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中国大気環境改善のための都市間連携協力

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Academic year: 2021

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中国大気環境改善のための都市間連携協力

中央・地方政府の政策動向の実態把握

(2016年3月~2017年2月)

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目次 一.省の政策動向 ...1 1. 河北省 ...1 【 2016 年 5 月 】 ... 1 1.1 河北省が公文書を正式に発表し VOCs 汚染排出費徴収を試行 ... 1 【 2016 年 6 月 】 ... 2 1.2 河北省が 2016~2017 年の 2 年間でクリーンブリケット 3,200 万トンを普及促進 2 1.3 河北省環境保護庁の「河北省鉄鋼業種の大気汚染物質特別排出規制値実施に関する 公告」公布についての公示と意見聴取に関する書簡 ... 3 1.4 世界銀行が 5 億ドルの借款で河北省の大気汚染防止を助力 ... 3 1.5 河北省が基準を厳格化し鉄鋼生産能力を強制削減:国の特別排出規制値の地域範囲 を全省に拡大 ... 4 【 2016 年 7 月 】 ... 5 1.6 河北省が大気質予報警報プラットフォームを確立 ... 5 1.7 河北省が「通風通路」の明確な設置による都市大気汚染軽減を立法化 ... 6 【 2016 年 8 月 】 ... 7 1.8 河北省が重点業種の VOCs 排出を整備 ... 7 1.9 河北省が鉄鋼と石炭の過剰生産能力撤去推進を加速:張家口・保定・廊坊 3 市の鉄 鋼製造設備をすべて撤去 ... 8 【 2016 年 9 月 】 ... 9 1.10 河北省が石油化学産業の開発区や工業団地への進出を推進:環境配慮型ファイン ケミカルを発展させ、産業チェーン間の横断的カップリングを実現 ... 9 1.11 河北省人民政府弁公庁の河北省環境汚染対策第三者実施に関する管理規則の配布 に関する通知 ... 10 1.12 河北省人民政府が保定・廊坊石炭使用禁止区域の電力代替とガス代替の実施加速 に関するガイドラインを発表 ... 11 【 2016 年 10 月 】 ... 11 1.13 河北省環境保護庁が地方基準「貯炭所、原材料置場、残渣置場の発塵汚染抑制技 術基準」の配布に関する通知を発表 ... 11 1.14 河北省環境保護庁が河北省鉄鋼産業の大気汚染物質特別排出規制値実施に関する 公告を発表 ... 12 1.15 河北省環境保護庁が「建築用塗料と接着剤の揮発性有機化合物含有量規制値基準 (意見募集稿)」への意見募集に関する書簡を発表 ... 13 【 2016 年 11 月 】 ... 13 1.16「河北省大気汚染防止強化措置実施計画(2016~2017 年)」が 6 大課題を打ち出 し、引き続き大気質改善に取り組む ... 13 1.17 河北省が初の大気汚染防止調整令を発表:伝送通路都市の重点業種のピークシフ ト生産を求める... 15 【 2016 年 12 月 】 ... 17 1.18 河北省が 10 件の典型的な大気関連事案を公開... 17 1.19 河北省が「石家荘市大気汚染防止条例(改訂)」を改訂:高汚染燃料燃焼禁止区域 の範囲を次第に拡大 ... 17 【 2017 年 2 月 】 ... 18 1.20 河北省が 2017 年に鉄鋼生産能力 3,186 万トン分、石炭生産能力 742 万トン分の 圧縮削減を計画... 18 1.21 河北省が環境保護活動会議を開催:河北省の 2017 年環境質改善目標を明らかに ... 19 2. 山西省 ...20

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【 2016 年 4 月 】 ... 20 2.1 山西が 2 ヵ月間の「辣腕汚染退治」特別行動を実施 ... 20 【 2016 年 7 月 】 ... 21 2.2 山西省が大気汚染防止強化措置を打ち出し、都市化エリアの石炭ボイラーをゼロ化 ... 21 【 2016 年 11 月 】 ... 22 2.3 山西省発展改革委が山西省経済情報化委と合同で「山西省「十三五」冶金工業発展 計画」を発表 ... 22 【 2016 年 12 月 】 ... 23 2.4 山西省人民政府が「山西省「十三五」環境保護計画」を配布 ... 23 【 2017 年 1 月 】 ... 24 2.5 山西省が 2017 年環境保護事業目標課題を明らかに ... 24 【 2017 年 2 月 】 ... 25 2.6 山西省発展改革委が山西省経済情報化委と合同で「山西省「十三五」省エネ・環境 保護産業発展計画」を発表 ... 25 2.7 山西省が重度汚染気象対応 7 号指令を発表:二酸化硫黄高濃度測定値報告制度の 確立を求める ... 26 3. 遼寧省 ...27 【 2016 年 4 月 】 ... 27 3.1 遼寧省環境保護庁が全省石炭火力発電所超低濃度排出改造計画を配布 ... 27 【 2016 年 5 月 】 ... 27 3.2 遼寧省が石炭燃焼汚染を厳格に規制:複数の違法企業に日割計算罰金 ... 27 【 2016 年 6 月 】 ... 28 3.3 遼寧省が VOCs 汚染排出費を差別化徴収:排出状況で半減あるいは倍加徴収も . 28 3.4 遼寧省が重点業種の環境保護特別法律執行検査を全面スタート ... 29 【 2016 年 7 月 】 ... 30 3.5 遼寧省長:遼寧の大気質を著しく改善しなければならない ... 30 【 2016 年 9 月 】 ... 31 3.6 遼寧省環境保護庁が「遼寧省大気汚染防止条例」(草案)に対する意見募集に関す る書簡を発表 ... 31 3.7 遼寧省が発塵規制値を設定:現地の実際状況に基づき地方基準を制定 ... 32 3.8 遼寧省が小型石炭ボイラーの撤去を加速:暖房期の大気質を確保 ... 33 【 2016 年 10 月 】 ... 34 3.9 遼寧省が初の省レベル農作物残茎焼却汚染防止責任追及管理規則を公布 ... 34 3.10 遼寧省政府法制弁公室が「遼寧省大気汚染防止条例(草案)」についてパブリッ クコメントを募集 ... 35 【 2016 年 11 月 】 ... 37 3.11 遼寧省環境保護庁が暖房期の石炭ボイラー法律執行検査を綿密に展開 ... 37 3.12 遼寧省環境保護庁が環境保護部の揮発性有機化合物排出費徴収試行の具体的作業 に関する通知を伝達 ... 38 3.13 遼寧省環境保護庁が「「十三五」計画<綱要>2016 年度実施状況の送付に関する書 簡」を発表 ... 39 【 2016 年 12 月 】 ... 41 3.14 遼寧省環境保護庁が「遼寧省飲食業油煙排出基準(意見募集稿)」の見募集に関 する通知を発表... 41 【 2017 年 1 月 】 ... 42 3.15「遼寧省大気汚染防止条例(草案)」を審議:5 つの方面の措置をとり大気汚染を 防止 ... 42

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【 2017 年 2 月 】 ... 43 3.16 遼寧省が全省環境保護活動会議を開催:2017 年事業目標を明らかに ... 43 4. 江蘇省 ...43 【 2016 年 3 月 】 ... 43 4.1 江蘇省環境保護庁が「江蘇省 2016 年大気汚染防止事業計画」を発表 ... 43 【 2016 年 5 月 】 ... 45 4.2 江蘇省が船舶排出規制区域を設定:燃料油使用を厳格化しクリーンエネルギー使用 を普及 ... 45 4.3 江蘇省が 2016 年に新エネルギー自動車 1 万台以上を普及 ... 46 【 2016 年 6 月 】 ... 47 4.4 江蘇省環境保護庁が「江蘇省重点業種揮発性有機化合物排出量計算暫定施行規則」 を配布 ... 47 【 2016 年 7 月 】 ... 48 4.5 江蘇省環境保護庁が「江蘇省重点業種揮発性有機化合物排出量計算暫定施行規則」 を配布 ... 48 4.6 江蘇省が時系列順に大気整備計画を推進:上半期は重点工事プロジェクト 925 件 を完成、完成率は6 割超 ... 49 【 2016 年 8 月 】 ... 49 4.7 江蘇省がオフロード建設機械の環境保護調査をスタート:異なる機械の汚染排出レ ベルに対し分類管理 ... 50 4.8 江蘇省が大気質コントロールに大いに力を入れ、2016 年 8 月中旬現在で微小粒子 状物質濃度の2013 年同期比下降幅が 20%を超す ... 50 4.9 江蘇省が 9 件の大気汚染違法事案を発表:中石化連雲港炭酸ソーダ工場に処罰 .. 51 4.10 江蘇省環境保護庁が「「江蘇省大気揮発性有機化合物汚染防止管理規則」(意見募 集稿)の意見募集に関する通告」を発表 ... 52 【 2016 年 9 月 】 ... 53 4.11 江蘇省が 2016 年省レベル環境保護特別資金を拠出:大気汚染防止資金は 7.5 億 元 ... 53 4.12 江蘇省財政庁、物価局、環境保護庁が合同で「江蘇省揮発性有機化合物汚染排出 費徴収試行実施規則の配布に関する通知」を発表 ... 53 【 2016 年 12 月 】 ... 54 4.13 江蘇が環境指標とリンクした財政政策を実施:審査結果に基づく比率により還付 ... 54 【 2017 年 1 月 】 ... 55 4.14 江蘇省が「化学工業の揮発性有機化合物排出基準」、「表面塗装(家具製造業)の 揮発性有機化合物排出基準」を発表 ... 55 5. 浙江省 ...56 【 2016 年 4 月 】 ... 56 5.1 浙江省環境保護庁が 2016 年大気汚染防止実施計画を公布 ... 56 【 2016 年 5 月 】 ... 58 5.2 浙江省が厳格な大気汚染対策立法を計画:環境保護部門に官僚処分提案権限 ... 58 【 2016 年 6 月 】 ... 60 5.3 浙江省新大気汚染防止条例を 7 月 1 日から実施:環境保護部門に同級公務員の処 分提案権 ... 60 6. 広東省 ...62 【 2016 年 3 月 】 ... 62 6.1 広東省が 2016 年末に広東省市街地での石炭など高度汚染燃料の燃焼禁止を明確に 決定 ... 62

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6.2 広東省が VOCs 規制を間もなく実施:いくつかの重点企業をモデルに選定 ... 64 【 2016 年 5 月 】 ... 64 6.3 広東省環境保護庁が広東省大気汚染防止 2016 年度実施計画を配布 ... 64 【 2016 年 7 月 】 ... 66 6.4 広東省の上半期都市大気質が全面的に改善:19 市・区の PM2.5 濃度が二級基準に 到達 ... 66 6.5 広東省の 1,000 社余りの企業が「一企業一対策」で有機排ガスを整備 ... 67 【 2016 年 8 月 】 ... 68 6.6 広東省の上半期都市大気質が全面的に改善:市街地 19 ヵ所の PM2.5 濃度が 2 級 基準に到達 ... 68 6.7 環境保護でサプライサイドの構造改革を促進:広東省が総量規制と共に環境容量を コントロールし、環境整備第三者評価が水、大気、土壌などの総合的分野をカバー . 69 6.8 広東省環境保護庁が「広東省環境保護庁の自動車環境保護マーク技術鑑定に関する 規範」を配布 ... 71 【 2016 年 9 月 】 ... 71 6.9 広東省環境保護庁が「印刷、靴製造、家具、表面塗装(自動車製造)業種の揮発性 有機化合物の排出総量削減算定細則」への意見募集に関する通知を発表 ... 71 【 2016 年 10 月 】 ... 72 6.10 広東省環境保護庁と広東省経済と情報化委員会が合同で「広東省電気めっき工業 団地クリーナープロダクション評価指標システム(試行)」の配布に関する通知を発表 ... 72 6.11 広東省環境保護庁が「2015 年広東省原動機搭載車両汚染防止年報」を発表:原動 機搭載車両の汚染物質排出量が近年引き続き減少 ... 73 【 2016 年 11 月 】 ... 75 6.12 広東省環境保護庁が「今冬来春の大気汚染防止事業の着実な実施に関する指針」 を発表 ... 75 6.13 広東省環境保護庁が「広東省大気汚染防止「十三五」計画」への意見募集に関す る書簡を発表 ... 76 【 2017 年 2 月 】 ... 77 6.14 広東省発展改革委、経済情報化委、環境保護庁が合同で「広東省省エネ・排出削 減「十三五」計画」を発表 ... 77 7. その他 ...79 【 2016 年 6 月 】 ... 79 7.1 山東省が VOCs 汚染排出費を試行徴収 ... 79 二.市の政策動向 ...81 1. 北京市 ...81 【 2016 年 3 月 】 ... 81 1.1 北京が大気重度汚染緊急時対応案を改訂:大気質の異なる地域では緊急措置も異な り、重度汚染早期警報に「南北の違い」 ... 81 1.2 北京が「大気汚染法執行年」行動をスタート:ネットワーク化監督管理を実施、末 端の環境職責実施を推進 ... 82 【 2016 年 4 月 】 ... 83 1.3 2015 年の北京の空気中汚染物質は 6 項目中 4 項目が基準超過:重度汚染気象下で 高排出車の通行制限を優先か ... 83 1.4 北京が大気汚染対策を細分化:3 年で PM2.5 を 15%減少、2016 年には更に 5%減 少 ... 84 1.5 北京市発展と改革委員会が「石炭からクリーンエネルギーへの転換政策支援強化に 関する通知」を配布 ... 86

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【 2016 年 5 月 】 ... 87 1.6 北京と内モンゴルが広域的炭素排出取引をスタート ... 88 1.7 北京の「十三五」エネルギー計画:無石炭化プロジェクトの前進を加速 ... 88 1.8 北京が「十三五」期間に国 3 基準の大型ディーゼル車と国 1、国 2 基準の小型乗用 車を淘汰 ... 90 【 2016 年 6 月 】 ... 91 1.9 「京 6」石油精製品が「世界で最も厳格な」基準並みに:2017 年実施を予定 .... 91 1.10 北京の天然ガス供給が 2020 年には 200 億 m3 に達する見込み ... 93 1.11 北京が 2020 年に PM2.5 濃度基準達成を目指す:柳絮対策を強化 ... 93 1.12 北京市環境保護局が住建委と合同でオフロード建設機械の排出ガス管理を強化 95 1.13 北京市環境保護局:2017 年にはボイラー排出基準を欧州より厳格に ... 95 【 2016 年 7 月 】 ... 97 1.14 北京市が上半期に環境保護関連罰金額 4,600 万元余りの通知書を送付:大気環境 類の割合が最高... 97 1.15 北京市の上半期経済情勢分析会議で環境保護要請を再表明:大都市病整備の高度 化に重点か ... 98 1.16 北京市が石炭から電力への転換による民用石炭整備で、2020 年に平原地域は基本 的に無石炭化 ... 99 【 2016 年 8 月 】 ... 100 1.17 北京が 2016 年上半期に 4,600 万元の過料通知書を発行 ... 100 1.18 北京が農村の民用石炭汚染を全力で整備:2020 年に平原地域農村を無石炭化 101 1.19 北京市大気汚染総合整備指導グループ弁公室が「ガス(石油)ボイラー窒素酸化 物整備推進と汚染物質基準内排出確保に関する通告」を発表 ... 102 【 2016 年 9 月 】 ... 103 1.20 北京市が農作物残茎の無害化処理を試行 ... 103 1.21 北京市の大気質が引き続き改善:最初の 8 ヵ月間の微小粒子状物質(PM2.5)濃 度が前年同期比で12.5%低下 ... 104 1.22 北京が生態環境モニタリングネットワーク構築計画を発表:衛星、ドローンリモ ートセンシング新技術を応用 ... 105 1.23 北京の石炭製品に身分証明書:スマホでスキャンして石炭製品の生産地が分かる ... 106 1.24 北京が「大演習」の具体的計画を制定:大気汚染防止が重点 ... 107 【 2016 年 10 月 】 ... 108 1.25 北京市大気汚染総合対策指導グループ弁公室が石炭クリーンエネルギー改造事業 に関する通告を発表 ... 108 1.26 北京市品質技術監督局が「自動車用ガソリン」(DB11/238-2016)と「自動車用 軽油」(DB11/239-2016)の 2 つの地方環境保護基準を発表 ... 109 1.27 北京の石炭ボイラー改造:石炭 200 万トンを削減、二酸化硫黄排出を約 1.6 万ト ン削減 ... 110 【 2016 年 11 月 】 ... 111 1.28 北京市環境保護局が「北京市地方基準「自動車修理業の汚染防止技術規範」(意 見募集稿)への意見募集に関する書簡」を発表 ... 112 1.29 北京市人民政府が「北京市大気重度汚染緊急時対応案(2016 年改正)」を配布 ... 113 1.30 北京が「気象災害防止条例」の第 3 回審査を実施:スモッグを一種の気象災害と して条例への組み入れを維持 ... 114 1.31 北京が自動車対策を強化:平日に国 1、国 2 車の五環路以内の通行を制限、期限 前淘汰には2 千元の補助金 ... 115

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1.32 北京の「十三五」環境保護目標:大気優良日数比率は 56%超 ... 116 【 2016 年 12 月 】 ... 117 1.33 北京市の 2016 年 1~11 月の PM2.5 累計濃度は 67μg/m3 ... 118 【 2017 年 1 月 】 ... 119 1.34 北京市政府が「北京市「十三五」期間の環境保護と生態建設計画」を発表 ... 119 1.35 北京が 2017 年に環境保護警察チームの組織を計画:各区に対し環境保護の監督 査察を展開 ... 121 1.36 北京市環境保護部門が 2016 年に出した環境違法過料通知書は 1.5 億元余りに 122 1.37 北京市環境保護局が地方基準「大気汚染物質総合排出基準」(DB11/501-2017) を発表 ... 123 1.38 北京市環境保護局が地方基準「有機化学製品製造業の大気汚染物質排出基準」 (DB11/1385-2017)を発表 ... 124 1.39 「北京市 2013~2017 年クリーンエアアクション計画重点課題分解 2017 年事業 措置」を実施 ... 125 【 2017 年 2 月 】 ... 126 1.40 北京環境保護局が「火力発電、製紙業界と高排気筒型発生源の汚染物質排出許可 証管理事業の実施に関する通知」を発表 ... 126 1.41 北京市が 2017 年末以前に 1 万蒸気換算トン分の燃焼禁止区域内のガス(石油) ボイラーの低NOx 燃焼技術改造完成を予定 ... 127 1.42 北京が「国 1・国 2」基準小型自動車の通行制限を開始 ... 129 2. 天津市 ... 129 【 2016 年 3 月 】 ... 129 2.1 天津が「大気十条」の課題目標を 2 年繰り上げ達成 ... 129 2.2 天津がディーゼル車排ガスを徹底調査:4 万台の国 3 大型ディーゼル車を立ち入り 調査 ... 131 2.3 天津の清々しい空気行動:「インベントリー式」管理で大気汚染の責任を追及 .. 131 【 2016 年 4 月 】 ... 132 2.4 天津が揮発性有機化合物汚染対策強化で 10 項目の措置を打ち出す ... 132 2.5 天津が 5 月 1 日から揮発性有機化合物の汚染物質排出費徴収を開始 ... 133 【 2016 年 7 月 】 ... 134 2.6 天津市が大気汚染対策の統一情報プラットフォームの運用を開始 ... 134 2.7 天津市の自動車汚染整備が 2 つの全国的な「先駆け」を実現 ... 134 2.8 2016 年上半期の天津市におけるオゾンと揮発性有機化合物特別整備に初期効果 136 2.9 天津市「飲食業油煙排出基準」を公布 ... 137 【 2016 年 8 月 】 ... 138 2.10 天津市が 2 項目の地方大気汚染物質排出基準を公布 ... 138 2.11 天津市が小規模工場、小規模作業場、小規模化学工業の石炭燃焼汚染整備に対し 助成を実施 ... 139 2.12 天津市環境保護局が関係業種の揮発性有機化合物の法律執行とモニタリングを規 範化:一般検査測定機関向けに監督的モニタリング市場を開放 ... 140 2.13 天津市が 7 月の全市大気質状況を発表:PM10 は下降、PM2.5 は上昇 ... 141 2.14 天津市油煙整備「大賞」を発表:1,033 社の事業者が助成金 1,687.5 万元を獲得 ... 142 【 2016 年 9 月 】 ... 142 2.15 天津市市場と品質監督管理委員会が天津市の強制的地方基準「建築塗料と接着剤 の揮発性有機化合物含有量規制値基準」(意見募集稿)の意見募集に関する通知を発表 ... 142 2.16 天津市が自動車の基準超過排出に対する法律執行検査で顕著な効果 ... 143

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2.17 天津市環境保護局が天津市の石油化学工業と包装印刷業種の揮発性有機化合物に 係る汚染排出費徴収基準実施細則(試行)を配布 ... 144 【 2016 年 10 月 】 ... 145 2.18 天津市重度汚染気象緊急時対応案を再修正 ... 145 【 2016 年 11 月 】 ... 146 2.19 天津市環境保護局が「天津市 2016 年 10 蒸気換算トン/時以上の暖房用石炭ボイ ラーの燃料変更・熱供給ネットワークへの併入プロジェクト定額補助実施計画」を配 布 ... 146 【 2016 年 12 月 】 ... 147 2.20 天津市環境保護局が「2016 年当市大気対策措置及び今後の重点事業」を発表 147 2.21 天津市環境保護局が「天津市環境保護系統環境保護レッド・イエローカード管理 制度実施暫定施行規則の配布に関する通知」を配布 ... 149 【 2017 年 1 月 】 ... 151 2.22 天津市環境保護局が「鉄鋼、石炭ボイラーが排出する大気汚染物質の特別排出規 制値執行要請を更に明確化することに関する書簡」を配布 ... 151 【 2017 年 2 月 】 ... 152 2.23 天津市環境保護局が「天津市 2017 年大気汚染防止重点事業」を発表 ... 152 3. 上海市 ... 154 【 2016 年 3 月 】 ... 154 3.1 上海市環境保護局が「上海市工業揮発性有機化合物排出削減企業汚染対策プロジェ クト特定項目支援実施細則」を配布 ... 154 3.2 上海市環境保護局が「2016 年度及び「十三五」期間の当市大気汚染物質重点排出 企業総量規制計画」を配布 ... 155 【 2016 年 4 月 】 ... 156 3.3 上海が 2 つの船舶燃料油新規定を実施:市全域への乗り入れはクリーン燃料油使用 が必須 ... 156 【 2016 年 5 月 】 ... 157 3.4 上海市環境保護局が上海市固定汚染源重点汚染物質許可排出量査定規則(試行)を 配布 ... 157 3.5 上海が最も厳しい通行制限措置実施を計画 ... 158 【 2016 年 6 月 】 ... 159 3.6 上海が 48 時間大気質予報を実施:予報が 5 時間帯に増加 ... 159 【 2016 年 7 月 】 ... 160 3.7 上海環境保護「十三五」計画が審議を通過:4 大分類、5 大課題措置を提起 ... 160 【 2016 年 8 月 】 ... 161 3.8 「上海市環境保護条例」を採択 ... 161 3.9 上海市環境保護局が 2015 年度上海市石炭火力発電所の脱硫脱硝設備運用による排 出削減目標超過助成金一次審査ガイドラインに関する書簡を発表 ... 162 3.10 上海市の上半期環境質が再び改善:複数項目の大気汚染物質濃度が例年同期比で 最低 ... 162 【 2016 年 9 月 】 ... 164 3.11 上海市環境保護局が「家具製造業種の大気汚染物質排出基準」の意見募集に関す る書簡を発表 ... 164 3.12 上海市環境保護局が「悪臭汚染物質排出基準」の意見募集に関する書簡を発表 ... 165 【 2016 年 10 月 】 ... 165 3.13 上海市環境保護局が当市建設プロジェクトのダスト・粉塵、揮発性有機化合物総 量規制実施細則に関する通知を発表 ... 165

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3.14 上海市人民政府が「上海市環境保護と生態建設「十三五」計画」を配布 ... 166 【 2016 年 11 月 】 ... 167 3.15 上海が第 1~3 四半期の環境質状況を発表:大気と水の環境質がある程度改善 167 3.16 上海市環境保護局が「上海市印刷業の揮発性有機化合物制御技術指針」など 3 つ の技術指針を発表 ... 168 【 2016 年 12 月 】 ... 169 3.17 上海が大気重度汚染緊急対応案を改訂:始動条件、対応措置と実施メカニズムを 重点的に最適化... 169 【 2017 年 1 月 】 ... 171 3.18 上海市の 2016 年環境質の全体的な改善は明らか:PM2.5 は 1 年繰り上げて 20% 低下の目標を達成 ... 171 【 2017 年 2 月 】 ... 172 3.19 上海市環境保護局が「上海市環境保護行政処罰裁量基準規定」を配布 ... 172 3.20 上海市環境保護局と市品質技術監督局が合同で上海市地方汚染物質排出基準「悪 臭(異臭)汚染物質排出基準」を発表 ... 173 4. 重慶市 ... 174 【 2016 年 7 月 】 ... 174 4.1 重慶市環境保護局が大気汚染防止事業を特定テーマとし研究を行う ... 174 4.2 重慶市が過剰生産設備撤去を加速:グリーン製造など 6 大プロジェクトを実施 175 【 2016 年 8 月 】 ... 176 4.3 重慶が 2016 年上半期に 1,071 件の処罰を実施、罰金は 7,350 万元:末端の法律執 行力が増大し、行った処罰の決定数は全体の7 割を占める ... 176 【 2016 年 9 月 】 ... 177 4.4 重慶市が黄色ラベル車走行制限の法律執行力を拡大:2 年で 7 万台余りの淘汰を計 画 ... 177 4.5 重慶市環境保護局が「重慶市におけるボイラー排煙脱硝の技術選定に関するガイド ライン(意見募集稿)」の意見募集に関する書簡を発表 ... 178 4.6 重慶市環境保護局が「2016 年秋冬季大気汚染防止事業の更なる強化」に関する書 簡を発表 ... 179 【 2016 年 12 月 】 ... 180 4.7 重慶市環境保護局が「全市の焼結レンガ・タイル企業の環境汚染対策の一層の強化 に関する通知」を発表 ... 180 4.8 重慶市が「環境保護監督査察規則(試行)」を配布 ... 181 【 2017 年 2 月 】 ... 182 4.9 重慶が 2016 年に環境行政処罰事案 3,525 件に対し過料 1.9 億元余りを徴収 ... 182 5. 瀋陽市 ... 183 【 2016 年 3 月 】 ... 183 5.1 瀋陽日報が 2016 年瀋陽市の 10 トン以下の石炭ボイラー撤去リストを公示 ... 183 【 2016 年 5 月 】 ... 184 5.2 瀋陽市が「十二五」汚染排出削減課題を超過達成 ... 184 【 2016 年 8 月 】 ... 186 5.3 瀋陽市環境保護局が「瀋陽市大気環境汚染第三者整備試行プロジェクト募集に関す る通知」を発表... 186 5.4 瀋陽市環境保護局が「瀋陽市飲食油煙浄化技術ガイドライン(試行)」を配布 .. 187 6. 大連市 ... 187 【 2016 年 3 月 】 ... 187 6.1 大連が揮発性有機化合物を全面的に整備:525 社の企業が整備重点に ... 187 【 2016 年 4 月 】 ... 188

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6.2 大連市が間もなく揮発性有機化合物に対し汚染排出費徴収 ... 188 【 2016 年 7 月 】 ... 190 6.3 大連市が揮発性有機化合物排出規制基準を実施:毎年揮発性有機化合物 8,500 トン の減少が見込まれる ... 190 6.4 大連市が揮発性有機化合物排出費徴収試行事業をスタート ... 191 【 2016 年 4 月 】 ... 192 6.5 大連市が 2016 年末以前に黄色ラベル車 40,705 台をすべて淘汰 ... 192 【 2016 年 9 月 】 ... 194 6.6 大連市が大気対策堅塁攻略戦を実施:石炭燃焼、自動車、発塵汚染と農作物残茎焼 却を厳しく規制... 194 【 2016 年 11 月 】 ... 194 6.7 大連市環境保護局が「大気汚染発生源に対する環境監督管理の強化に関する通告」 を配布 ... 194 【 2016 年 12 月 】 ... 196 6.8 大連市人民政府弁公庁が「大連市生態環境保護「十三五」計画」を配布 ... 196 【 2017 年 1 月 】 ... 197 6.9 大連市人民政府弁公庁が「石炭ボイラー管理の一層の強化に関する通知」を配布 ... 197 【 2017 年 2 月 】 ... 198 6.10 大連の環境法律執行が遼寧省第 1 位:過料徴収額 8,152 万元、日割計算過料徴収 額4,757 万元、調査処分した環境違法事案 1,165 件 ... 198 7. 邯鄲市 ... 199 7.1 邯鄲市が 2016 年大気汚染防止四大重点プロジェクトを決定 ... 199 7.2 邯鄲市が民用石炭汚染整備特別行動を全面スタート ... 200 【2016 年 6 月】 ... 203 7.3 邯鄲市環境保護関連部門が 2016 年夏季農作物残茎焼却禁止事業を全力で遂行 . 203 【 2016 年 7 月 】 ... 204 7.4 邯鄲市が 7 月 1 日から「邯鄲市環境大気質生態補償規則(試行)」を実施 ... 204 7.5 邯鄲市が揮発性有機化合物汚染整備を強力に推進 ... 205 【 2016 年 8 月 】 ... 207 7.6 邯鄲市環境保護局が「邯鄲市 2016 年石炭削減事業計画」を発表 ... 207 【 2016 年 9 月 】 ... 207 7.7 邯鄲市環境保護局が「石炭取扱企業の大気汚染対策特別行動の実施に関する通知」 を発表 ... 207 7.8 邯鄲市大気弁公室が 2016 年度大気汚染防止重点プロジェクトの進展状況について 通達 ... 208 【 2016 年 10 月 】 ... 209 7.9 邯鄲市が大気汚染防止強化措置実施計画を公布 ... 209 【 2016 年 11 月 】 ... 210 7.10 邯鄲市環境保護局が「2016 年重点業種揮発性有機化合物基準達成対策検収作業の 実施に関する通知」を発表 ... 210 7.11 邯鄲市環境保護局が「邯鄲市重点業種の揮発性有機化合物対策特別行動実施計画 に関する通知」を公開 ... 211 【 2016 年 12 月 】 ... 212 7.12 邯鄲市揮発性有機化合物対策事業の著しい成果 ... 212 【 2017 年 2 月 】 ... 214 7.13 邯鄲市党委員会、市政府が大気汚染防止テーマ会議を開催 ... 214 8. 武漢市 ... 215

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【 2016 年 7 月 】 ... 215 8.1 武漢市環境保護局が 2016 年上半期武漢市大気質状況を公布 ... 215 【 2016 年 8 月 】 ... 217 8.2 武漢市環境保護局が「「市環境保護局の大気環境汚染対策長期メカニズム確立強化 に関するガイドライン(意見募集稿)」の意見募集に関する公告」を発表 ... 217 【 2016 年 9 月 】 ... 218 8.3 武漢市人民政府が「武漢市大気汚染防止強化措置」を配布 ... 218 【 2016 年 11 月 】 ... 219 8.4 武漢市環境保護局が「武漢市大気汚染防止強化措置関連事業課題の実施推進に関す る通知」を発表... 219 【 2016 年 12 月 】 ... 220 8.5 武漢市環境保護局が「全市セメント工業の大気汚染物質特別排出規制値の実施に関 する通知」を発表 ... 220 【 2017 年 1 月 】 ... 220 8.6 武漢市環境保護局が「当市全域範囲内でのバイオマスブリケット燃料ボイラーの大 気汚染物質特別規制値実施に関する通知」を発表 ... 220 8.7 武漢市環境保護局が武漢市発展改革委、武漢市経済情報化委、武漢市品質技術監督 局と合同で「石炭ボイラー特別対策実施事業の展開に関する通知」を起草し、社会に 向けて意見を募集 ... 221 9. その他の都市 ... 222 【 2016 年 3 月 】 ... 222 9.1 唐山市人民政府が「唐山市農作物の残茎などゴミ野焼き禁止管理規則」を配布 222 【 2016 年 5 月 】 ... 224 9.2 石家荘が 21 項目の措置で大気汚染防止 ... 224 9.3 広州が船舶汚染に対し整備実施:7 月から珠江遊覧船、小型フェリーの低硫燃料油 使用を義務付け... 226 【 2016 年 6 月 】 ... 227 9.4 2025 年に広州市の新エネルギー車年産台数が 100 万台突破の見込み ... 227 【 2016 年 7 月 】 ... 228 9.5 西安市 3 部門が営業運転車両の排ガス汚染基準超過車の整備及び黒煙排出車の営 業運転許可を制限 ... 228 9.6 唐山市が環境大気質ランキング下位県(県級市)に対し責任追及 ... 229 【 2016 年 8 月 】 ... 230 9.7 西安市の 7 月主要汚染物質濃度の前年同期比が下降 ... 230 9.8 アモイ市環境保護局が「アモイ市環境保護局の揮発性有機化合物汚染防止強化(第 一段階)に関する通告」を発表 ... 231 9.9 深圳が船舶汚染規制の新規則を前倒し実施:停泊期間は硫黄含有量≦0.5%の低硫 黄油使用を強制... 232 【 2016 年 9 月 】 ... 233 9.10 アモイ市人民政府が「アモイ市汚染物質排出権有償使用と取引管理規則(試 行)」を配布 ... 233 9.11 珠海市環境保護局が「珠海市主要汚染物質排出権査定規則」を発表 ... 234 9.12 珠海市発塵汚染管理規則が可決:施工車両はカバーの設置による密閉が必要 . 235 9.13 唐山市政府が中国節能環保グループと戦略的協力枠組み協定を締結 ... 236 【 2016 年 12 月 】 ... 237 9.14 厦門市環境保護局が「厦門市クリーンエア行動計画 2016 年実施計画」を公開 237 9.15 珠海市環境保護局と珠海市財政局が合同で「珠海市汚染物質排出権有償使用と取 引試行管理規則(試行)」を配布 ... 237

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【 2017 年 1 月 】 ... 238 9.16 「珠海市の環境保護と生態建設「十三五」計画」を公布・実施:最も厳格な環境 保護制度を実行... 238 【 2017 年 2 月 】 ... 240 9.17 厦門市環境保護局が「厦門市揮発性有機化合物汚染防止(第一段階)検収規則」 を発表 ... 240 9.18 珠海市環境保護局が「珠海市環境保護と生態建設「十三五」計画」を発表 ... 240 9.19 珠海市環境保護局、珠海市発展改革局が合同で「珠海市の差別化環境保護参入許 可実施に関する指針」を配布 ... 241

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一.省の政策動向 1. 河北省 【 2016 年 5 月 】 1.1 河北省が公文書を正式に発表し VOCs 汚染排出費徴収を試行 河北省は石油化学工業及び包装印刷試行業種の揮発性有機化合物汚染排出費徴収基準の 制定に関する通知をすでに配布した。北京市、上海市、江蘇省、安徽省、湖南省、四川省、 天津市、遼寧省、浙江省の揮発性有機化合物VOCs 汚染物質排出費徴収開始後、河北省は全 国第10 番目の省レベル地域(直轄市を含む)として正式に公文書を公布し、VOCs 汚染物 質排出費の徴収開始となる。具体的内容の要約は以下の通りである。 一、徴収基準 VOCs の環境に対するダメージの程度は二酸化硫黄、窒素酸化物など排ガス中の主な汚染 物質と大体同じであるため、河北省の石油化学工業と包装印刷試行業種のVOCs 汚染排出費 徴収基準は現行の二酸化硫黄、窒素酸化物の汚染排出費基準により実施する。すなわち2016 年1 月 1 日からは汚染当量ごとに 2.4 元、2017 年 1 月 1 日からは 4.8 元、2020 年 1 月 1 日 からは6 元を徴収する。 二、差別化費用徴収政策 優れたものを奨励し、劣ったものを懲罰し、高度な対策を奨励するため、河北省の揮発性 有機化合物汚染排出費は差別化費用徴収政策を実施する。企業の汚染物質排出濃度値が規定 された汚染物質排出規制値より50%以上低い場合は、汚染排出費を半額に減額して徴収する。 企業の汚染処理施設が第三者の運営による場合は、費用徴収基準を基礎に5%の減免を行う。 企業の汚染物質排出濃度値が規定された汚染物質排出規制値より高い、あるいは汚染物質排 出量が規定された排出総量指標より高い、あるいは製造プロセス技術設備、製品が規定され た淘汰類に属する場合は、費用徴収基準の2 倍の汚染排出費を徴収し、上述の 3 種類の状況 は重ね合わせて徴収することができる。 三、管理と監督を強化 環境保護部門はVOCs モニタリング能力構築を強化し、煙突を通さない排出のモニタリン グ体系を完備し、企業のVOCs 排出に対するモニタリングのレベルを向上しなければならな い。各レベルの価格、財政と環境保護部門は各自の職責により、試行業種に対する環境法律 執行の検査と VOCs 汚染排出費徴収状況の検査を強化し、規定に従って期限通り申告しな い、事実に基づいて申告しない、密かに排出する、規定に基づいてVOCs 汚染排出費を納入 公表日:2016 年 5 月 16 日 情報公表組織:河北省物価局 タイプ:政策公布 キーワード:VOCs、汚染排出費

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しないなどの違法及び規則違反の行為を厳しく取り締まり、試行業種企業の汚染排出費納入 意識を強化させなければならない。 情報公表組織:河北省物価局 URL: http://www.hebwj.gov.cn/News.aspx?sole=20160516161008109 【 2016 年 6 月 】 1.2 河北省が 2016~2017 年の 2 年間でクリーンブリケット 3,200 万トンを普及促進 5 月 31 日に開催された河北省クリーンコール製品広報会議によると、2016~2017 年の 2 年間で、河北省はクリーンブリケット 3,200 万トンの普及促進を計画しているという。 河北省はエネルギー消費大省であり、石炭消費量はエネルギー消費総量の88.6%を占め る。最近2 年ほどは石炭の圧縮に比較的大きな力を入れているが、2015 年の石炭消費量は 依然として2.9 億トンに達し、そのうち 1/3 が低品位炭である。河北省全省の発生源分析デ ータから見ると、石炭燃焼の排出が大気汚染を招く主な原因である。 説明によると、現在、河北省の石炭火力発電は基本的に超低濃度排出を実現し、鉄鋼や コークス加工などの一定規模以上の工業は基本的に特別規制値を実現している。しかし、 民用石炭の分散燃焼と一定規模以下の工業の直接燃焼による汚染排出が比較的深刻であ り、その汚染物質排出量が石炭燃焼排出総量の半分以上を占める。2015 年に、河北省全省 の民用石炭の分散燃焼と直接燃焼・直接排出の石炭使用量は4,000 万トン余りに達した。 河北省発展改革委員会は、大気汚染整備の過程で、河北省が大量の集中的な石炭使用に 対し、強制的なボイラー改造による先進的な集塵脱硫脱硝設備の配備を通じて、排出の大 幅削減を実現すると語った。民用石炭の分散燃焼と一定規模以下の工業による直接燃焼・ 直接排出の石炭使用に関しては、長期的な目標としてはガス化、電化、クリーンな新エネ ルギー化による代替の実施に依存するが、移行過程にあっては、クリーンブリケット利用 の普及促進が最も速く最も有効な措置である。 調査によると、河北省政府はこの2 年ほど、大気汚染防止の堅塁攻略行動と結びつけ て、石炭のクリーン高効率利用計画、石炭ボイラー整備計画、民用石炭整備とクリーンエ ネルギー代替計画を相次いで承認・実施しており、「工業及び民用燃料石炭」、「クリーンブ リケット」などの地方基準を制定・完備し、クリーンブリケットの生産配送システムを配 置・建設した。 情報公表組織:新華社 公表日:2016 年 6 月 1 日 情報公表組織:新華社 タイプ:ニュース動向 キーワード:クリーンブリケット、超低濃度排出

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URL: http://news.xinhuanet.com/fortune/2016-06/01/c_1118971513.htm 1.3 河北省環境保護庁の「河北省鉄鋼業種の大気汚染物質特別排出規制値実施に関する公 告」公布についての公示と意見聴取に関する書簡 大気汚染防止事業を更に推進し、鉄鋼業界の過剰生産力解消を促進するため、「中国共産党 中央と国務院の(北京・天津・河北協力発展計画綱要)配布に関する通知」、「北京・天津・ 河北の地域環境保護率先突破協力枠組み協定」、「河北省人民政府の河北省の北京・天津・河 北生態環境サポートエリア建設計画(2016~2020)の配布に関する通知」の関連内容に基づ き、河北省「鉄鋼工業大気汚染物質排出基準」を基礎に、6 月 6 日、河北省環境保護庁は「河 北省鉄鋼業界の大気汚染物質特別排出値実施に関する公告」を公布し、河北省全域の鉄鋼業 種が大気汚染物質特別排出規制値を実施することを明らかにした。 「公告」は粒子状物質の排出規制値を規定した。2017 年 7 月 1 日から、既存鉄鋼企業の 粒子状物質排出規制値は「鉄鋼焼結・ペレット工業の大気汚染物質排出基準」(GB28662-2012)、「製鋼工業の大気汚染物質排出基準」(GB28664-2012)、「鉄鋼圧延工業の大気汚染物 質排出基準」(GB28665-2012)の特別排出規制値を実施する。高炉製鉄の熱風炉、原料システ ムとその他の生産施設は「製鉄工業の大気汚染物質排出基準」(GB28663-2012)の特別排出規 制値を実施し、2020 年 1 月 1 日から高炉出銑場、粉炭システムは「製鉄工業の大気汚染物 質排出基準」(GB28663-2012)の特別排出規制値を実施する。 同様に、「公告」は二酸化硫黄、窒素酸化物の排出規制値についての要件も打ち出している。 2017 年 7 月 1 日から、既存鉄鋼企業の二酸化硫黄、窒素酸化物の排出規制値は「鉄鋼焼結・ ペレット工業の大気汚染物質排出基準」(GB28662-2012)、「製鉄工業の大気汚染物質排出基 準」(GB28663-2012)、「製鋼工業の大気汚染物質排出基準」(GB28664-2012)、「鉄鋼圧延工 業の大気汚染物質排出基準」(GB28665-2012)の特別規制値を実施する。 「公告」は、河北省の「鉄鋼工業の大気汚染物質排出基準」(DB13/2169-2015)の既存企業 規制値の中の粒子状物質、二酸化硫黄、窒素酸化物を国家基準の特別排出規制値目標より厳 格にし、地方基準に対応した排出規制値を実施することを明確に打ち出した。 情報公表組織:河北省環境保護庁 URL: http://www.hb12369.net/stdt/201606/t20160607_50622.html 1.4 世界銀行が 5 億ドルの借款で河北省の大気汚染防止を助力 公表日:2016 年 6 月 7 日 情報公表組織:河北省環境保護庁 タイプ:政策公布 キーワード:排出削減指標、クリーナープロダクション

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河北省財政庁によると、世界銀行は6 月 6 日に総額 5 億ドルの河北省大気汚染防止借款プ ロジェクトを正式に承認した。この世界銀行の成果重視型借款プロジェクトは、河北省がこ れまで一財政年度における国際金融組織からの借款金額の中で、最大のものである。 このプロジェクトの償還期間は19 年、猶予期間は 5 年、年利率は 1.4%ほどである。従来 型の投資プロジェクト借款とは異なり、成果重視型借款に設定された支払いインデックスは 監視可能、測定可能で、支払インデックスに達すれば借款支払いが実現でき、事前の準備期 間が短く、手続きが相対的に簡潔明瞭などの特徴を備えている。 河北省はこの借款を利用し、アジア開発銀行(ADB)の 3 億ドル政策借款及びドイツ復興 金融公庫の1.5 億ユーロ促進借款と合わせてエクイティ投資ファンドを設立する。資金の誘 導増幅作用を十分に発揮し、更に多くの社会資本を河北省大気汚染防止プロジェクト及び関 連産業への投資に向ける上で大きな役割を果たすであろう。 情報公表組織:経済日報 URL: http://paper.ce.cn/jjrb/html/2016-06/13/content_303377.htm 1.5 河北省が基準を厳格化し鉄鋼生産能力を強制削減:国の特別排出規制値の地域範囲を 全省に拡大 河北省政府報道弁公室は5 月 18 日に記者会見を開き、河北省が環境保護、エネルギー消 費、水消費、品質、技術、安全など6 種類の国家基準あるいは業界基準の平均レベルより厳 しい地方基準の実施を通じて、鉄鋼業種に生産設備撤去を強制すると述べた。 現在、河北省政府はすでに国と目標責任書を締結しており、「十三五」期間に、河北省は全 国1/3 の鉄鋼生産能力の圧縮削減量を引き受け、製鉄生産能力 4,989 万トン、製鋼生産能力 4,913 万トンを圧縮削減する。 鉄鋼生産能力削減事業に十分な法律的根拠とより厳格な実施基準を提示するために、河北 省は環境保護、エネルギー消費、水消費、品質、技術、安全など6 種類の地方基準を改訂し た。一方で、環境保護の面では、河北省は国の特別排出規制値の実施地域範囲を全省域まで 拡大し、汚染物質規制を従来の粒子状物質から二酸化硫黄、窒素酸化物まで拡大し、石灰窯 公表日:2016 年 6 月 13 日 情報公表組織:経済日報 タイプ:ニュース動向 キーワード:大気汚染防止、国際金融組織借款 公表日:2016 年 6 月 23 日 情報公表組織:中国環境報 タイプ:政策公布 キーワード:排出基準、特別排出規制値

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焼成の二酸化硫黄排出規制などの目標を増加した。他方では、「河北省鉄鋼工業の大気汚染物 質排出基準」の実施を基礎に、河北省の焼結、製鉄、製鋼、鉄鋼圧延などの工程の主な汚染 物質排出に対し国の大気汚染物質特別排出規制値の実施を打ち出した。 エネルギー消費の面では、「河北省粗鋼生産主要工程単位当たり製品エネルギー消費規制 値」を実施した。焼結、ペレット、高炉工程単位当たり製品エネルギー消費規制値基準はい ずれも国家基準より厳しく、転炉は国家基準と同水準である。 水消費の面では、「河北省水使用量原単位」第 2 部分工業取水中の鉄鋼生産取水規定量、 コークス化工程を含む普通鋼、特殊鋼統合企業基準をいずれも国家基準より厳しく実施し、 そして4 項目の関連基準を新たに追加した。 それ以外に、河北省直属関連部門は企業の標準化管理、業種の最適化と高度化、鉄鋼生産 能力の海外進出、鉄骨構造基準と普及促進などの政策措施を検討・制定した。 現在、河北省は鉄鋼産業の構造調整と過剰生産能力の解消について、比較的系統立って完 備した「6+N」基準と関連政策を基本的に策定しており、鉄鋼業界が生産能力を圧縮し質的 向上と効率化を実現するための強力な支援を提供している。 情報公表組織:中国環境報 URL: http://news.cenews.com.cn/html/2016-06/23/content_45978.htm 【 2016 年 7 月 】 1.6 河北省が大気質予報警報プラットフォームを確立 一ヵ月の試験運行を経て、2016 年 7 月 1 日から河北省大気質マルチモード集合予報早期 警報プラットフォームが一般向けに情報を正式発表し、全省の主な汚染物質6 項目の将来 72 時間の大気質予報と将来7 日間の大気質傾向予測を実現した。 「河北省大気質マルチモード集合予報早期警報プラットフォームの総投資額は5,082 万元 で、現在の国内省レベルでは最も先進的なものである。」河北省環境緊急対応と重度汚染気象 早期警報センターの王暁利主任は、「プラットフォームは毎秒百兆回の計算速度の高性能計 算クラスターで、風力測定、温度測定レーザーレーダー及び3D レーザーのレーダーで共に 構成されたスモッグレーダー観測網であり、そして重度汚染緊急対応管理評価とビデオ協議 システムなどで構成され、一種の「スーパー専門家」といえる。これが河北省の精確なスモ ッグ対策のために更に科学的なデータのサポートを提供するであろう」と紹介した。 調査によると、現在、河北省が発表しているのは11 ヵ所の地区級市と 2 ヵ所の省直属市 の将来3 日間の大気質予報状況であり、更に密集したメッシュ化モニタリングポイントの配 公表日:2016 年 7 月 14 日 情報公表組織:中国環境報 タイプ:政策公布 キーワード:大気質予報、重度汚染気象早期警報

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置に従って、将来の河北省の大気質予報は県、更には街区まで精密化されるであろう。公衆 は河北省環境保護庁ウェブサイトへのアクセスを通じて予報状況を検索することができ、ま た携帯電話アプリ「河北省 AQI オンライン」をダウンロードして随時確認することができ る。 調査によると、河北省大気質予報早期警報プラットフォームの予測結果は省内の各市に転 送され、北京・天津も情報を共有する。このシステムにより、地区の汚染物質の広域伝送及 び異なる地域と都市の汚染に対する寄与を判定することができ、早期警報の意思決定、大気 質の科学的対策及び地域共同予防管理のためのサポートを提供することができるであろう。 情報公表組織:中国環境報 URL: http://www.cenews.com.cn/xwzx2013/hjyw/201607/t20160714_807222.html 1.7 河北省が「通風通路」の明確な設置による都市大気汚染軽減を立法化 河北省最初の専門的に気候資源保護と開発利用を規範化する地方的法規が、都市計画と建 設においては、気候の実行可能性論証の結果に基づき、大気汚染物質拡散の気象条件を合理 的に利用し、科学的な設置、通風通路の調整を行い、大気汚染物質の滞留を避け、かつ軽減 しなければならないと明確に規定している。 河北省人民代表大会常務委員会における7 月 26 日の採択を経て、2016 年 10 月 1 日から 施行される「河北省気候資源保護と開発利用条例」は、河北省の気候資源探査、保護、開発 利用などの事柄について詳細に規定している。 条例は、県レベル以上の政府機関は気象、環境保護、発展改革、水利、都市農村計画など の機関あるいは部門を組織し、管轄地域の都市と重要地域の気候容量及び大気汚染拡散と集 積の気象条件について評価を行い、そして気候資源開発利用の潜在力について評価と予測を 行わなければならないと規定している。 同時に、県級以上の政府機関は重点建設プロジェクト、重要な地域的経済開発プロジェク トと大規模な太陽エネルギー、風力エネルギーなどの気候資源開発利用プロジェクト及び都 市農村建設計画に対して、法律に基づき気候の実行可能性論証を実施し、そして論証結果を プロジェクトあるいは計画のフィジビリティ・スタディに組み込まなければならないと規定 している。 ここ数年来、スモッグに悩まされてきた都市の大気汚染問題に対し、条例は、都市計画、 建設においては通風通路を科学的に設置、調整しなければならないと明確に規定している。 そのために、都市の通風通路の設置と調整の事柄は正式に法的根拠を確立した。 公表日:2016 年 7 月 31 日 情報公表組織:新華社 タイプ:政策公布 キーワード:大気汚染対策

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情報公表組織:新華社 URL:http://news.xinhuanet.com/2016-07/31/c_1119310366.htm 【 2016 年 8 月 】 1.8 河北省が重点業種の VOCs 排出を整備 7 月末に、河北省大気汚染防止事業指導グループ弁公室は「河北省重点業種の揮発性有機 化合物基準達成整備事業計画」を制定し、河北省が11 重点業種で VOCs 基準達成排出の期 限付き整備を実施し、期限を過ぎても整備課題を完成していない、基準達成排出ができない 企業は、2017 年 1 月 1 日からすべて生産を停止して整備を行い、基準に達した後に生産を 回復できるとした。 「計画」が確定した重点業種には、医薬製造、石油精製、石油化学、有機化学工業、コー クス製造、鉄鋼製錬と圧延加工、木材加工、家具製造、交通運輸設備製造、表面塗装、包装 印刷などが含まれる。その他の工業業種と飲食油煙、自動車修理、服装ドライクリーニング などの生活サービス業も、関連する排出基準に照らして規制措置を採り、そして監督管理を 強化しなければならない。 「計画」は、各地が全面的にVOCs 排出の詳細な調査を実施し、当該管轄区域の VOCs 排 出インベントリーの作成を求めている。各地が報告するVOCs 排出企業及び関連データは、 地域のVOCs 排出総量規制実施の重要な根拠となる。隠匿して報告しない、報告漏れがある 場合は、一度発見したら事業審査の中で関連するポイントを差し引き、そして関係責任者の 責任を追及する。 「計画」は、各地が重点モニタリング企業を試行対象として選択し、オンラインモニタリ ング装置を設置し、そして環境保護部門とネットワーク化することを求めている。2017 年 1 月1 日から、河北省は VOCs 排出企業に対し定期監督的なモニタリングと測定を実施する。 そのうち重点モニタリング企業には半年に1 回、その他の企業には毎年 1 回の監督的モニタ リングを行う。モニタリング結果とオンラインモニタリングデータは環境違法処罰、汚染物 質排出費徴収、汚染物質排出許可証発給など環境マネジメントの重要な依拠となる。 「計画」は、各地の重点業種のVOCs 基準達成整備事業の完成状況を河北省の各市(定州、 辛集市を含む)に対する大気汚染防止事業年度審査評価の重要な内容とすることを明らかに した。 情報公表組織:環境保護部 URL:http://www.zhb.gov.cn/xxgk/gzdt/201608/t20160802_361651.shtml 公表日:2016 年 8 月 2 日 情報公表組織:環境保護部 タイプ:政策公布 キーワード:VOCs 排出、汚染防止

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1.9 河北省が鉄鋼と石炭の過剰生産能力撤去推進を加速:張家口・保定・廊坊 3 市の鉄鋼製 造設備をすべて撤去 8 月 12 日午前、河北省第 24 期発展と改革事業セミナーが河北省発改委で開講された。 2016 年、河北省は市場メカニズム、経済手段、法治的方法の並行推進を堅持し、鉄鋼と石炭 の過剰生産力撤去の堅塁攻略戦を断固として戦い抜く。事業スケジュールに従って、河北省 発改委は張家口、承徳、秦皇島、保定4 市の「基本無炭鉱市」化推進を加速し、張家口、保 定、廊坊3 市のすべての鉄鋼生産能力を撤去する計画を検討・制定する。 計画に従って、2016 年に河北省は製鉄生産能力 1,726 万トン分、製鋼生産能力 1,422 万 トン分を圧縮削減し、炭鉱50 ヵ所、生産能力 1,309 万トン分の撤退を行う。現在、鉄鋼産 業の第一陣として製鉄1,077 万トン分、製鋼 820 万トン分を圧縮削減する課題はすでに市・ 県、企業と設備まですべて具体化されている。石炭業種の撤退課題はすでに鉱坑まで具体化 され、主に7 市の開灤グループ、冀中能源グループ所属の炭鉱と主体企業を統合した炭鉱に 分布する。 鉄鋼と石炭の過剰生産能力撤去を加速するため、2016 年以来、河北省は 2 回の過剰生産 能力撤去の集中行動を実施している。同時に、2016 年に鉄鋼市場が好転し、多数の企業が利 益を出し始めている新たな状況を踏まえ、規則に違反した新たな鉄鋼生産能力の増加や閉鎖 した鉄鋼設備の生産復活などを厳禁する通知を配布し、法律に基づく管理監督と行政問責措 置を強化した。その他に、河北省はまた複数回に亘り、さまざまな方法による調査活動を実 施し、2013~2015 年に圧縮削減計画に組み込まれた 21 社の閉鎖した高炉 21 基、転炉 19 基について個別の検査を行い、いずれも生産復活の状況は発見していない。 現在までに廊坊市は2016 年第一陣鉄鋼生産能力圧縮削減の課題を完成し、石家荘、保定 はすでに2016 年の石炭生産能力撤退の課題を完成した。 河北省は、過剰生産能力撤去と産業配置適正化を結びつけるため、鉄鋼分野において、計 画に従って、引き続き鉄鋼企業の合併再編推進を加速する。2020 年までに、河鋼、首鋼の二 大グループを先頭に、3 社の地方グループを重点とし、10 社ほどの特色ある企業が中心とな る「2310」鉄鋼産業の枠組み形成に努力する。石炭分野では、河北省は張家口、承徳、秦皇 島、保定の4 市の「基本無炭鉱市」推進を加速し、「十三五」計画末期に、唐山、邯鄲、邢台 の3 市が冀中能源、開灤グループの 40 数ヵ所の中核炭鉱、生産能力 5,000 万トンほどの保 留を目指す。 情報公表組織:河北日報 URL:http://hbrb.hebnews.cn/html/2016-08/14/content_119543.htm 公表日:2016 年 8 月 14 日 情報公表組織:河北日報 タイプ:政策公布 キーワード:鉄鋼と石炭の過剰生産能力撤去

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【 2016 年 9 月 】 1.10 河北省が石油化学産業の開発区や工業団地への進出を推進:環境配慮型ファインケミ カルを発展させ、産業チェーン間の横断的カップリングを実現 「河北省石油化学産業発展「十三五」計画」(以下、「計画」と略称)が8 月 12 日に発表 され、河北省は集約化、拠点化、工業団地化、グリーン化の発展構想に基づき、石油化学企 業の開発区・工業団地進出を推進し、循環型経済の発展理念に基づいて産業チェーンを科学 的に構築し、関連要素の合理的配置、資源の効率的利用を実現し、産業チェーン間の横断的 カップリングと縦のクローズドチェーンの実現に努力する。 エネルギー消費と主な汚染物質排出の大幅低下が必要 河北省の石油化学産業は基礎が充足し、「十二五」期間に河北全省の石油化学産業は安定的 かつ比較的速く成長し、一定規模以上の工業付加価値の年間平均成長率は7.2%を維持した。 2015 年には一定規模以上の工業付加価値は 1,380.4 億元で、鉄鋼、大型機械設備に次ぐ第 3 の主要業種であり、主な業務の収入は国内の各省・直轄市の第9 位に位置した。 「計画」は、河北省石油化学の発展において生態保護レッドラインへの意識を高め、先進 的な省エネ技術とクリーナープロダクション技術を強力に普及・促進し、汚染物質排出を厳 格に規制すべきとしている。化学工業廃棄物の減量化、資源化、無害化と再利用を加速し、 化学、化学工業、環境、生物、情報などの技術を総合的に運用し、化学工業製品の原料調達、 生産プロセスと使用のグリーン化を全面的に推進する。 河北省の石油化学産業のグリーン化発展をいっそう推進するため、「計画」は「十三五」の 期間に、石油化学産業の工業付加価値1 万元当たりのエネルギー消費を「十二五」時期に比 べて10%以上、化学的酸素要求量、アンモニア態窒素、二酸化硫黄、窒素酸化物などの主な 汚染物質の排出総量を15%削減するとしたほか、工業廃水の基準達成排出率、及び危険廃棄 物の処理・利用率の100%達成、重点業種の揮発性有機化合物排出量の 30%以上削減を打ち 出した。 石油化学企業は沿海に移転、工業団地に集中 河北省には1,000 社を上回る一定規模以上の石油化学企業があるが、大部分の企業の立地 は分散状態にあり、循環型経済の産業体系を形成し難い。 「十三五」期間に、河北省は石油化学産業の拠点化、工業団地化を進める計画である。石 油化学産業の沿海への移転、工業団地への集中を強力に推進し、曹妃甸石油化学産業拠点、 京唐港石油化学産業団地、滄州渤海新区の建設スピードを速め、大規模沿海石油化学拠点を 建設し、産業集中を加速し、産業配置を適正に調整し、石油精製、エチレン、芳香族炭化水 公表日:2016 年 9 月 9 日 情報公表組織:中国環境報 タイプ:政策公布 キーワード:石油化学産業、工業団地化、大気汚染排出削減、産業クラスター

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素などの石油化学産業の一体化、クラスター化、拠点化の実現に努力し、石油化学産業の集 中と産業チェーンの拡張発展をいっそう推進する。 その他に、河北省は工業団地の用排水システム構築の強化、水資源の再利用率向上、汚水 排出の減少を打ち出した。循環型経済の発展を加速し、資源配置の最適化、公共事業との一 体化、付帯工事の完備に取り組み、製品の上、中、下流が一体化した産業発展の新たな枠組 の実現に向けて努力する。 2020 年までに、河北省曹妃甸石油化学産業拠点が基本的に形作られ、原油の総合加工能力 は3,000 万トン以上に達する。渤海新区合成素材拠点の規模は更に拡大し、PVC、カプロラ クタム(ナイロン)、TDI、MDI(ポリウレタン)、ポリプロピレン、ポリエステルを主とし た合成材料産業クラスターが形成される。沿海地域石油化学の付加価値が全省に占める比率 は2015 年の 38.3%から 45%以上まで上昇する。工業団地、拠点に立地する一定規模以上企 業の工業付加価値が全省に占める比率は70%以上に達する。 情報公表組織:中国環境報 URL:http://news.cenews.com.cn/html/2016-09/09/content_49726.htm 「計画」原文: http://www.hbdrc.gov.cn/web/web/cyc_fzgh/4028818b56610e0c01567c68f9e13651.htm 1.11 河北省人民政府弁公庁の河北省環境汚染対策第三者実施に関する管理規則の配布に関 する通知 河北省人民政府は「中華人民共和国環境保護法」、「河北省環境保護条例」などの関連する 法律、法規、及び「国務院弁公庁の環境汚染対策第三者実施の推進に関する方針」(国弁発 〔2014〕69 号)、「河北省人民政府弁公庁の環境汚染対策第三者実施の推進に関する実施意 見」(冀政発〔2015〕17 号)に基づき、9 月 14 日に「河北省における環境汚染対策の第三者 実施に関する管理規則」(以下、「規則」と略称)を配布した。 「規則」は環境対策の第三者実施を奨励する公共サービスなどの分野の範囲を定めた。大 気環境質モニタリング施設の建設・運営などを含む環境公共サービス分野、工業団地の汚染 対策と施設運営サービス分野、及び鉄鋼、セメント、電力、化学工業などの重点業種の対策 が含まれる。 それ以外に、「規則」は第三者実施に対する監督管理措置、サービスと奨励措置を打ち出し た。環境汚染対策第三者実施を行う企業、組織に対し、資金支援の提供、汚染排出費の差別 化徴収などの財政支援措置を実施する。 公表日:2016 年 9 月 18 日 情報公表組織:河北省政府 タイプ:政策公布 キーワード:環境汚染、第三者実施、財政補助

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情報公表組織:河北省政府 URL:http://info.hebei.gov.cn/eportal/ui?pageId=1962757&articleKey=6663991&columnI d=329982 1.12 河北省人民政府が保定・廊坊石炭使用禁止区域の電力代替とガス代替の実施加速に関 するガイドラインを発表 「北京・天津・河北の大気汚染防止強化措置(2016~2017 年)」が定めた石炭禁止区域と 対策要件に基づき、9 月 23 日、河北省人民政府は「保定・廊坊石炭使用禁止区域の電力代替 とガス代替実施加速に関するガイドライン」(以下、「ガイドライン」と略称)を発表し、「電 力代替」と「ガス代替」の事業実施についての指針を打ち出した。 「ガイドライン」は農村の「電力代替」と「ガス代替」を含む4 つの重点課題を明らかに し、石炭ボイラー対策の実施を加速し、クリーンなセントラルヒーティングを強力に発展さ せる。 石炭ボイラー対策においては、「河北省石炭ボイラー対策実施計画」と「河北省民用石炭汚 染対策特別行動計画の配布に関する通知」に基づき事業を実施する。「ガイドライン」は、石 炭火力発電と大規模セントラルヒーティングステーションの石炭ボイラーに、超低濃度排出 の達成あるいは特別排出規制値の基準達成を求めている。県政府所在地の都市化エリアの10 蒸気換算トン以下のボイラーには、定められた期日通りの撤去目標達成を求め、石炭ボイラ ー、工業用窯に対する電気とガス代替を奨励・支援する。 「ガイドライン」はまた、「電力代替」あるいは「ガス代替」などにより行う設備の購入と 設置に一定比率の助成を実施するなどの関連する支援政策を打ち出している。 情報公表組織:河北省政府 URL:http://info.hebei.gov.cn/eportal/ui?pageId=1962757&articleKey=6665782&columnI d=329982 【 2016 年 10 月 】 1.13 河北省環境保護庁が地方基準「貯炭所、原材料置場、残渣置場の発塵汚染抑制技術基 準」の配布に関する通知を発表 公表日:2016 年 9 月 24 日 情報公表組織:河北省政府 タイプ:政策公布 キーワード:石炭禁止区域、電力代替、ガス代替、セントラルヒーティング 公表日:2016 年 10 月 8 日 情報公表組織:河北省環境保護庁

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10 月 8 日、河北省環境保護庁は地方基準「貯炭場、原材料置場、残渣置場の発塵汚染抑制 技術基準」(DB13/T2352-2016)の配布に関する通知(以下、「技術基準」と略称)を発表し、 同基準は2016 年 7 月 1 日から実施される。 「技術基準」は各工業企業の貯炭場、原材料置場、残渣置場の発塵汚染抑制技術要件と監 督管理措置を規定し、河北省の各工業企業の貯炭場、原材料置場、残渣置場の発塵汚染防止 に適用される。 「技術基準」は鉄鋼業種、電力業種、セメント業種、港湾と埠頭の資材及びその他の業種 の資材輸送、積み下ろしと資材貯蔵、固形廃棄物、臨時ストックヤードの輸送貯蔵と廃棄物 総合利用について、汚染抑制技術要件の説明を行った。 その他に、「技術基準」は3 項目の監督管理措置を打ち出した。一、貯炭場、原材料置場、 残渣置場の発塵汚染抑制管理制度を確立し完備する。二、発塵対策施設は大気汚染抑制の環 境保護施設に属し、環境保護対策関連施設規定に基づき建設、検収、運用と管理を行う。三、 環境管理部門の要求に基づきデリケートな地域の貯炭場、原材料置場、残渣置場に対してオ ンライン監視装置を設置する。 情報公表組織:河北省環境保護庁 URL: http://www.hb12369.net/zwhd/kjbz/hbsdfbz/201610/t20161008_51787.html 1.14 河北省環境保護庁が河北省鉄鋼産業の大気汚染物質特別排出規制値実施に関する公告 を発表 大気汚染防止事業を更に推進し、鉄鋼業種の過剰生産能力解消を促進するため、「中国共産 党中央と国務院の「北京・天津・河北の調和のとれた発展の計画綱要」の配布に関する通知」 (中発[2015]16 号)、「河北省人民政府の河北省北京・天津・河北生態系環境サポートエリア 建設計画(2016~2020)の配布に関する通知」(冀政発[2016]8 号)、「北京・天津・河北地域 環境保護率先突破協力枠組み合意書」の関連する内容に基づき、河北省の「鉄鋼工業大気汚 染物質排出基準」(DB13/2169-2015)の実施を基礎に、河北省環境保護庁は 10 月 11 日に 「河北省鉄鋼産業の大気汚染物質特別排出規制値の実施に関する公告」(以下、「公告」と略 称)を発表した。 「公告」は既存企業の異なる工程で発生する主な汚染物質(粒子状物質、二酸化硫黄、窒 タイプ:政策公布 キーワード:発塵汚染抑制、技術基準、環境監督管理 公表日:2016 年 10 月 11 日 情報公表組織:河北省環境保護庁 タイプ:政策公布 キーワード:鉄鋼業種、大気汚染物質、特別排出規制値

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素酸化物)排出規制値と実施期間について規定し、同時に新設企業に対して実施すべき国家 級排出基準を規定している。 「公告」は既存鉄鋼企業が大気汚染物質特別排出規制値の要件に到達できない場合、県級 以上の人民政府と環境保護行政主管部門は現行の環境保護関連の法律、法規及び規定に基づ き相応の措置を採る。すべての新設鉄鋼プロジェクトの審査に対しては、「3 つの同時」制度 に基づき管理を行い、特別排出規制値の要件を満たすよう確保しなければならない。 情報公表組織:河北省環境保護庁 URL: http://www.hb12369.net/gggs/qtgggs/201610/W020161011553527187531.pdf 1.15 河北省環境保護庁が「建築用塗料と接着剤の揮発性有機化合物含有量規制値基準(意 見募集稿)」への意見募集に関する書簡を発表 北京・天津・河北地域の基準統一の実施を推進し、揮発性有機化合物の排出をいっそう規 制するために、河北省環境保護庁は北京市の建築用塗料と接着剤の揮発性有機化合物含有量 規制値の研究成果を参考に、「建築用塗料と接着剤の揮発性有機化合物含有量規制値基準」作 成作業を行い、そして10 月 14 日に意見募集稿(以下、「基準」と略称)を発表した。この 基準はすでに河北省品質技術監督局が立案し、コードナンバーはGY2016116 である。 「基準」は建築用塗料と接着剤中の揮発性有機化合物含有量の規制値要件、検査方法、検 査規則、管理要件、実施と監督などの内容を規定し、河北省の生産、販売と建設工事(地方 公共事業を含む)に使用する各種の接着剤と建築用塗料に適用される。 そのうち、「基準」は、外壁塗料、内壁塗料、防水塗料、フローリング塗料、防腐塗料、溶 剤型接着剤、水性接着剤の中の揮発性有機化合物含有量規制値に対して要件を提出している。 情報公表組織:河北省環境保護庁 URL: http://www.hb12369.net/zwhd/kjbz/yijianzhengji1/201610/t20161014_51873.html 【 2016 年 11 月 】 1.16「河北省大気汚染防止強化措置実施計画(2016~2017 年)」が 6 大課題を打ち出し、 引き続き大気質改善に取り組む 公表日:2016 年 10 月 14 日 情報公表組織:河北省環境保護庁 タイプ:政策公布 キーワード:揮発性有機化合物、含有量規制値、環境基準 公表日:2016 年 11 月 2 日 情報公表組織:河北日報

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