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【 2016年3月 】

5.1 瀋陽日報が2016年瀋陽市の10トン以下の石炭ボイラー撤去リストを公示

党遼寧省委員会、省政府の「大気汚染整備事業強化に関する実施意見」及び瀋陽市の「2016 公表日:2016年3月17日

情報公表組織:瀋陽市環境保護局 タイプ:政策公布

キーワード:10トン以下、石炭燃焼ボイラー、撤去

年の「スモッグに抗い堅塁を攻略」行動実施計画」の要件に基づき、瀋陽市政府は2016年 に既成市街地内の1台当たり10蒸気トン/時間(あるいは7MW)以下の石炭燃焼ボイラ ー、及び非既成市街地で代替条件を具備した石炭燃焼ボイラーの撤去あるいはクリーンエ ネルギー改造事業をすべて完成することを決定した。

現在、瀋陽の各区・県政府はすでに瀋陽市の既成市街地の10トン以下の石炭燃焼ボイラ ー撤去リストの照合確認を行っている。3月14日から、瀋陽日報は連続して各区のボイラ ー撤去リストを公示し、市民の参加と監督を強化している。市民告発専用電話を設置し、市 民を動かして当該管轄区域の石炭燃焼小型ボイラー撤去リストに対する監督を行い、撤去 リストに載っていない石炭燃焼ボイラーについては、環境保護部門は市民の告発に基づき ボイラー撤去リストに追加している。

情報公表組織:瀋陽市環境保護局

URL: http://www.syepb.gov.cn/data/2016_03_17/201631717139.html

【 2016年5月 】

5.2 瀋陽市が「十二五」汚染排出削減課題を超過達成

5月18日、瀋陽市環境保護局によると、瀋陽市は「十二五」汚染物質排出削減課題を超 過達成した。

「十二五」期間に、瀋陽市は遼河流域の整備及び大気汚染対策を突破口として、汚染排出 削減事業を全力で推進し、都市部の集中汚水処理施設の建設、石炭ボイラーの汚染対策、工 業汚染対策、燃料油及び自動車汚染規制及び家畜家禽飼育汚染対策などの方面から着手し、

主な汚染物質の排出総量削減を実施し、比較的良好な効果を上げた。国の検査及び遼寧省環 境保護庁の通報によると、2015 年の瀋陽市の主な 4 項目の汚染物質の化学的酸素要求量、

アンモニア態窒素、二酸化硫黄、窒素酸化物の排出量はそれぞれ2010年に比べ17.82%、

13.38%、8.21%、10.58%減少し、いずれも「十二五」汚染排出削減課題を超過達成した。

政府は複数の措置を同時に実施して排出削減を促す点を非常に重視し、汚染排出削減事業 を効率的かつ整然に実施

「十二五」期間に、瀋陽市政府は省エネ・廃棄物削減指導グループを設置し、毎年定期的 公表日:2016年5月19日

情報公表組織:瀋陽日報 タイプ:ニュース動向

キーワード:汚染物質排出削減、「十二五」

に瀋陽全市の省エネ・排出削減事業大会を招集し、省エネ・排出削減事業の要点を明確にし、

年度の汚染排出削減目標と重点プロジェクトを確定した。そして瀋陽市直属部門及び区・県

(県級市)政府代表と責任契約を締結し、各級政府機関と組織の主要責任者が責任を負い、

上から下に部署ごとに強化し、各部署がきちんと責任を果たすような良好な局面を形成し ている。同時に、毎年度、各レベルの財政資金を省エネ・排出削減の重点プロジェクト及び 運営に拠出し、関連する事業課題の完成を確保している。汚染排出削減事業の実効性を強化 するため、全市で監督調査チームを組織し、毎年全市各地域の汚染排出削減事業に対し特別 督促検査を実施し、汚染排出削減の監督検査に大いに力を入れ、目標責任審査を強化し、瀋 陽市の汚染排出削減事業は順調に進められている。

重点排出削減プロジェクトを突破口とし、排出削減施設の基礎的能力を全力で向上 工業汚染対策の面では、旧式生産設備の重点的淘汰を実施し、瀋陽市の化学工業、製薬、

食品などの業種に対し整理と整頓を実施し、東薬、沈化、味精、金碧蘭などの重度汚染企業 の移転・改造・高度化対策事業を完成し、遼中宝興セメント工場(竪窯)、瀋陽耀華ガラス

(板ガラス)、東達製紙工場などの重度汚染企業に対し旧式生産設備の淘汰、閉鎖・停止を 実施し、構造調整実施による排出削減を推進した。

石炭ボイラー汚染対策の面では、10 社の重点火力発電企業のボイラーの脱硫、脱硝及び 排煙の高度化改造を全面的に完成した。全市の35トン以上の非電力石炭ボイラーの脱硫改 造を段階的に完成した。全市の20トン以下の石炭ボイラー1,000台余りの「送電網接続撤 去」、康平県と法庫県の「一県一熱源」建設、全市の石炭ボイラー200 台余りのクリーンエ ネルギー改造、石炭ボイラー集塵機 300 台余りの高度化改造など複数の汚染対策プロジェ クトの建設課題を完成した。

燃料油と自動車汚染規制の面では、「黄色ラベル車」淘汰、グリーン標識ゾーンの設定、

自動車燃料油の硫黄分基準達成の監督管理、新エネルギー自動車の普及促進、燃料油蒸気回 収プロジェクトの建設など一連の措置を相次いで実施した。「十二五」期間に、10数万台の

「黄色ラベル車」淘汰事業を完成する。瀋陽市はすでに第二環状線内を自動車グリーン標識 ゾーンとして確定し、「黄色ラベル車」の通行を禁止し、グリーン標識道路の面積は179km2 に達し、全省で最大のグリーン標識ゾーン都市を建設した。全市の自動車検査測定率及び環 境保護標識交付率がいずれも90%以上に達するようにする。

汚染源に対する環境監督管理を強化

排出削減管理を実施し、汚染源に対する環境監督管理を強化する。汚染排出削減日常管理 制度を確立・完備し、環境保護報告制度を実施し、環境統計、環境モニタリング及び環境監 察業務を完備する。「十二五」期間に瀋陽は「瀋陽市「十二五」主要汚染物質排出削減体系 の建設と運用計画」、「瀋陽市「十二五」主要汚染物質総量検査管理業務実施計画」、「瀋陽市 汚染排出削減重点企業監督管理規則」などの規範的文書を公布し、汚染排出削減モニタリン

グ、監察体系のキャパシティービルディング及び運営保障業務を向上させる。また、整備施 設の稼働率と浄化効率の向上及び排出削減施設の良好な運用を確保し、排出削減の効果を 高め、「十二五」汚染排出削減課題完成のために堅固な基礎を築く。

情報公表組織:瀋陽日報

URL: http://epaper.syd.com.cn/syrb/images/2016-05/19/A12/20160519A12_pdf.pdf

【 2016年8月 】

5.3 瀋陽市環境保護局が「瀋陽市大気環境汚染第三者整備試行プロジェクト募集に関する 通知」を発表

瀋陽市の大気環境汚染整備事業を推進し、第三者整備市場を更に育成するため、8月3日、

瀋陽市環境保護局は「瀋陽市大気環境汚染第三者整備試行プロジェクト募集に関する通知」

を発表した。募集の細則は主に「瀋陽市における環境汚染第三者整備試行プロジェクト実施 計画」(以下、「計画」と略称)に基づく。

「計画」は試行プロジェクトの実施範囲を明らかにした。主に電力及び大型石炭ボイラー の集塵、脱硫、脱硝の環境収益契約サービス分野が含まれるが、それだけに限らない。試行 プロジェクトはすでに実施している環境汚染第三者整備プロジェクト、あるいは計画中の 環境汚染第三者整備プロジェクトでなければならず、ビジネスモデルはフランチャイズモ デルと受託運営モデルを含む。

「計画」は、試行期間に試行プロジェクトの汚染処理施設を安定的に運用し、そして汚染 物質の基準内排出を実現した汚染物質排出企業が政府の財政助成資金(運用助成と工事建 設(改造)助成を含む)を優先的に受けることを打ち出した。この他に、瀋陽市大気環境汚 染第三者整備試行プロジェクトと認定された汚染物質排出企業であれば、環境保護の審査 認可と検収の過程で優先処理やグリーンチャンネルなどの支援政策が受けられる。

情報公表組織:瀋陽市環境保護局

URL:http://www.syepb.gov.cn/data/2016_08_03/201683104331.html 公表日:2016年8月3日

情報公表組織:瀋陽市環境保護局 タイプ:政策公布

キーワード:大気汚染、第三者整備

5.4 瀋陽市環境保護局が「瀋陽市飲食油煙浄化技術ガイドライン(試行)」を配布

飲食油煙の浄化装置設置と運用管理をいっそう規範化し、飲食油煙の基準内排出を保障 し、瀋陽市の飲食油煙整備レベルを向上するため、8月24日、瀋陽市環境保護局は「瀋陽 市飲食油煙浄化技術ガイドライン(試行)」(以下、「ガイドライン」と略称)を発表し、飲 食油煙整備の技術、システム設計、浄化装置と運用管理などの面について説明を行った。

「ガイドライン」は飲食油煙の汚染源について分類を行い、各種汚染源の汚染程度を明確 にし、同時に各種汚染源について異なる整備技術を推薦している。

その他に、「ガイドライン」は飲食油煙整備システムのエンジニアリング設計と運用管理 についても規範的で具体的な説明を行っている。

情報公表組織:瀋陽市環境保護局

URL:http://www.syepb.gov.cn/data/2016_08_24/2016824155853.html

「ガイドライン」の原文:

http://www.syepb.gov.cn/data2014-11/document/Table201682416105.PDF

ドキュメント内 中国大気環境改善のための都市間連携協力 (ページ 195-199)