6. NQSDAEMON_BOOT_TIMEOUT
5.6. Windows版JobCenterの動作設定について
Windows版JobCenter MG/SVでは以下の設定により、動作を変更することが可能です。
5.6.1. ジョブ実行時にユーザプロファイルを読み込む
ジョブの実行設定を変更することで切り替えることができます。詳細は 「13.3.3 ジョブの実行設定」を参照し てください。
5.6.2. ログオン動作のタイプを変更する
Windows Server 2008以降をプラットフォームとした場合、JobCenterはジョブとして記述されたスクリプト をBATCHログオンタイプで実行していきます。
スクリプトに記述したWindowsコマンドの実行を、対話的(INTERACTIVE)ログオンタイプに切り替える場合に は、以下の設定を行ってください。
1. レジストリエディタを開き、以下のキー配下を開く
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\NEC\NetShepherd/SV 2. 新規に以下の値を作成する
名称 LogonUserType
種類 文字列値
値 I
※値はアルファベット「アイ」の大文字です。
3. JobCenterを再起動します。
上記の設定を行った場合には、UAC機能が有効である環境かつJobCenter管理者ユーザが
administratorユーザではない環境という条件の下でJobCenter管理者ユーザでジョブを実行する と、JNW内の実行権限がOSレベルでは一般ユーザになってしまうという制限事項が生じます。
5.6.3. サイト設定ファイル(site.conf)を作成する
次のパスにsite.confというファイルを作成することによってローカルサイト、クラスタサイトの起動・停止処 理にかける時間を制御できます。
ローカルサイト <JobCenterインストールディレクトリ>\etc\site.conf クラスタサイト <サイトデータベースへのパス>\etc\site.conf
サイトの起動(再起動)前に実行中のジョブが多数存在した場合や、サイト停止時に実行中のジョブが多数存在 するような場合に、サイトの起動・停止に時間がかかる場合があります。
また、サイトの停止コマンドが実行されると、ジョブプロセスの監視を行うプロセス(ローカルサイトの場合 はjcservice、クラスタサイトの場合はcjcpw)は、JobCenterの各プロセスの適切な終了処理を行ってから自 身を終了するようにします(正常終了)。
なんらかの障害が発生し正常終了ができない場合は、監視を行うプロセスはJobCenterの各プロセスを強制停 止させます(強制終了)。
site.confへパラメータの設定を行うことによって、正常終了、強制終了にかける時間を制御できます。
このファイルのフォーマット、および設定可能な項目は以下の通りです。
BOOT_TIMEOUT=<値>
STOP_TIMEOUT=<値>
FORCEKILL_TIME=<値>
行の先頭や「=」の前後に余分な空白やタブを入れないようにしてください。
■BOOT_TIMEOUT
サイト起動処理のタイムアウト値を秒単位で指定します。この設定値を超えてもサイトを起動できなかった 場合は、サイトの起動を中断します。
■STOP_TIMEOUT
サイト停止処理(正常終了にかける時間と強制終了にかける時間の和)のタイムアウト値を秒単位で指定し ます。この設定値を超えてもサイトを停止できなかった場合は、サイトの停止処理を中断します。
■FORCEKILL_TIME
サイトの強制終了処理にかける時間を秒単位で指定します。
STOP_TIMEOUTの設定値はFORCEKILL_TIMEの設定値より大きくなるようにしてください。
STOP_TIMEOUTの設定値がFORCEKILL_TIMEの設定値より小さい場合、サイト停止コマンドを実行 するとJobCenterは各プロセスを強制停止する形で終了処理を行います(停止にかける時間は FORCEKILL_TIMEの値となります)。そのような指定を行うと正常にサイトの停止処理が行われな くなります。
各パラメータのデフォルト値、最大・最小値は以下の通りです(設定値の単位は秒)。site.confを作成しな い、またはパラメータ未設定の場合はデフォルト値が設定されます。不正な値(負の数や文字列等)を指定した 場合は、最小値に丸められます。
表5.1 site.confのパラメータの設定範囲
設定項目名 デフォルト値 最小値 最大値
BOOT_TIMEOUT 180 30 2147483647
STOP_TIMEOUT 180 30 2147483647
FORCEKILL_TIME 10 1 2147483647
各パラメータの最大値はint型の最大値(2147483647)となりますが、あまりに大きな値を指定す ると、サイトの起動、停止処理に失敗した場合にJobCenterが長時間動作しなくなることになりま す。
ジョブネットワーク、単位ジョブ、ERPジョブ、BIジョブ、PCジョブ、WOBSジョブ、ダイアログ、イベント 送信、イベント受信の各JobCenter部品を新規に設定する際の、パラメータのデフォルト値が定義できます。
これにより、同じパラメータを設定する部品を複数作成する場合に個々のパラメータの再設定が不要になりま す。
図6.1 [パラメータの設定]選択画面例
また、現在設定されている実行環境、システム環境および色の設定のパラメータの参照および変更ができま す。
図6.2 [ユーザ環境設定]選択画面例