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Oracle9i Application Server Oracle HTTP Server管理ガイド, リリース2(9.0.2)

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(1)

Oracle9i Application Server

Oracle HTTP Server 管理ガイド

リリース 2(9.0.2)

2002 年 9 月

(2)

Oracle9i Application Server Oracle HTTP Server 管理ガイド , リリース 2(9.0.2) 部品番号:J05894-02

原本名:Oracle HTTP Server Administration Guide, Release 2 (9.0.2) 原本部品番号:A92173-02

原本著者:Priya Darshane, Julia Pond

原本協力者:Warren Briese, Ling Cheng, Gary Hallmark, Bob Hanckel, John Janosik, Sharon Lee, Dan Mullen, Chuck Murray, Mark Nelson, Zhiyin Pan, Udayini Pendyala, Mike Rubino, Shirley Ann Stern, Liz Trojan, Huiping Wang, Kevin Wang

Copyright © 2002 Oracle Corporation. All rights reserved. Printed in Japan. 制限付権利の説明 プログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)の使用、複製または開示は、オラクル社との契 約に記された制約条件に従うものとします。著作権、特許権およびその他の知的財産権に関する法律に より保護されています。 当プログラムのリバース・エンジニアリング等は禁止されております。 このドキュメントの情報は、予告なしに変更されることがあります。オラクル社は本ドキュメントの無 謬性を保証しません。 * オラクル社とは、Oracle Corporation(米国オラクル)または日本オラクル株式会社(日本オラクル) を指します。 危険な用途への使用について オラクル社製品は、原子力、航空産業、大量輸送、医療あるいはその他の危険が伴うアプリケーション を用途として開発されておりません。オラクル社製品を上述のようなアプリケーションに使用すること についての安全確保は、顧客各位の責任と費用により行ってください。万一かかる用途での使用により クレームや損害が発生いたしましても、日本オラクル株式会社と開発元である Oracle Corporation(米 国オラクル)およびその関連会社は一切責任を負いかねます。 当プログラムを米国国防総省の米国政府 機関に提供する際には、『Restricted Rights』と共に提供してください。この場合次の Notice が適用され ます。

Restricted Rights Notice

Programs delivered subject to the DOD FAR Supplement are "commercial computer software" and use, duplication, and disclosure of the Programs, including documentation, shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement. Otherwise, Programs delivered subject to the Federal Acquisition Regulations are "restricted computer software" and use, duplication, and disclosure of the Programs shall be subject to the restrictions in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software - Restricted Rights (June, 1987). Oracle Corporation, 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065.

(3)

i

目次

目次

目次

目次

はじめに

はじめに

はじめに

はじめに

... vii

1

概要

概要

概要

概要

Oracle HTTP Server の機能の機能の機能の機能 ... 1-2 Oracle HTTP Server のサポートのサポートのサポートのサポート ... 1-3 Oracle HTTP Server のモジュール ... 1-3 Oracle HTTP Server の起動、停止および再起動の起動、停止および再起動の起動、停止および再起動の起動、停止および再起動 ... 1-6 Oracle HTTP Server の起動の起動の起動の起動 ... 1-7 Oracle HTTP Server の停止の停止の停止の停止 ... 1-7 Oracle HTTP Server の再起動の再起動の再起動の再起動 ... 1-7

2

サーバーとファイル位置の指定

サーバーとファイル位置の指定

サーバーとファイル位置の指定

サーバーとファイル位置の指定

構成ファイルへのアクセス 構成ファイルへのアクセス 構成ファイルへのアクセス 構成ファイルへのアクセス ... 2-2 httpd.conf ... 2-2 サーバー機能と管理者機能の設定 サーバー機能と管理者機能の設定 サーバー機能と管理者機能の設定 サーバー機能と管理者機能の設定 ... 2-2 ServerName ... 2-3 UseCanonicalName ... 2-4 ServerAdmin ... 2-4 ServerSignature ... 2-4 ServerTokens ... 2-5 ServerAlias ... 2-5 ファイル位置の指定 ファイル位置の指定 ファイル位置の指定 ファイル位置の指定 ... 2-5 CoreDumpDirectory ... 2-6 DocumentRoot ... 2-6 ErrorLog ... 2-6 LockFile ... 2-6

(4)

PidFile ... 2-6 ScoreBoardFile ... 2-7 ServerRoot ... 2-7

3

サーバー・プロセスの管理

サーバー・プロセスの管理

サーバー・プロセスの管理

サーバー・プロセスの管理

Oracle HTTP Server の処理モデルの処理モデルの処理モデルの処理モデル ... 3-2 ServerType ... 3-2 Group ... 3-3 User ... 3-3 プロセス数と接続数の制限 プロセス数と接続数の制限 プロセス数と接続数の制限 プロセス数と接続数の制限 ... 3-3 StartServers ... 3-3 ThreadsPerChild ... 3-4 MaxClients ... 3-4 MaxRequestsPerChild ... 3-4 MaxSpareServers ... 3-4 MinSpareServers ... 3-4 プロセス情報の取得 プロセス情報の取得 プロセス情報の取得 プロセス情報の取得 ... 3-5

4

ネットワーク接続の管理

ネットワーク接続の管理

ネットワーク接続の管理

ネットワーク接続の管理

リスナー・ポートおよびアドレスの指定 リスナー・ポートおよびアドレスの指定 リスナー・ポートおよびアドレスの指定 リスナー・ポートおよびアドレスの指定 ... 4-2 BindAddress ... 4-2 Port ... 4-2 Listen ... 4-3 サーバーとネットワーク間の相互作用の管理 サーバーとネットワーク間の相互作用の管理 サーバーとネットワーク間の相互作用の管理 サーバーとネットワーク間の相互作用の管理 ... 4-3 ListenBackLog ... 4-3 SendBufferSize ... 4-3 TimeOut ... 4-4 接続の永続性の管理 接続の永続性の管理 接続の永続性の管理 接続の永続性の管理 ... 4-4 KeepAlive ... 4-4 KeepAliveTimeout ... 4-4 MaxKeepAliveRequests ... 4-5

(5)

iii エラー・ログ ... 5-3 JServ ログ ... 5-3 PID ファイル ... 5-3 リライト・ログ ... 5-3 スクリプト・ログ ... 5-3 SSL ログ ... 5-4 送信ログ ... 5-4

6

Oracle HTTP Server のモジュール

のモジュール

のモジュール

のモジュール

mod_access ... 6-2 mod_actions ... 6-2 mod_alias ... 6-2 mod_asis ... 6-2 mod_auth ... 6-2 mod_auth_anon ... 6-2 mod_auth_db ... 6-3 mod_auth_dbm ... 6-3 mod_auth_digest ... 6-3 mod_autoindex ... 6-3 mod_cern_meta ... 6-3 mod_cgi ... 6-3 mod_define ... 6-4 mod_digest ... 6-4 mod_dir ... 6-4 mod_dms ... 6-4 mod_env ... 6-5 mod_example ... 6-5 mod_expires ... 6-5 mod_fastcgi ... 6-5 mod_headers ... 6-6 mod_imap ... 6-6 mod_include ... 6-6 mod_info ... 6-6 mod_isapi ... 6-6 mod_jserv ... 6-7 JServ の mod_oprocmgr との使用 ... 6-7 JServ の自動モードでの使用 ... 6-8

(6)

JServ の手動モードでの使用 ... 6-9 JServ および OC4J の同時使用 ... 6-10 mod_jserv を使用した異なる JVM 上にある複数の JSP アプリケーションの構成 ... 6-12 mod_log_agent ... 6-12 mod_log_config ... 6-13 mod_log_referer ... 6-13 mod_mime ... 6-13 mod_mime_magic ... 6-13 mod_mmap_static ... 6-13 mod_negotiation ... 6-14 mod_oc4j ... 6-14 mod_oc4j のセキュリティ上の考慮事項 ... 6-14 mod_oc4j の構成 ... 6-15 mod_oc4j のサンプル構成 ... 6-20 mod_oprocmgr ... 6-21 JServ にプロセス管理とロード・バランシングを提供するための mod_oprocmgr の構成 ... 6-21 mod_oprocmgr と mod_jserv の動作 ... 6-22 mod_oprocmgr と mod_jserv を使用するメリット ... 6-22 プロセス管理用の mod_jserv の構成 ... 6-22 mod_oradav ... 6-26 mod_ossl ... 6-27 mod_osso ... 6-27 Basic 認証 URL の mod_osso への公開 ... 6-27

mod_perl ... 6-28 データベース使用上の注意 ... 6-28 mod_plsql ... 6-30 mod_plsql の構成ファイル ... 6-31 DAD のパラメータ ... 6-34 サンプル DAD ... 6-53 WebDB 2.x 用の mod_plsql の構成 ... 6-57

(7)

v mod_userdir ... 6-59 mod_usertrack ... 6-59 mod_vhost_alias ... 6-59

7

mod_oradav の構成と使用

の構成と使用

の構成と使用

の構成と使用

概要 概要 概要 概要 ... 7-2 WebDAV ... 7-2 mod_dav ... 7-2 mod_oradav ... 7-3 OraDAV ... 7-3 アーキテクチャ ... 7-4 OraDAV ユーザーユーザーユーザーユーザー ... 7-5 使用方法モデル 使用方法モデル 使用方法モデル 使用方法モデル ... 7-5 OraDAV の構成パラメータの構成パラメータの構成パラメータの構成パラメータ ... 7-6 ORAAllowIndexDetails ... 7-8 ORACacheDirectory ... 7-9 ORACacheMaxResourceSize ... 7-9 ORACachePrunePercent ... 7-10 ORACacheTotalSize ... 7-10 ORAConnect ... 7-11 ORAGetSource ... 7-11 ORALockExpirationPad ... 7-12 ORAPackageName ... 7-12 ORAPassword ... 7-12 ORAService ... 7-13 ORAUser ... 7-13 その他の注意事項 ... 7-14 WebDAV セキュリティに関する考慮事項セキュリティに関する考慮事項セキュリティに関する考慮事項セキュリティに関する考慮事項 ... 7-14 OraDAV のパフォーマンスに関する考慮事項のパフォーマンスに関する考慮事項のパフォーマンスに関する考慮事項のパフォーマンスに関する考慮事項 ... 7-15 ディスク・キャッシュと OraDAV の併用 ... 7-15 WebDAV アクティビティ用の Web Cache のバイパス ... 7-16 ブラウズ・アクティビティ用の Web Cache の使用 ... 7-17 使用上の注意 使用上の注意 使用上の注意 使用上の注意 ... 7-17 ルート・ロケーションにあるコンテナのマッピング ... 7-18 OraDAV でのグローバリゼーション・サポートに関する考慮事項 ... 7-18 DAV パラメータ情報 ... 7-19 PROPFIND のセキュリティ ... 7-23

(8)

8

よくある質問

よくある質問

よくある質問

よくある質問

A

Oracle9iAS プロキシ・プラグインの使用

プロキシ・プラグインの使用

プロキシ・プラグインの使用

プロキシ・プラグインの使用

概要 概要 概要 概要 ... A-2 プラグインのインストール プラグインのインストール プラグインのインストール プラグインのインストール ... A-3 UNIX システムへのプラグインのインストール ... A-3 Windows システムへのプラグインのインストール ... A-3 プラグインの構成 プラグインの構成 プラグインの構成 プラグインの構成 ... A-4 プロキシ・プラグインを使用するための プロキシ・プラグインを使用するための プロキシ・プラグインを使用するための プロキシ・プラグインを使用するための iPlanet リスナーの構成リスナーの構成リスナーの構成 ... A-8リスナーの構成 プロキシ・プラグインを使用するための プロキシ・プラグインを使用するための プロキシ・プラグインを使用するための プロキシ・プラグインを使用するための IIS リスナーの構成リスナーの構成リスナーの構成リスナーの構成 ... A-9 プラグインとシングル・サインオンの併用 プラグインとシングル・サインオンの併用 プラグインとシングル・サインオンの併用 プラグインとシングル・サインオンの併用 ... A-10 Single Sign-On プラグインの構成 ... A-10 Single Sign-On 用の iPlanet リスナーの構成 ... A-13 Single Sign-On 用の IIS リスナーの構成 ... A-14 不明瞭な Single Sign-On Server 構成ファイルの取得 ... A-15 プロキシ・プラグインの使用上の注意 プロキシ・プラグインの使用上の注意 プロキシ・プラグインの使用上の注意 プロキシ・プラグインの使用上の注意 ... A-17 トラブルシューティング トラブルシューティング トラブルシューティング トラブルシューティング ... A-19

B

サード・パーティのライセンス

サード・パーティのライセンス

サード・パーティのライセンス

サード・パーティのライセンス

Apache HTTP Server ... B-2 Apache ソフトウェア・ライセンス ... B-2 Apache JServ ... B-3 Apache JServ 公開ライセンス ... B-4 Perl ... B-5 Perl Kit の Readme ... B-5 Perl 改変ライセンス ... B-6

mod_dav ... B-8

FastCGI ... B-9 FastCGI Developer's Kit ライセンス ... B-9 モジュール mod_fastcgi ライセンス ... B-10

(9)

vii

はじめに

はじめに

はじめに

はじめに

このマニュアルでは、Oracle HTTP Server を管理する方法について説明します。 この章の内容は、次のとおりです。 ■ 対象読者 ■ このマニュアルの構成 ■ 関連文書 ■ 表記規則

(10)

対象読者

対象読者

対象読者

対象読者

このマニュアルは、アプリケーション・サーバーの管理者、セキュリティ・マネージャおよ びアプリケーション・サーバーで使用するデータベースのマネージャを対象としています。

このマニュアルの構成

このマニュアルの構成

このマニュアルの構成

このマニュアルの構成

このマニュアルは次の章で構成されています。 第 第 第 第 1 章「概要」章「概要」章「概要」章「概要」

この章では、Oracle HTTP Server の概要、Oracle 製品とオープン・ソースの Apache 製品の 違い、サーバーを起動、停止、再起動する方法および Oracle HTTP Server のデフォルト・ ページにアクセスする方法について説明します。 第 第 第 第 2 章「サーバーとファイル位置の指定」章「サーバーとファイル位置の指定」章「サーバーとファイル位置の指定」章「サーバーとファイル位置の指定」 この章では、サーバーおよびサーバー管理者オプションの設定方法と、各種ファイル位置の 指定方法について説明します。 第 第 第 第 3 章「サーバー・プロセスの管理」章「サーバー・プロセスの管理」章「サーバー・プロセスの管理」章「サーバー・プロセスの管理」 この章では、Oracle HTTP Server プロセスの概要と、各プロセスを制御し、モニターする方 法について説明します。 第 第 第 第 4 章「ネットワーク接続の管理」章「ネットワーク接続の管理」章「ネットワーク接続の管理」章「ネットワーク接続の管理」 この章では、IP アドレスとポートを指定する方法と、サーバーの相互作用とネットワーク接 続の永続性を管理する方法について説明します。 第 第 第 第 5 章「サーバー・ログの構成と使用」章「サーバー・ログの構成と使用」章「サーバー・ログの構成と使用」章「サーバー・ログの構成と使用」 この章では、Oracle HTTP Server のログの書式、各種ログ・ファイルおよびその位置につい て説明します。 第 第 第 第 6 章「章「章「章「Oracle HTTP Server のモジュール」のモジュール」のモジュール」のモジュール」

この章では、Oracle HTTP Server に組み込まれているモジュール(mod)について説明しま す。

(11)

ix 第 第 第 第 8 章「よくある質問」章「よくある質問」章「よくある質問」章「よくある質問」 この章では、特化された便利な機能を実行するために Oracle HTTP Server を構成する方法 に関連して、よくある質問とそれに対する回答について説明します。 第 第 第 第 A 章「章「章「章「Oracle9iAS プロキシ・プラグインの使用」プロキシ・プラグインの使用」プロキシ・プラグインの使用」プロキシ・プラグインの使用」 この付録では、Oracle9iAS プロキシ・プラグインにより、Oracle9iAS コンポーネントを サード・パーティのリスナーと併用する方法について説明します。 第 第 第 第 B 章「サード・パーティのライセンス」章「サード・パーティのライセンス」章「サード・パーティのライセンス」章「サード・パーティのライセンス」

この付録には、Oracle9i Application Server に付属するすべてのサード・パーティ製品の サード・パーティ・ライセンスが記載されています。

関連文書

関連文書

関連文書

関連文書

詳細は、次の Oracle リソースを参照してください。

Oracle9i Application Server マニュアル・ライブラリ

Oracle9i Application Server ディスク 1 にある Oracle9i Application Server のプラット

フォーム固有のマニュアル

リリース・ノート、インストレーション・マニュアル、ホワイト・ペーパーまたはその他の 関連文書は、OTN-J(Oracle Technology Network Japan)に接続すれば、無償でダウンロー ドできます。OTN-J を使用するには、オンラインでの登録が必要です。次の URL で登録で きます。

http://otn.oracle.co.jp/membership/

OTN-J のユーザー名とパスワードを取得済の場合は、次の OTN-J Web サイトの文書セク ションに直接接続できます。

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表記規則

表記規則

表記規則

表記規則

このマニュアル・セットの本文とコード例に使用されている表記規則について説明します。 ■ 本文の表記規則 ■ コード例の表記規則 ■ Windows オペレーティング・システムの表記規則

本文の表記規則

本文の表記規則

本文の表記規則

本文の表記規則

本文中には、特別な用語が一目でわかるように様々な表記規則が使用されています。次の表 は、本文の表記規則と使用例を示しています。 規則 規則 規則 規則 意味意味意味意味 例例例例 太字 太字 太字 太字 太字は、本文中に定義されている用語また は用語集に含まれている用語、あるいはそ の両方を示します。 この句を指定する場合は、索引構成表索引構成表索引構成表索引構成表を作成しま す。 固定幅フォントの 大文字 固定幅フォントの大文字は、システムによ り指定される要素を示します。この要素に は、パラメータ、権限、データ型、 Recovery Manager キーワード、SQL キー ワード、SQL*Plus またはユーティリティ・ コマンド、パッケージとメソッドの他、シ ステム指定の列名、データベース・オブ ジェクトと構造体、ユーザー名、および ロールがあります。 この句は、NUMBER 列に対してのみ指定できます。 BACKUP コマンドを使用すると、データベースの バックアップを作成できます。 USER_TABLES データ・ディクショナリ・ビュー の TABLE_NAME 列を問い合せます。 DBMS_STATS.GENERATE_STATS プロシージャを 使用します。 固定幅フォントの 小文字 固定幅フォントの小文字は、実行可能ファ イル、ファイル名、ディレクトリ名および サンプルのユーザー指定要素を示します。 この要素には、コンピュータ名とデータ ベース名、ネット・サービス名、接続識別 子の他、ユーザー指定のデータベース・オ ブジェクトと構造体、列名、パッケージと クラス、ユーザー名とロール、プログラム・ ユニット、およびパラメータ値があります。 注意 注意 注意 注意 : 一部のプログラム要素には、大文字 と小文字の両方が使用されます。この場合 は、記載されているとおりに入力してくだ sqlplus と入力してSQL*Plus をオープンしま す。 パスワードは orapwd ファイルに指定されていま す。 データ・ファイルと制御ファイルのバックアップ を /disk1/oracle/dbs ディレクトリに作成し ます。 department_id、department_name および location_id の各列は、hr.departments 表に あります。

(13)

xi

コード例の表記規則

コード例の表記規則

コード例の表記規則

コード例の表記規則

コード例は、SQL、PL/SQL、SQL*Plus またはその他のコマンドラインを示します。次のよ うに、固定幅フォントで、通常の本文とは区別して記載されています。

SELECT username FROM dba_users WHERE username = 'MIGRATE'; 次の表は、コード例の記載上の表記規則と使用例を示しています。 固定幅フォントの 小文字の イタリック 固定幅フォントの小文字のイタリックは、 プレースホルダまたは変数を示します。 parallel_clause を指定できます。 Uold_release.SQL を実行します。old_ release は、アップグレード前にインストールし たリリースです。 規則 規則 規則 規則 意味意味意味意味 例例例例 [ ] 大カッコで囲まれている項目は、1 つ以上の オプション項目を示します。大カッコ自体 は入力しないでください。

DECIMAL (digits [ , precision ])

{ } 中カッコで囲まれている項目は、そのうち の 1 つのみが必要であることを示します。 中カッコ自体は入力しないでください。 {ENABLE | DISABLE} | 縦線は、大カッコまたは中カッコ内の複数 の選択肢を区切るために使用します。オプ ションのうち 1 つを入力します。縦線自体 は入力しないでください。 {ENABLE | DISABLE} [COMPRESS | NOCOMPRESS] ... 水平の省略記号は、次のどちらかを示しま す。 ■ 例に直接関係のないコード部分が省略 されていること。 ■ コードの一部が繰返し可能であること。

CREATE TABLE ...AS subquery;

SELECT col1, col2, ...,coln FROM employees; . . . 垂直の省略記号は、例に直接関係のない数 行のコードが省略されていることを示しま す。 その他の表記 大カッコ、中カッコ、縦線および省略記号 以外の記号は、示されているとおりに入力 してください。 acctbal NUMBER(11,2);

acct CONSTANT NUMBER(4) := 3; 規則

規則 規則

(14)

Windows オペレーティング・システムの表記規則

オペレーティング・システムの表記規則

オペレーティング・システムの表記規則

オペレーティング・システムの表記規則

次の表は、Windows オペレーティング・システムの表記規則と使用例を示しています。 イタリック イタリックの文字は、特定の値を指定する 必要のあるプレースホルダまたは変数を示 します。 CONNECT SYSTEM/system_password DB_NAME = database_name 大文字 大文字は、システムにより指定される要素 を示します。これらの用語は、ユーザー定 義用語と区別するために大文字で記載され ています。大カッコで囲まれている場合を 除き、記載されているとおりの順序とスペ ルで入力してください。ただし、この種の 用語は大 / 小文字区別がないため、小文字 でも入力できます。

SELECT last_name, employee_id FROM employees;

SELECT * FROM USER_TABLES; DROP TABLE hr.employees;

小文字 小文字は、ユーザー指定のプログラム要素 を示します。たとえば、表名、列名または ファイル名を示します。 注意 注意 注意 注意 : 一部のプログラム要素には、大文字 と小文字の両方が使用されます。この場合 は、記載されているとおりに入力してくだ さい。

SELECT last_name, employee_id FROM employees;

sqlplus hr/hr

CREATE USER mjones IDENTIFIED BY ty3MU9; 規則 規則 規則 規則 意味意味意味意味 例例例例 「スタート」 > を 選択

プログラムの起動方法を表します。 Oracle Database Configuration Assistant を起動す るには、「スタート」>「プログラム」>「Oracle -

HOME_NAME」 > 「Configuration and Migration

Tools」 > 「Database Configuration Assistant」を 選択します。 ファイル名と ディレクトリ名 ファイル名とディレクトリ名には、大 / 小文字区別はありません。特殊文字のうち、 左山カッコ(<)、右山カッコ(>)、コロン (:)、二重引用符(")、スラッシュ(/)、パ イプ(|)およびハイフン(-)は使用でき ません。特殊文字である円記号(¥)は、二 c:¥winnt"¥"system32 は C:¥WINNT¥SYSTEM32 と同じです。 規則 規則 規則 規則 意味意味意味意味 例例例例

(15)

xiii C:¥> 現行のハード・ディスク・ドライブの Windows コマンド・プロンプトを表しま す。コマンド・プロンプトのエスケープ文 字はカレット(^)です。プロンプトには、 作業中のサブディレクトリが反映されます。 このマニュアルでは、コマンド・プロンプ トと呼ばれます。 C:¥oracle¥oradata> Windows コマンド・プロンプトでは、二重 引用符(")のエスケープ文字として円記号 (¥)が必要な場合があります。丸カッコと 一重引用符(')には、エスケープ文字は不 要です。エスケープ文字と特殊文字の詳細 は、Windows オペレーティング・システム のマニュアルを参照してください。

C:¥>exp scott/tiger TABLES=emp QUERY=¥"WHERE job='SALESMAN' and sal<1600¥"

C:¥>imp SYSTEM/password

FROMUSER=scott TABLES=(emp, dept)

HOME_NAME Oracle ホーム名を表します。ホーム名は、

英数字で 16 文字以内です。ホーム名に使用 できる特殊文字は、アンダースコアのみで す。

C:¥> net start OracleHOME_

NAMETNSListener

規則 規則 規則

(16)

ORACLE_HOME と ORACLE_BASE Oracle8リリース 8.0 以前では、Oracle コ ンポーネントをインストールすると、すべ てのサブディレクトリはトップレベルの ORACLE_HOME ディレクトリの下にありま す。ORACLE_HOME ディレクトリの名前 は、デフォルトでは次のとおりです。 ■ Windows NT の場合は C:¥orant ■ Windows 98 の場合は C:¥orawin98 このリリースは、Optimal Flexible Architecture(OFA)のガイドラインに準拠 しています。すべてのサブディレクトリが トップレベルの ORACLE_HOME ディレクト リの下にあるわけではありません。デフォ ルトで C:¥oracle という名前のトップレ ベル・ディレクトリ ORACLE_BASE があり ます。他の Oracle ソフトウェアがインス トールされていないコンピュータに Oracle9i リリース 1(9.0.1)をインストール すると、最初の Oracle ホーム・ディレクト リのデフォルト設定は C:¥oracle¥ora90 となります。この Oracle ホーム・ディレク トリは、ORACLE_BASE の直下のディレク トリです。 このマニュアルに記載されているディレク トリ・パスの例は、すべて OFA の表記規則 に準拠しています。 %ORACLE_HOME%¥rdbms¥admin ディレクトリに アクセスします。 規則 規則 規則 規則 意味意味意味意味 例例例例

(17)

概要 1-1

1

概要

概要

概要

概要

この章では、Oracle HTTP Server について、Oracle 製品とその基礎となるオープン・ソース の Apache 製品の違いを重点的に説明します。また、サーバーの起動、Oracle HTTP Server メイン・ページへのアクセスおよびサーバーの停止と再起動の方法についても説明します。 この章の内容は、次のとおりです。 ■ Oracle HTTP Server の機能 ■ Oracle HTTP Server のサポート ■ Oracle HTTP Server の起動、停止および再起動 ■ Oracle HTTP Server の起動 ■ Oracle HTTP Server の停止 ■ Oracle HTTP Server の再起動 注意 注意 注意

注意 : Oracle HTTP Server の管理には、Oracle Enterprise Manager を使 用できます。Oracle Enterprise Manager には Web ベースのツールが用意 されており、このマニュアルで説明する管理タスクの一部を実行できま す。詳細は、『Oracle9i Application Server 管理者ガイド』を参照してくだ さい。

(18)

Oracle HTTP Server の機能

Oracle HTTP Server の機能

の機能

の機能

の機能

Oracle HTTP Server には、堅牢で信頼性の高い Web サーバー(Apache HTTP Server バー ジョン 1.3.22 に準拠)が用意されており、次のように事前に構成されています。

Oracle9iAS Containers for J2EE(OC4J)への Servlet 2.3 コンテナの提供

■ OC4J および Oracle HTTP Server プロセスのプロセス管理、障害検出およびフェイル

オーバー用の高可用性インフラストラクチャである Oracle Process Management and Notification(OPMN)の提供

■ シングル・サインオン機能の提供

■ Secure Sockets Layer(SSL)テクノロジを使用したトランザクションのセキュリティの 有効化

■ Oracle HTTP Server と同じプロセスでの Perl スクリプトの実行

■ PL/SQL エンジンを使用したデータベース・ストアド・プロシージャへのアクセス

■ PL/SQL コードを使用した HTML ページのスクリプト処理の有効化 ■ Business Components for Java(BC4J)のインフラストラクチャの提供 ■ JavaServer Pages(JSP)仕様 V1.1 のサポート ■ プロセス管理および障害検出モジュール(mod_oprocmgr)など、Apache JServ の従来 の使用のサポート 関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : 『Oracle9i Application Server セキュリティ・ガイド』

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : 『Oracle9i Application Server セキュリティ・ガイド』

関連項目 関連項目 関連項目

(19)

Oracle HTTP Server のサポート

概要 1-3

Oracle HTTP Server のサポート

のサポート

のサポート

のサポート

オラクル社は、次の Oracle HTTP Server 機能と条件についてテクニカル・サポートを提供 しています。

■ 「Oracle HTTP Server のモジュール」の表に示すモジュール以外の、Oracle 製品に含ま

れるモジュール。Apache Software Foundation などの他のソースからのモジュールは、 Oracle ではサポートされません。

■ サポート対象の Oracle Apache モジュールのみで構成されている Apache 構成内で再現

できる問題。

■ Perl インタプリタの使用(サポート対象の Apache 構成に含まれている場合のみ) 。

Oracle HTTP Server のモジュール

のモジュール

のモジュール

のモジュール

次の表に、Oracle HTTP Server に付属するモジュールを示します。このリストは、Apache オープン・ソースの配布版(Oracle モジュールが組み込まれている場合)とは異なり、 Oracle でサポートされないモジュールもあるため注意してください。 表 表 表 表 1-1 Oracle HTTP Server のモジュールのモジュールのモジュールのモジュール モジュール モジュール モジュール モジュール Oracle の の の の サポート サポート サポート サポート 注意注意注意注意 mod_access ありありありあり UNIX システムのみ。 mod_actions ありありありあり mod_alias ありありありあり mod_asis なしなしなしなし mod_auth ありありありあり mod_auth_anon ありありありあり mod_auth_db なしなしなしなし 無効化されています。Oracle には付属していません。 mod_auth_dbm なしなしなしなし mod_auth_digest なし なし なし なし 無効化されています。試験的な MD5 認証です。 Oracle には付属していません。 mod_autoindex ありありありあり mod_cern_meta なしなしなしなし mod_cgi ありありありあり mod_define ありありありあり UNIX システムのみ。

(20)

Oracle HTTP Server のサポート mod_digest ありありありあり mod_dir ありありありあり mod_dms ありありありあり Oracle モジュール。 mod_env ありありありあり mod_example なしなしなしなし mod_expires ありありありあり mod_fastcgi ありありありあり mod_headers ありありありあり mod_imap なしなしなしなし mod_include ありありありあり mod_info ありありありあり mod_isapi なしなしなしなし mod_jserv ありありありあり デフォルトでは Oracle 構成で無効化されています。 mod_log_agent なしなしなしなし 使用不可。 mod_log_config ありありありあり mod_log_referer ありありありあり 使用不可。 mod_mime ありありありあり mod_mime_magic ありありありあり mod_mmap_static なしなしなしなし Oracle には付属していません。 mod_negotiation ありありありあり mod_oc4j あり あり あり あり Oracle モジュール。推奨サーブレット・コンテナです。 Oracle 構成ではデフォルトで有効化されています。 表 表 表 表 1-1 Oracle HTTP Server のモジュールのモジュールのモジュールのモジュール (続き)(続き)(続き)(続き) モジュール モジュール モジュール モジュール Oracle の の の の サポート サポート サポート サポート 注意注意注意注意

(21)

Oracle HTTP Server のサポート 概要 1-5 mod_perl ありありありあり サード・パーティ・モジュール。 mod_plsql ありありありあり Oracle モジュール。 mod_proxy ありありありあり mod_rewrite ありありありあり mod_setenvif ありありありあり mod_so ありありありあり mod_speling ありありありあり mod_status ありありありあり mod_unique_id ありありありあり UNIX システムのみ。 mod_userdir ありありありあり mod_usertrack ありありありあり mod_vhost_alias ありありありあり 表 表 表 表 1-1 Oracle HTTP Server のモジュールのモジュールのモジュールのモジュール (続き)(続き)(続き)(続き) モジュール モジュール モジュール モジュール Oracle のののの サポート サポート サポート サポート 注意注意注意注意

(22)

Oracle HTTP Server の起動、停止および再起動

Oracle HTTP Server の起動、停止および再起動

の起動、停止および再起動

の起動、停止および再起動

の起動、停止および再起動

Oracle HTTP Server の管理には、Distributed Configuration Management(DCM)を使用し ます。DCM にアクセスするには、Oracle Enterprise Manager のグラフィカル・ユーザー・ インタフェースを使用する方法と、$ORACLE_HOME/dcm/bin(UNIX の場合)または %ORACLE_HOME%¥dcm¥bin(Windows の場合)に格納されているコマンドライン・ユー ティリティ dcmctl を使用する方法があります。 Oracle HTTP Server を起動、停止および再起動するには、常に DCM を使用する必要があり ます。DCM を使用しない場合、構成管理インフラストラクチャで Oracle HTTP Server プロ セスの検出や Oracle HTTP Server との通信ができず、問題が発生する可能性があります。 Oracle HTTP Server の管理には、apachectl ユーティリティを使用しないでください。 Oracle HTTP Server の状態を判断するには、次のように getstate コマンドで verbose オ プションを指定します。 dcmctl getstate -v 各プロセスとともに、その現行の状態(Up、Down など)が表示されます。 表 1-2に、dcmctl コマンドを示します。 クラスタ化環境で Oracle HTTP Server プロセスを起動、停止および再起動するには、コマ ンドでクラスタまたはインスタンス、あるいはその両方のオプションを使用して、ターゲッ ト OHS プロセスを指定する必要があります。次に例を示します。 関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : 『Oracle9i Application Server 管理者ガイド』

表 表 表 表 1-2 dcmctl コマンドコマンドコマンドコマンド コマンド コマンド コマンド コマンド 結果結果結果結果

dcmctl start -ct ohs Oracle HTTP Server プロセスがローカル・インス タンス内で起動します。

dcmctl restart -ct ohs Oracle HTTP Server プロセスがローカル・インス タンス内で再起動します(正常な再起動)。 dcmctl stop -ct ohs Oracle HTTP Server プロセスがローカル・インス

(23)

Oracle HTTP Server の再起動

概要 1-7

Oracle HTTP Server の起動

の起動

の起動

の起動

Oracle HTTP Server を起動するには、start コマンドを使用します。

$ORACLE_HOME/dcm/binORACLE_HOME/dcm/bin>dcmctl start -ct ohs (UNIX の場合)

%ORACLE_HOME%¥dcm¥bin>dcmctl start -ct ohs(Windows の場合)

Oracle HTTP Server の停止

の停止

の停止

の停止

Oracle HTTP Server を停止するには、stop コマンドを使用します。 $ORACLE_HOME/dcm/bin>dcmctl stop -ct ohs(UNIX の場合) %ORACLE_HOME%¥dcm¥bin>dcmctl stop -ct ohs(Windows の場合)

このコマンドを実行すると、親プロセスに TERM シグナルが送信され、すべての子プロセ スが終了します(この処理には数秒かかることがあります)。すべての子プロセスの終了後 に、親プロセスが終了します。進行中のクライアント・リクエストは終了し、他のリクエス トはサーバーを再起動するまで処理されません。

Oracle HTTP Server の再起動

の再起動

の再起動

の再起動

Oracle HTTP Server を正常に再起動すると、再起動したことがクライアントには表示されま せん。正常な再起動の場合は、USR1 シグナルが送信されます。プロセスは、このシグナル を受信すると、現行のリクエストを処理してから終了するように子プロセスに対して指示し ます(リクエストの処理中でない子プロセスは即時に終了します)。 親プロセスは構成ファイルを再読み込みし、ログ・ファイルを再オープンし、構成ファイル の再読み込み時に検出された設定に従って子プロセスを新規の子プロセスに置換します。こ の場合、常に指定のプロセス作成設定(MaxClients、MaxSpareServers、 MinSpareServers)が監視され、現行サーバーの負荷が考慮されます。 Oracle HTTP Server を再起動するには、restart コマンドを使用します。 $ORACLE_HOME/dcm/bin>dcmctl restart -ct ohs(UNIX の場合) %ORACLE_HOME%¥dcm¥bin>dcmctl restart -ct ohs(Windows の場合)

(24)
(25)

サーバーとファイル位置の指定 2-1

2

サーバーとファイル位置の指定

サーバーとファイル位置の指定

サーバーとファイル位置の指定

サーバーとファイル位置の指定

この章では、Oracle HTTP Server の構成ファイルの概要、Oracle HTTP Server およびサー バー管理者オプションの設定方法、ファイル位置の指定方法について説明します。この章の 内容は、次のとおりです。

■ 構成ファイルへのアクセス ■ サーバー機能と管理者機能の設定 ■ ファイル位置の指定

(26)

構成ファイルへのアクセス

構成ファイルへのアクセス

構成ファイルへのアクセス

構成ファイルへのアクセス

構成ファイルへのアクセス

Oracle HTTP Server は、ディレクティブをテキスト形式の構成ファイルに挿入することによ り構成されています。ディレクティブとは、基本的には命令です。構成ファイルは、UNIX の場合は $ORACLE_HOME/Apache/Apache/conf、Windows の場合は %ORACLE_ HOME%¥Apache¥Apache¥conf にあります。構成ファイルには、サーバーの起動時または 再ロード時に一度だけ読み込まれるものと、関連ファイルまたはディレクトリが要求される たびに読み込まれるものがあります。 一度だけ読み込まれる構成ファイルは、サーバー単位の構成ファイルと呼ばれます。

httpd.conf

これはサーバー構成ファイルであり、通常は、使用するユーザー ID とグループ ID、他の ファイルの位置など、サーバーの実行方法に影響するディレクティブが含まれています。 サーバー構成ファイルは、サーバーの起動に使用されるメイン・ファイルであるため、 Oracle HTTP Server にはその位置を指定するディレクティブは含まれていません。位置は、 サーバーの起動時にコマンドラインで渡されます。

サーバー機能と管理者機能の設定

サーバー機能と管理者機能の設定

サーバー機能と管理者機能の設定

サーバー機能と管理者機能の設定

次のディレクティブを使用して、基本的な Oracle HTTP Server 機能と管理者機能を設定で きます。 ■ ServerName ■ UseCanonicalName ■ ServerAdmin ■ ServerSignature ■ ServerTokens ■ ServerAlias

(27)

サーバー機能と管理者機能の設定 サーバーとファイル位置の指定 2-3

ServerName

このディレクティブを使用すると、サーバーでリダイレクション URL の作成に使用するホ スト名を設定できます。末尾に「/」を付けなくても、このホスト名でディレクトリにアク セスできます。

Oracle HTTP Server 以外のマシン上の

以外のマシン上の

以外のマシン上の Oracle9iAS Web Cache

以外のマシン上の

この項では、Oracle9iAS Web Cache が Oracle HTTP Server とは異なるマシンにある場合の 配置用に、ServerName ディレクティブを変更する方法について説明します。

Oracle HTTP Server のインストール時には、Oracle9iAS Web Cache に影響する次のディレ クティブを使用して、httpd.conf ファイルが設定されます。

■ Port=web_cache_port では、Oracle9iAS Web Cache のリスニング・ポートを指定し

ます。

■ Listen=Oracle_HTTP_Server_port では、Oracle HTTP Server により取得される

HTTP ポートと HTTPS ポートを指定します。

■ ServerName では、Oracle HTTP Server のホスト名を指定します。

■ UseCanonicalName On では、Oracle HTTP Server に対して、URL のリダイレクト時 に ServerName および Port ディレクティブで設定したホスト名とポートの値を使用 するように指示します。

次に例を示します。 ##

## httpd.conf -- Apache HTTP Server configuration file ## ... Port 7777 Listen 7778 ... ServerName http_server.company.com ... UseCanonicalName On ....

Oracle9iAS Web Cache が Oracle HTTP Server とは異なるマシンに配置されている場合、 Oracle HTTP Server 管理者は Oracle9iAS Web Cache によりホスティングされるサイトごと に、httpd.conf 内の ServerName ディレクティブを変更する必要があります。この変更 により、Oracle HTTP Server では URL を Oracle9iAS Web Cache にリダイレクトできます。 次の例に、www.1st.company.com と www.2nd.company.com へのリクエストをリスニ ング・ポート 7777 の Oracle9iAS Web Cache に設定するように変更された httpd.conf を 示します。

Port 7777 Listen 7778

(28)

サーバー機能と管理者機能の設定 ... ServerName www.1st.company.com ServerName www.2nd.company.com ... UseCanonicalName On ....

UseCanonicalName

このディレクティブでは、URL を同じサーバーにリダイレクトするときに使用するホスト名 とポートを指定します。

■ on: これはデフォルト設定です。この設定の場合、サーバーではServerNameとPortで

設定したホスト名とポートの値が使用されます。 ■ off: この設定の場合、サーバーではユーザーがリクエストで指定したホスト名とポート が使用されます。

ServerAdmin

このディレクティブでは、クライアント側で発生するすべてのエラー・メッセージに含まれ る電子メール・アドレスを作成します。このディレクティブは、特定のサーバー用に別個の 電子メール・アドレスを作成する場合に役立ちます。

ServerSignature

このディレクティブを使用すると、サーバーでは各種プロキシの中から、エラー・メッセー ジなどの戻されたレスポンスを作成したサーバーを認識できます。 ■ on: これはデフォルトです。この設定では、戻されるドキュメントに、ServerNameや サーバーのバージョン番号などの情報を含むフッターが作成されます。

■ email: この設定では、ドキュメントのServerAdminへの「mailto:」参照も作成されま 関連項目

関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「ServerName ディレクティブ」

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「UseCanonicalName ディレク ティブ」

関連項目 関連項目 関連項目

(29)

ファイル位置の指定 サーバーとファイル位置の指定 2-5

ServerTokens

このディレクティブでは、エラー・メッセージなどでクライアントに戻されるサーバー情報 を制御します。この情報には、サーバーの一般的な OS タイプの説明と、コンパイルされて いるモジュールの情報が含まれます。 ■ min(imal): この設定では、サーバーはサーバー名とバージョンなどの情報を提供しま す。 ■ OS: この設定では、サーバーはサーバー名、バージョンおよびオペレーティング・シス テムなどの情報を提供します。 ■ full: この設定では、サーバーはサーバー名、バージョン、オペレーティング・システ ムおよびコンパイル済みモジュールなどの情報を提供します。

ServerAlias

このディレクティブでは、現行の仮想ホストの代替名を設定します。

ファイル位置の指定

ファイル位置の指定

ファイル位置の指定

ファイル位置の指定

次のディレクティブを使用して、各種サーバー・ファイルの位置を制御できます。 ■ CoreDumpDirectory ■ DocumentRoot ■ ErrorLog ■ LockFile ■ PidFile ■ ScoreBoardFile ■ ServerRoot 関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「ServerTokens ディレクティブ」

関連項目 関連項目 関連項目

(30)

ファイル位置の指定

CoreDumpDirectory

このディレクティブでは、サーバーによるコア・ダンプ・ディレクトリを指定します。デ フォルトはServerRootディレクトリです。このディレクティブは、UNIX にのみ適用されま す。

DocumentRoot

このディレクティブでは、httpd によってファイルが処理されるディレクトリを設定します。 Alias などのディレクティブと一致しないかぎり、サーバーではリクエストされたURL か らのパスがドキュメント・ルートに追加され、ドキュメントへのパスが形成されます。

ErrorLog

このディレクティブでは、発生したエラーがサーバーによって記録されるファイルの名前を 設定します。このファイル名の先頭にスラッシュがない場合は、ServerRootへの相対ファイ ル名とみなされます。このファイル名の先頭にパイプ(|)がある場合は、エラー・ログ処 理用に起動されるコマンドとみなされます。

LockFile

このディレクティブでは、USE_FCNTL_SERIALIZED_ACCEPT または USE_FLOCK_ SERIALIZED_ACCEPT でOracle HTTP Server をコンパイルするときに使用するロック・ ファイルへのパスを設定します。デフォルト値を使用することをお薦めします。設定を変更 するのは、主に logs ディレクトリに NFS がマウントされている場合で、これはロック・ ファイルをローカル・ディスクに格納する必要があるためです。

PidFile

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「CoreDumpDirectory ディレク ティブ」

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「DocumentRoot ディレクティ ブ」

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「ErrorLog ディレクティブ」

関連項目 関連項目 関連項目

(31)

ファイル位置の指定 サーバーとファイル位置の指定 2-7

ScoreBoardFile

このディレクティブは、一部のアーキテクチャで必須です。このディレクティブを使用し て、親プロセスと子プロセス間の通信にサーバーで使用されるファイルを設定します。アー キテクチャにスコアボード・ファイルが必要かどうかを確認するには、Oracle HTTP Server を実行し、このディレクティブで指定したファイルが作成されるかどうかを調べます。アー キテクチャにスコアボード・ファイルが必要な場合は、このファイルが同時に複数のサー バー起動に使用されないことを確認する必要があります。

ServerRoot

このディレクティブでは、conf および logs サブディレクトリを含むディレクトリを指定し ます。-f オプションを指定してサーバーを起動する場合は、ServerRootを指定する必要が あります。 関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「ScoreBoardFile ディレクティ ブ」

関連項目 関連項目 関連項目

(32)
(33)

サーバー・プロセスの管理 3-1

3

サーバー・プロセスの管理

サーバー・プロセスの管理

サーバー・プロセスの管理

サーバー・プロセスの管理

この章では、Oracle HTTP Server プロセスの概要と、各プロセスを制御し、モニターする方 法について説明します。この章の内容は、次のとおりです。 ■ Oracle HTTP Server の処理モデル ■ プロセス数と接続数の制限 ■ プロセス情報の取得

(34)

Oracle HTTP Server の処理モデル

Oracle HTTP Server の処理モデル

の処理モデル

の処理モデル

の処理モデル

Oracle HTTP Server を起動すると、システムで http または https リクエストをリスニングし てレスポンスを返す準備ができたことになります。リクエスト処理モデルは、Windows と UNIX で異なります。

UNIX の場合は、Oracle HTTP Server を起動すると、単一の親プロセスにより、クライアン ト・リクエストをリスニングしてただちにレスポンスを返す複数の子プロセスが起動されま す。インストール時に root.sh スクリプトを実行した場合、あるいはユーザーが root で ログインした場合、メインの httpd 親プロセスは引き続きルート・ユーザーで実行されま す。ただし、子プロセスは、ルートよりも少ない権限を持つユーザーで実行されます。子プ ロセスに対する権限を設定するには、UserおよびGroupディレクティブを使用します。子 プロセスには、処理されるすべての内容を読み込む権限が必要です。

Windows の場合は、Oracle HTTP Server により親プロセスと子プロセスが 1 つずつ起動さ れます。子プロセスでは、クライアント・リクエストをリスニングしてレスポンスを返す複 数のスレッドが作成されます。 プロセスの処理用に Oracle HTTP Server の設定方法を決定する必要があります。

ServerType

このディレクティブには、次の 2 つのオプションが用意されています。 ■ inetd: このディレクティブは、リクエストを受け取るたびに新規の子プロセスを起動 します。リクエストの処理が完了すると、プログラムが終了します。この設定では、複 数の子プロセスを待機させるオプションは指定できません。低速で高コストになる場合 がありますが、安全性は高まります。このディレクティブは UNIX にのみ適用されま す。 ■ standalone: この設定では、複数の子プロセスを待機させることができ、サーバーの 起動は一度で済みます。これはビジーな Web サイト向けのデフォルトの推奨設定です。 このディレクティブは UNIX にのみ適用されます。 サーバーでリクエストへのレスポンスに使用する Group と User を指定する必要がありま す。このディレクティブは UNIX にのみ適用されます。 関連項目 関連項目 関連項目

(35)

プロセス数と接続数の制限 サーバー・プロセスの管理 3-3

Group

このディレクティブでは、サーバーでリクエストへのレスポンスに使用するグループを指定 します。このディレクティブを使用するには、最初にスタンドアロン・サーバーをルートで 実行する必要があります。サーバーの実行用に新規グループを作成することをお薦めしま す。

User

このディレクティブでは、サーバーでリクエストへのレスポンスに使用するユーザー ID を 指定します。このディレクティブを使用するには、最初にスタンドアロン・サーバーをルー トで実行する必要があります。ユーザーには、任意のユーザーが使用できるファイルへのア クセス権限が必要ですが、httpd リクエスト用以外のコードは実行できないようにする必要 があります。サーバーの実行用に新規ユーザーを設定することをお薦めします。

プロセス数と接続数の制限

プロセス数と接続数の制限

プロセス数と接続数の制限

プロセス数と接続数の制限

次のディレクティブを使用して、子プロセス数または同時リクエスト数を制御し、制限しま す。 ■ StartServers ■ ThreadsPerChild ■ MaxClients ■ MaxRequestsPerChild ■ MaxSpareServers ■ MinSpareServers

StartServers

このディレクティブでは、Oracle HTTP Server の起動時に作成される子サーバー・プロセス の数を設定します。デフォルトでは 5 に設定されます。このディレクティブは UNIX にのみ 適用されます。 関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「Group ディレクティブ」

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「User ディレクティブ」

関連項目 関連項目 関連項目

(36)

プロセス数と接続数の制限

ThreadsPerChild

このディレクティブでは、リクエストを処理する子スレッドの最大数を制御します。この ディレクティブは Windows にのみ適用されます。

MaxClients

このディレクティブでは、一度に処理できるリクエスト数を制限します。デフォルト値と推 奨値は 150 です。このディレクティブは UNIX にのみ適用されます。

MaxRequestsPerChild

このディレクティブでは、子プロセスで終了前に処理されるリクエスト数を制御します。マ シンをリブートした場合は、この値を再指定する必要があります。値をデフォルトの 0 に設 定すると、プロセスは終了しません。このディレクティブは UNIX にのみ適用されます。

MaxSpareServers

このディレクティブでは、アイドル状態の子サーバー・プロセスの最大数を設定します。ア イドル・プロセスは、稼動中であってもリクエストを処理していないプロセスです。親プロ セスは、このディレクティブの設定値を超えるアイドル状態の子プロセスを中断します。デ フォルトでは 10 に設定されます。このディレクティブは UNIX にのみ適用されます。

MinSpareServers

このディレクティブでは、アイドル状態の子サーバー・プロセスの最小数を設定します。ア イドル・プロセスは、稼動中であってもリクエストを処理していないプロセスです。アイド 関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「ThreadsPerChild ディレクティ ブ」

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「MaxClients ディレクティブ」

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「MaxRequestsPerChild ディレ クティブ」

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「MaxSpareServers ディレクティ ブ」

(37)

プロセス情報の取得 サーバー・プロセスの管理 3-5

プロセス情報の取得

プロセス情報の取得

プロセス情報の取得

プロセス情報の取得

Oracle HTTP Server プロセスをモニターするには、Windows の場合はパフォーマンス・モ ニターを、UNIX の場合は ps ユーティリティを使用します。

また、Oracle Enterprise Manager の Oracle9iAS Home Page を使用して Oracle HTTP Server プロセスをモニターすることもできます。

アプリケーション・サーバーとデータベース間で、ルーターやファイアウォールなどのデバ イスにネットワーク・エラーが発生すると、JDBC 接続がレスポンスを停止する場合があり ます。この場合は Oracle HTTP Server プロセスと JServ プロセスを手動で停止する必要があ り、プロセスの停止に遅延が生じることがあります。

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : 詳細は、『Oracle9i Application Server パフォーマンス・ガイ ド』およびオペレーティング・システムのマニュアルを参照してくださ い。

関連項目 関連項目 関連項目

(38)
(39)

ネットワーク接続の管理 4-1

4

ネットワーク接続の管理

ネットワーク接続の管理

ネットワーク接続の管理

ネットワーク接続の管理

この章では、IP アドレスとポートを指定する方法と、サーバーの相互作用とネットワーク接 続の永続性を管理する方法について説明します。この章の内容は、次のとおりです。 ■ リスナー・ポートおよびアドレスの指定 ■ サーバーとネットワーク間の相互作用の管理 ■ 接続の永続性の管理

(40)

リスナー・ポートおよびアドレスの指定

リスナー・ポートおよびアドレスの指定

リスナー・ポートおよびアドレスの指定

リスナー・ポートおよびアドレスの指定

リスナー・ポートおよびアドレスの指定

Oracle HTTP Server を起動すると、デフォルトでポート 7777(非 SSL の場合)または 4443 (SSL の場合)でリクエストがリスニングされます。SSL を使用しない場合、Oracle HTTP Server では、ポート 7777 が使用されていると、7777 ~ 7877 の範囲内で次に使用可能なポー ト番号でリスニングされます。したがって、ポート 7777 がビジーの場合は、ポート 7778 な どでリスニングされます。同様に、SSL の場合は、ポート 4443 が使用されていると、4443 ~ 4543 の範囲内で次に使用可能なポート番号でリスニングされます。したがって、ポート 4443 がビジーの場合は、ポート 4444 などでリスニングされます。 ファイル setupinfo.txt が、$ORACLE_HOME/Apache/Apache に自動的に生成されま す。このファイルには、Oracle HTTP Server でリスニングされているポートの情報が含まれ ています。このファイルはインストール時に生成され、その後は更新されません。Oracle HTTP Server の運用後には setupinfo.txt 内の情報は利用されません。 サーバーで複数のポート、選択したアドレスまたはその組合せをリスニングするように指定 できます。次のディレクティブを使用して、リスナーのポートとアドレスを指定します。 BindAddress および Port ディレクティブを使用できるのは一度のみであることに注意し てください。Apache グループは、かわりに Listen ディレクティブを使用するように推奨 しています。 ■ BindAddress ■ Listen ■ Port

BindAddress

このディレクティブでは、サーバーでのリスニング対象を単一の IP アドレスに制限します。 このディレクティブの引数として * を指定すると、すべての IP アドレスがリスニングされま す。

Port

Listen ディレクティブも BindAddress ディレクティブも指定しない場合は、このディレ クティブでリスナーのポートを指定します。Listen ディレクティブを指定すると、Port の値は Oracle HTTP Server で URL または他の自己参照を作成するときに使用されるデフォ

関連項目 関連項目 関連項目

(41)

サーバーとネットワーク間の相互作用の管理 ネットワーク接続の管理 4-3

Listen

このディレクティブでは、Oracle HTTP Server でリスニングする必要がある IP ポートを指 定します。複数の Listen ディレクティブを使用して、複数のポートでリスニングできま す。このディレクティブを指定すると、その値で Port の値が上書きされます。したがっ て、Port の値が 7777 で、Listen の値が 7778 の場合、Oracle HTTP Server ではポート 7778 のみでリスニングされます。

サーバーとネットワーク間の相互作用の管理

サーバーとネットワーク間の相互作用の管理

サーバーとネットワーク間の相互作用の管理

サーバーとネットワーク間の相互作用の管理

次のディレクティブを使用して、サーバーとネットワークの相互作用を指定します。 ■ ListenBackLog ■ SendBufferSize ■ TimeOut

ListenBackLog

このディレクティブでは、ペンディング接続のキューの最大長を指定します。このディレク ティブが役立つのは、サーバーで TCP SYN オーバーロードが発生し、多数の新規接続が オープンされてもタスクが完了しない場合です。

SendBufferSize

このディレクティブでは、TCP バッファのサイズを指定のバイト数まで増やしてパフォーマ ンスを改善します。 関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「Port ディレクティブ」

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「Listen ディレクティブ」

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「ListenBackLog ディレクティ ブ」

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「SendBufferSize ディレクティ ブ」

(42)

接続の永続性の管理

TimeOut

このディレクティブでは、サーバーによる次の最大待機時間を秒単位で設定します。 ■ 1 つの GET リクエストの受信にかかる合計秒数 ■ POST または PUT リクエストで TCP パケットを受信する間隔 ■ レスポンスの TCP パケットが送信されるときの ACK の間隔 デフォルトでは 300 秒に設定されます。

接続の永続性の管理

接続の永続性の管理

接続の永続性の管理

接続の永続性の管理

次のディレクティブを使用して、サーバーによる永続的な接続の処理方法を構成します。 ■ KeepAlive ■ KeepAliveTimeout ■ MaxKeepAliveRequests

KeepAlive

このディレクティブを使用すると、接続を長時間オープンにして、同じ TCP 接続で複数のリ クエストを送信できます。デフォルトでは「ON」に設定されます。

KeepAliveTimeout

このディレクティブでは、サーバーが接続をクローズする前に後続のリクエストを待機する 秒数を設定します。リクエストが受信されると、TimeOutディレクティブで指定したタイム アウト値が適用されます。デフォルトでは 15 秒に設定されます。 関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「TimeOut ディレクティブ」

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「KeepAlive ディレクティブ」

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「KeepAliveTimeout ディレク ティブ」

(43)

接続の永続性の管理 ネットワーク接続の管理 4-5

MaxKeepAliveRequests

このディレクティブでは、KeepAliveが「ON」になっているときの、接続ごとの許容リク エスト数を制限します。「0」に設定すると、許容リクエスト数は無制限となります。デフォ ルトでは 100 に設定されます。 関連項目 関連項目 関連項目

関連項目 : Apache Server マニュアルの「MaxKeepAliveRequests ディレ クティブ」

(44)
(45)

サーバー・ログの構成と使用 5-1

5

サーバー・ログの構成と使用

サーバー・ログの構成と使用

サーバー・ログの構成と使用

サーバー・ログの構成と使用

この章では、ログの書式、各種ログ・ファイルおよびその位置について説明します。この章 の内容は、次のとおりです。 ■ ログの書式指定 ■ ログ・ファイルと位置の指定

(46)

ログの書式指定

ログの書式指定

ログの書式指定

ログの書式指定

ログの書式指定

LogFormat を使用して、ログ・ファイルに含める情報と書込み方法を指定します。デフォ ルトの書式は Common Log Format です。CLF 書式は host ident authuser date request status bytes です。

host: クライアントのドメイン名または IP アドレス。

ident: IdentityCheck が有効化されており、クライアント・マシンで identd が実行さ れている場合のクライアント識別情報。 authuser: パスワード保護付きサイトのユーザー ID。 date: <day/month/year:hour:minute:second> 書式のリクエスト日時。 request: 二重引用符で囲まれたクライアントからのリクエスト行。 status: クライアントに戻される 3 桁の HTTP ステータス・コード。 bytes: ヘッダーを除いた、クライアントに戻されるバイト数。

ログ・ファイルと位置の指定

ログ・ファイルと位置の指定

ログ・ファイルと位置の指定

ログ・ファイルと位置の指定

この項では、ログ・ファイルの機能と位置について説明します。

アクセス・ログ

アクセス・ログ

アクセス・ログ

アクセス・ログ

サーバーのアクセス・ログには、サーバーによって処理されたすべてのリクエストが記録さ れます。アクセス・ログの位置と内容は、CustomLog ディレクティブで制御します。 LogFormat ディレクティブを使用すると、ログの内容を簡単に選択できます。 注意 注意 注意

注意 : Oracle9iAS Clickstream Collector Agent を使用すると、 Oracle9iAS Web Cache のアクセス・ログを Oracle9iAS Clickstream Intelligence に統合できます。詳細は、『Oracle9iAS Clickstream Intelligence 管理者ガイド』を参照してください。

関連項目 関連項目 関連項目

表 A-2 は、SSO Registrar のコマンド引数を一覧にしたものです。  表

参照

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