第 4.6 版
2016 年 1 月
富士通株式会社
改版履歴 改版日時 版数 改版内容 2009.09.18 1.0 新規作成 2009.11.06 1.1 「重要な留意事項」を追加 2010.11.16 1.2 全面改版 2011.05.17 2.0 Windows Server 2008 R2 SP1 の留意事項を追加 2011.07.05 2.1 「重要情報」に TIPS を 1 件追加 2011.08.02 2.2 「Hyper-V ホスト」に留意事項を 1 件追加 2011.10.04 2.3 「Hyper-V 操作」に留意事項を 1 件追加 2012.01.31 2.4 「クイックマイグレーション/ライブマイグレーション」に留意事項を 1 件追加 「その他の留意事項」に TIPS を 1 件追加 2012.04.03 2.5 「クイックマイグレーション/ライブマイグレーション」に留意事項(9.1.4)を追加 「クイックマイグレーション/ライブマイグレーション」に TIPS(9.2.1)を追加 「Dynamic Memory」の留意事項(10.1.5)を更新 2012.05.08 2.6 「Hyper-V 操作」に留意事項(4.1.6)を追加 「仮想マシンの起動、停止」に TIPS(6.2.1)を追加 2012.06.12 2.7 「クラスター」に留意事項(8.1.13)を追加 2012.10.15 3.0 Windows Server 2012 の留意事項を追加 2013.02.28 3.1 「Hyper-V レプリカ」の留意事項を追加 「ゲスト OS」に留意事項(2.1.12, 2.1.13)を追加 「重要情報」の TIPS(1.2.1)を更新 「ゲスト OS」の留意事項(2.1.10)を更新 2013.07.31 3.2 Linux ゲスト OS 関連の留意事項を追加 2013.11.01 4.0 Windows Server 2012 R2 情報を追加 「重要情報」の TIPS(1.2.1)を更新 「ゲスト OS」の留意事項(2.1.9,2.1.12)を更新、(2.1.19)を追加 「統合サービス」の TIPS(3.2.1)を追加 「Hyper-V 操作」の留意事項(4.1.2)を更新、(4.1.7)を追加 「Hyper-V ホスト」の留意事項(5.1.8)を追加 「仮想マシンの起動、停止」の留意事項(6.2.1)を更新 「インポート/エクスポート、バックアップ/リストア」の留意事項(7.1.3,7.1.8)を更 新、(7.1.9,7.1.10)を追加 「Dynamic Memory」の留意事項(10.1.1)を更新 「Hyper-V レプリカ」の留意事項(12.1.3,12.1.4)を更新、(12.1.9,12.1.10)を追加 2013.12.17 4.1 「ゲスト OS」の留意事項(2.1.10)を更新
2014.08.05 4.2 「重要情報」の留意事項(1.1.3)を更新 「ゲスト OS」の留意事項(2.1.7,2.1.8)を更新、(2.1.20~2.1.25)を追加 「統合サービス」の留意事項(3.1.4)を追加 「Hyper-V 操作」の留意事項(4.1.8,4.1.9)を追加 「Hyper-V ホスト」の留意事項(5.1.10)を追加 「仮想マシンの起動、停止」の留意事項(6.1.8)を追加 「インポート/エクスポート、バックアップ/リストア」の留意事項(7.1.12)を追加 「クイックマイグレーション/ライブマイグレーション」の留意事項(9.1.5,9.1.6) を追加 「Dynamic Memory」の留意事項(10.1.7)を追加 「Hyper-V レプリカ」の留意事項(12.1.11,12.1.12)を追加 2015.02.24 4.3 「Hyper-V 操作」の留意事項(4.1.10~4.1.12)を追加 2015.03.24 4.4 「ゲスト OS」の留意事項(2.1.9)を更新 「Dynamic Memory」の留意事項(10.1.1)を更新 2015.10.01 4.5 「Hyper-V ホスト」の留意事項(5.1.10)を更新 2016.01.04 4.6 「ゲスト OS」の留意事項(2.1.26)を追加 「統合サービス」の留意事項(3.1.4)を更新 「Hyper-V 操作」の留意事項(4.1.10)を更新、(4.1.13,4.1.14)を追加 「Hyper-V ホスト」の留意事項(5.1.4,5.1.8)を更新、(5.1.11,5.1.12)を追加 「インポート/エクスポート、バックアップ/リストア」の留意事項(7.1.13,7.1.14)を 追加 「クラスター」の TIPS(8.1.13)を追加 「クイックマイグレーション/ライブマイグレーション」の留意事項(9.1.7)を追加 「Hyper-V レプリカ」の留意事項(12.1.3)を更新、(12.1.13)を追加 「その他」の留意事項(13.1.5,13.1.6)を追加 「その他」の TIPS(13.2.2)を追加 その他表記修正
目次
はじめに ...7
1 重要情報 ...8
1.1 留意事項 ... 8 1.1.1 ホストOSならびにサーバー上で動作中のすべての仮想マシンがハングアップし再起動し ます ... 8 1.1.2 ゲストOS起動時にホスト側でシステムダウンが発生します(STOPエラー:0x0000000A IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL) ... 8 1.1.3 ウイルス対策ソフトをホストOSに入れている場合、仮想マシンの作成や起動に失敗する 場合があります ... 9 1.1.4 VSSを使用してバックアップを実施した場合、ホストの起動時間が長くなる場合があります ... 10 1.1.5 iSCSIブート環境では外部ネットワークアダプターを使用することができません ... 10 1.2 TIPS ... 11 1.2.1 SCVMM を用いてHyper-V 環境を管理するには、管理対象のホストOSをサポートする SCVMM が必要です ... 112 ゲスト OS... 12
2.1 留意事項 ... 12 2.1.1 WS2000 修正パッチ<KB891861>を適用するとSTOPエラーが発生します ... 12 2.1.2 Hyper-V V1 の統合サービス適用済みのWS2000 仮想マシンをHyper-V V2 で起動する とSTOPエラーが発生します ... 14 2.1.3 仮想マシンのネットワークが高負荷時にネットワーク通信が停止し、ネットワークアダプ ターが無効となる場合があります ... 14 2.1.4 ゲストOSが WS2003 でネットワーク高負荷時に、外部とのネットワーク通信が停止する場 合があります ... 15 2.1.5 ゲストOSの時刻が本来の時刻より進み、ゲストOSのリブート時、または保存状態や一時 停止状態からの再開時に時刻が巻き戻る場合があります ... 15 2.1.6 ゲストOSの時刻が遅れる場合があります ... 16 2.1.7 仮想外部ネットワークをホストと共有しない設定にしているとき、仮想マシンのネットワーク アダプターを構成しなおすとネットワークに繋がらなくなる場合があります ... 16 2.1.8 ゲストOSでWS2008R2、WS2012、Win7、Win8 を使用している場合、仮想SCSI接続のVHD 上にページファイルを作成することができません ... 17 2.1.9 リモートマネジメントコントローラ(iRMC)のリモートストレージ機能を使用して、ホストで認識 したCD/DVDドライブを、ゲストOS上から正しく認識できない場合があります ... 18 2.1.10 Hyper-V V2 でWS2012 ゲストを動作させるには修正プログラムの適用が必要です ... 18 2.1.11 Hyper-V V2 のホストで、WS2012 ゲストを動作させると、「この構成はサポートされていま せん」という警告イベントが出力されます ... 19 2.1.12 特定のゲストOSでは、512e形式のVHDXファイルがサポートされません... 20 2.1.13 4Kバイトネイティブ形式の物理ハードディスク上に、512 バイトネイティブ形式の仮想ハー ドディスクファイルを配置することは非推奨です ... 21 2.1.14 LinuxゲストOS起動時にホストでSTOPエラー0x20001 が発生します ... 21 2.1.15 VHDX形式をext3 システムでフォーマットするとLinuxゲストOSがハングします ... 21 2.1.16 Linux仮想マシンでパススルーディスクが認識されません ... 22 2.1.17 Linux仮想マシンに 127GB以上のVHDを割り当てても 127GBまでしか認識しません ... 22 2.1.18 Linux仮想マシンの再起動時にホストOSのイベントログにトリプルフォルト発生のイベント が出力されます ... 23 2.1.19 Linux統合サービスを使用するLinux仮想マシンはAPICを有効にする必要があります ... 242.1.22 仮想マシンがクラッシュまたはリセットした場合に、時刻が正しくなくなることがあります ... 25 2.1.23 仮想マシンのファイルをルートディレクトリへ配置できません ... 25 2.1.24 Sysprepを実行すると仮想マシンが起動できなくなる場合がある ... 26 2.1.25 ホストOSがWS2012R2 Datacenter上のゲストOSで不明なデバイスが作成されます ... 27 2.1.26 Linux仮想マシンで上でkdumpまたはkexecが使用できない ... 27 2.2 TIPS ... 27 2.2.1 論理CPUと仮想CPUの比率制限について ... 27
3 統合サービス ... 28
3.1 留意事項 ... 28 3.1.1 Virtual Serverからの移行後、統合サービスが正しく動作しない場合があります ... 28 3.1.2 最新の統合サービス適用時、以前のバージョンの統合サービスが検出されます ... 28 3.1.3 リモートデスクトップでホストに接続後、仮想マシンのマウスが使用できません ... 29 3.1.4 Windows以外のゲストOSを使用している場合に、イベントログ(ID: 6, 27, 4010, 23014)が出 力される、あるいはネットワークが低下と表示される... 29 3.2 TIPS ... 31 3.2.1 統合サービスのバージョンミスマッチの確認方法 ... 314 Hyper-V 操作 ... 32
4.1 留意事項 ... 32 4.1.1 「クリップボードからテキストを入力」が正常に機能しません ... 32 4.1.2 仮想マシンセットアップ時にハードディスクを認識しません ... 32 4.1.3 ゲストOSがXPまたはWS2000 の仮想マシンで仮想SCSIコントローラーが使用できません ... 32 4.1.4 仮想マシン上でドメインコントローラーを構築するには、特別な注意が必要です ... 33 4.1.5 Hyper-Vマネージャーから接続した仮想マシンの画面表示やマウス操作に問題が発生し ます ... 34 4.1.6 「仮想マシンに接続できません」エラーが表示され、Hyper-Vマネージャーから仮想マシン に接続できない場合があります ... 35 4.1.7 拡張セッションモードの接続の設定を保存後、設定を変更できなくなります ... 36 4.1.8 仮想マシンの作成日が 1601/01/01 になります ... 36 4.1.9 仮想マシンのメモリ設定でスタートアップRAMに表示されるヒントの最大値は実際に使用 できる値ではありません ... 37 4.1.10 Hyper-Vホストで物理CD/DVDドライブを突然取り外すとゲストOSがハングします ... 37 4.1.11 第 2 世代仮想マシンで物理CD/DVDドライブを使用できません ... 37 4.1.12 vFC接続にてゲストOSからストレージを認識しません ... 384.1.13 IPv6 アドレスに Teredo のアドレスを使用する環境で仮想マシン接続(vmconnect)が切 断されることがあります ... 38 4.1.14 Hyper-Vマネージャーから異なるOSバージョンのHyper-Vをリモートで管理できません ... 38
5 Hyper-V ホスト ... 39
5.1 留意事項 ... 39 5.1.1 「ハイパーバイザーが実行されていない」エラーが表示され仮想マシンが起動できない場 合があります ... 395.1.8 VMQが有効な仮想スイッチを設定した環境で、イベントログ (ID: 113) が出力されます ... 45 5.1.9 Hyper-V V1,V2 環境でホストOSの外部ネットワークに紐づけられたNICを変更するとVLAN が使用できなくなる ... 46 5.1.10 WS2012R2 では、メモリの空き容量があるのに仮想マシンを起動できない場合があります ... 46 5.1.11 OS標準NICチーミングを使用し仮想スイッチを設定した環境で、イベントログ (ID: 16945) が出力される ... 46 5.1.12 OS標準NICチーミングを使用し仮想スイッチを設定した環境で、イベントログ (ID: 106) が 出力される ... 47
6 仮想マシンの起動、停止 ... 48
6.1 留意事項 ... 48 6.1.1 仮想マシン上でsysprep実行時に、「シャットダウン」を選択しても再起動します ... 48 6.1.2 Hyper-Vマネージャーから仮想マシンに接続(vmconnect)するとエラーメッセージが出力さ れ仮想マシンが使用できなくなります ... 48 6.1.3 仮想マシンを起動しようとした際に「別のプロセスが使用中です」(エラー)と表示され起動 できない場合があります ... 49 6.1.4 ホストOSのメモリ空き容量が不足している場合、仮想マシンが起動しません ... 49 6.1.5 仮想マシンを起動すると、ホストOS側のディスク空き容量が減少します ... 50 6.1.6 ホストのディスク空き容量が不足している場合、仮想マシンが起動しません ... 50 6.1.7 起動中の仮想マシンが一時停止する場合があります ... 51 6.1.8 仮想マシンの自動停止アクションがシャットダウンの場合に、Hyper-Vホストを再起動する と、シャットダウンが失敗する ... 52 6.2 TIPS ... 53 6.2.1 仮想マシンに紐付いたvmwp.exeを特定する方法 ... 537 インポート/エクスポート、バックアップ/リストア ... 54
7.1 留意事項 ... 547.1.1 Hyper-V ホスト上からWindows Serverバックアップを使用して仮想マシンをバックアップし ても、リストア時に「アプリケーション」項目を選択できません ... 54 7.1.2 仮想マシンの動作中に、ホストOSのWindows Server バックアップでリストアを実行すると 一部ファイルのリストアに失敗します ... 55 7.1.3 仮想マシンのリストアのために、ファイルコピーでVHD/VHDXを上書き後、仮想マシンが 起動しません... 56 7.1.4 ホストOS上でWindows ServerバックアップまたはVSSを実行すると、ダイナミックボリュー ムを使用している仮想マシンが「保存中」になります ... 57 7.1.5 Hyper-V V1 で「仮想マシンの構成のみをエクスポートする」にチェックを入れてエクスポー トした仮想マシンをHyper-V V2 にインポートすることができません ... 57 7.1.6 インポート時にイベントログ(ID:12634)が出力される場合があります ... 58 7.1.7 ホストOSからVSSを使用して仮想マシンパススルー接続したディスクのバックアップが採 取できません ... 59 7.1.8 Windows ServerバックアップまたはASR(Ntbackup)を使用して、ゲストOSの仮想SCSIコント ローラーに接続したハードディスクからシステム回復ができません ... 59 7.1.9 新しいバージョンのHyper-Vからエクスポートした仮想マシンを、旧バージョンのHyper-V にインポートすることはできません ... 59
7.1.10 Windows Server 2012 より古いバージョンのホストで、Windows Server 2012 仮想マシンを オンラインバックアップしようとすると失敗します ... 60
7.1.11 共有VHDXを含む仮想マシンをエクスポートした場合、条件によってインポート時の動作 が異なります ... 61
7.1.12 WS2012R2 ではWS2008 で作成した仮想マシンをインポートできません ... 61 7.1.13 Windows Server 2012 R2 で仮想マシンのHyper-V レプリカ設定情報はバックアップおよ
8 クラスター ... 63
8.1 留意事項 ... 63 8.1.1 クラスターリソースとして登録されている仮想マシンをシャットダウンすると自動的に再起 動やフェールオーバーが発生します ... 63 8.1.2 「自動開始アクション」を変更しても、変更した設定が反映されません ... 64 8.1.3 スナップショットを作成したノードと異なるノードでスナップショットを適用すると仮想マシン が起動しません ... 64 8.1.4 Windows Serverバックアップを使用してCSV上の仮想マシンバックアップを採取することが できません... 65 8.1.5 CSVがリダイレクトアクセス状態のとき、リダイレクトアクセスに使用しているネットワークが 切り替わると仮想マシンでブルースクリーンが発生する場合があります ... 66 8.1.6 リダイレクトアクセス時のディスクアクセス性能が劣化します ... 67 8.1.7 フェールオーバー発生後にクラスターで使用している共有ディスクがオンラインにならない 場合があります ... 67 8.1.8 リダイレクトアクセスからの回復後、再度ホストとストレージ間の接続に異常が発生しても リダイレクトアクセスにならない場合があります ... 67 8.1.9 フェールオーバークラスターマネージャー上から仮想マシンの設定を変更しようとすると、 エラーが発生し設定変更できない場合があります ... 68 8.1.10 ゲスト間クラスターのシステム起動時、仮想マシンでイベントID 1034、1069 が出力される 場合があります ... 69 8.1.11 クラスター環境で仮想マシンを別ノードに移動後、仮想マシンのネットワークアダプター 構成を変更すると移動前のノードに仮想スイッチポートの情報が残ったままになります ... 70 8.1.12 フェールオーバークラスターマネージャーからシャットダウンした仮想マシンがダーティ シャットダウンになる場合があります ... 71 8.1.13 仮想マシン保存先をSMB共有にしたHyper-Vクラスター環境で、SMB共有の切断時に仮 想マシンがフェールオーバーされない ... 71 8.2 TIPS ... 72 8.2.1 CSVのリダイレクトアクセス時に使用されるネットワークの優先順位の確認や設定 ... 72 8.2.2 ゲスト間クラスターのサポート対象OS ... 739 クイックマイグレーション/ライブマイグレーション ... 74
9.1 留意事項 ... 74 9.1.1 クイックマイグレーション/ライブマイグレーションにより他ノードへ移動した仮想マシンの MACアドレスが競合する場合があります ... 74 9.1.2 ライブマイグレーション実行時、完了までに時間がかかる場合があります ... 75 9.1.3 ライブマイグレーション実行時、仮想マシンでSTOPエラーが発生することがあります ... 75 9.1.4 クラスター環境でプロセッサバージョンの異なるノードへのマイグレーションに失敗するこ とがあります ... 76 9.1.5 クロスバージョンライブマイグレーションが失敗することがあります ... 76 9.1.6 仮想マシンの記憶域の移動が失敗することがあります ... 77 9.1.7 「保護されているネットワーク」の切断時、自動実行されるライブマイグレーションが失敗すして劣化する場合があります ... 82 10.1.4 DM使用時、ホストの物理メモリに空きがあるにもかかわらず、仮想マシンにメモリが割り 当てられません ... 83 10.1.5 DMによるメモリ回収の発生後に、仮想マシンのメモリダンプを取得すると取得時間が長く なります ... 83 10.1.6 ホストOSのWS2008R2 からSP1 をアンインストールすると、DM設定を有効にした仮想マ シンがHyper-Vマネージャー上から見えなくなります ... 84 10.1.7 仮想マシン管理サービスを再起動すると、DMが機能しなくなります ... 84 10.2 TIPS ... 84 10.2.1 DM使用時、一時停止状態の仮想マシンからメモリが回収されません ... 84 10.2.2 DMを設定している仮想マシンではライブマイグレーション中にメモリの割り当てがおこな われません ... 85 10.2.3 DM使用時、Nonpaged Poolの値はスタートアップRAMの値に依存します ... 85 10.2.4 DM使用時に仮想マシンへのメモリ追加が行われたとき、メモリの追加が仮想マシンやア プリケーションへ通知されません ... 85
11 共有ファイル ... 86
11.1 留意事項 ... 86 11.1.1 マシン作成時に共有フォルダー上に構成ファイルを格納する場合、エラー「外部構成スト アを作成できませんでした」が発生します ... 86 11.1.2 共有フォルダー上に仮想マシンを作成するとエラー「アクセス権がありません」が表示さ れ仮想マシンが起動できません ... 87 11.2 TIPS ... 88 11.2.1 共有フォルダーへ仮想マシンをエクスポートするためのアクセス権の設定手順 ... 8812 Hyper-V レプリカ ... 89
12.1 留意事項 ... 89 12.1.1 iSCSI接続や、仮想FC接続、パススルー接続を使用する仮想マシンでは、レプリケーショ ンを有効にできません ... 89 12.1.2 差分仮想ハードディスクファイルを持つ仮想マシンでは、親仮想ハードディスクファイルも レプリカサーバーにレプリケーションされます ... 91 12.1.3 プライマリ仮想マシンでスナップショットの適用(戻す)を実施した場合は再同期が必要に なります ... 92 12.1.4 レプリケーションの通信に対し、Hyper-V QoS を利用して、帯域制限や帯域保証を設定 できません... 93 12.1.5 レプリカ仮想マシンのフェールオーバー後、フェールオーバーTCP/IPによって、仮想マシ ンのデフォルトゲートウェイやDNSサーバー設定が削除されます ... 94 12.1.6 プライマリの障害発生時に、レプリカ仮想マシンが自動的にフェールオーバーしません ... 94 12.1.7 レプリカ仮想マシンのフェールオーバー後、IPアドレス競合が発生します ... 95 12.1.8 SCVMM 2012 SP1 やSCVMM2012R2 でHyper-Vレプリカを管理できません ... 95 12.1.9 ライブマイグレーション後に、レプリケーションの再同期が必要になる場合があります ... 95 12.1.10 レプリカVMが存在するディスク領域のバックアップ時に、イベント(ID:19050, 32022, 32032, 32056, 32315, 32546, 33680) が出力する場合があります ... 96 12.1.11 レプリカサーバーを再起動すると、再起動後に標準のレプリカの回復ポイントが作成さ れる場合があります ... 96 12.1.12 プライマリサーバーを再起動すると、再起動後にレプリカが一時停止になることがあり ます ... 96 12.1.13 レプリケーション実行時SQL Serverが動作する仮想マシン上でエラーが記録される場 合があります ... 9713 その他 ... 98
あります ... 98 13.1.2 仮想マシン上でNLBを構築することができません... 98 13.1.3 仮想マシン上でVSSを使用していると、ホストにイベントログ(ID:2424869)が記録され、 VHDの最適化に失敗します ... 99 13.1.4 ネットワークアダプターの設定でSR-IOV を有効にすると警告イベントが出力されます... 100 13.1.5 仮想マシンの性能が期待される性能より大幅に低い ... 100 13.1.6 容量可変仮想ハードディスクの最適化を実行しても意図したほどサイズが縮小されない .... 101 13.2 TIPS ... 101 13.2.1 P2Vの実行後は仮想マシン上のネットワークを再設定する必要があります ... 101 13.2.2 VMQを無効にする方法 ... 101
はじめに
本資料は Microsoft® Windows Server 環境で動作する仮想化環境 Hyper-V™ を使用するにあたって留 意すべき点を記載しています。
本資料は Windows Server や Hyper-V™の基本的な知識があることを前提に作成されています。
~ 用語の省略 ~ 本資料に記載している OS 名や役割などの名称は、本文を見易くするため、以下の用語(略語)を用いて います。 略称 意味 WS2012R2 Windows Server 2012 R2 WS2012 Windows Server 2012 WS2008 Windows Server 2008 WS2008R2 Windows Server 2008 R2 WS2003 Windows Server 2003 SP2 及び R2 SP2 WS2000 Windows 2000 Server SP4 Win8.1 Windows 8.1 Win8 Windows 8 Win7 Windows 7 Vista Windows Vista
XP Windows XP with SP2 及び SP3 Hyper-V V1 WS2008 に含まれる Hyper-V 機能 Hyper-V V2 WS2008R2 に含まれる Hyper-V 機能 物理マシン 実際のサーバーコンピューター ホスト Hyper-V の親パーティション 仮想マシン Hyper-V の子パーティション ホスト OS Hyper-V 役割が追加されているホストオペレーティングシステム ゲスト OS Hyper-V 上にある仮想マシンオペレーティングシステム
VSS ボリュームシャドーコピーサービス(Volume Shadow Copy Service) CLI コマンドラインインタフェース(Command Line Interface)
スナップショット Hyper-V のスナップショット(チェックポイント)機能のことを指します CSV クラスター共有ボリューム(Cluster Shared Volume)
DM Dynamic Memory
VHD/VHDX 仮想ハードディスク(Virtual Hard Disk) SCVMM System Center Virtual Machine Manager P2V Physical to Virtual
LM 仮想マシンの動的移動(Live Migration) VMQ Virtual Machine Queue
LBFO OS 標準の NIC チーミング機能(Load Balancing and Failove)
注意事項
本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管 理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。
1 重要情報
1.1 留意事項
1.1.1 ホスト OS ならびにサーバー上で動作中のすべての仮想マシンがハングアップし再起 動します 対象 ホスト OS WS2008R2 現象 以下の発生環境に該当する機種上で Hyper-V V2 を使用している環境において、STOP 0x101 が発生してホストサーバーがハングアップし再起動します。 <発生環境> インテル Xeon プロセッサ 5500 番台以降を搭載した下記の PRIMERGY 機種 PRIMERGY RX200S5 / RX300S5 / TX200S5 / TX300S5 / BX620S5 / BX920S1 等 ※本現象はインテル Xeon プロセッサ 5500 番台以降を搭載した PRIMERGY 機でネイティブ の WS2008 および Hyper-V V1 環境では確認されておりません。 対策 ◇修正プログラムの適用による回避・復旧方法 以下のマイクロソフト社の公開情報から取得した修正プログラムを適用してください。 “Stop error message on a Windows Server 2008 R2-based computer that has the Hyper-V role installed and that uses one or more Intel CPUs that are code-named Nehalem:"0x00000101 - CLOCK_WATCHDOG_TIMEOUT"” http://support.microsoft.com/kb/975530/en-us 1.1.2 ゲスト OS 起動時にホスト側でシステムダウンが発生します(STOP エラー:0x0000000A IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL) 対象 ホスト OS WS2008R2 現象 以下の条件に該当する場合、Hyper-V V2 上のゲスト OS 起動時にシステムダウンが発生し ます (STOP エラー:0x0000000A IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL)
◇発生条件 1)WS2008R2 に Hyper-V 役割がインストールされているホスト上でゲスト OS を起動する。 または 2)Hyper-V ホストのクラスター環境にて、仮想マシンをライブマイグレーションで移動する。 (マイグレーション先のホストで現象が発生) 対策 ◇修正プログラムの適用による回避・復旧方法 以下のマイクロソフト社の公開情報から取得した修正プログラムをホストに適用してくださ い。
“Stop error message when there is a request to allocate a large amount of contiguous physical memory in Windows Server 2008 R2 or Windows 7: "Stop error code 0x000000A (IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL)"”
1.1.3 ウイルス対策ソフトをホスト OS に入れている場合、仮想マシンの作成や起動に失敗 する場合があります 対象 ホスト OS WS2008, WS2008R2, WS2012, WS2012R2 現象 ウィルス対策ソフトをホスト OS に入れている場合、以下の現象が確認され、ゲストに予期せ ぬ不具合が生じる場合があります。 a) ゲストの作成やゲストの起動が失敗する。 b) Hyper-V マネージャーからゲストが表示されない。 対策 ホスト OS のウイルススキャンリアルタイム保護の設定から以下のファイル・フォルダーを除 外してください。 ・仮想マシンコンフィグレーション格納ディレクトリ(デフォルト/ユーザー指定) ・仮想ハードディスク格納ディレクトリ(デフォルト/ユーザー指定) ・スナップショット格納ディレクトリ(デフォルト/ユーザー指定) ・Vmms.exe ・Vmwp.exe CSV を構成している場合、以下のパスも追加で指定します。 ・CSV のパス “C:\Clusterstorage” とそのすべてのサブディレクトリ Hyper-V レプリカを使用している場合、以下のパスも追加で指定します。 ・レプリケーション格納ディレクトリ 詳細は以下の KB を参照してください。
“Virtual machines are missing, or error 0x800704C8, 0x80070037, or 0x800703E3 occurs when you try to start or create a virtual machine”
http://support.microsoft.com/kb/961804/en-us 現象が発生した場合は Hyper-V マネージャー上から仮想マシンを削除し、新規で仮想マシ ンを作成することで復旧する可能性があります。この際、仮想マシンが使用していた VHD/VHDX を削除せず、新規作成した仮想マシンにマウントしてください。 また、ウイルス対策ソフトの提供元が、Hyper-V 環境での設定について、情報を提供してい る場合があります。ウイルス対策ソフトの提供元が提供する情報も合わせてご参照くださ い。
1.1.4 VSS を使用してバックアップを実施した場合、ホストの起動時間が長くなる場合があ ります 対象 ホスト OS WS2008,WS2008R2 現象 以下の発生条件に該当するとホスト OS の起動時間が長くなる場合があります。 ◇発生条件 ・Hyper-V V1 または V2 環境である ・仮想マシンのバックアップする方法で、ホスト全体をバックアップした ・過去に一度でも VSS を使用してバックアップを実施した 対策 ◇修正プログラムの適用による回避・復旧方法 ホストが WS2008R2 の場合は修正プログラムが提供されています。 以下のマイクロソフト社公開情報から取得した修正プログラムを適用してください。
“The startup time increases or hangs at the logon “Welcome” screen if you frequently backup Hyper-V virtual machines on a Windows Server 2008 R2 system”
http://support.microsoft.com/kb/982210/en-us
ホストが WS2008 の場合は上記 KB 中の Workaround に記載されている DevNodeClean tool を ダウンロードし実行します。 1.1.5 iSCSI ブート環境では外部ネットワークアダプターを使用することができません 対象 ホスト OS WS2012, WS2012R2 現象 iSCSI ブート環境では、外部ネットワークアダプターを使用することができません。 詳細は以下の KB を参照してください。
“A newly created virtual switch disappears after you restart”
http://support.microsoft.com/kb/2969306/en-us
対策 この問題に対する有効な回避策は、外部ネットワークアダプターを使用しない、または Hyper-V の削除となります。
1.2 TIPS
1.2.1 SCVMM を用いて Hyper-V 環境を管理するには、管理対象のホスト OS をサポートす る SCVMM が必要です 対象 ホスト OS WS2008, WS2008R2, WS2012, WS2012R2 説明 SCVMM で管理対象としてサポートされる Hyper-V ホスト OS のバージョンは、SCVMM のバー ジョンによって異なります。 <SCVMM で管理対象としてサポートする Hyper-V の対応表> SCVMM 2008 SCVMM 2008 R2 SCVMM 2008 R2 SP1 SCVMM 2012 SCVMM 2012 SP1 SCVMM 2012R2 WS2008SP2 Hyper-V ○ ○ ○ ○(※) × × WS2008R2 Hyper-V × ○ ○ ○ × × WS2008R2SP1 Hyper-V × × ○ ○ ○ ○ WS2012 Hyper-V × × × × ○ ○ WS2012R2 Hyper-V × × × × × ○ ※ SCVMM 2012 では、WS2008SP2 Standard Hyper-V はサポートされません。2 ゲスト OS
2.1 留意事項
2.1.1 WS2000 修正パッチ<KB891861>を適用すると STOP エラーが発生します 対象 ホスト OS WS2008, WS2008R2 現象 統合サービス適用済の WS2000 仮想マシンに Windows Update で修正パッチ<KB891861>を適 用することで STOP エラー(0x000000CE DRIVER_UNLOADED_WITHOUT_CANCELLING_PENDING_OPERATIONS)が発生します。 対策 Windows Update は統合サービスの未インストール時、または統合サービスのアンインストール 後に実行してください。 ◇統合サービスのアンインストール手順1.仮想マシンの[プログラムの追加と削除]から Hyper-V Integration Services を削除 2.仮想マシンの再起動
5.WS2008R2 ホストの regedit.exe を起動します 6.マウントしたドライブの mounted_drive:\WINNT\System32\config 以下の system ハイブを 読み込みます 7.読み込んだハイブ内の ControlSet00x\Control\ServiceGroupOrder にある List エントリに WdfLoadGroup を追加します ※問題が発生している ControlSet が判らない場合は、同ハイブ内の Select\ 以下にある Default エントリの番号を確認します(1 であれば ControlSet001、2 であれば ControlSet002)
8.「6.」にて読み込んだ system ハイブをアンロードします 9. diskpart から detach vdisk を実行します
10.WS2000 仮想マシンを起動します(正常に起動することを確認) 11.仮想マシンへログオン完了後、統合サービスを再インストールします
2.1.2 Hyper-V V1 の統合サービス適用済みの WS2000 仮想マシンを Hyper-V V2 で起動する と STOP エラーが発生します 対象 ホスト OS WS2008, WS2008R2 現象 Hyper-V V1 上で作成した統合サービス適用済みの WS2000 仮想マシンの VHD ファイルを使用 して、Hyper-V V2 上で仮想マシンを起動するとデバイスのインストールが走り、デバイスインス トールエラーがポップアップで表示されます。 その後、マシンにログオンすると再起動を促されます。 OS の指示に沿って再起動をかけると STOP エラー(0xC0000263) が発生します。 エラー発生後は Hyper-V V2 での起動ができません(セーフモードでの起動も不可) 本現象は仮想 SCSI コントローラーと Hyper-V V1 の統合サービスの組み合わせの問題となりま す。Hyper-V V2 にて仮想マシンの新規作成を行うとデフォルトで仮想 SCSI コントローラーが組 み込まれますが、Hyper-V V1 の統合サービスが WS2000 上で仮想 SCSI コントローラーを正しく 処理できないため、本現象が発生します。 対策 本現象が発生した場合は Hyper-V マネージャーで、仮想マシンの SCSI コントローラーを削除し てください。 2.1.3 仮想マシンのネットワークが高負荷時にネットワーク通信が停止し、ネットワークア ダプターが無効となる場合があります 対象 ホスト OS WS2008R2 現象 ゲスト OS のネットワークが高負荷時に、ネットワーク通信が停止する場合や仮想ネットワークア ダプターが無効になる場合があります。 対策 ◇修正プログラムの適用による回避・復旧方法 以下のマイクロソフト社公開情報から取得した修正プログラムをホストに適用してください。 “The network connection of a running Hyper-V virtual machine is lost under heavy outgoing network traffic on a Windows Server 2008 R2-based computer“
2.1.4 ゲスト OS が WS2003 でネットワーク高負荷時に、外部とのネットワーク通信が停止 する場合があります 対象 ホスト OS WS2008R2 現象 ゲスト OS が WS2003 でネットワーク負荷が非常に高くなった状態や大量のデータを仮想ネット ワークで送受信された際に、外部とのネットワーク通信が停止する場合があります。 対策 ◇修正プログラムの適用による回避・復旧方法 以下のマイクロソフト社公開情報から取得した修正プログラムをホストに適用し、WS2003 の仮 想マシンの統合サービスを更新してください。
“Network connection is lost on a Windows Server 2003-based Hyper-V VM”
http://support.microsoft.com/kb/981836/en-us 2.1.5 ゲスト OS の時刻が本来の時刻より進み、ゲスト OS のリブート時、または保存状態や 一時停止状態からの再開時に時刻が巻き戻る場合があります 対象 ホスト OS WS2008R2 現象 Hyper-V 上のゲスト OS の時刻が本来の時刻より進む場合があります。これに伴い、ゲスト OS のリブート時や、ゲスト OS を保存状態、または、一時停止状態から再開すると時刻が巻 き戻る場合があります。時刻が巻き戻ることで予期せぬ異常動作に繋がる恐れがあります。 <発生環境>
Hyper-V V2 上の仮想マシンで Windows Time サービスを停止、または無効にしているとき。 ※本現象は Hyper-V V1 環境では確認されておりません。 対策 本現象は特定の CPU のタイマー割り込みの実装によるものです。 仮想マシンの時刻をホストと同期させるためには統合サービスによる時刻同期に加えて、仮想 マシンの Windows Time サービスを有効にしてください。 外部の NTP サーバーと時刻同期する場合は統合サービスによるホストとの時刻同期を無効に し、外部 NTP サーバーとの同期設定をおこなってください。この場合にも Windows Time サービ スを必ず有効にしてください。
※Win7 と WS2008R2 では、Windows Time サービスを「自動」にすると、正常に起動しない場 合があるため「自動(遅延開始)」を設定してください。
2.1.6 ゲスト OS の時刻が遅れる場合があります 対象 ホスト OS WS2008, WS2008R2 現象 Hyper-V V1 及び Hyper-V V2 上のゲスト OS においてシステム時刻が遅延し、以下のような現 象が発生する場合があります。 ・時計アプリ等でゲスト OS 上の時刻を表示すると秒数の進み方が一定ではなく、ほとんど進 まない、突然数秒進む、等の現象が繰り返される ・タスクマネージャーの画面の更新が著しく遅い ・システム時刻が遅延することで統合サービスによる [時刻の同期] が頻繁に発生します。こ のため、システムイベントログに時刻変更ログが大量に出力されます。 <発生環境> ・インテル Xeon プロセッサ 5500 番台以降を搭載した機種
対策 本現象は CPU (インテル Xeon プロセッサ 5500 番台) と BIOS および Hypervisor の組み 合わせによる問題です。Hyper-V やゲスト OS の時刻同期設定を正しく行っている場合でも発生 する場合があります。 以下の富士通ウェブサイトから対象機種の最新 BIOS をダウンロードし、BIOS の更新を実施し てください。 http://www.fmworld.net/cgi-bin/drviasearch/drviaindex.cgi BIOS の更新による対応が難しい場合、BIOS の設定で省電力機能の設定変更でも対応が可能 です。 ただし、消費電力に悪影響があるため BIOS 更新による対応を推奨します。 <BIOS 設定変更の手順> BIOS セットアップユーティリティにて └Advanced メニュー
└Advanced Processor Options サブメニュー └Enhanced Idle Power State
└"Enabled"(既定) から "Disabled" に変更 2.1.7 仮想外部ネットワークをホストと共有しない設定にしているとき、仮想マシンのネッ トワークアダプターを構成しなおすとネットワークに繋がらなくなる場合がありま す 対象 ホスト OS WS2008R2 現象 仮想外部ネットワークをホストと共有しない設定にしているとき、仮想マシンのネットワークアダ プターを削除すると、次に仮想ネットワークアダプターを作成しなおしたときにネットワークに繋 がらなくなる場合があります。 対策 仮想ネットワークを再作成するか、レジストリの変更をおこなってください。 本件に関する情報や、回避手順はマイクロソフト社より KB として公開されています。 詳細は以下の KB を参照してください。
2.1.8 ゲスト OS で WS2008R2、WS2012、Win7、Win8 を使用している場合、仮想 SCSI 接続の VHD 上にページファイルを作成することができません 対象 ホスト OS WS2008R2, WS2012, WS2012R2 現象 ゲスト OS で WS2008R2、WS2012、Win7、Win8 を使用している場合、仮想 SCSI 接続している VHD 上にページングファイルを作成することができません。 仮想 SCSI 接続している VHD 上にページファイルを設定し、システムドライブにページファイルを 設定していない場合、ゲスト OS の起動時に以下のようなエラーが表示されシステムドライブ上 にページファイルが自動生成されます。 ※WS2012R2 で作成した第 2 世代の仮想マシンではこの問題はありません。 対策 ゲスト OS で WS2008R2、WS2012、Win7、Win8 を使用している場合、システムドライブ以外のドラ イブにページングファイルを作成する場合には対象となる VHD を仮想 IDE 接続にしてください。 本現象に関する情報はマイクロソフト社より KB が公開されています。 詳細は以下の KB を参照してください。
“You receive an error message after you put the page file on another drive other than the drive C in a guest operating system”
http://support.microsoft.com/kb/979386/en-us
“Configuring Page file on a SCSI drive fails on Generation 1 Hyper-V virtual machine”
2.1.9 リモートマネジメントコントローラ(iRMC)のリモートストレージ機能を使用して、ホ ストで認識した CD/DVD ドライブを、ゲスト OS 上から正しく認識できない場合があ ります 対象 ホスト OS WS2008, WS2008R2, WS2012, WS2012R2 現象 リモートマネジメントコントローラ(iRMC)のリモートストレージ機能によってホスト上に認識された CD/DVD ドライブを、仮想マシンの CD/DVD ドライブとして使用した場合、以下のような現象が 発生する場合があります。 ・ゲスト OS 上から CD/DVD ドライブの参照に失敗する。 ・ゲスト OS インストール途中で CD/DVD ドライブが認識されなくなりインストールを継続できな い。 ご参考) リモートマネジメントコントローラアップグレード http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/peripheral/osopt/svs-dvd.html ※ 本現象は、2013/10/25 時点の最新機種および最新ファームでは発生しません。 対策 物理 CD/DVD メディアを、仮想マシンの CD/DVD ドライブで使用する場合は、ホストサーバーに 搭載した物理 CD/DVD ドライブを使用してください。 ホストサーバーの物理 CD/DVD ドライブを使用できない場合は、物理 CD/DVD メディアの内容 を iso ファイル形式に変換し、その iso ファイルを仮想マシンにアタッチしてください。 2.1.10 Hyper-V V2 で WS2012 ゲストを動作させるには修正プログラムの適用が必要です 対象 ホスト OS WS2008R2 現象 Hyper-V V2 のホスト上で WS2012 ゲストを動作させるには、KB2744129 を適用する必要があり ます。
“You cannot run a Windows 8-based or Windows Server 2012-based virtual machine in Windows Server 2008 R2”
http://support.microsoft.com/kb/2744129/en-us
対策 KB2744129 をご覧いただき、ホストに対して修正プログラムを適用してください。
なお、Hyper-V V1 上の WS2012 ゲストは、KB2744129 を適用した場合でもサポートされません。 (サポート技術情報 KB2744129 に対する、Microsoft 社の回答に基づき記載)
2.1.11 Hyper-V V2 のホストで、WS2012 ゲストを動作させると、「この構成はサポートされ ていません」という警告イベントが出力されます 対象 ホスト OS WS2008R2 現象 Hyper-V V2 ホスト上で WS2012 ゲストを動作させると、Hyper-V-Worker イベントログや Hyper-V-Integration イベントログに、下記のような警告メッセージが表示されます。 本現象については、KB2737297 に記載されています。
"Unsupported configuration" warning when you run a Windows 8-based or Windows Server 2012-based virtual machine in Windows Server 2008 R2
http://support.microsoft.com/kb/2737297/en-us
対策 Hyper-V V2 ホスト上で WS2012 ゲストや Win8 ゲストが動作している場合に、この警告メッセー ジが表示された場合は、無視してください。
2.1.12 特定のゲスト OS では、512e 形式の VHDX ファイルがサポートされません
対象 ホスト OS
WS2012, WS2012R2
現象 Windows Server 2012 および、Windows Server 2012 R2 の Hyper-V マネージャーから、仮想 ハードディスクファイル(VHDX)を作成した場合、512e 形式(論理セクター長:512B/物理セクター 長:4KB)で作成されます。 しかし、Windows OS では、512e 形式をサポートする OS は、以下に限定されます。 512e 形式をサポートする OS は、以下の通りです。 - Windows Server 2012 R2 - Windows Server 2012 - Windows Server 2008 R2 SP1 - Windows Server 2008 R2 (ただし、KB 982018 が適用されている環境) - Windows Server 2008 (ただし、KB 2553708 が適用されている環境) - Windows 8.1 - Windows 8 - Windows 7 SP1 - Windows 7 (ただし、KB 982018 が適用されている環境) - Windows Vista (ただし、KB 2553708 が適用されている環境) そのため、上記以外の Windows OS (WS2003 や XP など) をゲスト OS として使用する場合、 512e 形式の VHDX を利用すると、サポート外の構成になります。 ご参考) “VHDX 形式で仮想マシンを作成し、ゲスト OS として、Windows Server 2008 R2 をインストール した場合、イベント ID 412、257 がゲスト OS のアプリケーションログに記録されます。” http://support.microsoft.com/kb/2786376/en-us
対策 512e 形式が未サポートである OS を Windows Server 2012 Hyper-V もしくは Windows Server 2012 R2 Hyper-V 上のゲスト OS として使用する場合、以下のいずれかの方法で回避してくだ さい。 ◇ 方法 1. VHD ファイルを使用する 仮想ハードディスクファイルを格納する物理ハードディスクが 4K バイトネイティブ形式(論理セクター長:4KB/物理セクター長:4KB)の場合(*1)は、 VHD 形式がサポートされないため、方法 2 に記載した方法で VHDX ファイルを 作成して使用してください。 4K バイトネイティブ形式に該当するかは以下の手順で確認ができます。 1) ホスト OS において、コマンドプロンプトを「管理者として実行」で起動します。 2) 以下のコマンドを実行します。
<コマンド実行例> (容量 100GB の固定長 VHDX ファイルを物理セクター長 512 バイトで作成) New-VHD -path D:\VHD\vhdx512.vhdx -sizeBytes 100GB -PhysicalsectorSize 512 -Fixed
2) 既存の VHDX ファイルを利用する場合
Windows PowerShell の Set-VHD コマンドレットを使い、作成済みの VHDX ファイルを 512 バイトネイティブ形式に変更します。
<コマンド実行例> (VHD ファイルの物理セクター長を 512 バイトに修正) Set-VHD -Path D:\VHD\vhdx512.vhdx -PhysicalSectorSizeBytes 512
2.1.13 4K バイトネイティブ形式の物理ハードディスク上に、512 バイトネイティブ形式の仮 想ハードディスクファイルを配置することは非推奨です 対象 ホスト OS WS2008, WS2008R2, WS2012, WS2012R2 現象 4K バイトネイティブ形式の物理ハードディスク上に、VHD ファイルを配置することはサポートされ ていません。また、4K バイトネイティブ形式の物理ハードディスク上に、512 バイトネイティブ形 式の VHDX ファイルを配置することも、Read-Modify-Write の影響により、パフォーマンスが低下 するため、推奨しません。 Read-Modify-Write の影響については、以下をご参照ください。 “Hyper-V の大容量セクター ディスク サポートに関するテクニカル プレビュー” http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh831459.aspx 対策 4K バイトネイティブ形式の物理ハードディスクを使用する場合は、512e 形式の VHDX ファイル、 もしくは 4K バイトネイティブ形式の VHDX ファイルを使用してください。 2.1.14 Linux ゲスト OS 起動時にホストで STOP エラー0x20001 が発生します 対象 ホスト OS WS2008R2
現象 Intel Xeon プロセッサを使用している環境で、Linux 仮想マシンに対して
「プロセッサバージョンが異なるコンピューターへ移行する」のチェックボックスをオンにした後に Linux 仮想マシンを起動すると、ホスト OS にて STOP エラー0x20001 が発生します。
対策 以下修正プログラムを適用してください。
“"0x20001" Stop error when you start a Linux VM in Windows Server 2008 R2 SP1”
http://support.microsoft.com/kb/2550569/en-us 2.1.15 VHDX 形式を ext3 システムでフォーマットすると Linux ゲスト OS がハングします 対象 ホスト OS WS2012, WS2012R2 現象 ゲスト OS のインストール時に、VHDX 形式の仮想ハードディスクファイルを ext3 システムで フォーマットすると Linux ゲスト OS がハングします。 対策 VHD 形式の仮想ハードディスクファイルを使用してください。
2.1.16 Linux 仮想マシンでパススルーディスクが認識されません 対象 ホスト OS WS2008R2, WS2012 現象 仮想マシンにパススルーディスクとして物理ハードディスクを接続する際に、仮想マシンのプロ パティで、SCSI コントローラーの場所が"0"以外の場所を指定し、接続すると、ゲスト OS から ディスクが認識されません。 対策 初めて SCSI コントローラーに物理ハードディスクを追加する場合は場所"0"で指定してくださ い。なお、すでに場所"0"のディスクが存在する場合は、場所"0"以外で追加したディスクも認識 されます。 2.1.17 Linux 仮想マシンに 127GB 以上の VHD を割り当てても 127GB までしか認識しません 対象 ホスト OS WS2008R2 現象 Linux 仮想マシンに 127GB 以上の VHD を割り当てても 127GB までしか認識しません。 対策 以下修正プログラムを適用してください。
“Incorrect available space is displayed in a Linux Hyper-V virtual machine on a Windows Server 2008 R2-based computer”
2.1.18 Linux 仮想マシンの再起動時にホスト OS のイベントログにトリプルフォルト発生の イベントが出力されます 対象 ホスト OS WS2008R2, WS2012, WS2012R2 現象 Linux 仮想マシンの再起動時、ホスト OS のイベントログに以下エラーログが表示されます。 ログの名前 :Microsoft-Windows-Hyper-V-Worker/Admin ソース :Hyper-V-Worker イベント ID :18560 レベル :重大 仮想プロセッサでの修復不可能なエラーによりトリプル フォールトが発生したため、'仮想マシン 名'はリセットされました。問題が解決しない場合は、製品サポートにお問い合わせください。 対策 本イベントログは Linux の仕様です。イベントログは無視して構いません。 詳細は以下の KB を参照してください。
“Triple fault in event log shows reset of Linux virtual machines”
2.1.19 Linux 統合サービスを使用する Linux 仮想マシンは APIC を有効にする必要があります 対象 ホスト OS WS2008R2, WS2012, WS2012R2 現象 Linux 仮想マシンで、”noapic”ブートオプションを有効した場合、起動に失敗する場合がありま す。 対策 ”noapic”ブートオプションは利用しないでください。 詳細は以下の KB を参照してください。
“Linux Integration Services and APIC support”
http://support.microsoft.com/kb/2829549/en-us 2.1.20 Linux 仮想マシンを使用する場合は、固定の MAC アドレスを使用してください 対象 ホスト OS WS2008R2, WS2012, WS2012R2 現象 仮想マシンに動的に MAC アドレスが割り当てられている場合、仮想マシンを別のホストへ移動 する動作(ライブマイグレーション、Hyper-V レプリカのフェールオーバー等)で MAC アドレスが 後で変更されてしまう可能性があります。Linux 仮想マシンでは udev が動作している場合、MAC アドレスに変更があると別のネットワークアダプターとして認識されます。
詳細は以下を参照してください。
“Best Practices for running Linux on Hyper-V”
http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn720239.aspx 対策 固定 MAC アドレスを使用することによりこの問題を回避できます。 2.1.21 Linux 仮想マシンでは、ゲスト OS 内のネットワーク名がランダムな名前で表示され る 対象 ホスト OS WS2008R2, WS2012, WS2012R2 現象 仮想ネットワークアダプターとレガシーネットワークアダプターを混在させると、ifconfig コマンドで 表示されるネットワーク名がランダムな名前で表示されることがあります。 詳細は以下を参照してください。
“Best Practices for running Linux on Hyper-V”
http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn720239.aspx
対策 仮想ネットワークアダプターを使用する場合は、レガシーネットワークアダプターを使用しないで ください。
2.1.22 仮想マシンがクラッシュまたはリセットした場合に、時刻が正しくなくなることがあ ります 対象 ホスト OS WS2012 現象 仮想マシンがクラッシュまたはリセットした場合に、ゲスト OS の時刻が正しくなくなることがあり ます。 対策 ◇修正プログラムの適用による回避・復旧方法 マイクロソフト社公開情報から取得した以下の修正プログラムを適用してください。
“System time of a virtual machine becomes incorrect after it crashes or resets in a 64-bit Windows 8-based or Windows Server 2012-based Hyper-V host”
http://support.microsoft.com/kb/2902014/en-us 2.1.23 仮想マシンのファイルをルートディレクトリへ配置できません 対象 ホスト OS WS2008, WS2008R2, WS2012, WS2012R2 現象 仮想マシンのファイルを E:\などのルートディレクトリへは配置できません。 また、CSV でマウントされている C:\ClusterStorage\VolumeX へファイルを配置することはでき ません。 詳細は以下の KB を参照してください。
“Hyper-V virtual machine supported file locations”
http://support.microsoft.com/kb/2928127/en-us
2.1.24 Sysprep を実行すると仮想マシンが起動できなくなる場合がある 対象 ホスト OS WS2012R2 現象 ゲスト OS に WS2012 または Win8 を使用している場合、Sysprep 後に再起動すると起動できな いか、デバイスエラーが発生する場合があります。 症状1 Sysprep 実行後の初回起動時に以下のエラーが発生します。 “要求されたファイルが見つからないか、エラーがあるため、オペレーティング システム をロードできませんでした。” storvsc.sys もしくは vmbus.sys エラー コード: 0xc0000098 症状2 仮想デバイスのプロパティで以下のエラーが表示されます。 ・ 問題が発生したのでこのデバイスは停止しました。 (コード 43) ・ このデバイスを開始できません。 (コード 10) 詳細は以下の KB を参照してください。
“Windows 8 または Windows Server 2012 の仮想マシンで Sysprep 後に OS が起動しない”
http://support.microsoft.com/kb/2923655/ja-jp
対策 Sysprep のオプションに/mode:vm を付けることにより回避できます。
◇修正プログラムの適用による回避・復旧方法
マイクロソフト社公開情報から取得した以下のいずれかの修正プログラムを適用してください。 “Windows 8 および Windows Server 2012 の更新プログラムのロールアップ (2012 年 12 月)”
http://support.microsoft.com/kb/2779768
または
“Windows 8 および Windows Server 2012 の更新プログラムのロールアップ (2013 年 4 月)”
2.1.25 ホスト OS が WS2012R2 Datacenter 上のゲスト OS で不明なデバイスが作成されます 対象 ホスト OS WS2012R2 現象 ホスト OS が WS2012R2 Datacenter の場合には、WS2008R2,Win7 以前のゲスト OS では不明な デバイスが作成されます。これは、仮想マシンの自動ライセンス認証(AVMA)機能により作成さ れたため不明なデバイスとして認識されます。 認識されるハードウェア ID は以下の通りです。 ・Microsoft Hyper-V アクティベーション コンポーネント vmbus\{4487b255-b88c-403f-bb51-d1f69cf17f87} vmbus\{3375baf4-9e15-4b30-b765-67acb10d607b} ・Microsoft Hyper-V リモート デスクトップ コントロール チャネル vmbus\{99221fa0-24ad-11e2-be98-001aa01bbf6e} vmbus\{f8e65716-3cb3-4a06-9a60-1889c5cccab5} 詳細は以下 KB をご確認ください。
“Unknown Device (VMBUS) in Device manager in Virtual Machine for AVMA”
http://support.microsoft.com/kb/2925727/en-us
対策 動作には問題がないので無視してください。
2.1.26 Linux 仮想マシンで上で kdump または kexec が使用できない
対象 ホスト OS
WS2008R2, WS2012, WS2012R2
現象 Hyper-V 上の Linux 仮想マシンで kdump を構成した場合、ゲスト OS がクラッシュしても、Linux カーネルからコアダンプが正常に作成されません。
対策 Hyper-V 上の Linux 仮想マシンで kdump を使用する場合は、kdump 機能有効化後に kexec カー ネルを構成する必要があります。Linux ディストリビューションによってパラメーターの設定方法 が異なるため、詳細手順は以下の KB を参照してください。
“Can't use kdump or kexec for Linux virtual machines on Hyper-V”
https://support.microsoft.com/en-us/kb/2858695
2.2 TIPS
2.2.1 論理 CPU と仮想 CPU の比率制限について 対象 ホスト OS WS2008, WS2008R2, WS2012, WS2012R2 説明 <WS2008, WS2008R2 の場合> ゲスト OS 種別にかかわらず 論理 CPU : 仮想 CPU の比率は 1 : 8 までサポートされます。 <WS2008R2SP1 の場合> 次の条件にすべて該当する場合のみ 1 : 12 までサポートされます。 条件① ホスト OS が WS2008R2SP1 以降 条件② 使用しているゲスト OS がすべて Win7 <WS2012, WS2012R2 の場合> 論理 CPU と仮想 CPU の比率の制限はありません。3 統合サービス
3.1 留意事項
3.1.1 Virtual Server からの移行後、統合サービスが正しく動作しない場合があります 対象 ホスト OS WS2008, WS2008R2, WS2012, WS2012R2現象 Virtual Server で使用していた仮想マシンの VHD ファイルを Hyper-V で使用すると統合サービ スが正しく動作しない場合があります。
対策 Virtual Server から移行する場合は移行前に以下の作業が必要になります。 ・Virtual Server の[バーチャルマシンの追加機能]のアンインストール ・HAL の検出、アップグレード
詳細はリンク先のドキュメント「Windows Server 2008 の Hyper-V RTM 版インストール手順書 V1.0」内の P6~P8「Virtual Server 2005 R2 からのゲスト OS 移行手順」を参照してください。 http://download.microsoft.com/download/5/b/3/5b3e6fb0-210c-4c1c-aa02-b0be839de387/ Hyper-V%20RTM%20Installation%20Manual.doc 3.1.2 最新の統合サービス適用時、以前のバージョンの統合サービスが検出されます 対象 ホスト OS WS2008, WS2008R2 現象 統合サービス適用時、同版の統合サービスをすでに適用済みであるにも関わらず、以下のダイ アログ画面が表示されます。 対策 最新の統合サービスがインストールされていても、上記のダイアログ画面は表示されます。 現在インストールされている統合サービスのバージョンは以下の方法で確認できます。 1. 「ファイル名を指定して実行」をクリックして、”devmgmt.msc”を入力し「OK」をクリックします 2. 「システム デバイス」の「仮想マシン パス」をダブルクリックします 3. 「ドライバ」のタブをクリックして、「バージョン」の項目を確認します ※ゲスト OS が Win7/WS2008R2 では、統合サービスセットアップディスク挿入時に同版の有無 が検出されます。 最新の統合サービスがインストールされていない場合は、OK をクリックし、インストールしてくだ さい。
3.1.3 リモートデスクトップでホストに接続後、仮想マシンのマウスが使用できません 対象 ホスト OS WS2008, WS2008R2, WS2012, WS2012R2 現象 リモートデスクトップでホストに接続し vmconnect で仮想マシンに接続した場合に、以下のダイア ログ画面が表示され、マウスを使用することができません。 ※vmconnect とは、Hyper-V マネージャーで仮想マシン名をダブルクリック、またはメニュー項目 から[接続]を選択した際、仮想マシンのウィンドウを表示するプログラムのことです。 対策 統合サービスをインストールしてください。 ※ゲスト OS が Win7/WS2008R2 以降の場合、OS セットアップ時からマウスキャプチャが可能で す。 3.1.4 Windows 以外のゲスト OS を使用している場合に、イベントログ(ID: 6, 27, 4010, 23014) が出力される、あるいはネットワークが低下と表示される 対象 ホスト OS WS2008R2, WS2012, WS2012R2
現象 Linux 等の Windows 以外のゲスト OS を使用している場合に、Hyper-V マネージャーのネット ワーク状態表示に「低下(統合サービスのアップグレードが必要です)」と表示される場合が有り ます。 また、以下イベントログが出力されます。(ゲスト OS の版数により出力されない場合もありま す。) ソース : Hyper-V-Worker イベント ID : 23014 レベル : 警告
「’<仮想マシン>’のデバイス’Microsoft Synthetic Display Controller’は読み込まれましたが、 サーバーからの別のバージョンが含まれています。サーバー バージョン 3.3、クライアント バージョン 3.2 (仮想マシン ID XXXXXX)。デバイスは動作しますが、この構成はサポートされて いません。したがって、この問題が解決されるまではテクニカル サポートが提供されません。こ
ソース : Hyper-V-Integration-Data-Exchange イベント ID : 4010
レベル : 警告
「Hyper-V データ交換サービスは’<仮想マシン>’に接続しましたが、接続先のバージョンが、 Hyper-V (仮想マシン ID XXXXXX) が要求しているバージョンと一致していません。フレーム ワーク バージョン: Negotiated (3.0) – Expected (3.0); メッセージ バージョン: Negotiated (4.0) – Expected (5.0)。この構成はサポートされていません。したがって、この問題が解決されるまでは テクニカル サポートが提供されません。この問題を解決するには、統合サービスをアップグ レードしてください。アップグレードするには、仮想マシンに接続し、[操作]メニューから[統合 サービス セットアップディスクの挿入]を選択します。」 ソース : Hyper-V-VmSwitch イベント ID : 27 レベル : 警告
「Networking device in ‘<仮想マシン>’ loaded but has a different version from the server. Server version 5.0 Client version 3.2 (Virtual machine ID XXXXXX). The device will work, but this is an unsupported configuration. This means that technical support will not be provided until this problem is resolved. To fix this problem, upgrade the integration service. To upgrade, connect to the virtual machine and select Insert Integration Services Setup Disk from the Action menu.」
ソース : storvsp イベント ID : 6 レベル : 警告
「A storage device in ‘<仮想マシン>’ loaded but has a different version from the server. Server version 6.0 Client version 5.1 (Virtual machine ID XXXXXX). The device will work, but this is an unsupported configuration. This means that technical support will not be provided until this problem is resolved. To fix this problem, upgrade the integration service. To upgrade, connect to the virtual machine and select Insert Integration Services Setup Disk from the Action menu.」
詳細は以下の KB を参照してください。
“Degraded integration services message for non-Windows guests”
https://support.microsoft.com/en-us/kb/2956569
対策 イベントログ内容に「この構成はサポートされていません」と記載がありますが、サポート対象 Linux ゲスト OS の場合は、イベントログが出力されていてもサポートされる構成となります。 動作には特に影響しないため、表示は無視してください。
3.2 TIPS
3.2.1 統合サービスのバージョンミスマッチの確認方法 対象 ホスト OS WS2012, WS2012R2 説明 Hyper-V では、ホスト OS とゲスト OS の統合サービスのバージョンが一致していることが推奨さ れますが、バージョンが異なる場合でも問題が発生しないケースがあります。 統合サービスのバージョン確認方法、バージョンミスマッチの種類、その対処に関して、詳細は 以下の KB を参照してください。 “Hyper-V における統合サービスのバージョンミスマッチ確認方法” http://support.microsoft.com/kb/2894285/ja4 Hyper-V 操作
4.1 留意事項
4.1.1 「クリップボードからテキストを入力」が正常に機能しません 対象 ホスト OS WS2008, WS2008R2 現象 vmconnect 使用時の「クリップボードからテキストを入力」が正常に機能しません。 対策 英数字入力のみ正常な動作が確認できています。日本語入力でこの機能を使用しないでくださ い。 4.1.2 仮想マシンセットアップ時にハードディスクを認識しません 対象 ホスト OS WS2008, WS2008R2, WS2012, WS2012R2 現象 仮想マシンのインストール時にハードディスクを認識しません。 対策 WS2012 以前の Hyper-V の仮想マシンや、WS2012R2 Hyper-V で第 1 世代の仮想マシンでは、 ブートディスクは IDE コントローラーを使用している必要があります。仮想マシンの設定画面か ら、ブートディスクが SCSI コントローラーになっていないか確認してください。 なお、WS2012R2 Hyper-V で第 2 世代の仮想マシンでは、SCSI コントローラーがブートディスク となります。 4.1.3 ゲスト OS が XP または WS2000 の仮想マシンで仮想 SCSI コントローラーが使用でき ません 対象 ホスト OS WS2008, WS2008R2, WS2012, WS2012R2 現象 ゲスト OS が XP または WS2000 の仮想マシンで仮想 SCSI コントローラーを使用することができ ません。 対策 仕様によりゲスト OS が XP または WS2000 の仮想マシンでは仮想 SCSI コントローラーを使用 することができません。仮想 IDE コントローラーを使用してください。4.1.4 仮想マシン上でドメインコントローラーを構築するには、特別な注意が必要です 対象 ホスト OS WS2008, WS2008R2, WS2012, WS2012R2 現象 仮想マシン上でドメインコントローラーを構築すると誤動作や安全性が低下する場合がありま す。 対策 物理マシン上にドメインコントローラーを構築する場合とは異なる観点で、誤動作発生防止や安 全性向上を図る必要があります。 仮想マシン上でドメインコントローラーを構築する場合、下記を参照してください。 <WS2012>
Active Directory Domain Services (AD DS) Virtualization
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj574191.aspx
Active Directory ドメイン サービス (AD DS) の仮想化 (レベル 100) の概要
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh831734.aspx <WS2008R2> Hyper-V でのドメイン コントローラーの実行 http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/virtual_active_directory_domain_controller_virtualizat ion_hyperv(WS.10).aspx 仮想化ドメイン コントローラーの計画に関する考慮事項 http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd348476(WS.10).aspx 仮想化ドメイン コントローラーの展開に関する考慮事項 http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd348449(WS.10).aspx 仮想化ドメイン コントローラーの運用に関する考慮事項 http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd348452(WS.10).aspx 仮想化ドメイン コントローラーのバックアップと復元に関する考慮事項 http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd363545(WS.10).aspx 付録 A: 仮想化ドメイン コントローラーとレプリケーションに関する問題 http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd348479(WS.10).aspx