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2 主 版 桁PRC 構 造 コ ン ク リ ー ト 橋 の 温 度 応 力 解 析

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Academic year: 2022

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(1)V‑609. 土木学会第57回年次学術講演会(平成14年9月). 2 主 版 桁PRC 構 造 コ ン ク リ ー ト 橋 の 温 度 応 力 解 析 日本道路公団 中部支社. 樋口 敦見. 日本道路公団 中部支社. 渡邉 芳弘. オリエンタル・コーアツ・日本鋼弦共同企業体. 正会員 ○神谷 裕司. オリエンタル・コーアツ・日本鋼弦共同企業体. 平田 哲也. オリエンタル・コーアツ・日本鋼弦共同企業体. 高橋 正寛. 1. は じ め に 近年,マスコンクリート構造物の温度応力に起因するひび割れの事例が報告され,その対策として温度応力解 析を実施するケースが増えつつある.温度応力に起因するひび割れはマスコンクリートに特有なものでなく,そ の他のコンクリート構造物の部位によっては発生する可能性がある.筆者等は,連続施工を行う2主版桁PRC 構造のコンクリート橋について事前に温度応力解析を行い,温度ひび割れ発生の可能性について検討した. 本報告では,連続施工を行う大型移動支保工を用いた2主版桁PRC構造と固定式支保工を用いた2主版桁P RC構造の事前に行った検討について述べたもので 上り線. 下 り線. ある.. CL 1 5. 2.工事概要. 775. 250. 5 2 0. 1 4. 225. 5 2 0. 7 895. 7 625. 当工事は広幅員2主版桁を主体とした高架橋で構. 74 構 造中 心線. 1 00 0 ( L EV E L). 桁間 中 心線. 成され,移動支保工,移動型枠,固定支保工によっ. C. 1 5 .. 道 路 中心 線. 6 1 8. L. よるサイクルを考慮して,設計強度がσck =36N/mm2. R=. 1 000. 200. の早強コンクリートを使用した.使用したコンクリ. 2 1 00. 5 75. 90 0. 8 500. 3 305. 8 4 88. 42 0. 3.温度応力解析. 280. 0. 20 0. 20 0. 3 32 5. ートの基本配合を表―1に示す.. 40. 284. 150. 2 300. 図を図―1に示す.コンクリートには移動支保工に. 295. 450. %. 450. 5 . 50 0. 300. 450. 450. 280. 280. て施工している.平均的な橋体の断面図と構造一般. 462 200 1 65 0 900. 55 1. 3 31 3. 3 15 7. 1 4 9 50. 15 0. 断面図. 主桁ウェブ厚は他形式のPC桁と比べて数倍厚く, 床版との部材厚さの比が3〜5にも及ぶ.したがっ. 施工継目. 施工方法. て,主桁ウェブ部の水和発熱による温度分布はマス コンクリートとしての特性を示すとともに薄い床版. 7 500. 7 500 30 000. 部との温度上昇特性の違いによる局部応力の発生が 想定される.この点に着目し,温度応力解析を行っ. 側面図. た.図―2に解析モデルを示す.本橋の施工法は大. 図−1 構造一般図. 別して①移動支保工による施工②固定支保工による 表―1 基本配合. 配 合 種 類 早 強. 粗骨材の スランプ 最大寸法 の範囲 (mm) (cm) 25. 14±2.5. 空気量 水セメント比 粗骨材率 の範囲 (%) (%) (%). 水 W. 4.5±1.5. 165. 45.0. 41.0. 単位量(kg/m3 ) セメント 細骨材 粗骨材 C S G 367. 707. 1032. 混和剤 AD 3.67. キーワード 2主版桁PRC構造,温度応力,現場計測,保温養生 *. 1 :. 〒448‑0007 愛知県刈谷市東堺町入が原 87. *. 2 :. 〒471‑0831 愛知県豊田市司町 4 丁目 16 番地 TEL:0565‑35‑7708 FAX:0565‑35‑7792. オリエンタル・コーアツ・日本鋼弦共同企業体 TEL:0566‑26‑1255 FAX:0566‑26‑1258. ‑1217‑.

(2) V‑609. 土木学会第57回年次学術講演会(平成14年9月). 施工,の 2 種類に大別されるが,前者は 移動支保工に弾性支持されているため,. 既設桁. 橋脚位置での支点支持に近い状態であり, 後者は全点を固定支持されて変形が拘束 された状態であると言える.この両者の. 打設径間. 構造特性の差が温度応力特性と同時に現 れるため,主桁の支持条件を変えた2モ. 鉛直支持. デルについて温度応力の解析を行った. 解析は橋体が構造中心線に対してほぼ対 固定支保工は桁下全面固定支持. 称構造であるため,橋体の構造中心に対 して半分だけを切り出したモデルで行っ 鉛直支持. た.温度応力解析用の諸数値については. 図−2. 温度応力解析モデル. 土木学会コンクリート標準示方書 1)の施工偏に準拠して決定 した.解析結果の応力度の分布図を図―3に示す.両解析モ デルとも中間床版部の橋軸方向に引張応力が発生する結果と なったが,固定支保工の方が大きい値となった. 4. 考 察 温度応力解析の結果,本橋の場合,主桁ウェブと床版部の 温度上昇差によって,床版部の橋軸方向に引張応力が発生す ることが想定される.この応力状態の改善方法としては,. ①移動支保工モデル. ① 断熱上昇率の低い配合(遅延型減水剤の使用等) ② ウェブ部コンクリートのクーリング ③ 床版コンクリートへの膨張剤添加 ④ ウェブ部床版部の分割打設 ⑤ 床版コンクリートの保温 等が考えられるが,現場において最も適用が容易な⑤につい てその効果を解析で検証した.床版部境界条件の熱伝達率を 2W/m2 ℃(断熱養生シート又は発泡スチロール相当)として解 析を行った.解析で得られた応力度の分布図を図―4に示す.. ②固定支保工モデル. 床版部の引張応力は 0.6N/mm2 以下となり,床版部の断熱養生. 図−3 解析結果. により橋軸方向引張力の抑制が可能であることが確認できる. 5.おわりに 温度応力解析の結果により,本橋の場合,床版部の保温養生を 行うことにより,橋軸方向の引張力を抑制することができ,その 結果,高品質のコンクリート構造物を製作することができると判 断された.現場においても,保温養生等の処置とコンクリート橋 体の温度測定を十分に行い,実績値と解析値の比較を行うことに より,保温養生の効果をさらに検証する予定である. 参考文献). 図―4 保温解析結果. 1) コンクリート標準示方書(平成 8 年版)施工偏,土木学会,1996. ‑1218‑.

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参照

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