直結軌道レール締結間隔に対する一考察(仙石線鳴瀬川橋梁)
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(2) IV-252. 表-2 解析条件 車両 103系 レール種別 50N 締結装置 パンドロール(PRクリップ) 軌道パッド 60MN/m 防振体バネ係数 30MN/m/締結 静止輪重 58.0kN 走行速度 110km/h. 図-2 小返りモデル. EF65 50N パンドロール(PRクリップ) 60MN/m 30MN/m/締結 78.4kN 130km/h. であり、十分に小さい値であることが分かった。また図-4 より締結 3. 反力は EF65 では、103 系よりも大きな値となるが、締結装置の設計. 2.5. 重)であるのに対し、締結間隔を 1,000mm とした場合でも許容値を. 2 輪重変動(kN). 時にしばしば発生する最大荷重として扱われる B 荷重が 86kN(輪 満足することが分かった。本解析では、図-3、4 の他にも車輪上下 動、レール曲げ応力、マクラギ応力を算出したが、いずれも締結間. 1.5. 1. 隔を 1,000mm まで拡大しても許容値を満足することが分かった。 図-5 では、現地確認試験より横圧の最大値が 27kN であったため、 横圧 20、30、40kN で計算したが、締結間隔 1,000mm においても、 一般に小返り量の目安とされる 0.04rad. 5). 103系 EF65. 0.5. 0 500. 600. を十分に満足することが. 900. 1000. 図-3 輪重変動. 分かった。なお、弾性バラスト軌道において横圧を測定したのは、. 45 40. 重)について計算したが、この場合においても、図-5 に示すように. 35. 締結間隔 700mm までは、目安値 0.04rad を確保できることが分かっ. 30. 締結反力(kN). 本試験箇所が初めてである。横圧を締結装置の設計荷重 60kN(A荷. た。 4.まとめ. 25 20 15. 今回、電車走行区間における現地確認試験およびシミュレーショ. 10. ン解析に加え、EA-17 荷重を考慮した解析を行ったが、解析結果に. 5. 103系 EF65. 0. 大きな違いは見られなかった。以上のことから、EA-17 荷重の対応. 500. 600. 線区も含めて、従来の弾性バラスト軌道におけるレール締結間隔に 対して、直線区間では間隔 1,000mm まで、曲線区間については締. 700 800 締結間隔(mm). 700 800 締結間隔(mm). 900. 1000. 図-4 締結反力 0.05. 結装置の設計荷重(A荷重)で評価しても、間隔 700mm まで拡 0.04. 今後の課題として、繰返し荷重による締結装置の性能試験、高 さ調整コンクリートの設計条件の確認等が挙げられ、安全性を確. レール小返り角(rad). 大できる可能性が示された。. 0.03. 0.02. 認した上で、適切な締結装置間隔を決定し、弾性バラスト軌道敷 設のコストダウンを図っていきたいと考えている。. 横圧60kN. 0.01. 横圧40kN 横圧30kN. 最後に、本研究を進めるにあたり、 (株)日本線路技術の関係者 の皆様には多大なるご協力を頂きました。紙面を借りて謝意を表 します。 「参考文献」1)花川和彦他:直結軌道レール締結間隔に対する一考察、平成. 横圧20kN. 0.00 500. 600. 700 800 締結間隔(mm). 900. 1000. 図-5 レール小返り角. 12 年度土木学会東北支部、2)三浦重:軌道構造の動特性モデルの構築、鉄道総研報告 vol.9 No.12.pp7-12、平成 7 年 12 月、 3)須田征男他:新しい線路―軌道の構造と管理― pp197-202、平成 9 年 3 月、4)名村明他:支持弾性遷移区間の軌道の挙 動解析、鉄道総研報告 vol.11、No.2、平成 9 年 2 月、5)岩佐高吉他:弾性バラスト軌道における門型マクラギ、弾性材の疲 労試験結果について、SED (JR 東日本構造技術センター監修) 第 15 号 pp36−41、平成 12 年 11 月. -505-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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