検討した.溶接サイズは,板厚が大きくなるに伴い
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(2) 土木学会第64回年次学術講演会(平成21年9月). Ⅰ‑165. σtoe. σroot. 板厚(mm). 135. 89.4 43.6. 板厚(mm). 図-3 最大主応力分布図. 80 80 70 70 60 60 50 50 40 40 30 30 20 20 10 10 0 0. -2.5 (MPa). 80 80 70 70 60 60 50 50 40 40 30 30 20 20 10 10 00. 1.9倍. σtoe. σroot 3.4倍. 00. 100 150 200 250 100 150 200 250 最大主応力(MPa) 図-5 s=7mm,h/t=0.5 の板厚と最大主応力の関係. s=7mm. 50 50. 接サイズ 7mm の時の hroot/t の 1.1 倍程度であり,板. 不等脚溶接. 厚と溶接サイズが等しい s=t=17mm と比較すると溶. s=17mm. 接サイズによる影響が非常に小さいことがわかる.. 2.5倍. 従って,板厚が大きくなるに伴い相似的に溶接サイ ズが大きくなるが,不等脚溶接となるために溶接サ. 1.1倍 00. 0.1 0.1. 0.2 0.3 0.4 0.2 0.3 0.4 hroot /t 図-4 板厚と hroot/t の関係. イズによる影響は小さいと言える. 0.5 0.5. 0.6. 5. 結論 本研究では,荷重伝達型十字溶接継手を対象に疲. 解析結果を σroot/σtoe と h/t で整理し,σroot/σtoe がちょう. 労き裂発生点に及ぼす未溶着部の影響を明らかにす. ど 1 を上回る時の未溶着寸法 hroot と板厚 t との比. ることを目的とし,Effective Notch Stress 用いた FEM. hroot/t を求めた.板厚 17mm,溶接サイズ 7mm の解析. 解析を実施した.本研究で得られた結論を以下に示. の結果,hroot/t は 0.19 程度であり,板厚に対して 2 割. す.. 程度の未溶着が存在すると溶接ルートからき裂が発. 1) 未溶着部の影響は,板厚が厚くなるに伴い厳し. 生する可能性が高いことがわかった.この hroot に対. くなる. 板厚 17mm では板厚に対して 2 割程度,. する各パラメータの影響を検討した.. 板厚 34mm 以上では板厚に対して 1 割程度の未. 図-4 に板厚と hroot/t の関係で整理した各解析結果. 溶着部が存在すると溶接ルートからき裂が発生. を示す.図-5 に溶接サイズ 7mm,h/t=0.5 の時の板. する可能性が高い.. 厚と σroot および σtoe の関係を示す.図-4 より板厚が. 2) 溶接サイズが大きくなることによる溶接ルート. 厚くなるに伴い,hroot/t が小さくなった.これは,図. からのき裂発生の抑制効果は,溶接サイズが等. -5 に示すように板厚が大きくなるに伴い σroot の方が. 脚で大きくなる場合に期待できるが,不等脚溶. σtoe より応力集中の増加する割合が大きくなるため. 接となる場合には期待できない.. であり,未溶着部の影響は板厚が厚くなるに伴い厳. 参考文献. しくなると言える.. 1) 森河久,下里哲弘,三木千壽,市川篤司:箱断. 溶接サイズの影響については,図-4 より溶接サイ. 面柱を有する鋼製橋脚に発生した疲労損傷の調査と. ズが 7mm から 17mm に大きくなるに従い hroot/t は大. 応急対策,土木学会論文集,No.703/I-59,. きくなるが,板厚が大きい場合では hroot/t が大きくな. pp.177-183,2002.4. る程度が小さかった.これは,溶接サイズが大きく. 2) Hobbacher, A. : Recommendations for fatigue design. なることで溶接ルートの応力集中が低減するためと. of welded joints and components, IIW document. 考えられるが,板厚が大きい場合では溶接サイズと. XⅢ-1965-03/XV-1127-03, International Institute of. 板厚の比が小さいためにその効果が小さかったと考. Welding 2003.. えられる.溶接を不等脚溶接(主板側脚長 s=t,中板 側脚長 s=t/2)とした場合の hroot/t は,図-4 より,溶. ‑330‑.
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