 2016年) 2014年 徳島大学藤井節郎記念医科学センター長 2016年 徳島大学先端酵素学研究所 藤井節郎記念医科学センター 顧問 受 賞 2008年 日本内分泌学会 学会賞 2011年 日本骨代謝学会 尾形賞 2013年 日本骨粗鬆症学会 学術振興賞 2014年 日本骨代謝学会 学会賞

骨は活発な再構築を繰り返しており、力学的負荷は骨吸収と骨形成の平衡関係を維持する上で重要である。

宇宙の微小重力環境ではこの骨代謝平衡が壊れ、骨形成が抑制されると共に骨吸収は亢進する。その結果、

宇宙では6 ヶ月で10%近くという閉経後女性の10倍以上の速度で骨量が失われる。この宇宙での骨量減少

を防止するため、JAXA と NASA の共同でビスホスホネート(アレンドロネート)の週1回服用製剤を用い、

宇宙での骨量減少の防止効果を検討したところ、大腿骨近位部や腰椎での骨密度の減少が防止された。同時

に、骨カルシウムの動員増加による尿中カルシウムの増加も抑制された。しかし、骨吸収抑制薬による骨吸

収の抑制だけでは長期的な力学的負荷の低減による骨形成の低下に基づく骨量減少・骨強度低下は防止でき

ない。

力学的負荷は、Wnt シグナル抑制因子であるスクレロスチンや Dkk-1,2などの発現を抑制し Wnt シグ

ナルの促進を介して骨形成を促進することが明らかとなっている。しかしこれらの Wnt 抑制因子の発現が

力学的負荷で抑制される機序は明らかでなかった。力学的負荷に反応して骨芽細胞系細胞での IL-11発現が

急峻かつ一過性に増加する。そして IL-11がスクレロスチン、Dkk-1,2の発現を何れも強力に抑制すること

が明らかとなった。さらに IL-11欠損マウスでは、全身の負荷骨の骨量が減少すると共に、力学的負荷に対

する骨形成反応が低下していた。IL-11は前駆細胞からの骨芽細胞分化を促進する一方、脂肪細胞分化を抑

制する。そして IL-11欠損マウスでは骨髄の脂肪髄化に加え、全身の脂肪組織が増大しインスリン抵抗性の

増大や耐糖能の低下も伴っていた。したがって、骨の力学的負荷に反応して発現が変化する IL-11が、骨量

のみならず全身の脂肪量にも影響を及ぼしエネルギー代謝の制御にも関与する可能性が明らかとなった。

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第75回日本矯正歯科学会大会 大会プログラム 講演要旨 学術展示 症例展示 口 演 症例報告 Academic Exhibits Case Exhibits 著者索引

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シンポジウム

11月8日(火)13:15~15:25 講演会場Ⅱ(徳島文理大学 むらさきホール)

輝いて美しく - 女性医療人へのエール -

水田 祥代

(‌学校法人福岡学園‌理事長、第 23回日本歯科医学会総会‌会頭‌ 九州大学‌名誉教授) 略 歴 1966年 九州大学医学部卒業 1974年 九州大学大学院修了・医学博士取得(九州大学甲第 474号) 1989年 九州大学教授 2004年 九州大学病院長 2008年 九州大学理事・副学長 2011年 学校法人福岡学園・福岡歯科大学常務理事 2015年 学校法人福岡学園・福岡歯科大学理事長 受 賞 1995年 財団法人日本女医会 吉岡 弥生賞 2014年 西日本文化賞 2016年 世界小児外科学会連合(WOFAPS) TheLifetimeAchievementAwards 著 書 “Complicationsinneonateswithshortbowelsyndromeandlong-termparenteralnutrition”/SuitaS,MasumotoK, YamanouchiT,NaganoM,NakamuraM/JPEN/23(5):106-109,1999 “Changingprofileofparenteralnutritioninpediatricsurgery:a30-yearexperienceatoneinstitute.”/SuitaS, YamanouchiT,MasumotoK,OgitaK,NakamuraM,TaguchiS/Surgery/131:S275-82,2002

国を始め、社会的全体として女性医療人の離職を防ぐための環境整備への関心が高まっている。しかし、

依然として女性医療人の働く環境は厳しく、このような支援のエンドポイントは何かということや、その方

法などに支援する側とされる側の想いに「ずれ」があることも事実であり、両立支援は迷走している面も多い。

保育園の開設や当直の免除等で少しでも働くことで女性医療人支援を達成しているという錯覚はさけるべき

であり、本当の意味での女性医療人支援は意思決定の場に女性が参加することであろう。

女性は男性に比べて決断力に劣るためにチームのリーダーとしては無理だという意見がある。しかし、こ

れは個人の能力・資質の問題であろう。多くの国々で大統領や首相、企業や大学のトップとして女性が活躍

している。男女雇用機会均等法が施行されて25年以上経た我が国においても「女子力」が注目され、行政や

企業における女性の進出は進んではいるが、2015年の日本企業の管理職の女性比率を階級別に見ると課長

級9.8%、部長級6.2%であり、欧米先進国と比べてその水準は低い。学術の分野でも、女性研究者の全研究

者に占める比率は近年微増しているものの(平成6年8.6%、平成27年14.7%)、米国34.3%、英国38.1%

に比べると国際的にはかなり低い。また大学教員の職位でも平成27年度で女性教員は教員全体の23.2%で

あるが、教授職は15.0%である。なぜこのように女性のトップが少ないのかということを考える時期に来て

いる。

上司や男性同僚たちには女性の部下や同僚に対して常にフェアーであってほしい。チャンスもフェアーに

与え、評価もフェアーにしてほしいと願う。一方女性は本当に望むことであれば、育児や就業支援などの制

度設定のみをエンドポイントとして満足することなく、意思決定の場への参加をめざすことを躊躇しないで

ほしい。確かにそういう立場につくと仕事量も増え、責任も増えるが、一方では自分の世界が広がり、視野

も広がり、能力もさらにアップし、人生が豊かになる。その素晴らしい醍醐味を十分味わってほしい。

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The 75th Annual Meeting of the Japanese Orthodontic Society 大会プログラム 講演要旨 学術展示 症例展示 口 演 症例報告 Academic Exhibits Case Exhibits 著者索引

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シンポジウム

11月8日(火)13:15~15:25 講演会場Ⅱ(徳島文理大学 むらさきホール)

女性歯科医師の活躍について

高田 淳子

(‌厚生労働省医政局歯科保健課‌歯科口腔保健専門官) 略 歴 2003年 3月 東北大学歯学部 卒業 2003年 4月 厚生労働省 医政局 歯科保健課 2006年 4月 厚生労働省 関東信越厚生局 医事課 2008年 4月 厚生労働省 医政局 医事課 試験免許室 2010年 4月 山口県 健康増進課 2012年 8月 厚生労働省 医政局 歯科保健課 2015年 10月〜現在 厚生労働省 医政局 歯科保健課 歯科口腔保健推進室 (2013年 11月〜2014年 3月 大臣官房統計情報部人口動態・保健社会統計課併任) (2011年 8月〜 2015年 3月 医政局 経済課併任) (2015年 4月〜現在 健康局 健康課併任)

現在、あらゆる分野で女性の活躍の重要性及びその支援の在り方等について議論されているところである。

歯科界においては、全年齢に占める女性歯科医師の割合は約2割であるが、20歳代では既に4割を占めてい

る。これをうけ、厚生労働省においても、歯科医師の資質向上検討会に女性歯科医師の活躍に関するワーキ

ンググループを設置し、社会的背景を踏まえた上で、女性歯科医師の活躍の場所や働き方について、御議論

を頂いているところである。

医師・歯科医師・薬剤師調査及び医療施設調査によると、我が国の歯科医師の約9割は歯科診療所におい

て診療に従事しており、多くの男性歯科医師が診療所を開設・管理するのに対し、女性歯科医師は勤務する

者が多い。また、歯科診療所の平均職員数は5名以下と小規模な事業所であること等から、新たに歯科医師

の雇用や、復職支援等の取組は活発とはいえない。

女性歯科医師の働きやすい環境づくりとして、出産、育児、介護等のライフイベントにあわせたフレキシ

ブルな勤務形態の設定、仕事と家庭の両立支援制度の活用、復職等に際しての技術研修の実施、就労環境の

向上等を図ることは、すべての歯科医師の働きやすい環境づくりとなることに鑑み、大学、歯科医師会、学会、

行政等の関係者が協力のうえ、当該取組を推進することが期待される。

なお、女性歯科医師の活躍のためには、周囲の理解、関係者の支援等ももちろんだが、本人の努力も非常

に重要であることも忘れてはならない。

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第75回日本矯正歯科学会大会 大会プログラム 講演要旨 学術展示 症例展示 口 演 症例報告 Academic Exhibits Case Exhibits 著者索引

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シンポジウム

11月8日(火)13:15~15:25 講演会場Ⅱ(徳島文理大学 むらさきホール)

矯正治療に、女性らしさを活かして・・・

田渕 雅子

(愛知学院大学歯学部歯科矯正学講座‌准教授) 略 歴 1999年 愛知学院大学歯学部歯学科卒業、歯科矯正学講座専科専攻生 2001年 愛知学院大学大学院歯学研究科入学(歯科矯正学) 2005年 愛知学院大学歯学部歯科矯正学講座助手 2007年 同助教 2008年 同講師 2012年 カリフォルニア大学ロサンゼルス校歯学部先端補綴学講座  ワイントロープセンター客員研究員 2015年 愛知学院大学歯学部歯科矯正学講座准教授 公益社団法人日本矯正歯科学会 認定医・指導医・専門医

当講座で女性がしめる割合は、私が入局した頃よりも格段に増え、今では半数以上となりました。診療室

を見渡すと、女性ばかりという光景も珍しくありません。

矯正学講座に入局後の2-3年の間は、良い矯正歯科医になるための基礎となる大切な時期です。毎日忙

しく、女性にとっては、体力面において多少不利かもしれません。しかし、その基礎研修を終え、臨床の場

に出ると状況が一転します。矯正歯科に受診する患者さんの多くは、女性と子供です。女性特有の優しい雰

囲気、きめ細やかさ、バランスの良さ、美意識の高さは、矯正歯科治療に適していると思います。男性には

負けない!男女平等!ではなく、そんな女性らしさを長所として活かし、伸ばしていくことが、女性歯科医

師の強みだと思います。その一つとして、矯正治療で良好な咬合を獲得する事はもちろんですが、女性の視

点から見た、審美的な側面を配慮した治療の選択も、とても大切だと考えています。

本シンポジウムでは、女性矯正歯科医のメリットやデメリット、また、現在当講座で行っている、より良

いスマイルを獲得するための歯科矯正用アンカースクリューを用いた治療法について、お話させていただけ

ればと考えています。

(83)

The 75th Annual Meeting of the Japanese Orthodontic Society 大会プログラム 講演要旨 学術展示 症例展示 口 演 症例報告 Academic Exhibits Case Exhibits 著者索引

83

シンポジウム

11月8日(火)13:15~15:25 講演会場Ⅱ(徳島文理大学 むらさきホール)

女性矯正歯科医の開業を阻む2つの壁

野村 泰世

(のむら矯正歯科‌院長) 略 歴 1982年 東京医科歯科大学歯学部卒業同大学院歯学研究科入学 1986年 東京医科歯科大学大学院修了博士号取得 1986年 東京医科歯科大学矯正科勤務 1991年 大学を退職狛江市にのむら矯正歯科開設 現在に至る

全国68,000軒の歯科医院の内、矯正歯科専門開業医は1500から1800軒です。そのうち女性の専門開業

医はほぼ5%の100軒。女性の矯正専門開業医を代表し、大学で研修を受けた女性の矯正歯科医に専門開業

をお勧めします。

その開業を阻む2つの壁として 以下に挙げます。

1.「開業」までの壁

① 金融機関の融資を求める

② 自分に適した開業場所を選択する

③ 自分の目的にあった診療所を作る

2.「開業」からの壁

① 院長としてスタッフを教育する

② 経営をマネージメントする

③ 専門医として治療を提供する

男性であれ、女性であれ開業に際して乗り越えるべき壁は同じかもしれません。現代では、ことに医療に

おいて、プロフェッショナルであれば、女性の活躍が大きく求められている時代であり、歯科それも矯正歯

科は女性の特性が充分に活かせる医療現場であるといえます。さらに、我々女性に求められる「家庭」「子育

て」「介護」を乗り越えるためには、1日、年間、人生の時間軸が非常に大切です。その時間をコントロール

するのに矯正歯科専門開業は適していることをお話しさせていただきます。

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第75回日本矯正歯科学会大会 大会プログラム 講演要旨 学術展示 症例展示 口 演 症例報告 Academic Exhibits Case Exhibits 著者索引

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シンポジウム

11月8日(火)13:15~15:25 講演会場Ⅱ(徳島文理大学 むらさきホール)

パネリスト

水野 真紀

(女優) 略 歴 (1987年)第 2回「東宝シンデレラ」審査員特別賞を受賞後、NHK 朝の連続テレビ小説『凛凛と』への出演 から本格的に女優デビュー。 初代、パナソニック電工「きれいなおねえさん」として人気を博し、その後、ドラマや CM、映画、バラエ ティーなど幅広く活躍。 2001年から、司会も務めるグルメ情報番組『水野真紀の魔法のレストラン R』(毎日放送)は 16年目を迎える。 調理については、98年にお菓子つくりの為、ロンドンに短期留学。レシピ集も多数出版され、料理は調理師免許を取得されるほどの 腕前である。

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臨床セミナー 1

11月8日(火)9:25~11:25 講演会場Ⅰ(アスティとくしま 1階 多目的ホール1)

開咬と反対咬合の治療を通して考える垂直と水平的限界点

本吉 満

(‌日本大学歯学部歯科矯正学講座‌総合歯学研究所臨床研究部門‌准教授) 略 歴 1984年 日本大学松戸歯学部卒業 1990年 歯学博士(日本大学) 1992年 日本大学歯学部歯科矯正学講座助手 1996年 米国アラバマ州立大学歯学部客員研究員 2004年 日本大学歯学部歯科矯正学講座講師 2008年 日本大学矯正歯科学会専門医 2009年 日本大学歯学部歯科矯正学講座准教授 受 賞 2014,2015年 日本矯正歯科学会大会優秀発表賞受賞 主な著書 「新矯正歯科治療論」、「歯科矯正用アンカースクリューの基礎と実践−安全な植立と臨床応用例−」、「テンポラリーアンカレッジデバイ ス(TAD)による矯正歯科治療」など

近年、歯科矯正用アンカースクリュー(以下スクリュー)を固定源として利用した矯正歯科治療が広く行わ

れている。これを口蓋や唇頬側歯槽骨に設置することにより、絶対不動の固定源が得られ、患者の協力性に

依存することなく、良好な治療結果を容易に得ることが可能となった。

これに伴い、従来は骨格的な改善を行うために外科的矯正治療を適応せざるを得なかった症例が、スク

リューの応用により外科処置を併用せずとも、ある程度の骨格的改善が行えるようになり、患者の負担を顕

著に低減することが可能となった。これは従来困難であった大臼歯の効率的な移動が可能になったことに依

るが、次なる課題として、この大臼歯の移動に限界はあるのか?あるとしたらその限界量はどの程度なの

か?という点を考えていく必要がある。過度な歯の移動は後戻りを誘発し、術後の安定性を低下させる要因

となるかもしれない。歯の移動に際しては口腔周囲筋の機能的な問題等も十分に考慮する必要があると考え

られる。従来使用されてきたヘッドギアなどの顎外固定装置や舌側弧線装置などの口腔内装置に代わり、ス

クリューが利用されるようになり、治療結果の予知性は極めて高くはなってきたが、これからは術後10年、

20年の長期予後安定性までを含めた予知性を高めていく必要性がある。

今回供覧する第1症例は開咬症例で繰り返し後戻りを生じ、術後10年以上に渡り、経過を診た症例であり、

この症例を通して垂直的なコントロールの限界と長期安定性について考察する。第2症例は反対咬合症例で

改善に長期間を要した症例である。これら2つの難症例を通して、垂直的および水平的な限界、ならびに効

率的な治療法と術後の安定に関わる要因について、会員の皆様とともに議論できれば幸いである。

(87)

The 75th Annual Meeting of the Japanese Orthodontic Society 大会プログラム 講演要旨 学術展示 症例展示 口 演 症例報告 Academic Exhibits Case Exhibits 著者索引

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臨床セミナー 1

11月8日(火)9:25~11:25 講演会場Ⅰ(アスティとくしま 1階 多目的ホール1)

歯科矯正用アンカースクリューを用いた歯の圧下における

安定性、およびその留意点について

加来 真人

(‌広島大学病院口腔健康発育歯科矯正歯科‌准教授) 略 歴 1995年 岡山大学歯学部卒業 1995年 広島大学大学院歯学研究系歯学研究科(歯科矯正学)入学 1999年 同上修了 2000年 広島大学歯学部附属病院矯正科助手 2003年 フロリダ大学歯学部矯正科留学 (文部科学省在外研究員) 2013年 広島大学歯学部附属病院矯正科講師 2015年 広島大学歯学部附属病院矯正科准教授 受 賞 2003年 第 36回広島大学歯学会総会奨励賞 2003年 HattonTravelAwardofthe81stInternationalAssociationforDentalResearch 著 書 2005年包括歯科医療対応の矯正歯科治療−基本的手技と展開−(東京臨床出版) 2014年SkeletalAnchorageinOrthodonticTreatmentofClassIIMalocclusion(MosbyElsevier,London)

歯科矯正用アンカースクリューの使用により、これまで困難であった大臼歯の圧下や遠心移動が可能とな

り、患者の協力を必要としないことから、歯の移動が効率よく行われるようになった。しかしながら、スク

リューを用いて歯の移動を行った後の咬合の安定性についての報告は多いとは言えず、特に歯の圧下後の安

定性に関してはほとんど報告がないのが現状である。そこで今回の報告では、歯科矯正用アンカースクリュー

を用いて歯の圧下を行った症例について、その安定性を検討するため、上顎骨切り術による大臼歯圧下との

比較を行なうとともに、大臼歯圧下後の後戻りに影響を与える因子について検索を行う。また、歯の移動に

伴う歯根吸収や歯髄壊死といった偶発症にも焦点を当て、矯正用アンカースクリューを用いた歯の移動の留

意点について述べる。

対象は広島大学病院矯正科を受診し、矯正用アンカースクリューを用いて上顎大臼歯の圧下を行い、保定

期間が4年以上である症例をスクリュー群、上顎大臼歯部を LeFort Ⅰ型骨切り術により圧下を行った症例

をオペ群とした。それぞれの群についてにおける矯正歯科治療前後における大臼歯圧下量を計測し、次に動

的治療終了時と保定観察期間中における大臼歯後戻り量を計測した。また、それぞれの群の動的治療終了時

と保定観察期間中における大臼歯後戻り率を算出した。さらに、スクリュー群の大臼歯の後戻りに影響を与

える因子として①保定時年齢 ②保定期間 ③大臼歯圧下量 ④初診時ANB ⑤初診時FMA ⑥初診時

U6- NF ⑦初診時オーバージェット ⑧初診時オーバーバイトの計8つの項目と大臼歯後戻り量につい

て相関分析を行った。

歯の移動に伴う歯根吸収、および歯髄壊死については広島大学で現在行っている基礎研究、および臨床研

究の紹介を行うとともに、実際の症例を交えながら、その対応策について詳述する。

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第75回日本矯正歯科学会大会 大会プログラム 講演要旨 学術展示 症例展示 口 演 症例報告 Academic Exhibits Case Exhibits 著者索引

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臨床セミナー 1

11月8日(火)9:25~11:25 講演会場Ⅰ(アスティとくしま 1階 多目的ホール1)

歯科矯正用アンカースクリューを用いた歯の水平的移動と

その安定性~臼歯遠心移動に関して~

渡邉 佳一郎

(‌徳島大学大学院医歯薬学研究部口腔顎顔面矯正学分野‌助教) 略 歴 2007年 3月 徳島大学歯学部歯学科卒業 2012年 3月 徳島大学大学院口腔科学教育部修了(歯学博士) 2012年 4月 徳島大学病院矯正歯科 助教 2013年 10月 日本矯正歯科学会 認定医 2014年 4月〜現在 徳島大学大学院医歯薬学研究部口腔顎顔面矯正学分野 助教 受 賞 2010年 10月 ASBMR2010YoungInvestigatorAward

歯科矯正用アンカースクリューが絶対的固定源として広く普及し、患者の協力性に依存することなく、臼

歯および歯列全体の遠心移動や、前歯および臼歯の圧下など、水平的・垂直的に自由度の高い三次元的な歯

の移動が行えるようになり、矯正歯科診療のパラダイムシフトが生じている。

絶対的固定源の使用により、従来の治療メカニクスでは困難であった歯の移動をシンプルかつ効率的に行

えるようになったが、この “ 従来は困難であった歯の移動に対する予後 ”、すなわち移動後の安定性に関す

る報告は未だ少なく、特に水平的な歯の移動(臼歯遠心移動)の長期安定性に関しては不明な点が多い。

我々は歯科矯正用アンカースクリュー導入当初から、臼歯および歯列全体(en masse で歯列全体を一塊

として)の遠心移動の概念を診断ならびに治療計画の立案に取り入れてきた。それにより、動的治療期間の

短縮やクオリティの高い治療結果を獲得できるようになった。しかしながら、実際の治療例においては、臼

歯および歯列全体の遠心移動が困難であったり、後戻りが散見されるのが現状である。

本講演では、歯科矯正用アンカースクリューを用いた歯の水平的移動(遠心移動)の移動限界に関する臨床

研究データを示すとともに、水平的移動後の安定性について、治療経過、治療および保定前後の比較から得

られた知見をもとに考察し、長期に亘る安定を得るためにどうすべきかをお話させていただきたい。本講演

が、歯科矯正用アンカースクリューを用いた水平方向への歯の移動を含む治療体系の確立のための一助とな

ることを期待する。

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