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ドキュメント内 Hyper-V よくある失敗集 (ページ 101-107)

13.1 留意事項

13.1.1マルチプロセッサ環境の仮想マシンでpingを実行後、測定結果がマイナスになる場合

があります 対象

ホストOS

WS2008, WS2008R2

現象 マルチプロセッサ環境の仮想マシンで ping を実行すると、測定結果がマイナスになる場合があ ります。

本現象はVista、WS2008以降のOSでは確認されていません。

対策 本現象を回避するためにはboot.iniに/usepmtimerオプションを追加してください。/usepmtimer を追加することにより、QueryPerformanceCoiunterがTSC(TimeStamp Counter)を使わずにPM

timer(Power Management timer)を使用するようになります。PM timerはACPI BIOSがもつタイ

マーでシステムに一意のタイマーになります。上記オプションの追加後は、仮想マシンを再起動 してください。

原因はpingがQueryPerformanceCounterを使用して時間を測定することに起因します。

QueryPerformanceCounterはデフォルトではTSCを利用して時間を測定します。

TSCはCPU毎に保持しているタイマーであり、仮想プロセッサごとに異なる値になる場合があり ます。このため、測定開始時と測定終了時に異なる仮想プロセッサの TSC が参照されると、測 定結果がマイナスになる場合があります。(仮想プロセッサが1つの場合、本現象は発生しませ ん)

13.1.2 仮想マシン上でNLBを構築することができません

対象 ホストOS

WS2008R2, WS2012, WS2012R2

現象 WS2008R2 Hyper-V、 WS2012 Hyper-V および WS2012R2 Hyper-V の仮想マシン上でユニ

キャストモードのNLBを構築することができません。

対策 WS2008R2 Hyper-V、 WS2012 Hyper-V および WS2012R2 Hyper-Vの仮想マシンでユニキャ

ストモードのNLBを構築する場合には、MACアドレスのスプーフィングを有効にしてください。

Hyper-V マネージャーを開き、ネットワークアダプターの項目の”MAC アドレスのスプーフィング

を有効にする”にチェックを入れてください。

13.1.3 仮想マシン上でVSSを使用していると、ホストにイベントログ(ID:2424869)が記 録され、VHDの最適化に失敗します

対象 ホストOS

WS2008, WS2008R2

現象 仮想マシン上でVSSを使用している場合、ホストに以下のイベントが記録されVHDの最適化に 失敗します。

Hyper-V-Image-Management-Service

ID:15054 'システムで 'xxxxx.vhd' を最適化できませんでした。エラー コード: 2424869

対策 VSSを使用しているVHDの場合、最適化に失敗します。

仮想マシン上でVSSの使用状況を確認し、使用している場合はVSSを削除してください。

復元ポイントを削除した場合、システムを以前の状態に戻すことが出来なくなります。

また、VSS を使用した運用を行っている場合は、VSS の削除による影響を考慮に入れたうえで 対応してください。

使用するゲストOSによっては「システムの保護」の「復元ポイント」のためにVSSを使用してお り、システムドライブに対してはデフォルトで有効になっている場合があります。

例としてWin7 でのVSS削除方法を記載します。

1.システムのプロパティを表示させます 2.システムの保護を選択します

3.「構成」を選択し、「システムの保護を無効にする」または「すべての復元ポイントを削除しま す」を選択します

サーバー系 OS の場合はエクスプローラーからドライブのプロパティを開くと「シャドウコピー」タ ブが存在するため、そこからの操作で削除できます。

また、以下のコマンドで使用状況の確認やシャドウコピーの削除も可能です。

(管理者コマンドプロンプトから操作します)

・VSSの使用状況確認 vssadmin list shadows

・VSSの全削除 (OSによってはdeleteが指定できない場合もあります) vssadmin delete shadows /all

13.1.4 ネットワークアダプターの設定で SR-IOV を有効にすると警告イベントが出力され ます

対象 ホストOS

WS2012, WS2012R2

現象 仮想マシンのネットワークアダプター設定で、「SR-IOV を有効にする」にチェックを入れた場 合、以下の警告イベントが表示される場合があります。

ソース: Hyper-V-SynthNic イベントID: 12607

対策 SR-IOV機能を利用するには、サーバーとNICがSR-IOVに対応している必要があります。

また、対応するサーバーであっても BIOS やレジストリ等で別途、設定が必要な場合がありま す。

ご参考) Microsoft® Windows Server® 2012の動作確認情報

http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/software/windows/support/2012/

ご参考) FUJITSU Server PRIMERGY マニュアル http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/manual/

13.1.6 容量可変仮想ハードディスクの最適化を実行しても意図したほどサイズが縮小され ない

対象 ホストOS

WS2012, WS2012R2

現象 Hyper-Vマネージャーのディスクの編集から容量可変の仮想ハードディスクファイルの最適化を

実行してもサイズが縮小されない。

対策 仮想ハードディスクファイルの最適化は使用しなくなった領域を解放することで容量可変の仮想 ハードディスクファイルのサイズを縮小することが可能ですが、ファイルシステム上の使用状況 を正しく把握できず縮小できない場合があります。使用状況を正しく判断させるためには事前に ホスト側で読み取り専用モードで対象の仮想ハードディスクファイルをマウントしておく必要があ ります。

1) ホスト側のディスクの管理から「読み取り専用」を指定して対象の仮想ハードディスクファイ ルに接続する。

2) Hyper-Vマネージャーのディスクの編集から対象仮想ハードディスクファイルの最適化を行

う。

3) ディスクの管理から対象の仮想ハードディスクファイルへの接続を解除する。

詳細は以下のMSサポートBLOGを参照してください。

“Compacting a Dynamically Expanding virtual hard disk in Windows Server 2012”

http://blogs.technet.com/b/askcore/archive/2012/09/20/compacting-a-dynamically-expandi ng-virtual-hard-disk-in-windows-server-2012.aspx

13.2 TIPS

13.2.1P2Vの実行後は仮想マシン上のネットワークを再設定する必要があります

対象 ホストOS

WS2008, WS2008R2, WS2012, WS2012R2

説明 P2V を実行して仮想環境へ移行すると、認識するネットワークカードが変更されます。このた め、仮想マシン上で使用するネットワーク構成を再設定する必要があります。

13.2.2 VMQを無効にする方法 対象

ホストOS

WS2012, WS2012R2

説明 Hyper-Vのシステムでは、VMQはデフォルトで有効になっています。VMQが有効になっている

ためにネットワーク通信の遅延やパフォーマンスの低下等が発生する場合があります。

VMQ を無効にすることにより、パフォーマンスやトラブルが改善する場合があります。VMQ は ネットワークアダプタ毎に無効にする設定をしてください。

詳細は以下のサイトを参照してください。

“ 仮想マシンの通信速度遅延 - VMQ 無効化手順 -”

http://blogs.technet.com/b/jpntsblog/archive/2013/04/12/vmq.aspx

PCサーバFUJITSU Server PRIMERGYにつきましては、以下の技術情報を参照願います。

・PCサーバFUJITSU Server PRIMERGY(プライマジー)

http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/

・FUJITSU Server PRIMERGY機種比較表

http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/products/lineup/select-spec/

・FUJITSU Server PRIMERGYサーバ選定ガイド

http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/products/lineup/select-model/

PCサーバFUJITSU Server PRIMERGYのお問い合わせ先。

・PCサーバFUJITSU Server PRIMERGYお問い合わせ http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/contact/

基幹IAサーバFUJITSU Server PRIMEQUESTにつきましては、以下の技術情報を参照願います。

・基幹IAサーバFUJITSU Server PRIMEQUEST(プライムクエスト)

http://jp.fujitsu.com/platform/server/primequest/

・FUJITSU Server PRIMEQUEST製品ラインナップ

http://jp.fujitsu.com/platform/server/primequest/products/

基幹IAサーバFUJITSU Server PRIMEQUESTのお問い合わせ先。

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http://jp.fujitsu.com/platform/server/primequest/contact/

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