このディレクティブでは、KeepAliveが「ON」になっているときの、接続ごとの許容リク エスト数を制限します。「0」に設定すると、許容リクエスト数は無制限となります。デフォ ルトでは100に設定されます。
関連項目関連項目
関連項目関連項目: Apache Serverマニュアルの「MaxKeepAliveRequestsディレ
クティブ」
接続の永続性の管理
サーバー・ログの構成と使用 5-1
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サーバー・ログの構成と使用 サーバー・ログの構成と使用 サーバー・ログの構成と使用 サーバー・ログの構成と使用
この章では、ログの書式、各種ログ・ファイルおよびその位置について説明します。この章 の内容は、次のとおりです。
■ ログの書式指定
■ ログ・ファイルと位置の指定
ログの書式指定
ログの書式指定 ログの書式指定 ログの書式指定 ログの書式指定
LogFormatを使用して、ログ・ファイルに含める情報と書込み方法を指定します。デフォ ルトの書式はCommon Log Formatです。CLF書式はhost ident authuser date request status bytesです。
host: クライアントのドメイン名またはIPアドレス。
ident: IdentityCheckが有効化されており、クライアント・マシンでidentdが実行さ れている場合のクライアント識別情報。
authuser: パスワード保護付きサイトのユーザーID。
date: <day/month/year:hour:minute:second>書式のリクエスト日時。
request: 二重引用符で囲まれたクライアントからのリクエスト行。
status: クライアントに戻される3桁のHTTPステータス・コード。
bytes: ヘッダーを除いた、クライアントに戻されるバイト数。
ログ・ファイルと位置の指定 ログ・ファイルと位置の指定 ログ・ファイルと位置の指定 ログ・ファイルと位置の指定
この項では、ログ・ファイルの機能と位置について説明します。
アクセス・ログ アクセス・ログ アクセス・ログ アクセス・ログ
サーバーのアクセス・ログには、サーバーによって処理されたすべてのリクエストが記録さ れます。アクセス・ログの位置と内容は、CustomLogディレクティブで制御します。
LogFormatディレクティブを使用すると、ログの内容を簡単に選択できます。
注意 注意 注意
注意: Oracle9iAS Clickstream Collector Agentを使用すると、
Oracle9iAS Web Cacheのアクセス・ログをOracle9iAS Clickstream
Intelligenceに統合できます。詳細は、『Oracle9iAS Clickstream
Intelligence管理者ガイド』を参照してください。
関連項目関連項目
関連項目関連項目: Apache Serverマニュアルの「CustomLogディレクティブ」
ログ・ファイルと位置の指定
サーバー・ログの構成と使用 5-3
エラー・ログ エラー・ログ エラー・ログ エラー・ログ
サーバーでは、エラー・メッセージがログ・ファイルに記録されます。デフォルトでは、こ のファイルはUNIXの場合は$ORACLE_HOME/Apache/Apache/logs/error_log、
Windowsの場合は%ORACLE_HOME%¥Apache¥Apache¥logs¥error_logにあります。
ファイル名は、ErrorLogディレクティブを使用して設定できます。
JServ ログ ログ ログ ログ
JServログでは、サーブレットやJSPなどのJServアプリケーションから実行されたアクショ
ンと、生成された例外が追跡されます。このファイルは、UNIXの場合は$ORACLE_
HOME/Apache/Jserv/logs/jserv.log、Windowsの場合は%ORACLE_
HOME%¥Apache¥Jserv¥logs¥jserv.logにあります。
PID ファイル ファイル ファイル ファイル
サーバーを起動すると、親httpdプロセスのプロセスIDがPIDファイルに記録されます。
このファイルは、デフォルトでは$ORACLE_HOME/Apache/Apache/logs/httpd.pidに あります。このファイル名は、PidFileディレクティブを使用して変更できます。管理者 は、プロセスIDをデーモンの再起動と終了に使用します。プロセスが異常終了(または中 断)した場合は、子httpdプロセスを中断する必要があります。
リライト・ログ リライト・ログ リライト・ログ リライト・ログ
リライト・ログは、mod_rewriteを使用する場合のデバッグに必要です。このログ・ファ イルでは、リライト・エンジンによるリクエストの変換方法の詳細分析が生成されます。詳 細レベルは、RewriteLogLevelディレクティブを使用して制御します。
スクリプト・ログ スクリプト・ログ スクリプト・ログ スクリプト・ログ
スクリプト・ログを使用すると、CGIスクリプトからの入出力を記録できます。このファイ ルはテストにのみ使用し、稼働中のサーバーには使用しないでください。
関連項目 関連項目 関連項目
関連項目: Apache Serverマニュアルの「ErrorLogディレクティブ」
関連項目関連項目
関連項目関連項目: Apache Serverマニュアルの「PidFileディレクティブ」
関連項目 関連項目 関連項目
関連項目: Apache Serverマニュアルの「RewriteLogディレクティブ」
関連項目 関連項目 関連項目
関連項目: Apache Serverマニュアルの「ScriptLogディレクティブ」
ログ・ファイルと位置の指定
SSL ログ ログ ログ ログ
Oracle HTTP ServerをSSLモードで起動すると、ssl_engine_logおよびssl_
requrest_logが作成されます。作成される場所は、UNIXの場合は$ORACLE_
HOME/Apache/Apache/logs、Windowsの場合は%ORACLE_
HOME%¥Apache¥Apache¥logsです。ssl_engine_logではSSLとプロトコルの問題が 追跡され、ssl_request_logにはユーザー・アクティビティが記録されます。出力の制御 にはSSLLogFileディレクティブを使用します。
送信ログ 送信ログ 送信ログ 送信ログ
送信ログでは、サイトへのアクセス・ログが格納されているファイルが指定されます。送信 ログをconfファイルに明示的に含めないと、ログは生成されません。通常、サーバーでは、
各リクエストが送信ファイルに記録されます。このファイルは、UNIXの場合はデフォルト で$ORACLE_HOME/Apache/Apache/logs/access_log、Windowsの場合は%ORACLE_
HOME%¥Apache¥Apache¥logs¥access_logにあります。ファイル名は、CustomLog ディレクティブを使用して設定できます。
注意注意
注意注意: Windowsでは、Oracle HTTP ServerはデフォルトによりSSL
モードで起動します。
Oracle HTTP Serverのモジュール 6-1
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Oracle HTTP Server のモジュール のモジュール のモジュール のモジュール
この章では、Oracle HTTP Serverに組み込まれているモジュール(mod)について説明しま す。該当する場合は、Apache Software Foundationのマニュアルを参照しています。