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11月8日(火)13:15~15:25 講演会場Ⅱ(徳島文理大学 むらさきホール)

女性矯正歯科医の開業を阻む2つの壁

野村 泰世

(のむら矯正歯科‌院長)

略 歴

1982年 東京医科歯科大学歯学部卒業同大学院歯学研究科入学 1986年 東京医科歯科大学大学院修了博士号取得

1986年 東京医科歯科大学矯正科勤務

1991年 大学を退職狛江市にのむら矯正歯科開設 現在に至る

全国68,000軒の歯科医院の内、矯正歯科専門開業医は1500から1800軒です。そのうち女性の専門開業 医はほぼ5%の100軒。女性の矯正専門開業医を代表し、大学で研修を受けた女性の矯正歯科医に専門開業 をお勧めします。

その開業を阻む2つの壁として 以下に挙げます。

1.「開業」までの壁

① 金融機関の融資を求める

② 自分に適した開業場所を選択する

③ 自分の目的にあった診療所を作る 2.「開業」からの壁

① 院長としてスタッフを教育する

② 経営をマネージメントする

③ 専門医として治療を提供する

男性であれ、女性であれ開業に際して乗り越えるべき壁は同じかもしれません。現代では、ことに医療に

おいて、プロフェッショナルであれば、女性の活躍が大きく求められている時代であり、歯科それも矯正歯

科は女性の特性が充分に活かせる医療現場であるといえます。さらに、我々女性に求められる「家庭」「子育

て」「介護」を乗り越えるためには、1日、年間、人生の時間軸が非常に大切です。その時間をコントロール

するのに矯正歯科専門開業は適していることをお話しさせていただきます。

第75回日本矯正歯科学会大会

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シンポジウム

11月8日(火)13:15~15:25 講演会場Ⅱ(徳島文理大学 むらさきホール)

パネリスト

水野 真紀

(女優)

略 歴

(1987年)第 2回「東宝シンデレラ」審査員特別賞を受賞後、NHK 朝の連続テレビ小説『凛凛と』への出演 から本格的に女優デビュー。

初代、パナソニック電工「きれいなおねえさん」として人気を博し、その後、ドラマや CM、映画、バラエ ティーなど幅広く活躍。

2001年から、司会も務めるグルメ情報番組『水野真紀の魔法のレストラン R』(毎日放送)は 16年目を迎える。

調理については、98年にお菓子つくりの為、ロンドンに短期留学。レシピ集も多数出版され、料理は調理師免許を取得されるほどの 腕前である。

第75回日本矯正歯科学会大会

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臨床セミナー 1

11月8日(火)9:25~11:25 講演会場Ⅰ(アスティとくしま 1階 多目的ホール1)

開咬と反対咬合の治療を通して考える垂直と水平的限界点

本吉 満

(‌日本大学歯学部歯科矯正学講座‌総合歯学研究所臨床研究部門‌准教授)

略 歴

1984年 日本大学松戸歯学部卒業 1990年 歯学博士(日本大学)

1992年 日本大学歯学部歯科矯正学講座助手 1996年 米国アラバマ州立大学歯学部客員研究員 2004年 日本大学歯学部歯科矯正学講座講師 2008年 日本大学矯正歯科学会専門医 2009年 日本大学歯学部歯科矯正学講座准教授 受 賞

2014,2015年 日本矯正歯科学会大会優秀発表賞受賞 主な著書

「新矯正歯科治療論」、「歯科矯正用アンカースクリューの基礎と実践−安全な植立と臨床応用例−」、「テンポラリーアンカレッジデバイ ス(TAD)による矯正歯科治療」など

近年、歯科矯正用アンカースクリュー(以下スクリュー)を固定源として利用した矯正歯科治療が広く行わ れている。これを口蓋や唇頬側歯槽骨に設置することにより、絶対不動の固定源が得られ、患者の協力性に 依存することなく、良好な治療結果を容易に得ることが可能となった。

これに伴い、従来は骨格的な改善を行うために外科的矯正治療を適応せざるを得なかった症例が、スク リューの応用により外科処置を併用せずとも、ある程度の骨格的改善が行えるようになり、患者の負担を顕 著に低減することが可能となった。これは従来困難であった大臼歯の効率的な移動が可能になったことに依 るが、次なる課題として、この大臼歯の移動に限界はあるのか?あるとしたらその限界量はどの程度なの か?という点を考えていく必要がある。過度な歯の移動は後戻りを誘発し、術後の安定性を低下させる要因 となるかもしれない。歯の移動に際しては口腔周囲筋の機能的な問題等も十分に考慮する必要があると考え られる。従来使用されてきたヘッドギアなどの顎外固定装置や舌側弧線装置などの口腔内装置に代わり、ス クリューが利用されるようになり、治療結果の予知性は極めて高くはなってきたが、これからは術後10年、

20年の長期予後安定性までを含めた予知性を高めていく必要性がある。

今回供覧する第1症例は開咬症例で繰り返し後戻りを生じ、術後10年以上に渡り、経過を診た症例であり、

この症例を通して垂直的なコントロールの限界と長期安定性について考察する。第2症例は反対咬合症例で

改善に長期間を要した症例である。これら2つの難症例を通して、垂直的および水平的な限界、ならびに効

率的な治療法と術後の安定に関わる要因について、会員の皆様とともに議論できれば幸いである。

The 75th Annual Meeting of the Japanese Orthodontic Society

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